部屋の様々な場所に取り付けができて、収納からインテリアまでアイデア次第で様々な使い道がある突っ張り棒。壁に穴をあける必要もなく、手軽に購入・設置が可能なため愛用者も多いのではないでしょうか。
しかしそんな突っ張り棒にも弱点があり、素材感が安っぽいものを使うと、部屋が一気にチープでダサくなりがちです。そこで今回は「突っ張り棒=ダサい」というイメージを根底から覆してくれる、DRAW A LINE(ドローアライン)というおしゃれでかっこいい突っ張り棒の紹介。
同じテイストの追加パーツが豊富にあることからカスタマイズが可能で、組み合わせ次第で非常にセンス良く部屋を飾ることができるこのアイテム。いくつかの追加パーツと合わせて購入・部屋に設置してみましたのでレビューしていきたいと思います。
DRAW A LINE(ドローアライン)とは
「DRAW A LINE」、直訳すると「1本の線を引く」という意味になるこのブランドネーム。単にアイデアグッズとして認識されている突っ張り棒を、「一本の線」として再定義し暮らしを豊かにするアイテムへ昇華させる、という意味が込められています。ロゴもまさにそれを象徴するものになっており、新しいライフスタイルの提案がコンセプトになっています。
そんなDRAW A LINEですが、突っ張り棒のトップシェアメーカーである平安伸銅工業と、クリエイティブユニットTENTのコラボレーションブランド。基本となるテンションロッド(突っ張り棒本体)の他、テーブルやフック、トレーなどの追加パーツを足して自分だけのカスタマイズが楽しめます。
外観の特徴としては本体、パーツ共にブラック/ホワイトの特殊な粉体塗装が施され、とても突っ張り棒とは思えないシックで高級感のある質感。固定ネジには真鍮を採用することで、よいコントラストとアクセントを生み出し、非常に統一感のあるスタイリッシュな仕上げになっています。
同じくクリエイティブユニットTENTとのコラボレーションで新しく生まれた、象印の生活家電STAN.シリーズもかなりおしゃれに仕上がっています。STAN.シリーズの家電は下記でまとめて紹介しています。

今回購入したアイテム
DRAW A LINE 003 Tension Rod C
まずは基本となるテンションロッド(突っ張り棒)本体。DRAW A LINEのロッドは縦横兼用型となる「001 Tension Rod A」と「002 Tension Rod B」、縦専用型となる「003 Tension Rod C」があり、それぞれ対応する長さが異なります。
今回はリビングでシェルフのように縦で使いたかったため、天井までの高さを測って003にしました。ちなみに001から003まで対応する長さはそれぞれ75~115cm/115~190cm/200~275cmとなっており、使用する場所に応じて最適なロッドを選択できるようになっています。
DRAW A LINE 012 Hook A / 015 Hanger B
DRAW A LINEはロッド本体に様々なパーツを組み合わせて、自分好みにカスタマイズができます。この「012 Hook A」はベーシックなフックになっており、恐らく縦型を使う上で最も組み合わせる人が多そうなアイテム。カバンを掛けたりハンガー&服を掛けたりと様々な用途で使えます。
また「015 Hanger B」は通常のフックより長く、より様々な物を掛けることができるロングフック。来客時のコートハンガーのような使い方もできますね。グリーンを吊るしてプラントハンガーを作ってもオシャレです。
どちらも真鍮&スチールの粉体マット塗装の組み合わせがいい感じですね。
DRAW A LINE 006 TableA
耐荷重1kgの天然木を使用した丸テーブル。小物やグリーンを置いたり、ディスプレイ用の棚としても使えますね。ソファの横にロッドを取り付けてちょっとしたドリンク置き場なんかにも良さそうです。
他のパーツがロッドと同じマット塗装なものが多い中、無垢の天然木は良いアクセントになると思います。
DRAW A LINE 019 Tray
テーブルとは違いこちらは少し深さがあるトレイ。倒れやすいものや物をたくさん置く場合は、テーブルよりもこちらの方が最適ではないでしょうか。面積がある分マットな質感が良く映えて、上質な雰囲気にしてくれます。
その他のアイテム
今回購入したパーツ以外にも横型、縦型それぞれでたくさんのパーツが用意されています。横型であればハンガーやシェルフBを使う機会が多そうですね。
玄関で使う場合はシューズラックなんかも便利そうです。やや価格がネックですが、いつかランプも取り付けてみたいです。
DRAW A LINEを取り付け
早速リビングに取り付けてみました。場所は少し悩んだのですが、ひとまず作業デスクの横に配置。取り付け自体は普通の突っ張り棒と同じように、高さに合わせてロッドを伸ばし真鍮ネジで仮固定、その後下にあるロック部分を回してしっかりと固定する形になります。
各パーツは後から追加することはできませんので、あらかじめ順番を決めて固定前にロッドに通しておく必要があります。今回は下からフック、テーブル、トレイ、ロングフックにしてみました。
取り付けた状態で全体像を確認して見ると、やはり普通の突っ張り棒とは全く違い、かなりカッコいいです。部屋の片隅に1本の縦線がはしるだけで、ここまで雰囲気や印象が変わるとは思いませんでした。空間に良いメリハリとコントラストが生まれますね。真鍮の独特の質感とスチールのマットな粉体塗装の質感もなんともオシャレで、かなり高級感を感じます。
グリーンやインテリアグッズを置いていくとさらに雰囲気が良くなりますね。一番下のフックには仕事で使うバッグを。テーブルにはちょっとしたグリーンと小物、リーディディフューザーを飾ってみました。ロングフックにはちょっと出かける時用のジャケットを吊るしています。
今までデスク周りやデスクの上に煩雑に置かれていたものが、こういう風にディスプレイ収納ができるのは素晴らしいですね。縦型のため上の空間をうまく使える点も良いです。これからグリーンを増やしたり置くものを変えたりと、より自分の理想の形になるようにカスタマイズしていきたいと思います。
ちなみに現在ディスプレイしているグッズたちはこちらでレビューしていますので、興味がある方は合わせてどうぞ。



余談ですが隣にあるのは、Amazon Echoと同じ音声サービス「Alexa」を搭載したスマートスピーカー「Harman Kardon Allure」。最初はこれをテーブルかトレイに載せようと思っていたのですが、耐荷重的に無理そうでしたのであきらめました。

インスタにも様々な設置例が投稿
そんなDRAW A LINEですが、オシャレなインテリア収納アイテムとしてかなりの人気で、インスタでは様々な利用例が投稿されています。
色々とオシャレな使い方をしている人が多く、カスタマイズやディスプレイ方法の参考になりますね。
まとめ
ディスプレイ収納ができて便利な上に、部屋の雰囲気もオシャレに変えてくれるDRAW A LINE。かなりお気に入りのアイテムになっていて、早くも他の場所につけたい気持ちになっています。
今は玄関の鍵や小物置き場、靴置き場用にトレーやシューズラックを購入しようかと検討中。こういう風にどこに1本の線を引くか色々と想像して考えている時間も楽しいですね。
個人的には部屋の雰囲気さえもワンランク上げてくれる、最高のプロダクトだと思いますので、気になった人はぜひ購入して色々とカスタマイズやディスプレイを楽しんでみてください。

































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