今話題の多機能シーリングライト(スマートライト)4選|プロジェクタやスピーカー、ネット接続、音声操作、空気清浄機能付きのモデルを紹介

シェアする

広い場所を均一に照らすことのできるシーリングライト。視界の邪魔にならず圧迫感が出にくいため、メインの照明として使われることの多い照明器具です。

そんなシーリングライトですが、最近では「天井に設置する」という特徴を活かし、多彩な機能をもたせた多機能な製品が数多く登場していることをご存知でしょうか。家電を設置するときのネックになりやすい、コンセントの数やスペースといった問題解決の糸口にもなるので、少しでも部屋をすっきりさせたいときにもおすすめですね。

今回はそんな多機能シーリングライトの中でも、とくに話題となっている4製品を紹介。それぞれの特徴や魅力について詳しく解説しているので、シーリングライトの購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

シーリングライト選びの際は適用畳数を確認する

多機能シーリングライトを紹介していく前に、まずは簡単にシーリングライトの選ぶ方を解説しておきたいと思います。シーリングライトを選ぶ際には、JIS(日本照明工業会)が定める「適用畳数」をチェックしておくようにしましょう。6畳までの部屋なら約3,200lm、8畳までなら約3,800lm、10畳までなら約4.400lm、12畳までであれば約5,000lm以上の明るさが目安となっています。

ただし適用畳数のシーリングライトを選んでいても、光を吸収しやすい和室や、天井が高い部屋では暗く感じることも。最新機種の多くは調光機能が付いているので、実際の部屋の広さよりもワンランク上の畳数を選ぶと安心ですね。

照明器具の基礎知識や選び方は下記の記事も参考にしてください。

おすすめのおしゃれなLEDデスクライト7選|目に優しいモデルやクランプ式、調光可能モデルなどを厳選して紹介
読書や勉強だけでなく、パソコンを使用するときにも便利なデスクライト。デスクスタンドやスタンドライト、テーブルライトとも呼ばれる、このよう...

話題の多機能シーリングライト4選

パナソニック  AIR PANEL LED THE SOUND

照明とスピーカーが一体化したBluetooth搭載の「AIR PANEL THE SOUND」。光とともに音が降り注ぎ、サウンドの中に包みこまれたような感覚が味わえます。部屋全体に広がるよう設計されているため、どの位置からでも聞こえ方に違いが生じにくいところもポイントですね。

同社が手掛ける角型タイプのLEDシーリングライトをベースに、LEDを内蔵したセンター部と、光を拡散させる2枚のクリアパネルで構成されており、全灯から常夜灯まで6パターンの照らし分けが可能。100~5%の調光に加え、2,700K(電球色)~6,500K(昼光色)の間で調色でき、演色性も自然な色味で見えるRa83となっています。

センター部の両サイドには最大出力5Wのスピーカーを搭載。ユニット部分にネオジウムマグネットを採用するなどして、軽量かつコンパクトな設計が施されています。音質については、内部構造にバスレフ方式を取り入れ、スピーカーを12.5度に傾斜させることで、低音から高音まで幅広い帯域で高音質を再生できるというわけです。

また同梱の「ワイヤレス送信機」を使うことで、TVの音声も出力できます。TV側のヘッドホン端子につないで、ペアリングすれば接続完了。スマホやタブレットなど最大8台まで登録でき、一度の設定で自動接続するので使い勝手もよさそうですね。

ハイエンドモデルとなる「HH-XCD1288A(適用畳数~12畳 /光束 5,499lm)」と、「HH-XCD0888A(~8畳 / 4,299lm)」は、スマホで操作できる「LINK STYLE LED」対応機種です。専用アプリ「あかリモ」のインストールで、電源の切り替え、調光や調色のマニュアル操作だけでなく、光と音をワンタッチで連動させることも。さらにLINK STYLE LED対応の照明器具を15台まで登録可能なので、配線工事なしで複数のライトを一括管理できます。

LINK STYLE LED対応にこだわらなければ、「HH-CD1298A(適用畳数~12畳/光束 5,499lm)」「HH-CD0898A(~8畳/4,299lm)」という選択肢も。スペック面に大きな違いはありませんが、照明はリモコン、音声はスマホでコントロールするため、シンプルの操作したい人にもおすすめですね。サイズと重量はいずれも共通しており、幅55×長さ71.2×高さ9.9cm、4.9kgとなっています。

popIn Aladdin(ポップイン アラジン)

シーリングライト、プロジェクター、スピーカー、さらにloT機能を備えた世界初の多機能シーリングライト「popIn Araddin」。2018年度クッドデザイン賞を受賞し、人気テレビ番組でも紹介されたほどの話題の製品ですね。寝室を家族のコミュニケーションの場にしたい、というコンセプトをもとに開発され、クラウドファンディングにより実現した世界初の3in1スマートライトです。

適用畳数は8畳まで。光束3,800lm、光色2,800K〜6,000K、演色性Ra80のLEDがリング状に配置されています。明るさは「昼光色」「電球色」「昼白色」「常夜灯」の4つのモードから選択でき、調光と調色も36パターンで調整できるところが便利ですね(昼光色モードのみ)。

プロジェクターは、中国大手のメーカー「XGIMI(エックスジェイミ)」製。解像度1,280×800ピクセル(WXGA)、輝度700ANSIルーメンに対応しており、投影方式には動きの速いスポーツやゲームでも残像が発生しにくい「単板DLP方式」を採用しています。

画面サイズは壁との距離によって異なり、最短1.03Mで40インチ、最長3.09Mで120インチが投影可能。台形補正や角度調整といった機能により、梁や窓などの障害物を避けることができるので、様々な条件化でも使いやすい仕様になっています。

さらにオーディオ機器の老舗ブランド「Harman/kardon(ハーマンカードン)」のスピーカーを搭載するなど、音響面でも一切の妥協はありません。BluetoothやWi-Fi、AirPlayにも対応しているので、スマホやPCとの接続でワイヤレススピーカーとしても活躍してくれそうですね。

Android OSを搭載しており、YoutubeやAmazonプライム・ビデオ、Netflixなどの動画配信サービスだけでなく、「DiXiM PLAY」の利用で地上波や録画した番組が視聴できる点も魅力のひとつ。また絵本や図鑑に加え、小児科やベビーシッターのオンラインサービスが利用できるなど、オリジナルの子育て世代向けコンテンツが充実している点もポイントでしょう。今後もアップデートされるようなので、ますます多様な使い方ができるでしょう

サイズは直径47.6×高さ16.9cm、重さは4.9kg。シーリングライトとしてはやや厚みがありますが、どんな部屋にも馴染みやすいシンプルな見た目となっています。天吊り金具や置台などなくても、引掛シーリングさえあれば設置できるので、プロジェクター導入のハードルもかなり下がるのではないでしょうか。

ソニー  マルチファンクションライト

LEDシーリングライトに、loT対応の「マルチファンクションユニット」が組み合わさった「マルチファンクションライト」。もともと賃貸物件向けの製品として販売されていましたが、スマート家電が普及し始めたのをきっかけに一般発売されました。Amazon Alexaと連携できるので、気軽にスマートホーム化できるところが魅力的ですね。

シーリングライトは、適用畳数12畳相当の「LGTC-20」と、8畳相当の「LGTC-10」「LGTC-100」の3タイプで、ライト部分のみ単品で購入することも可能。スペックはいずれも光色2,700K~6,500K、演色性Ra85となっています。光束のみ情報が見当たらなかったためメーカーに確認したところ、「LGTC-20」が4,500lm、「LGTC-10」と「LGTC-100」が3,800lmとなっているようです。

マルチファンクションユニットには、TVやエアコンも同時にコントロールできる赤外線通信機能がついており、専用アプリ「MF light」を利用することで電源の切り替えや、リモート操作、タイマー機能も設定できます。また人感、照度、温度、湿度といった4つのセンサーを搭載することで24時間モニタリングできるので、熱中症や防犯対策にも役立ちますね。もちろんAlexa経由での音声操作もでき、まさにスマートライトと言える製品です。

さらにユニークなのは、ユニットを介して会話ができるところで、別の部屋や外出先からの呼びかけが可能です。さらに伝言機能もついており、帰宅した家族をセンサーで感知してメッセージを再生するといった使い方も。全指方向の高感度マイクで、部屋の音もしっかり拾います。サイズは「LGTC-20」が直径60×高さ10.7cm、「LGTC-10」と「LGTC-100」が直径65.7×高さ10cm。重さは3モデルとも、ユニット込みで5kg前後となっています。

シャープ  天井空清 FP-AT3

最後に紹介するのは、シーリングライトに空気清浄機の機能が備わったシャープの「天井空清 FP-AT3」です。床置きのイメージが強い空気清浄機ですが、天井に取り付けることで部屋が広く使えるだけでなく、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心して使えますね。邪魔なコードもないので、ロボット掃除機との相性も抜群です。

照明器具としての適用畳数は約12畳で、光束5,000lmで10段階の調光が可能。調色については寒色(5,200K)から暖色(3,000K)までの10段階に加え、「八重桜」と「ソメイヨシノ」の2色のさくら色から選べます。どちらも目に優しく癒し効果も高い色味なので、リラックスしたいときにもぴったりですね。演色性もRa85(ソメイヨシノの場合はRa92)と高いので、食卓を鮮やかに演出できるでしょう。

空気清浄機のとしての適用畳数は約14畳となっており、シャープ製の一般的な空気清浄機能を装備。ホコリをブロックする「プレフィルター」、花粉や臭いをキャッチする「HEPAフィルター」、プラズマクラスターを発生させるユニット「高濃度プラズマクラスター25000」を搭載し、上部側面から浄化した空気を放出します。気になる運転音も、最大45dBと図書館レベルなので、マンションなどの集合住宅でも安心して使えますね。

空気の状態は、天面が光って知らせる「きれいモニター」で一目瞭然。青、橙、赤の3色で汚れ具合が判断でき、赤く点灯したらプレフィルターを掃除するタイミングです。取り外して水洗いもできますが、普段は掃除機でホコリを取り除くだけでいいので、簡単にお手入れできるところも嬉しいですね。サイズは直径62.5×高さ19.2cm。重さは7.9kgとやや重いので、天井の強度をあらかじめ確認しておくと安心でしょう。

まとめ

最近のシーリングライトはネットワーク対応によるスマート機能に加え、スピーカーやプロジェクタなども搭載し、非常に多機能化していますね。天井に取り付けるシーリングライトだからこそ、場所を取ることもなく、さらにIoTやスマート化とも非常に相性が良いですね。アイデア次第で今後も様々な多機能照明が登場しそうです。

ただ、多機能シーリングライトは照明以外の機能を搭載している分、通常のシーリングライトよりも重量が重めの設計になっている点は注意が必要ですね。「引掛けシーリング」や「埋め込みローゼット」などの配線器具の耐荷重を超えるシーリングライトを設置してしまうと、天井のたわみや崩落につながる恐れがあるため、必ず設置を予定している配線器具の耐荷重をチェックしておきましょう。

おすすめのおしゃれなLEDデスクライトは下記で紹介しています。

おすすめのおしゃれなLEDデスクライト7選|目に優しいモデルやクランプ式、調光可能モデルなどを厳選して紹介
読書や勉強だけでなく、パソコンを使用するときにも便利なデスクライト。デスクスタンドやスタンドライト、テーブルライトとも呼ばれる、このよう...