象印からおしゃれなデザイン調理家電「STAN.」シリーズが発売!発表された4製品を徹底解説

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「ZOJIRUSHI」ブランドでお馴染みの象印マホービンと言えば、ポットやコーヒーメーカーと言った生活家電を数多く販売している、国内の大手家電メーカーですね。そんな象印から、なんと新たにデザイン家電のシリーズが発売となりました。

発表されたのは「STAN.(スタン)」というシリーズで、発売日は2019年2月1日。ラインナップは、IH炊飯ジャー、電動ポット、コーヒーメーカー、ホットプレートの4製品となっており、調理家電として定番のアイテムを、共働き・子育て世代向けにバージョンアップさせたものになっています。

既存の象印製品に搭載している技術をベースに、デザイン面にもこだわって開発されただけあって、いずれも多機能かつ美しく仕上げられているこのSTAN.シリーズ。最近はバルミューダやcado、ダイソンのようなデザイン性の高い家電が注目を集めていますが、象印のSTAN.シリーズもそれらに負けない仕上がりになっていますね。

そこで今回は、そんなSTAN.シリーズとして発表された製品の特徴や魅力について紹介していきたいと思います。

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「STAN.」に込められたコンセプト

STAN.という名前は、「STANDBY(スタンバイ)」「STANDARD(スタンダード)」「STANCE(スタンス)」の3つのSTANが由来となっています。つまり、日常のあらゆる場面でスタンバイし、機能性と安全性の高いスタンダードな製品を開発し続ける、象印のスタンス、という意味が込められているというわけですね。

メインターゲットは30代の若い夫婦層。共働きや子育てで忙しい家庭にとって、家事は負担になりやすいものですよね。そこに着目し、「家事をラクに楽しくする」という発想をもとに、現代のライフスタイルにマッチする暮らしの道具として立ち上げたのがSTAN.です。

今回の開発にあたって重要なウェイトを占めるデザインは、クリエイティブユニットTENTとのコラボレーションにより生まれました。角に丸みを持たせて柔らかな印象にしつつ、マットなブラックを基調にすることでユニセックスな佇まいに。筐体下部にプラスしたブラウンや、控えめなロゴマークが効果的なアクセントになっています。4つの製品を並べたときに統一感が得られるよう計算されているところも注目したいポイントですね。

ちなみにクリエイティブユニットTENTと言えば、突っ張り棒の大手メーカーである平安伸銅工業とのコラボ「DRAW A LINE(ドローアライン)」でも有名ですね。突っ張り棒をここまでおしゃれに昇華できるのかという製品に仕上がっており、そういう意味でもSTAN.は非常に期待できるシリーズになると思います。

DRAW A LINEの突っ張り棒については、実際に私も購入して下記でレビューしています。

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IH炊飯ジャー NW-SA10

高火力で一気に加熱する「豪熱沸とうIH」により、お米本来のうま味を引き出す5.5合炊き対応の炊飯器「NW-SA10」。内釜には対流を起こしやすい丸底の「黒まる厚釜」を採用し、一粒一粒芯までふっくら仕上がるのが特徴です。内釜自体も発熱するため、全体に熱がまんべんなく届いて炊きムラの発生を抑えます。

特筆すべきは、手間のかかる離乳食づくりをサポートする「ベビーごはん」コース。4段階でお米の固さが選べるので、赤ちゃんの成長や食感の好みに合わせて離乳食が作れますね。ふつう・かため・やわらかめの3種類で炊きわける白米コースや、低消費電力で炊く「エコ炊飯」コースなどメニューも充実しています。

保温機能は、30時間保温しても美味しさがキープできる「うるつや保温」と、炊きたてのように温かいご飯が食べられる「高め保温」の2つのモードから選択可能。また「クリーニング」機能を搭載することで、ニオイが残りにくい仕様になっています。炊き込みご飯を炊いた後もニオイが気にならないのは嬉しいポイントでしょう。

蒸気口のセットが不要なため、洗い物は内釜と内ぶたの2点だけ。外側も内側も凹凸のないフラット構造で、毎日のお手入れも簡単ですね。さらに内釜には、目盛りの色が変化して水位が確認しやすい「はっきり目盛」を採用するほか、フッ素加工が剥がれた場合は3年間無償の交換サービスをつけるなど、使い勝手への配慮も行き届いています。

サイズは23.5×29×19.5cm、重さ4.3kg。デッドスペースを軽減できるスクエア型で、棚にもすっきり収納可能です。ボタン類もボディカラーと同じブラックにまとめて、スタイリッシュな装いとなっていますね。炊飯器は調理家電の中でもとりわけ生活感が出やすいアイテムですが、NW-SA10はどの角度から見ても洗練されたフォルムなので、置くだけでキッチンを上質な空間へとグレードアップしてくれるのではないでしょうか。店頭予想価格は33,000円前後(税抜)と、同クラスのおしゃれな炊飯器と比べて、リーズナブルな値段も魅力的です。

 

電動ポット CP-CA12

3〜4人家族にぴったりな、1.2Lの容量をもつ電動ポット「CP-CA12」。1300Wもの電力であっという間にお湯を沸かす「ハイスピード沸とう」により、フル満タンで約6分、コーヒーカップ2杯分(約240mL)なら約2分で沸とうします。必要な分をすぐに用意できるので、寒い冬の朝や急な来客時も心強い存在なるだけでなく、水や電気の節約にもなりますね。

保温温度は70℃と90℃の2段階で設定可能です。粉ミルクの調乳に最適な70℃にセットできるので、いちいち温度調整しなくても手軽にミルクを作ることが可能に。保温を切っておけば沸とう後は自動的に電源オフになり、電気ケトルのような使い方もできます。

給湯方式には、少量をちょっとずつ注ぐ「ゆっくりカフェドリップ給湯」を採用。お湯が飛び散りにくいため、1人分のドリップコーヒーをじっくり蒸らしたいときに便利ですね。ポットから哺乳瓶に直接注ぐときも、ミルクが泡立たず目盛が確認しやすいといったメリットがあります。

また「空だき防止」や「自動給湯ロック」などの機能に加え、傾けたときや転倒したときの湯漏れを防ぐ構造にすることでヤケドのリスクに備えています。本体部分も熱くなりにくいので、赤ちゃんや子どもがいる家庭だけでなく、ご高齢の方も安心して使えますね。内部容器はカルキや汚れが付着しにくいフッ素加工。広口タイプの容器になっており、お手入れのしやすさも抜群です。

サイズは17.5×27×25cm、重さ約2kg。持ち手の収まりもよく、省スペース設計なのでキッチンカウンターの上でもスマートに置けますね。余計な装飾や継ぎ目を省略することでモダンな雰囲気を演出し、従来の電気ポットのイメージを大きく覆しています。マットな質感で指紋や傷がつきにくい点も特徴的でしょう。価格は15,000円前後(税抜)と、1.2Lクラスとしては割高に感じるかもしれませんが、デザイン性の高い電気ポットを探している人には是非おすすめしたいモデルとなっています。

コーヒーメーカー EC-XA30

毎朝のコーヒーが習慣化している人にとって、コーヒーメーカーは1台あると重宝するアイテムです。慌ただしい時間の中でも、1杯のコーヒーで心身ともにリラックスしたいですよね。そんなコーヒー好きの強い味方となるのが、手軽に美味しいコーヒーが味わえる「EC-XA30」。一度にマグカップ2杯分(180mL×2)が淹れられるので、夫婦2人暮らしにちょうどいい容量になっています。

抽出方法は、水をヒーターで2回加熱してドリップする「ダブル加熱95℃抽出」を採用。熱湯と蒸気でしっかり蒸らすことで、コーヒーの粉に含まれる炭酸ガスを抜き、お湯が浸透しやしい状態にします。つまり、この蒸らし工程により、豊かな香りと深い味わいを引き出すことができるというわけです。95℃の高温で抽出するため、寒い冬でも熱々のコーヒーが楽しめますね。

使い方はペーパーとコーヒー粉をセットして、給水タンクに水を入れたら電源をオンにするだけ。簡単に操作できて、機械が苦手な人もすぐに扱えますね。取り外して洗える給水タンクや、カルキ対策の浄水フィルターなどを搭載することで、衛生面についてもしっかり配慮されています。またアイスコーヒーにも対応しており、年中通してフル活用できるところも魅力のひとつと言えるでしょう。

サイズは15×22.5×23.5cmで、重さ約1.8kg。ガラス容器(ジャグ)とバスケットが一体化した「シンプルジャグ」構造により、コンパクト化を実現しています。設置場所を選ばない大きさだからこそ、キッチンに限らずリビングや寝室などに置いて多様な使い方ができますね。やや丸みを帯びたフォルムも、癒しの空間づくりに一役買ってくれることでしょう。価格は比較的手に入れやすい10,000円前後(税抜)となっています。

ホットプレート EA-FA10

「EA-FA10」最大の特徴は、一般的なホットプレートよりも深めの「深型プレート」にあります。ホットプレートを使った料理といえば、焼肉やお好み焼きなどの「焼き調理」がメインでしたが、プレートの深さを4cmにすることで汁気の多い「煮る調理」にも対応。様々な調理方法に利用できるため、煮込みハンバーグやパエリア、すき焼きといった多種多様なメニューが楽しめますね。

プレートには、セラミックコートを2層重ね、その上からチタン入りフッ素でコーティングした「トリプルチタンセラミックコートの遠赤平面プレート」を採用。傷が付きにくく耐久性に優れているため、金属のヘラも利用できます。表面には浅い凹凸加工の「ダイヤディンプル仕上げ」を施しており、油馴染みも抜群。焦げつきにくくキレイに焼けるので、料理がより一層楽しくなりそうですね。

気になる安全性については、高さのある「本体ガード」を装備して、調理中プレートに手が触れにくい仕様に。さらに本体にプレートをセットした状態でなければ通電しない設計を取り入れ、発火や感電といった事故に備えています。また本体ガードは着脱式になっているため、ギトギト油汚れも丸洗い可能に。プレート以外の部分も洗えて衛生的に使える点も、この製品の強みと言えるでしょう。

温度調節は250℃まで設定でき、強火でサッと炒めるチャーハンから、弱火でじっくり焼くパンケーキまで調理可能。全20種類の料理を掲載したレシピブックが付属しており、毎日の献立に役立つメニューはもちろん、休日のブランチメニューやおもてなしメニューなどがすぐに作れます。火を使わず温度の調整も簡単にできるので、子どもと一緒に作ってみるのもおすすめですね。ちなみに同梱の温度調節プラグケースは、レシピブックスタンドとしても利用できます。

サイズは44.5×30.5×14、重さ約4.8kg。フタは本体と同じブラックを用いてシックに仕上げています。一見ホットプレートとは分からないシンプルなデザインなので、キッチンに出したままでも様になり、食卓を飾るテーブルウェアとしても活躍してくれそうですね。焼く面積が広く食材も並べやすいので、ぜひホームパーティーにも活用させたいところです。盛り付けしやすい「樹脂ヘラ」や、2.5mのロングタイプの電源コードも同梱されており、使いやすさにも配慮。価格は他のおしゃれ系ホットプレートよりも控えめな15,000円前後(税抜)となっています。

まとめ

デザイン家電というと、聞き慣れないメーカーの製品や、ボタンが簡略化されて操作が分かりにくい製品が多い印象でしたが、象印のような大手企業が手掛けているとなると何となく信頼感が増しますよね。バルミューダのような有名デザイン家電に負けず劣らずのおしゃれさでありながら、比較的買いやすい値段の安さも魅力ではないでしょうか。結婚や出産のお祝いとしても喜ばれそうですね。

置くだけでテンションが上がるおしゃれな家電は、家事のモチベーションを維持するためにも大いに役立ってくれます。機能性とデザイン性を両立させたSTAN.の調理家電で、ぜひ家事をもっと楽しく効率的にこなしてください。

他にもコーヒーメーカーホットプレートなど、おしゃれで高機能なキッチン家電を色々と紹介しています。よければ合わせてご覧ください。

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