Alexa搭載スマートスピーカー Harman Kardon Allureレビュー。高音質でインテリアとしてのデザイン性も両立した最高のスマートデバイスです

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昨年11月にAmazon Echo国内展開が発表され、招待制で販売が開始されたAlexa搭載スマートスピーカー。本家Amazon Echo以外にもPCアクセサリメーカーのAnkerや、オーディオメーカーのOnkyoからもAlexaスピーカーが販売されていますね。

そんな中、私が選んだのが今回レビューするHarman KardonのAllureです。昨年の購入申し込みからかなり時間が経過しましたが、ようやくリクエストが承認され購入することができましたので(4月3日より一般販売が開始されます)、早速レビューしていきたいと思います。

購入までの経緯

Echoの国内販売が発表されたのが2017年の11月8日ですが、同時にHarman KardonからAlexa搭載スマートスピーカーAllureが発表されました。もともとEchoには興味を持っていて国内展開を待っていたのですが、同時に発表されたAllureのデザイン性の高さに惹かれ、Harman Kardon製ということで音質にも期待できると思い、早速その日のうちにEchoではなくAllureの購入リクエストを送信。Echoが購入できたという友人を羨ましく思いながら、承認を待っていましたが、2018年1月13日、ようやくAmazonから購入リクエストの承認メールが届きました!

メール受信日から5日後までと購入期限が設けられていましたが、早速注文手続きを行い無事購入完了。販売価格は¥26,870ですが¥5,000割引の¥21,870で購入することができました。

リリース当時の記事はこちらにまとめていますので、よければご覧ください。

Harman Kardon Allure(ハーマンカードンアルーア)発表 Alexa対応で洗練されたスケルトンボディのオシャレスマートスピーカー
ハーマンインターナショナルがHarman Kardon(ハーマンカードン)ブランドのスマートスピーカー「Allure(アルーア)」を...

外観

開封とパッケージ内容

パッケージ外観は下の写真のような感じです。Amazonでは珍しくいつものアマゾン箱に入った状態ではなく製品パッケージに伝票が貼られてそのまま送られてきました。結構ズシッとくるくらいの重量があります。

開封するとスピーカー本体が真ん中に鎮座しており、付属品は下のボックスに入っています。内容物は本体と電源アダプタ/ケーブル、マニュアル複数種と非常に簡潔な構成になっています。

デザインとサイズ感

本体はやはり圧倒的に美しいですね。質感も非常に良いです。上部はハーフスケルトンで中がうっすら見えますが、ミラーのように反射もします。下部は3機のスピーカーが搭載されているため360度メッシュ状になっています。

天面はボリュームボタンやアクションボタンを備えた操作パネルになっており、LEDによるライトリングも配置されています。物理ボタンではなくタップで操作するタッチ式のため、洗練された印象がありますね。質感も素晴らしいです。

底面は大口径のウーファーが備わっています。これはかなり重低音も期待できるのではないでしょうか。

セッティング

初期設定

まず電源を投入するとライトリングが光ってクルクル回転を始めます。スケルトン部分にも光が映って非常に綺麗でカッコよく、これはかなりテンションが上がります。

その後Alexaが英語で話しかけてきますが、セッティングが必要なようです。初期設定に必要なのは「HK Alexa Setup」というアプリ。iOS/Android両対応なのでストアから早速ダウンロードしてきます。

HK Alexa Setup

HK Alexa Setup
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アプリを起動してスピーカーを選択しWiFiネットワークの設定をおこないます。遠距離音声認識に対応で、部屋の向こうからでも話しかけることができるという説明画面の後、アクセス権限を得るためにAmazonアカウントへのサインインを求められ、言語を選択すれば初期設定は完了。これでAlexaが利用可能になりました。

ただしこの状態ではまだAlexaを完全には使えません。例えば「Alexa、今日の天気は?」と聞いても「どこの天気が知りたいですか?お住いの地域の天気が知りたい場合はAlexaアプリに郵便番号を入力してください。」と返ってきます。

そこで必要になるのがAlexaアプリ。こちらはiOS/Android、そしてブラウザからも操作可能です。今回はブラウザを使って設定をしてみました。郵便番号を入力して再度天気を尋ねると、しっかりと天気や現在の気温、最高/最低気温も答えてくれるようになりました。設定には郵便番号の他に、タイムゾーン、温度の単位(摂氏)、距離の単位(メートル)がありますので、正しい設定にしておく必要があります。

Amazon Alexa

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開発元:AMZN Mobile LLC
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Bluetooth接続も可能

AllureはAlexa搭載のスマートスピーカーですが、通常のBluetoothワイヤレススピーカーのように使うことも可能です。本体の背面にあるBluetoothボタンを押しているとペアリングモードになりますので、あとは接続するデバイスからAllureを選択するだけで完了です。

使用感

音質

音質はかなり良いです。正直スマートスピーカーということで音質にはあまり期待していなかったのですが、さすがHarman Kardon、しっかりとクオリティの高い音を鳴らしてくれますね。特に中低音が素晴らしく、このサイズでここまで迫力と重厚感のあるサウンドが出せるのは驚きです。ここまで低音が豊かなのは底面の大口径ウーファーのおかげですね。3つ搭載されている無指向性のスピーカーも素晴らしく、非常に聞きやすくどこにいても安定してリスニングできます。通常のワイヤレススピーカーと同等かそれ以上の音質でさらにAlexa搭載ということで、非常に素晴らしいプロダクトだと思います。

ただ一点注意すべき点として、設置場所によって音が変わるというというものがあります。これはウーファーが底面に付いているためで、設置面が薄かったり柔らかかったりすると低音がスポイルされてしまう可能性があります。私も設置場所を色々と試そうと最初はデスクで、次にキッチンカウンター、シェルフの上と変えてみたのですが、シェルフは軽い合板製のためスカスカの音になりました。(それでも及第点の音質でしたが) このスピーカーの実力をしっかり引き出すためには、固くて密度の高い素材の上に設置する必要があります。

ちなみに音楽再生中はLEDライトによる光の演出があります。(設定でオフにもできます) 見てるだけでも綺麗で、こういう部分もこの製品の良さの一つだと思います。

操作性

本体自体はアクションボタン(起動/アラーム・タイマーのオフ)、ボリュームボタン、マイクのオフぐらいしか搭載されていませんので、操作は非常にシンプル。あとは全てアプリ上からか、Alexaを通して音声でコントロールすることになります。

まだまだ使い始めたばかりで、Alexaにできることを全部把握している訳ではないのですが、音声アシスタント素晴らしいですね。曲の再生や停止も呼びかけるだけでできますし、何よりもよかったのが、再生中に「アレクサ、この曲はなに?」と聞くとアーティスト名と曲名を教えてくれます。私はAmazon Music Unlimitedユーザーで、よくプライムラジオのステーションを作業中のBGM代わりに流し続けています。ランダム再生ですので知らない曲もよく流れるのですが、気になる曲が流れた時に声だけで曲名やアーティストを知れるのは非常に便利です。

Amazon Music Unlimitedについてはこちらもどうぞ。プライム会員なら月額780円、Amazon Echoでのみの利用であれば月額380円と格安で使えます。(Echoのみなので他のAlexaデバイス対象外かな?)

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あとはタイマー機能も非常に便利。料理中に時間をはかりたい時に、声でタイマーをセットできるのはちょっと感動しました。作業を中断して手を洗い、スマホやキッチンタイマーを取り出してタイマーをセット、という今までの行動が全て不要になるのはかなり大きいです。

音声認識精度

Alexaによる音声認識精度は日本語はまだまだ学習が必要ということでしたが、今の所かなりの精度で認識されています。これは本体側に内蔵されている4つの高性能ノイズキャンセレーションマイクのおかげかもしれませんが、非常に反応が良いです。以前知人宅のLINE Clovaを体験したことがあり、なかなか反応が悪かったため、スマートスピーカーもまだまだだろうなと思っていたので驚きでした。

ただやはり長めの複雑な言葉になると、認識が難しいらしく聞き返されたり別の言葉として認識することがあります。この辺りは今後の学習に期待したいところですね。とはいえ良く使うアラームや天気、音楽関係、操作系の単語ではほとんどミスしませんので素晴らしい性能だと思います。

その他機能

Alexaアプリの設定から、カレンダーや音声ショッピングの機能を追加することができます。カレンダーはGoogle、Microsoft、Appleの主要サービスに対応。私はiCoudでカレンダーを管理しているので、Appleアカウトとの連携を行いました。2ファクタ認証が設定済みであれば、AppleIDのページからApp用パスワードを発行してそれを入力するだけで連携が可能になります。あとはアレクサに明日の予定を聞いたり、音声で予定の追加が可能になります。(追加カレンダーは事前に設定で追加する必要あり)

まだ試せていませんが、そのうち音声ショッピングも試して見たいと思います。

スキルやIFTTT、対応デバイスで機能拡張

デフォルトの状態でもじゅうぶん便利に使えるAlexaですが、スキルと呼ばれる機能拡張命令をセットすることでより便利に使うことができます。例えばニュース系アプリはYahooニュースのような一般主要ニュースから、経済系、IT系、芸能系など様々なスキルが公開されています。「アレクサ、今日のニュースは?」と呼びかければ、スキルで有効にしたニュースをすべて読み上げてくれます。

他に私がセットしたのは銀行のスキル。これを登録してリンクしておくと口座残高や入出金明細を確認できたりします。ちなみにアレクサとの連携用のパスワードも設定することになるので、第三者からの呼びかけ時にパスワードがわからなければ残高を聞かれる心配はありません。

あとはスマホが見当たらない時にアラームを鳴らして位置を教えてくれるトラッカールや、邦楽が豊富なdヒッツなど人気のスキルがたくさん用意され、今後もどんどん増えていきそうです。

スキル以外にIFTTTというWebサービスの連携機能を使って、自作のレシピ(ルール)を追加することもできます。IFTTTとはある条件(IF)をトリガーにして、何かを実行したり動作させるサービス。AlexaはこのIFの部分に対応しているため、「AlexaにXXXXと話しかけたら、Gmailに〇〇〇〇と送信」というような自作機能の追加も可能です。

また現在AmazonでAmazonスマートホームストアというものが用意されており、Alexa対応の製品を購入することができます。私も家電操作のためのリモコンとドアのロックを自動化できるデバイスの購入を検討中です。

追加のラインナップも発表

少し前に開催された世界最大の家電見本市CES2018にて、Harman KardonはAlexa搭載スピーカーの追加ラインナップとなる「Allure Portable」というモデルも発表しました。その名前の通りポータブルタイプのスマートスピーカーで、バッテリーを内蔵し10時間の単独稼働が可能になっているようです。置くだけで充電可能なチャージングクレードルも付属し、スピーカーには20Wの1.75インチフルレンジドライバーとパッシブラジエーターの2つを搭載しています。価格は199ドルで、2018年春から販売予定。

Allureはせっかくの全方位スピーカーですから部屋の真ん中に置きたいのですが電源をどこからとるかという問題もあり、なかなか自由な設置ができませ。その点このポータブルタイプなら、どこに設置することもできるので非常に使い勝手が向上しそうですね。

2018年4月3日より一般販売開始

招待制で販売されていたAmazon Echoシリーズが3月30日より一般予約受付開始、4月3日より発売になることが発表されました。Allureについても同じく4月3日より販売チャンネルが拡大され、一般販売が開始します。

これでAlexa搭載デバイスやAllureのユーザーが増え、さらに便利に進化していきそうですね。Allureは本当に音がいいスマートスピーカーでおすすめなので、気になる人はぜひ購入を検討してみてください。

まとめ

ようやく入手できたAlexa搭載スピーカーのAllure。まだ開封から間もないですが、すでにかなり満足度が高いです。Harman Kardon製の美しくて高音質なスピーカーとAlexaの組み合わせは本当に最高で、一瞬でお気に入りのプロダクトになりました。早くAlexa対応スマート家電を揃えて、家をスマートホーム化していきたいと考えています。

また今回はAllureのレビューでしたが、Alexa自体も非常に優秀で使っていて楽しく、未来を感じることができるものでした。他にもたくさんAlexa搭載スピーカーが販売されていますので、気になる人はぜひ購入してみてください。きっと私と同様、色々と連携させてスマートホームを作りたくなると思います。