Amazon EchoとGoogle Home、2大スマートスピーカーを徹底比較|音声アシスタントや連携サービスも含めて解説

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2014年にアメリカでAmazon Echoが販売されたことを皮切りに、スマートスピーカー市場はどんどん広がりを見せています。日本でも2017年からEchoやGoogle Home、LINE Clovaが販売を開始し、AppleのHomePodも上陸を控えている状況。スマートスピーカーの出荷率は1年前から約4倍と、普及率も徐々に拡大してきており、各社の競争も激化していますね。

そこで今回はそんなスマートスピーカーの中で2強の存在であるAmazon EchoとGoogle Homeを比較。スピーカー本体や搭載されている音声アシスタント(AIアシスタント)、拡張機能や連携サービスも含めて解説していきたいと思います。

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音声アシスタント(AIアシスタント)について

スマートスピーカーの機能の中核を担うのは音声アシスタントという技術。AIアシスタントとも呼ばれるこの技術はまさにスマートスピーカーの脳の役割を果たし、ユーザーの音声に応答する形で情報の検索や端末の操作などを行います。

例えば、「近くの美味しい店を探して」や「部屋の電気を付けて」などの命令を音声で指示することで、音声アシスタントがその意味を理解し、それに応じた回答や操作を行うとうことですね。

音声アシスタントとして有名なのは、AmazonのAlexaアップルのSiriGoogleのGoogleアシスタントなど。ここ数年スマートスピーカー以外にも、パソコンやスマホ、IoT機器に音声アシスタントは組み込まれ、私達の生活に身近な存在となっています。

Amazon AlexaとGoogleアシスタント

Amazon Alexaについて

Amazon Alexaはスキルを音声入力によって作動させられるAIアシスタント。スキルとはスマホで言う所のアプリのようなものですね。デフォルトでは天気予報を確認したり、NHKのラジオニュース局などが聞くことが可能。Amazon Alexa専用の機能としては、Amazonの商品を音声で購入したり、Amazon Kindleで購入した本を読み上げてくれたりと、Amazonのサービスをより便利に使うための機能が用意されています。

音声によって何かを指示する場合は、アシスタントを起動させる必要があります。それがアシスタントに対しての呼びかけと認識させる(日常会話で反応しないように)ために、起動には特定の言葉が必要になり、「ウェイクワード」と呼ばれていますね。Alexaの場合はデフォルトではそのまま「Alexa(アレクサ)」、他に「Echo(エコー)」「Amazon(アマゾン)」「Computer(コンピュータ)」に変更することも可能です。

アシスタントに指示を出す場合は、ウェイクワードに続けて内容を伝えます。例えば「Alexa、今日の天気は?」というような形ですね。この内容の部分は、スキルごとにある程度決まっていますが、完全に一致しなくてもAlexa側である程度柔軟に対応してくれます。

また家の物音やテレビ・ラジオの音声に反応して起動する事はありません。AlexaのCMが流れていても、それに反応して自宅のAlexaが何か動作を起こすということはほぼないですね。ただしまだ完璧なわけではなく、ユーザーからのフィードバックなどによって学習し、日々精度をあげているといった状態です。この辺りは常に進化し続けるAIならではの部分でしょうか。

Alexaは現時点ではAmazon Echoを始めとしたスマートスピーカーにしか搭載されておらず、次に紹介するGoogleアシスタントに比べれば、言語認識・理解能力は一歩劣るという調査結果が出ています。特に日本では発売から間もないこともあり、まだまだ学習途中といった状況ですね。ただし一部のパソコンではAlexaを標準搭載して出荷するという発表もあり、今後ユーザーが増えることで、ますます進化のスピードが早くなりそうです。

残念ながら日本語版Alexaではまだ使えませんが、声で人を識別するマルチユーザーにも対応しています。マルチユーザー対応は声とその人のアカウント情報を紐付けることで、それぞれにマッチした利用ができる非常に便利な機能。例えば「Alexa、曲を再生」と指示した場合に、その声のアカウント情報を元に曲を再生してくれます。ショッピングカートへの追加やメッセージの送信などでも役立ちますね。非常に便利なので日本での実装にも期待したいところです。

Googleアシスタントについて

Googleアシスタントは双方向の会話が可能なAIアシスタント。AIが成長・進化するためには、より多くのユーザーに利用され、より多くのシチュエーションを学習する必要があります。GoogleアシスタントはAndroid搭載端末にインストールされる事で、膨大なデータを集めることができ、より優れた言語認識・理解能力を獲得しました。少し前の調査でも「賢さ」はGoogleアシスタントが最も優れているという結果が発表され、他のアシスタントを抑えて2年連続で首位を獲得しています。

ウェイクワードは「OK,Google」。続けてそのまま喋りかけるだけで周辺の情報を検索したり、端末の操作を可能にします。例えば、「近くの美味しいお店」と声で尋ねると、インターネットから現在地近くにあるお店を紹介してくれる、といった形ですね。

少し前におこなわれたGoogleの発表会において、Googleアシスタントに様々な機能が追加されることが発表されました。例えばユーザーに代わってお店に電話をかけ、そのまま予約までしてしまうという、デモンストレーションもおこなわれましたね。Googleアシスタントはより賢くなり、人間の作業を代行してくれるような進化をとげようとしています。

Alexaとは違い日本語環境でもマルチユーザーに対応。最大で6人までの声を登録・識別できます。これによりアカウントを切り替えるような面倒なこともなく、個々人にパーソナライズされた使い方が可能に。スケジュールを取り違えることなく読み上げるといったことも出来るようになっています。

それぞれの音声アシスタントの特徴と比較

Amazon Alexaは音声による操作やスキルの充実度に重点を置いている印象ですね。連携できるサービスが非常に多く、機能面が幅広く充実していることが特徴です。また、Amazonに特化したオリジナルの機能があるのも魅力的ですね。

一方、Googleアシスタントは、検索や調べものへの回答などユーザーとコミュニケーションを取るAIを目標に開発されました。そのため人気のアプリはコミュニケーションを主軸とした物が多い印象ですね。

このあたりは世界最大のECサイトを抱えるAmazonと、世界最大の検索エンジンを抱えるGoogleとの違いが、よくわかる部分と言えますね。Amazonはサービスのより便利な利用に力を入れ、Googleは人の悩みや疑問を解決することに力を入れているように思います。ただ、どちらも最終的には人間の行動を肩代わりし、より生活を便利にしてくれる本当の意味でのAIがゴールであることは変わりないでしょう。

スマートスピーカーの市場シェアは、2017年前半にはAlexaデバイスが、圧倒的とも言える8割を占めていましたが、2018年は出荷台数が伸びているにも関わらず、5割まで低下しました。これはGoogleが大幅にシェアを拡大したことに加え、Appleなどが本格的にスマートスピーカー市場に参入してきたためです。競争が激化したことで、各社AIアシスタントにさらに磨きをかけてくると思いますので、今後の進化が非常に楽しみですね。

機能の拡張、外部アプリ連携について

Alexa Skillsについて

Amazon Alexaはスキルと呼ばれる機能をインストールする事で、できることが増えていきます。日本語対応のスキルだけでも700種類を越え、まだまだ増えていっている状態ですね。

例えば「全国タクシー」というスキルをインストールすると、タクシーの手配が音声だけで予約できます。他にも「JR東日本 列車運行情報案内」は運行情報を読み上げたり、登録している路線が遅延している時は自動で通知してくれます。

またスキルにはカスタムスキルとスマートホームスキルの2種類が存在。カスタムスキルは比較的自由な操作が可能になりますが、「アレクサ、〇〇で××をして」という風にスキル名などをつける必要があります。一方でスマートホームスキルはその名前の通り、スマートホーム機能に特化したスキルで、「アレクサ、××をして」で指示が可能。操作的には限られますが、シンプルな呼びかけで指示を出すことができます。

Alexaのスキルは操作や検索に関するものが多く、IoT機器と連携する事も可能。使用する際はAlexaアプリなどからインストール必要があります。

拡張アクション(Actions on Google)について

GoogleアシスタントもAlexa同様、機能の拡張や外部アプリとの連携の仕組みが用意されています。「Actions on Google」と呼ばれるこの機能は、Alexaのスキルと同じで、アプリを利用する事で様々なことができるようになります。

Alexa同様、アプリは日々更新されており、どんどん増えている状態。例に上げると、「辞書」のアプリをインストールして、「〇〇の語源は?」と尋ねると、意味を答えてくれます。「楽天レシピ」を起動すると、食材や献立からレシピを調べて読み上げてくれます。

スキルには会話アクション(Conversation Actions)ダイレクトアクション(Direct Actions)が存在。会話アクションはより人間的な会話で双方向のやりとり、様々なサービスが利用でき、ダイレクトアクションは作業の依頼や機器の操作などの単純な指示が可能です。

アプリは現時点で350種類以上あり、Googleアシスタントの特徴である、双方向の会話を生かしたクイズ・ゲームアプリが人気となっています。「OK,Google “サービス名”に繋いで/開いて」等と呼びかけることで起動ができます。

各スマートスピーカーの特徴とラインナップ

Amazon Echoの特徴

Amazon EchoはAlexaを搭載したAmazon純正のスマートスピーカー。インストールされたスキルを音声で開始できるため、家事や仕事をしながらでも操作できますね。

Amazonプライム会員だと、音声だけでAmazonで買い物が可能となっています。現在、日本国内では、3種類の商品が発売されています。

Amazon Echoのラインナップ

Amazon Alexaを搭載した国内で流通している純正品は、Echo/Echo dot/Echo Plusの3種類。基本となるEchoは円柱形のデザインをしており、3色の中から選べます。

Echo dotはEchoシリーズの中で最もコンパクトなモデル。カラーは2色から選べ、軽量という事もあってどこにでも設置ができ、人気が高い製品です。

Echo PlusはEchoの機能に加えて、スマートホームに必要な中継器(ハブ)が内蔵されたモデル。スマートホーム化を検討している場合、EchoよりもEcho Plusの方がオススメです。

3種類ともセットアップは簡単となっており、コンセントに繋いだらスマホ・タブレットにAlexaアプリをインストールするだけ。当初Amazonからの招待制という形で限定販売されていましたが、現在は販路が拡大され一般販売されています。

2018/6/23追記:

ディスプレイを搭載したAmazon Echo Spotが遂に日本国内でも発売になります。すでにアメリカで販売されており非常に人気が高いEcho Spotは、円形の本体形状にスマートスピーカー機能とスクリーンによる情報表示を可能にした製品。天気やニュース、レシピなどを音声だけでなく画面でも確認ができ、ネットワークカメラの映像確認などにも使えます。現在予約を受付中で、7/26から出荷開始。2台まとめ買いで2台目が半額(7,490円オフ)になるキャンペーンも実施中です。

2018/9/27追記:Echo新モデルやAlexa搭載デバイスが複数発表

Echoの新モデルや、音声アシスタントAlexaを搭載した新デバイスが続々と発表になりました。現時点で日本での展開が予定されているのは、新モデルとなる第3世代のEcho Dotに第2世代のEcho Plus、そして10インチの大型HDタッチディスプレイを搭載したEcho ShowにEchoデバイスと連携できるサブウーファーEcho Subとなっています。

Echo Showはすでにアメリカなどでは販売されていましたが、日本では未発売だった製品。今回新型になったうえ、日本でも展開されるということで、注目度も高そうですね。

EchoやAlexa搭載デバイスの新製品についての詳細は、こちらでまとめています。

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Google Homeの特徴

Google HomeはGoogleアシスタントを導入した純正のスマートスピーカー。音声で質問すると、スピーカーから音声で答えが返ってきます。

Google HomeはChromecastに対応しているため、テレビなどに導入していると「テレビで〇〇を再生して」と命令するだけで実行されます。現在、日本国内では2種類の商品が発売されています。

Google Homeのラインナップ

Googleアシスタントを搭載した国内で流通している純正スマートスピーカーは、Google HomeとGoogle Home miniの2種類。どちらもセットアップは簡単で、電源を差し込み、スマホやタブレットにGoogle Homeアプリをインストールするだけです。

Google Homeは円柱形の上部を斜めに切ったようなデザインで、上部にマイクと操作のタッチ面を搭載。ライトの点滅やパターンでGoogle アシスタントの状態が一目でわかるようになっています。現在、本体のカラーは白のみですが、下部のカバーは取り替え可能で別売りで3色を用意。スマート家電を使うのに必要な中継機(ハブ)も内蔵されているため、対応家電を音声で操作できます。

Google Home miniはGoogle Homeの3分の1以下の大きさですが、機能面では何ら遜色はありません。単体で使用が可能となっており、セットアップの方法も同じです。コンパクトな分、設置場所を選びませんね。ただしスピーカー部は圧倒的にGoogle Homeが高音質なため、外部スピーカーを使わず音楽再生のクオリティも求める人は注意が必要です。

スピーカー本体の比較

どちらの商品もメリット・デメリットはありますが、Amazon Echoはコストパフォーマンスに優れているといえます。元々の定価がGoogle Homeよりも安く、Amazonサイトでもたびたびキャンペーンを行っているため、さらに安く購入できることもありますしね。

スマートスピーカーを初めて使う方にはAmazon Echoがオススメです。一方で自宅のスマートホーム化や、スマートスピーカーの品質にこだわる方にはGoogle Homeがオススメと言えます。

もし外部スピーカーとの連携を前提に考えるのであれば、最も安いEcho dotかHome miniでも十分に使えます。Echo PlusやHomeに内蔵されているハブ機能については、現時点ではあまり対応している家電がなく、家電を操作するためには、赤外線に対応したスマート家電リモコンを別途購入する必要があります。

対応する配信サービスの種類と比較

Amazon Echoが対応する音楽配信サービス

Amazon Echoは音声操作で好きな音楽をかける事が出来ます。主な音楽配信サービスは「Amazon Music Unlimited」「dヒッツ」「うたパス 」「AWA 」の5つ。

Amazon Music Unlimited」はどちらもAmazonの音楽配信サービスですが、内容は大きく異なります。「Prime Music」はAmazonプライム会員の場合、無料で100万曲以上の再生やプレイリストが使えるサービス。

一方のAmazon Music Unlimitedはプライム会員の場合月額780円、それ以外の場合は月額980円、そしてAmazon Echoのみで使用するプランであれば月額380円で、4,000万曲以上が聞き放題になるサービスです。やはりAmazon Echoで音楽配信サービスを使う上で、最も大きいのがAmazon Music Unlimitedの存在ですね。月額380円は他のサービスと比較して破格とも言える価格です。

dヒッツ」や「AWA 」も有料ですが邦楽に強いイメージがありますので、アーティストや曲のラインナップから、好みの有料サービスを選択することができます。

Amazon Music Unlimitedについてはこちらでも詳しく解説していますので、よろしければ参考にしてください。

Amazon Music Unlimitedをレビュー!登録方法やApple Musicとの比較、使ってわかった良点、不満点を総まとめ
Amazonが11月8日よりついに定額制音楽配信サービスAmazon Music Unlimitedの日本での展開を開始しましたね。2016年からアメリカで開始されたサービスですが、ようやく日本でも提供されることになります。私はプライム...

Amazon Music Unlimitedの30日間無料体験はこちら

2018/10/15追記:本を「朗読」で聴くサービス「Audible(オーディブル)」がAlexaに対応しました。Audible(オーディブル)は、声で本を聴くという、今までにない新しい本の楽しみ方を体験させてくれるサービスですね。「下町ロケット」など人気の小説が豊富に揃っており、Alexaに呼びかけて再生/停止/再開/早送りをすることができるようになります。

私自身あまり本を聴くという経験はないのですが、Alexaへの対応と30日間の無料に惹かれてひとまず契約。小説を聴くのも楽しいですが、英語の教材などもたくさんあるので、語学の習得にかなり役立ちそうですね。いったん30日間使ってみて、継続するかどうか判断したいと思っています。

ちなみに今なら無料体験期間中に5分以上本を聴くことで50ポイント(プライム会員は100ポイント)がプレゼントされる「聴くほどキャンペーン メガ」が開催中。12月12日までの開催で、プライム会員であれば最大3,000ポイントがゲットできる超お得なキャンペーンのため、ぜひ今のうちに無料体験に登録しておきましょう。

Audibleの30日間無料体験はこちら

Google Homeが対応する音楽配信サービス

Google HomeもEcho同様に、音声操作で曲の再生が可能。アーティストをリクエストしたり、気分を伝えるだけで曲を選択して再生してくれます。主な音楽配信サービスは「Google Play Music」「Spotify」「うたパス 」の3つとなります。

Google Play Musicはライブラリに登録した曲以外に、月額980円で最大4,000万曲が再生可能になるサービス。無料アカウントでも最大50,000曲まで手持ちのライブラリをアップロードしてGoogle Homeで再生することができます。(Amazonにも同様のサービスがありましたが、サービス終了がアナウンスされています)

Spotifyも月額980円で最大4,000万曲が再生可能ですが、最大のメリットはSpotify無料プランが使えることではないでしょうか。楽曲の指定やスキップが無制限にできないなど、制限がありますが、ジャンルやアーティストを指定してシャッフル再生が可能となっています。

うたパス は月額324円で邦楽を中心とした500万曲が聞き放題になるサービス。ですが、auIDが必要なため、使えるユーザーは限られてしまいますね。auユーザーですでにうたパス を契約している人にはメリットがあると思います。

Amazon Echoが対応する動画配信サービス

残念ながら日本語版Amazon Echoでは動画配信サービスを操作する事は出来ません。英語版ではFireTVと連動してAmazonプライムビデオを始めとした動画サービスを視聴できます。対応されるのを待ちましょう。

Google Homeが対応する動画配信サービス

Google HomeはChromecastと連携可能で、YoutubeやNetflixを音声で操作できるようになっています。電源のオンオフから、早送り、巻き戻しまでリモコンを使わずに操作出来るのは便利ですね。

ChromecastにはHuluを始めとした動画配信サービスがありますが、現時点では音声操作は出来ません。ですが、将来的には操作を可能とすると名言されていますから、期待して待ちましょう。

各配信サービスへの対応比較

Amazon Echoは低価格で多くの楽曲を楽しめるのが魅力的ですね。Amazon Music Unlimitedが月額380円で楽しめるのは、非常に大きなメリットです。

一方Google Homeは無料で使える手段が複数用意されているのが魅力。Spotify無料プランに加え、ライブラリのアップロードができるため、元から大量の曲を持っているユーザーにも向いています。

動画サービスとの連携は、現時点ではAmazonは未対応のため、Google Home一択の状態。ただし、Google HomeではAmazonプライムを視聴する事は出来ません。日本語版EchoとFireTVの連携が始まれば、Amazon Echoの方がサービス数は上回ることになります。

EchoとHomeの比較まとめ

スマートスピーカーは、まだまだ発展途上のガジェット。搭載されるアシスタント機能も日々学習をして精度をあげている状態です。機能的にも完璧と言えるような状態ではなく、デバイスによってできること・できないことも多く存在する状態ですね。

そのため現時点では自分が使いたい機能やサービス、さらに言えばAmazonとGoogleのどちらのサービスを良く利用するか/どちらが好きか、という点がスマートスピーカー選びの基準になってきます。

Amaozonプライム会員であれば、Amazon Echoで得られるメリットは大きいですし、Googleのサービスを良く使う人で、Google Play Musicにライブラリをアップロードしているというような人はGoogle Homeの方が使い勝手が良いでしょう。

スマートスピーカーはまだ登場したばかりで、改善の余地も多くある製品ですが、あると非常に便利で未来を感じさせてくれるデバイスですので、ぜひ自分に合ったものを購入してみてはいかがでしょうか。

ちなみに私はAlexaを搭載したHarman Kardon Allureを使っています。純正のスマートスピーカーではありませんが、高音質でかなりオススメのスマートスピーカーです。

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