少し前から赤身の熟成塊肉ステーキがブームになっていますね。ステーキといえばアメリカ、と言うことでハワイで極上の熟成赤身肉を提供するステーキハウスをはしごしてきましたので紹介していきたいと思います。
ハワイの2大ステーキハウス
ハワイには有名なステーキハウスがいくつかあります。特に名前がよく上がるのはウルフギャング・ステーキハウス(Wolfgang’s Steakhouse)とルースズクリス・ステーキハウス(Ruth’s Chris Steak House)の2店ではないでしょうか。他にもBLTやハイズなんかも有名ですが、やはりこの2店が知名度ではトップなように思います。
どちらもアメリカ農務省(USDA)の格付けで最上級の品質と認定された「プライムグレード」の極上肉を熟成させて、高温のオーブンで焼き上げるというまさに「ザ・ステーキ」を提供しています。
ウルフギャングとルースズクリスを比較
ステーキの味
どちらのお店も様々な種類のステーキを提供していますが、やはりステーキといえばサーロインとフィレだと思います。その2つの部位を一緒に楽しめるのがポーターハウスでこれはT字の骨の左右にサーロインとフィレが付いているという肉好きにはたまらないメニューになります。ちなみに同じようなものにTボーンステーキというものもありますが、よりフィレ部分が大きいものがポーターハウスになります。
今回オーダーしたのももちろんポーターハウスです。ミディアムレアでのオーダーでしたがどちらのお店も高温のオーブンで焼き上げていることもあり表面がカリカリで香ばしく中はしっかり水分が残っているジューシーな状態で出てきます。まさに肉を食べているという感じで程よい脂としっかりした赤身肉の旨味があってとても美味しいです。
甲乙つけがたいくらいどちらのステーキも美味しいんですが、より熟成感が出ているのはウルフギャングのように思います。ルースズクリスも熟成された肉を使っているようですがそちらは肉本来の旨味、ウルフギャングは熟成感のある旨味という感じでしょうか。
店の雰囲気
これもどちらのお店もよく似通っていますが、どちらかというとまだウルフギャングの方がカジュアル寄りに思えました。店自体はどちらも高級感があるステーキハウスという感じですが特に入りにくいということもなく、ウェイターの方もとても気さくで親切です。
日本語のメニューもどちらも用意されており言葉が伝わらなくても結構身振り手振りで話しかけてくれるので楽しく食事をすることができました。
照明はルースズクリスの方が少し暗めでこの辺りが高級感を感じる理由でしょうか。
予約システム
ルースズクリスについては電話でももちろん予約できますが日本語で公式のWEBサイトに予約フォームが用意されているので便利です。ただやはりアメリカらしく予約時間通りに行っても結構待たされます。
ウルフギャングの方は公式での予約サイトは見つかりませんでしたが、海外レストランの予約サイト等を使えばネット予約が可能です。
訪問した日でいえばまだウルフギャングの方が待ち時間が少なく予約時間通りに入れましたが、これは混雑具合や日によって変わるかもしれません。
アクセス
ウルフギャングはロイヤルハワイアンセンター3Fにあります。ロイヤルハワイアンセンター自体はハワイのメジャースポットなので恐らく迷うことなくたどり着けると思いますが、中が広くて色々なお店が入っているのでそういう意味では少しわかりにくい場所になるかもしれません。3Fの角地にあるのでカラカウア通りから見上げると迷うことなく来店できると思います。
ルースズクリスはワイキキビーチウォーク沿いの2Fにあります。通りを歩いていると結構目立つ看板とちょっとした人だかりができていると思いますのですぐに見つかります。
どちらのお店もワイキキの中心部にありますし特に不便に感じることはないのではないでしょうか。宿泊しているホテルによってはどちらかの店の方が遠くなるかもしれませんが、2店舗とも結構至近距離にありますので、大差はないと思います。
まとめ
どちらのお店も非常に日本人フレンドリーでお肉の美味しさも文句なしでした。お店の雰囲気にしても立地にしても優劣をつけるほど差もありませんし、2店とも素晴らしい食事を楽しむことができると思います。さすが2大有名店ですね。
一番重要なお肉の味についても本当に甲乙つけがたく好みの問題になってくると思いますが、個人的な嗜好でいえば熟成感をより感じられたウルフギャングの方が好みではあります。ただもちろんルースズクリスもめちゃくちゃ美味しいです。
2店とも日本国内に一部地域ですが店舗展開をしていますので、がっつりと美味しい赤身ステーキを食べたい方は是非訪問してみてください。
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