最近毎日のように完全ワイヤレスイヤホン発売のニュースをお伝えしていますが、またまた大手オーディオブランドJBLからも完全ワイヤレスイヤホン「FREE」が11月に発売されると発表されました。完全にブームとなりつつある完全ワイヤレスイヤホンですが、大手ブランドとしては比較的低価格なこのFREEの登場でさらにユーザー層を広げそうです。
JBL初の左右分離型完全ワイヤレスイヤホン
JBLは米ハーマンインターナショナルが有する世界最大級のオーディオブランドです。良く映画館のスピーカーで見ることも多い超有名ブランドですね。そんなJBLから登場した「FREE」は最新機種比較にも記載したドイツ・ベルリンで行われた世界最大級の国際家電ショーIFA2017で展示されており、ついに国内発売が決定した形になります。
発売予定の完全ワイヤレスイヤホン最新機種比較はこちらにまとめてあります。
発売日と価格、カラー展開
発売日は11月中と発表されていますが、Amazonでは発売予定日は11月30日となっています。また価格についてはオープン価格ですが、公式通販サイトやAmazonにて税込16,070円と表記されておりこれが実売価格になるようです。カラー展開はブラックとホワイトで、Bluetooth接続時にはブランドロゴを囲むサークル部分のブルーLEDが点灯します。
JBL FREEの主な特徴
充電ケース併用で24時間再生可能な超ロングライフバッテリー
イヤホン単体で4時間の音楽再生が可能な上、ケースを使うことで4回分となる充電が可能なため、最大で24時間利用が可能となります。単体での連続再生ではPhilips「BASS+ True Wireless」の6時間、Bose「SoundSport Free」の5時間には敵いませんが、ケース併用での最大24時間駆動は紹介してきた完全ワイヤレスイヤホンの中でも最大の駆動時間です。
片側イヤホン(右)単体での利用も可能
この機能は他の完全ワイヤレスイヤホンではあまり聞きませんが、FREEは右側イヤホンにマイクを内蔵しており、この右イヤホン単体でのモノラルモードでの使用も可能になっています。通話時や片耳を開けて音楽を聞きたい時に重宝しそうな機能ですね。さらに左イヤホンをケースから取り出した際は自動でステレオモードになるようですので、通話から音楽再生への切り替えもスムーズにおこなえそうです。親機となる右イヤホンのボタンを2度押しすることで音声アシスタントAIのSiriやGoogle Assistantの利用も可能となっており、左右イヤホンの接続にはBluetoothが利用されているようです。
ただ最近の完全ワイヤレスイヤホンは最初にペアリングした方が親機になる製品も多く、接続先となるスマホや音楽プレイヤーの位置関係に応じて左を親機にしている人もいるかと思いますので、その場合親機が右固定となっていそうな本製品はやや使いにくく感じるかもしれません。
IPX5準拠の防水性能
FREEはスポーツや雨天時でも安心して使えるIPX5準拠の防水性能を備えています。これはERATOのVERSEと同等レベルの防水性であり、価格的にも非常に似通っているこの2機種はライバル関係になりそうですね。
スペック
再生周波数が20Hz〜という製品が多い中、FREEは10Hz〜となっていますのでJBLらしいダイナミックで迫力のある低音が楽しめそうです。これは他の製品との大きな違いですね。
ドライバーユニット | 5.8mmダイナミック型ドライバー |
再生周波数 | 10Hz~20kHz |
対応コーデック | SBC、AAC |
バッテリー駆動時間 | 最大4時間(ケース使用で24時間) |
重量 | 本体:15g/充電ケース:85g |
Bluetooth | 4.2 |
まとめ
本日もまた完全ワイヤレスイヤホンの発表記事を書くことになりました。連日のように発表される新製品にブームが到来していることをひしひしと感じています。完全ワイヤレスイヤホンが主流となる時代も近いかもしれませんね。
2018年注目の、価格帯別おすすめ完全ワイヤレスイヤホン最新版は下記記事にまとめています。
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