Bose 同社初の完全ワイヤレスイヤホン SoundSport Freeを発表。長時間駆動が可能なもののノイズキャンセリング機能は非搭載

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米Boseが9月21日に同社初となるスポーツモデルの完全ワイヤレスイヤホン「SoundSport Free headphones」を発表しました。以前書いていた2017年発売予定の注目の最新完全ワイヤレスイヤホンに新たにボーズの製品が加わることになりましたね。
以前の完全ワイヤレスイヤホン最新機種比較まとめはこちらからどうぞ。

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ボーズという巨大オーディオブランドの参戦で完全ワイヤレスイヤホン市場はますます勢いを増しそうです。

Bose初の完全左右分離型ワイヤレスイヤホン

ボーズといえば知らない人がほとんどいない超有名オーディオメーカーだと思います。お店で見かけるスピーカーはほとんどボーズと言ってもいいくらい業務用スピーカーとしてのシェアが高く耐久性や音質には定評があります。最近はワイヤレスイヤホンも数多く販売していますがこちらも音質がいいと評判です。SoundSport Free headphonesはそんなボーズとしては初となる左右分離型の完全ワイヤレスイヤホンです。

発売日と価格、カラー展開

アメリカでは既に予約受け付けを開始しており価格な249.95ドル(約2万8000円)、発売予定日は10月上旬となっています。まだ日本では発表されていませんが、公式HPで公開されているマニュアルに日本語の取扱説明も含まれていますので恐らく近日中に発表になると思われます。カラーはブラックとミッドナイトブルーの2色展開となります。

※9/26追記

日本国内での発売が11月17日(金)と正式に発表されました。価格は29,160円(税込)となります。先行予約が本日から開始される模様です。

※11/3追記

ブラックカラータイプのみ発売日が11/3(金)に早まりました。iPhone Xと同日の発売日ですね。恐らくiPhone Xの高い需要を見越してのことだと思います。ミッドナイトブルーについては12/1発売予定です。

SoundSport Free headphonesの主な特徴

アクティブな動きにも対応する高耐久/防滴スポーツモデル

この製品の特徴はその名前の通りスポーツ中の利用を視野に入れたモデルだという点です。ボーズでは既にスポーツ向けワイヤレスイヤホン「Bose SoundSport」を販売しており、その完全ワイヤレス版という位置づけのように思います。

イヤーチップには他のSoundSportシリーズと同じようにウィングのついた独自の「StayHear+ Sport tips」が採用されており、しっかりと耳の中にフィットしアクティブな動きでも対応できるようになっています。SoundSportシリーズを試してみればわかりますが、このイヤーチップは本当によくできていてウイングの部分が耳の中でほとんど気にならないにも関わらず、フィット感がすごく激しい動きでも落ちることが想像できない造りです。またIPX4の防滴仕様を採用していますので、汗や雨にも強くスポーツだけに限らず日常使用でもありがたい耐久性のあるモデルだと思います。今回のモデルでイヤホンを繋ぐケーブルがなくなり本当の意味でスポーツをするのに最も適したイヤホンに進化したのではないでしょうか。

驚異のバッテリー駆動時間

SoundSport Freeのバッテリー駆動時間は5時間です。これは前回のイヤホン比較で紹介したPhilips(フィリップス)BASS+ True Wireless(SHB4385)の6時間に次ぐ時間であり、他の製品は3時間程度のものが多い中でかなりの長時間駆動が可能なモデルだと思います。また前述のPhilipsの製品がケースによる充電が1回でトータル12時間駆動なのに対し、SoundSport Freeはケースでの充電が2回可能でトータル15時間の駆動が可能ですのでケースを併用した場合では最長駆動(比較したイヤホンの中では)が可能なモデルということになります。

高いレベルでチューニングされた本体性能とその他機能

イヤホン本体には、ボリューム調整ボタンと再生/曲送り等を操作するマルチファンクションボタンが備わっています。また音量ボリュームに最適化されたイコライザー機能が搭載されているため、環境に応じてベストな音質で再生することが可能になっているようです。

その他本体細部のあらゆる部分に見直しが計られています。音質を改善するために回路レベルからチューニングが施され、また強力で信頼性の高い接続を実現するためにBluetoothの信号強度を最大限確保できる位置にアンテナが調整されています。これにより接続元となる携帯電話が手元にあっても、ポケットの中でも、もしくはスポーツをするために腕につけられているとしても、クリアで一貫した音の提供ができる様になっています。

電源についてはケースからの出し入れでそれぞれコントロールされる(取り出せばON/収納すればOFF)ため意識しなくて良いのは便利ですね。

本体以外の機能として専用アプリ「BOSE Conect App」が用意されており、ボリュームやイコライザの調整機能が行える他、新たに「Find My Buds」機能が追加され最後に接続した場所をすぐに確認可能になっています。左右独立型の完全ワイヤレスイヤホンは紛失しやすいと思われますのでこの機能は素晴らしいですね。イヤホンが見当たらなくなった時に身近な所にあるのかどこかに置き忘れたり落としたりしているのかがわかるだけでもありがたいと思います。

ノイズキャンセリングは非対応

最近のBoseといえば音質もさることながら最近は強力なノイズキャンセリング機能が有名でかなり評価も高かったですので、この機能がないのは個人的にはかなり残念です。本体サイズもそれなりに大きそうなので搭載できなくもなかった気はするのですが、恐らくノイズキャンセリングよりもバッテリーの持続性と通信の安定性を優先した結果でしょうか。

スペック

現時点ではあまり詳細なスペックが公開されていません。

 ドライバーユニット不明
 再生周波数不明
 対応コーデック不明
 バッテリー駆動時間 最大5時間(ケース使用で15時間)
 重量 本体:14g/充電ケース:79g
 Bluetooth 不明

まとめ

また一つ完全ワイヤレスイヤホン市場に魅力的な製品が登場したことで、競争が激化してきました。SONYと並んでノイズキャンセリング機能の評価が非常に高いBoseだけにそれがないのは残念ですが、それでも音質、安定性、持続性、耐久性に優れた良い製品のように思います。特に左右独立型はデバイスとの接続に加え左右のイヤホン同士の接続もありますので、安定性は重要ですしその部分に力を入れていそうなこの製品は期待大だと思いますので、購入候補のひとつとして検討したいと思います。