現在米ラスベガスで開催中の世界最大級の家電見本市CES 2018にて、ソニーが3種類のBluetoothワイヤレスイヤホンを発表しました。WF-SP700Nは完全ワイヤレスイヤホン、WI-SP600N、WI-SP500Nはネックバンドタイプのイヤホンになります。
WF-SP700N
昨年ノイズキャンセル機能付きのWF-1000Xで完全ワイヤレスイヤホン市場に参入したソニーですが、今回発表されたWF-SP700Nはさらにフィットネス/スポーツシーンでの利用に最適化された製品。
WF-1000X同様のノイズキャンセル/アンビエントサウンド(外音取り込み)機能に加え、IPX4の防滴性能を備えました。(完全ワイヤレスイヤホンでは世界初) さらにソニー独自の重低音強調効果「EXTRA BASS」を搭載。パワフルで臨場感ある音が楽しめます。シリコン製のイヤーフックがあることでアクティブな動きでも装着性を損なうことなく、まさにスポーツ向けモデルと言えそうです。
バッテリーの持続時間は3時間、充電ケース併用で合計9時間(2回のフル充電)の利用が可能。アプリとの連携も可能で本体ボタンを2回タップするだけで好みのサウンド設定に変更ができます。
重量は15.3g(本体)/約 45g(充電ケース)で、価格は179.99ドル、発売は今春予定。将来的にファームウェアアップデートでGoogleアシスタントに対応予定で音声アシスタント対応のスマートイヤホンになります。
2018/4/10追記:正式な国内発売がSONYよりアナウンスされました。発売日は2018年4月28日で市場想定価格は23,000円前後となっています。
WI-SP600N
WI-SP600Nはネックバンド型のBluetoothワイヤレスイヤホン。ノイズキャンセル/アンビエントサウンド機能、IPX4防滴性能、EXTRA BASS対応とWF-SP700Nをネックバンド型にしたようなモデルです。本体形状についてもWF-SP700Nと同様イヤーフック付きで非常に似通ったものになっています。本体重量は21g。バッテリー持続時間は最大6時間とWF-SP700N以上の長時間利用が可能で、149.99ドルで販売予定です。
2018/4/10追記:WI-SP700N同様、こちらの製品も正式に国内発売が決定。発売日は同じ2018年4月28日で、市場想定価格は19,000円前後となっています。
WI-SP500
WI-SP500は細長いユニークな形状が特徴的なネックバンド型ワイヤレスイヤホン。こちらは上述の2機種と違いノイズキャンセル/アンビエントサウンド機能は搭載されていません。アンビエントサウンドモードのようなマイクを使ったデジタルな周辺音取り込み機能の代わりに、オープンタイプのドライバー採用でアナログ的に周囲の音を聞くことができます。これにより屋外でのフィットネスやジョギングでも安心して使える仕様です。IPX4防滴性能と人間工学に基づいて設計されたゴム製のイヤーピース採用で、アクティブな動きでも快適なフィット感を維持することができます。バッテリー寿命は3機種の中で最長の最大8時間。本体重量は17.8gで79.99ドルで販売予定となっています。
Android端末で使用する場合、今回発表の3機種全てNFCを使った簡単ペアリングが可能です。
2018/4/10追記:こちらも上2機種と同じく国内発売が決定。発売日は同じ2018年4月28日で市場想定価格は9,000円前後となっています。
まとめ
2017年に発売されたノイズキャンセル機能付きの完全ワイヤレスイヤホンWF-1000Xはかなり話題になった製品ですが、今回は少し利用シチュエーションを変えたスポーツモデルの発表でした。ちなみに今回、アップデートによるGoogleアシスタント対応予定も発表されており、1000Xシリーズやh.ear on 2 Wireless NC(WH-H900N)も対応予定リストに含まれています。音声アシスタント対応のスマートデバイスの広がりにも期待したいですね。
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