iPhone 8やiPhone Xの登場で一気に普及が進みつつあるワイヤレス充電器。最近はそんなワイヤレス充電機能と持ち運び可能なモバイルバッテリーを合体した製品も続々と販売されるようになりました。従来のモバイルバッテリー機能に加えQi規格に対応することで、外出先でもワイヤレスで充電を可能にした非常に便利な製品です。そこで今回はそんなQi規格対応モバイルバッテリーを紹介していきたいと思います。
MIPOW POWER CUBE X
非常におしゃれかつ便利なワイヤレス充電対応のモバイルバッテリーが登場しました。MIPOWのPOWER CUBE Xはモバイルバッテリーとして単体でiPhone Xなどにワイヤレス充電が可能な上、付属の専用ドッグを使えばワイヤレス充電パッドにもなる2Way仕様の製品です。
入出力ポートとして最新のUSB-C端子も備えていますので、対応機器を有線で充電することも可能。また専用ドッグからの充電のほか、USB-C対応充電器から直接充電することも可能になっています。
ワイヤレスモバイルバッテリー、USB-C充電器、ワイヤレス充電パッドとまさにこれ1台で何役もこなせる優れものです。AppleユーザーとしてはUSB-C対応も非常にありがたいポイントです(Mac含めUSB-Cにケーブルを統一したいので)。デザイン性も高く、Apple製品との相性も良さそうで、デスクに置いてもサマになるスタイリッシュさがあります。
発売予定日は2月中旬で、しばらくは販売記念価格として¥2,000〜¥3,000ほど割引して販売されるようです。かっこいいので私も購入検討中です。
HACRAY ワイヤレス充電器 モバイルバッテリー
モバイルケース・アクセサリー専門の株式会社ロア・インターナショナルが、2017年12月25日に立ち上げた新ブランド「HACRAY」からQi対応モバイルバッテリーが登場。一見すると普通のモバイルバッテリーのように見えますが、本体上部にQi対応コイルが搭載されておりワイヤレス充電が可能となっています。またワイヤレス充電中でもUSBポートからもう一台のモバイル機器を同時に充電することも可能。
特徴的なそのデザインはモバイルバッテリーの中でも非常にスタイリッシュでおしゃれなものに仕上がっていると思います。丸みを帯び、機械的なイメージを脱した落ち着きのあるデザインで、男女問わず使えそうな印象。表面はマット仕上げとなっていて高級感があり、手に持っていても滑りにくくなっています。モバイルバッテリーで全面がマット仕上げになっているものは非常に珍しく、デザイン性と機能性を備えた製品と言えそうです。
本体は105mm×72mm×20mmとコンパクトで、シャツの胸ポケットにも入るサイズ感。バッテリー容量は4000mAhと控えめな数値ですが、本体がコンパクトなことを考えると妥当なラインではないでしょうか。重さは135グラムとiPhone 7とほぼ同じ重さ、色はブラック・ホワイト・イエローグリーンの3色から選ぶことができます。地味な色が多いモバイルバッテリーの中でポップなイエローグリーンが用意されているのは珍しく、女性へのプレゼントにも最適かもしれません。
RuiPu モバイルバッテリー Qi 充電器
こちらのモバイルバッテリーの特徴は、なんといってもそのコストパフォーマンスの高さ。バッテリー容量が12000mAhと大容量ながら、販売価格が3000円を切るというリーズナブルな料金設定です。通常のモバイルバッテリーであればこの容量と価格も平均的と言えるかもしれませんが、ワイヤレス充電ができるということを考えれば非常にコスパが高い製品ではないでしょうか。
またこの製品が他の製品と違う部分はバッテリー本体にディスプレイが搭載されている点。充電残量がパーセント表示で見える便利設計になっています。充電に関してはUSBポートが2つ搭載されていて、ワイヤレス充電と合わせると3台同時に充電可能。過充電防止機構が搭載されていますので、ケーブルを挿しっぱなしにしていても安心です。目立たないですが本体下部には隠れスタンドがついています。外出先のカフェなどで作業をする時に、スマホを立てかけておける地味に便利な機能だと思います。
本体は145mm×70mm×15mmとiPhone Xよりもほんのすこし大きい程度のサイズ感。パンツのポケットやジャケットの内ポケットにも入る大きさで、持ち運びもしやすいと思います。本体の保証期間が2年間と長い点も見逃せません。通常の使用の中で故障してしまった場合も、保証期間内であれば無償交換してもらえます。低価格帯のモバイルバッテリーで保証期間が2年と長く用意されているのはとても安心です。
BONAKO QI モバイルバッテリー ワイヤレス充電器
このモバイルバッテリーは10000mahという大容量ながら、厚さが10mmと薄型設計になっています。このクラスのモバイルバッテリーとしてはかなり薄いほうではないでしょうか。ワイヤレス充電機能を付け加えてなお、この薄さに抑えられているのは素晴らしいことだと思います。
10000mahとバッテリー容量に余裕がありますので、iPhone 8で4回、iPhone Xで2回フル充電可能。また初代モデルはワイヤレス充電の開始時に起動音がしたようですが、現行モデルでは改良され無音になっています。そのため電車内や図書館のような静かな場所でも気兼ねなく使用できますね。またこちらも地味に便利な機能として本体側面にLEDライトを搭載。懐中電灯代わりに使うことができるため、夜間や暗い場所で端子やケーブルを探す際に便利ではないでしょうか。過熱/過電流/過充電/過放電の4つの自動防止機構も搭載された、安心設計。滑り止め加工がされた表面デザインも洗練されていてデザイン性も高めだと思います。
本体は160mm×73mm×10mmと、薄型なぶん全長は少し長め。重さは200グラムと平均的な重さとなっています。カラーバリエーションはホワイトとブラックの2種類でメーカー保証は1年間。価格もお手頃ですので、とにかく薄いモバイルバッテリーがほしいという方にはおすすめです。
TSUNEO モバイルバッテリー Qi ワイヤレス充電器
最後に紹介するのがMAYA SHOP販売のQi対応モバイルバッテリー。この製品の最大の特徴はその充電方式にあります。上記の3つの製品は、端末への充電はワイヤレスですが、モバイルバッテリー本体への充電にはケーブルを使う必要があります。対してこの製品は、端末への充電に加え本体の充電にもワイヤレス充電が使用できます。5V1Aのワイヤレス給電による充電のため少し時間はかかりますが、本体の充電とモバイル機器の充電の両方がワイヤレス充電に対応しているのは非常に珍しく、とても便利ではないでしょうか。
さらにもう一つの特徴的なのが充電ポートにUSB Type-Cが搭載されている点。USB Type-CといえばMacBookシリーズやNintendo Switchをはじめ、近年採用される機種が増えている最新の規格ですね。今後のデファクトスタンダードとなるであろう規格に対応しているのは、使用できるシチュエーションの幅を広げ、使用期間を長くすることもできる嬉しいポイントだと思います。バッテリー容量も10000mahとモバイル端末を複数回充電可能な余裕のある容量です。
バッテリー残量を示すLEDインジケータはとても見やすく、直感的な操作が可能。デザインは丸みを帯びており、カラーバリエーションもブラック・ホワイト・グレーの3色から選べます。端末だけでなく本体もワイヤレス充電可能な、まさにスマートなモバイルバッテリーだと思います。
まとめ
今回はワイヤレス充電対応のモバイルバッテリーの紹介でした。無線充電+モバイルバッテリーという組み合わせは相性も良く、ケーブルレスがどんどん進む今の時代の象徴的な便利グッズだと思います。今後モバイルバッテリーと言えば無線充電ができて当たり前になるような時代がくるかもしれませんね。どの製品も他にはない特徴やメリットを持った優れものをピックアップしましたので、利用シチュエーションに合わせて好みの製品を選択してみてください。
置き型の無線充電器まとめはこちらをどうぞ。
私はBelkinの無線充電器を使っています。こちらもカッコよくて非常にオススメです。
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