通勤・通学時間や空き時間にも手軽に遊べるということで、スマートフォンでゲームを楽しむ人がかなり増えましたね。各メーカーからも様々なゲームアプリが公開されており、非常に多様なジャンルのゲームを遊ぶことができます。
しかし、スマホゲームとは言え、最近は要求スペックが高いタイトルもあり、古い機種ではプレイできないものもあります。プレイ可能であっても高性能のスマートフォンを持っていない人は、ゲームをプレイする際に動作が重たく感じることがあるかもしれませんね。
そこで、おすすめしたい製品がゲーミングスマホ。ゲーミングスマホはゲーム目的に特化している分、比較的リーズナブルな価格でありながら快適にゲームが楽しめるようになっています。今回はそんなゲーミングスマホやゲーム目的に適したスマホを厳選し、それぞれの製品の機能や特徴について紹介していきたいと思います。
ASUS ROG Phone II
ASUSの「ROG Phone II」は、同メーカーのゲーミングブランドである「ROGシリーズ」の名前を冠したスマートフォン。最新のCPUである「Snapdragon 855 Plus」を搭載した、世界初のゲーミングスマホとなっています。
「ROG Phone II」最大の特徴は何と言ってもディスプレイ。リフレッシュレートは120Hz、応答速度は1msと、非常になめらかな動きのゲーム映像を楽しめます。最近流行りのバトロワ系ゲームには持ってこいでしょう。
他にも、横画面で効果を発揮する「デュアルフロントステレオスピーカー」や、ゲームに合わせて振動する「デュアルサラウンドバイブレーション」など、ゲームへの没入感を高める工夫が多くなされています。ゲーマーにとっては最高のスマートフォンと言えそうですね。
OS | Android 9.0 |
CPU | Snapdragon 855 Plus |
ストレージ容量 | 512GB/1TB |
メモリ容量 | 12GB |
バッテリー容量 | 6000mAh |
画面サイズ | 6.59インチ |
画面解像度 | 2340×1080 |
インターフェース | USB Type-C |
サイズ | 幅77.6mm×高さ170.9mm×厚み9.4mm |
重量 | 240g |
Xiaomi Black Shark2
「Black Shark2」は、現在家電メーカーとして急成長しているXiaomi(シャオミ)のゲーミングスマホ。CPUは「Snapdragon 855」と、最上位クラスの性能を搭載しているにもかかわらずリーズナブルな価格を実現しています。
通信アンテナには「Black Shark X-2 スマートアンテナ」を搭載しているため、スマートフォンを手で覆い隠しても良好な通信品質を維持。通信環境が勝敗を分けるゲームをプレイする方にとっては、嬉しい機能でしょう。さらに、細かいゲーム操作に対応できるよう、1秒間当たりのタッチ検知は240回を誇ります。プレイヤーの操作をいち早く画面に反映できますね。
カラーバリエーションは「シャドーブラック」「グローリーブルー」「フローズンシルバー」の3種類を用意。性能だけでなく見た目も優れたゲーミングスマホとなっています。
OS | Android 9.0 |
CPU | Snapdragon 855 |
ストレージ容量 | 256GB |
メモリ容量 | 12GB |
バッテリー容量 | 4000mAh |
画面サイズ | 6.39インチ |
画面解像度 | 2340×1080 |
インターフェース | USB Type-C |
サイズ | 幅75.01mm×高さ163.61mm×厚み9.57mm |
重量 | 205g |
Razer Phone 2
ゲーミングデバイスメーカーとして有名なRazerから発売されているゲーミングスマホが、この「Razer Phone 2」。ディスプレイのリフレッシュレートは120Hzと非常に高く、ゲーム目的に適した性能を誇っています。
Razerはゲーム管理用に「Cortex」というアプリを用意。ゲームごとにリフレッシュレートや解像度、アンチエイリアシングを設定できるため、ゲーマーには嬉しい機能ですね。
ゲーミングスマホながら、ワイヤレス充電とIP67の防水・防塵に対応しており、使い勝手が良い点も魅力的。いつでもどこでもゲームを楽しみたいユーザーにもおすすめの製品です。
OS | Android 8.1 |
CPU | Snapdragon 845 |
ストレージ容量 | 64GB |
メモリ容量 | 8GB |
バッテリー容量 | 4000mAh |
画面サイズ | 5.72インチ |
画面解像度 | 2560×1440 |
インターフェース | USB Type-C |
サイズ | 幅79mm×高さ158.5mm×厚み8.5mm |
重量 | 220g |
NUBIA Red Magic 3
「Red Magic 3」は、中国のスマートフォンメーカーであるNUBIAが販売するゲーミングスマホ。6.65インチとスマートフォンとしては大きなディスプレイを採用しており、大画面でゲームを楽しめます。
スマートフォンで最新ゲームをプレイする際に問題となることが多いのが、本体の高熱状態が続くオーバーヒートですね。「Red Magic 3」は、液冷と空冷を組み合わせた冷却システムを搭載することにより、まるでPCさながらの冷却ファン性能を実現。要求スペックの高いゲームを遊んでる時にもユーザーの強い味方となります。
さらに物理スイッチによるゲーミングモードを起動すれば、ゲーム専用のインターフェースに早変わり。まさにゲーマーのために作られたスマートフォンと言えそうですね。
OS | Android 9.0 |
CPU | Snapdragon 855 |
ストレージ容量 | 256GB |
メモリ容量 | 12GB |
バッテリー容量 | 5000mAh |
画面サイズ | 6.65インチ |
画面解像度 | 2340×1080 |
インターフェース | USB Type-C |
サイズ | 幅78.5mm×高さ171.7mm×厚み9.65mm |
重量 | 215g |
OPPO Reno 10x Zoom
OPPO(オッポ)は、世界でも有数のスマートフォン販売メーカー。中でもこの「Reno 10x Zoom」は最先端の技術を導入した、同社のフラッグシップモデルとなっています。
「Reno 10x Zoom」最大の特徴は、端末内部から飛び出す「ピボットライジングカメラ」。この機能によりノッチのないディスプレイを実現しています。画面占有率93.1%と大迫力のスクリーンで、ゲームを楽しめますね。
さらに、画面をタッチしてから反応するまでの速度を高速化する「タッチブースト」や、高負荷なゲームを検知すると画面のカクつきを防ぐ「フレームブースト」を搭載。ゲーマーに嬉しい機能が盛りだくさんのスマートフォンと言えるでしょう。
OS | ColorOS 6(Android 9ベース) |
CPU | Snapdragon 855 |
ストレージ容量 | 256GB |
メモリ容量 | 8GB |
バッテリー容量 | 4065mAh |
画面サイズ | 6.65インチ |
画面解像度 | 2340×1080 |
インターフェース | USB Type-C |
サイズ | 幅77.2mm×高さ162mm×厚み9.3mm |
重量 | 215g |
HTC U12+
台湾を拠点とするエレクトロニクス企業HTCから販売されている「HTC U12+」は、リーズナブルながらハイスペックなモデルとして人気があるスマートフォン。
オーディオに「HTC BoomSound Hi-Fi エディションスピーカーシステム」を搭載し、透明感のあるサウンドを大音量で楽しめます。また、付属のHTC USonicイヤホンは、ハイレゾ出力で「ノイズキャンセリング機能」を搭載。ゲームへの没入感を高めてくれますね。
ゲーマーの中でも特に音にこだわりを持つユーザーにはぜひおすすめしたいモデルのひとつ。特に音ゲーとの相性は抜群と言えるでしょう。
OS | Android 8.0 |
CPU | Snapdragon 845 |
ストレージ容量 | 128GB |
メモリ容量 | 6GB |
バッテリー容量 | 3500mAh |
画面サイズ | 6インチ |
画面解像度 | 2880×1440 |
インターフェース | USB Type-C |
サイズ | 幅73.9mm×高さ156.6mm×厚み9.7mm |
重量 | 188g |
ASUS ZenFone 6
ASUSの「ZenFone 6」は、CPUに「Snapdragon 855」を搭載したハイスペックなスマートフォン。8GBと大容量のメモリを搭載しており、重いゲームもサクサク動きますね。
ゲーマーにとって嬉しい機能が「Game Genie」と呼ばれるゲームツールバーの存在。画面タッチパターンを記録するマクロ機能が搭載されており、放置しても自動操作が可能です。さらに誤タッチを防止する「ロックモード」や、通知・着信をブロックする「アラートなし」など、快適にゲームをプレイできる様々な工夫が施されていますね。
バッテリー容量は5000mAhと大容量で、長時間ゲームを楽しめます。タップするだけでライブ配信やゲーム画面の録画を行えるため、特にゲーム実況者におすすめしたいスマートフォンと言えそうです。
OS | Android 9.0 |
CPU | Snapdragon 855 |
ストレージ容量 | 256GB |
メモリ容量 | 8GB |
バッテリー容量 | 5000mAh |
画面サイズ | 6.4インチ |
画面解像度 | 2340×1080 |
インターフェース | USB Type-C |
サイズ | 幅75.4mm×高さ159.1mm×厚み9.1mm |
重量 | 190g |
Xiaomi pocophone f1
Xiaomi(シャオミ)の「pocophone f1」は世界の中でも、特にインドで大ヒットしたスマートフォン。その理由は、何と言ってもコストパフォーマンスの高さにあります。
エントリーモデル並みの低価格でありながら、そのスペックはハイエンドモデル並みに高性能。最高スペックモデルは、「Snapdragon 845」のCPUと8GBのメモリを搭載しており、高負荷のゲームも快適に動きます。
イヤホンジャックに対応している点も、音の遅延を心配するゲーマーには持ってこい。できるだけ低価格の予算で、最新のゲームをプレイしたいという贅沢なユーザーにおすすめしたいスマートフォンです。
OS | Android 8.1 |
CPU | Snapdragon 845 |
ストレージ容量 | 256GB |
メモリ容量 | 8GB |
バッテリー容量 | 4000mAh |
画面サイズ | 6.18インチ |
画面解像度 | 2248×1080 |
インターフェース | USB Type-C |
サイズ | 幅75.3mm×高さ155.5mm×厚み8.8mm |
重量 | 180g |
まとめ
数多くあるスマートフォンの中でも、ゲーミングスマホに分類されるモデルは、やはりゲームプレイにおいて非常に快適です。もちろん従来のスマホとしても利用できますが、より快適にゲームを楽しみたいのであれば、普段用とゲーム用のスマートフォンを使い分ける2台持ちという選択肢もありますね。
各製品にはそれぞれ特徴があり、値段やスペックもモデルによって異なりますので、ぜひ自分に合ったゲーミングスマホを探してみてくださいね。
ゲーミングスマホ以外にも、ゲーミングチェアやゲーミングマウス、ハンドルコントローラー、モニターなど、おすすめのゲーム用周辺機器を色々と紹介しています。よろしければ合わせてご覧ください。
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