おすすめのミラーレス一眼カメラ人気モデル6選。画質の良い製品を入門用からハイスペック高級機まで厳選ピックアップ

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ミラーレス一眼カメラが登場してから約10年が経ちました。手軽に撮影できる携帯電話カメラの高画質化もあり、全体的に減少してるカメラ市場ですが、ミラーレス一眼はその中で年々シェア率を伸ばしています。私もほとんどのシチュエーションでiPhone Xのカメラで済ませていますが、旅行の際や本当に綺麗に撮影したい時には手持ちのミラーレス一眼(現在はSONY α6000)で撮影しています。携帯端末で見る分にはあまり違いはなくても、やはりPC表示や印刷する際にはまだまだ携帯カメラでは及ばないレベルで綺麗ですしね。そこで今回は数あるミラーレス一眼の中から画質に定評があり、おすすめできるものを厳選して紹介したいと思います。

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ミラーレス一眼カメラとは

ミラーレス一眼カメラとは通常のデジタル一眼レフカメラから反射板(レフ)を取り除くことで、小型軽量化したレンズ交換式のカメラのことです。一眼レフではレンズから入ってきた光を撮影前は光学式ファインダーで映像を確認するように、撮影時(シャッターをきる時)にはセンサーに当たるように反射板とペンタプリズムを使って反射屈折させる必要がありました。ミラーレス一眼はそれを背面液晶や電子式ファインダーでまかなうことでこの機構を省き、小型軽量化しているというわけです。

カメラの画質を決める重要な要素は

一般的にはセンサーサイズが大きいほど画質が優れていると言われています。センサーサイズとはレンズから入ってきた光を映像に変換する素子のサイズです。現在ミラーレス機で使われる主なセンサーはフォーサーズ、APS-C、フルサイズで左から順にサイズが大きくなります。サイズが大きいほど一眼特有の背景のボケ感も増えると言われていますね。私個人としてはセンサーサイズが大きいに越したことはないと思っていますが、それよりもレンズや各メーカーの写真の色付けの方が画質に対しての影響は大きいと考えています。(とはいえやはりフルサイズの写真を見ると圧倒的に綺麗だと思いますが) 購入カメラに迷った時はメーカー各社のHPに作画例等も載っていますので、それを見て好みの画質や色付けで選ぶのが一番良いと思います。

入門機種

Canon EOS M100


レンズ交換式カメラ市場で圧倒的シェア(世界1位)をもつキャノンのミラーレス一眼EOS M1000。入門機としてはこれ以外選択肢がないと言ってもいいくらい優れたカメラだと思います。ミラーレスカメラへの参入が遅かったため、他メーカーに比べシェアは低めですが、ここへきてミラーレスにも本気を出し始めた印象です。

35mmの薄型ボディ、レンズも含めて約302gと軽量で、鞄の中に入れて持ち歩いて、ちょっとしたシャッターチャンスも逃さずに撮影可能。

本体のカラーはグレー、ホワイト、ブラックの3色から選べることもおしゃれです。キャノンオンラインショップ限定で、フェイスジャケットを9種類販売しています。組み合わせると27通りの個性的なスタイルが楽しめます。

約180度回転させることができるチルト液晶と「自分撮りモード」搭載で、簡単にセルフィーが撮影できます。肌の質感を調整できる美肌モードのほか、トイカメラ風などの7種類のフィルターを搭載。スポーツ、夜景、料理など、シーンや被写体に合わせて撮影モードを選べます。

大型センサーを採用しているので、スマートフォンよりも高画質で背景のボケも表現できます。また、Bluetooth/Wi-Fiによってワイヤレスでスマートフォンと連携できるので、InstagramなどのSNSにもすぐに投稿できます。カメラのリモコンとしてスマートフォンを使うことができることも便利ですね。

画素数約2580万画素(総画素)

約2420万画素(有効画素)

撮像素子APS-C、約22.3mm×14.9mm、CMOSセンサー
撮影感度標準:ISO100~25600
シャッタースピード1/4000~30 秒
動画撮影フルHD(1920×1080)、60 fps、MP4
本体重量266g
本体外形寸法幅約108.2×高さ67.1×奥行き35.1 mm

LUMIX DMC-GX7MK2


入門から少しステップアップしたい方はこちらがおすすめ。パナソニックのデジタルカメラブランドLUMIXのミラーレス一眼です。光学ローパスフィルターを取り除いたLive MOSセンサーを搭載。Live MOSはパナソニックが独自に開発したイメージセンサーで、従来のCCDの消費電力が大きい欠点を補いつつ、CMOSの欠点である受光エリアの狭さを解消しています。

「マルチプロセスNR」で解像感と質感を保ちながら効果的にノイズを抑える「ヴィーナスエンジン」、モノクロ写真の階調を向上させた「L.モノクローム」も搭載しています。

また、ボディ5軸に加えてレンズ2軸による「Dual I.S.」で強力に手ブレを補正します。4K動画も撮影可能。暗い場所や望遠による撮影時に、補正機能が役立ちます。動画は高精細の「4K30p動画」と、よりスムーズな動きの「FHD60p動画」を選ぶことができます。

「4Kフォト」の機能もあります。動きの速い被写体をとらえる「4K連写」、子供や動物など予測できない被写体の決定的なシーンを逃さない「4K連写(S/S)」、シャッターチャンスの瞬間に合わせる「4Kプリ連写」の3つのモードで、秒間30コマ連写による8Mの静止画を残せます。フォーカスポイントを変えながらの連写も可能です。

画素数1600万画素(有効画素)
撮像素子フォーサーズ、4/3型、LiveMOSセンサー
撮影感度標準:ISO200~25600 拡張:ISO100
シャッタースピード1/16000~60 秒
液晶モニター3インチ104万ドット
動画撮影4K(3840×2160)、30 fps、

AVCHD Progressive/AVCHD/MP4

本体重量383g
本体外形寸法幅122×高さ70.6×奥行き43.9mm

中上級者向け

SONY α6500


プロのカメラマンも高く評価し、実際に活用しているソニーのαシリーズのミラーレス一眼の上位機種です。自分が次に買い換えるとしたらこの機種かこの後継機種になると思っています。

ソニーのミラーレス機の優位性は何と言ってもその圧倒的に優れたセンサー性能。最近のソニーのセンサー技術は素晴らしくて、他メーカーのカメラにも実はソニーのイメージセンサーが採用されている製品が数多くあります。α6500はAPS-Cサイズのイメージセンサーと「4Dフォーカスシステム」というAFセンサーを搭載。425点の像面位相差AFセンサーと、25点AF枠の中央にある9点だけを細分化した169点のコントラストAFを配置し、端から端まで領域全体で高密度のオートフォーカス処理を行います。

この位相差AFとコントラストAFを併用した「ファストハイブリッドAF」、最適化された画像処理エンジン「BIONZ X(ビオンズ エックス)」により、0.05秒の高速レスポンスも実現。「高密度AF追従テクノロジー」で複雑な動きの被写体も高速にとらえることができます。

さらに、連続撮影モード「Hi+」の場合には、最高11コマ/秒のアフタービュー方式による高速連写が可能です。撮影シーンにより約8コマ、約6コマ、約3コマ/秒の3段階から選択できるので、タイムラグなしにフレーミングできます。

大容量化したバッファメモリーで、307枚(約36秒)までの連続撮影が可能となり、決定的な瞬間を確実に捕捉します。

発売から少し時間が経っていますので後継機の登場が待ち遠しいです。

画素数約2500万画素(総画素)

約2420万画素(有効画素)

撮像素子APS-C、23.5mm×15.6mm、Exmor CMOSセンサー
撮影感度標準:ISO100~25600

拡張:ISO51200

シャッタースピード1/4000~30 秒
動画撮影4K(3840×2160)、30fps、

XAVC S/AVCH規格Ver.2.0準拠、MP4

本体重量約410g
本体外形寸法幅120×高さ66.9×奥行き53.3 mm

OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III


デジタルでありながら、フィルムのカメラのようなクラッシックなデザインが魅力的なオリンパスのミラーレス一眼。液晶画面はチルト液晶のため、ローアングルやハイアングルの撮影時に向きを調整して被写体の確認ができます。ファインダーには、236万ドットによる高精細の電子ビューファインダーを搭載しました。

夜景や望遠レンズによる撮影など、あらゆるシーンに対応した5軸手ブレ補正をボディ内に搭載しています。レンズ、イメージセンサー、画像処理エンジンの3つで高画質を実現しますが、さらにハイクラスの5軸手ブレ補正によって誰でも高画質の撮影を楽しむことができます。4K動画の撮影にも対応し、動画撮影時にも手ブレ補正機能が安定した映像を記録します。4K動画から静止画を切り出すことも可能です。

カメラアシスト撮影モード(AUTOモード、シーンモード、アドバンストフォトモード、アートフィルター)、自動車のライトなど光の跡を記録できるライブコンポジットや多重露出などのアドバンスモード、15種類のアートフィルターなどによって、クリエイティブな写真の撮影も楽しそうですね。

画素数約1720万画素(総画素)

約1605万画素(有効画素)

撮像素子フォーサーズ、4/3型、LiveMOS
撮影感度標準:ISO200~25600 拡張:ISO100
シャッタースピード1/16000~60 秒
液晶モニター3インチ104万ドット
動画撮影4K(3840×2160)、30fps、MOV
本体重量約362g
本体外形寸法幅121.5×高さ83.6×奥行き49.5mm

FUJIFILM X-T20


運動会で走る子ども、鳥が飛ぶ姿など、動く被写体を撮影するときには、すばやく被写体に焦点を合わせるオートフォーカスの機能が重要になりますよね。X-T20のオートフォーカス測距点は、91点(最大325点)。従来の49点から大幅に拡大しました。画面中央の横50%、縦75%が高速かつ高精度の位相差AFエリアで、広い面積で被写体の動きをとらえます。

多彩なフォーカスモードがあり、確実に1つの被写体をとらえるシングルポイント、動体を範囲でとらえるゾーン、ワイド/トラッキングの3種を基本として、顔や瞳の検出などの機能があります。またオートフォーカスと同じくらい動体撮影に必要なのは追従性。これも上位機種のX-T2から受け継いだ高精度な追従が可能で、「加速減速に強い」など被写体に最適化したAF- Cカスタム設定も備えています。5つのプリセットから最適な動体捕捉を選択可能。

画像のセンサーは、独自開発によるAPS-Cサイズの2430万画素「X-Trans CMOS III」。大きなサイズのセンサーなので、高感度で光をとらえることができます。さらに従来の約4倍の処理速度による高速画像処理エンジン「X-Processor Pro」がセンサーの能力を最大限に引き出します。

有機ELによる電子ビューファインダー、チルト式液晶モニターによって快適な操作を実現しました。設定した撮影の効果をリアルタイムで反映。撮影中に結果を確認できるので便利です。

画素数約2430万画素(有効画素)
撮像素子APS-C、23.6mm×15.6mm、

X-trans CMOSIIIセンサー

撮影感度標準:ISO200~12800

拡張:ISO100、25600、51200

シャッタースピード1/32000~30 秒
液晶モニター3インチ104万ドット
動画撮影4K(3840×2160)、29.97fps、MOV
本体重量約333g
本体外形寸法幅118.4×高さ82.8×奥行き41.4mm

別格:フルサイズセンサー搭載ハイエンド機

SONY α7R III


ボディだけで30万円を超えるプロユースの35ミリフルサイズによるミラーレス一眼。有効約4240万画素、最高約10コマ/秒高速連写という驚きのスペックです。画像処理システムを刷新し、ハイクオリティの写真撮影にこだわりました。

デジタルカメラの心臓部のセンサーには、35mmフルサイズ裏面照射型の「Exmor R(エクスモア アール)」CMOSセンサーを搭載しています。有効約4240万画素。さらに進化した画像処理エンジン「BIONZ X(ビオンズ エックス)」は従来比の約1.8倍の高速処理を実現します。

新たに搭載された手ブレ補正ユニットとジャイロセンサーをアルゴリズムで最適化することにより、5.5段の補正効果が可能です。確度ブレ補正、シフトブレ補正、回転ブレ補正などに対応します。ピクセルシフトマルチ撮影によって、イメージセンサーを正確に1画素分ずつずらして4枚の画像を撮影し、約1億6960万画素分の情報から優れた1枚の画像を生成できます。

ここまでのスペックでは一般用のデジタルカメラを超越していますが、カメラ好きであれば、一度はその最高峰の機能を使ってみたいですね。

画素数約4360万画素(総画素)

約4240万画素(有効画素)

撮像素子フルサイズ、35.9mm×24mm、

ExmorR CMOSセンサー

撮影感度標準:ISO100~32000

拡張:ISO50~102400

シャッタースピード1/8000~30 秒
動画撮影4K(3840×2160)、30fps、XAVC S/AVCH規格Ver.2.0準拠
本体重量約572g
本体外形寸法幅126.9×高さ95.6×奥行き73.7 mm

まとめ

最近は通常の静止画撮影に加え、動画撮影やフィルター効果等で各社差別化を図っています。動画撮影も入門用の機種以外は4Kでの撮影に対応しており、ミラーレス一眼が1台あれば幅広い用途に使えると思います。カメラの使用目的は様々で、画質、オートフォーカス速度、動体追尾性、持ち運びのしやすさ等、シチュエーションに応じて重要視する部分も変わってくると思います。ここで紹介しているものはどれも優れたカメラですのでぜひ最適な1台を見つけてください。

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