【家電・ガジェット系】2018年度グッドデザイン・ベスト100に選ばれた製品の中から気になる製品をピックアップ

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毎年度、デザインが優れたプロダクトに贈られるグッドデザイン賞。中でもグッドデザイン・ベスト100は、受賞対象の中から特に高い評価を得た厳選された100件になっており、注目度も高いですよね。

そこで今回は、そんなグッドデザイン・ベスト100の中から、個人的に良いと思った製品をピックアップ。まずは家電・ガジェット系のプロダクト5製品の特徴などを紹介していきたいと思います。

同じくグッドデザイン・ベスト100に選ばれた日用品・生活雑貨系の紹介記事はこちらをどうぞ。

【日用品・生活雑貨系】2018年度グッドデザイン・ベスト100に選ばれた製品の中から気になる製品をピックアップ
優れたデザインの製品に贈られるグッドデザイン賞の中でも、特に評価の高い100件を選出したグッドデザイン・ベスト100。前回は家電・ガジェット系の製品の中から、個人的に気になるモノをピックアップして紹介しましたが、今回は日用品・生活雑貨系...
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siroca かまどさん電気

コーヒーメーカーなどの生活家電でおなじみのシロカと、伊賀焼窯元の長谷園がタッグを組んで世に送り出したのがこちらの「かまどさん電気」。本物の土鍋を使った唯一の全自動炊飯器となっており、おいしい土鍋ごはんを手間をかけずに炊き上げることができる製品になっています。

使われている土鍋はもちろん、長谷園の「かまどさん」。「かまどさん」で炊く土鍋ごはんは最高においしいのですが、最近のライフスタイルの変化やオール電化の普及、手間を考えるとなかなか家庭で毎日使うのは難しいですよね。かまどさんの直火炊きの味をそのまま電気で再現したこのかまどさん電気を使えば、直火のかまどさん同様のおいしいごはんを、手軽に毎日炊くことができるようになるというわけです。

伊賀焼の特性によってご飯の膜と土鍋の間に水分の膜が生まれるため、使用後のお手入れも非常に簡単。少し水に浸けておくだけでスルッと綺麗になります。本体が土鍋のため落としてしまったり、鉄の鍋などに触れると割れてしまうリスクはありますが、サポートストアにてパーツごとに販売しているため、蓋が割れたから全部買い直し、というようなこともなく安心して使えますね。

昔ながらの道具である土鍋らしさを持ちつつ、現代風にデザインされた外観も非常におしゃれ。しゃもじや水カップ、手ぬぐいといった付属品にまで、ご飯を美味しく食べてもらおうというこだわりがあり、優れたデザイン性が高く評価されています。まさに伝統工芸と家電が融合した美しいプロダクトに仕上がっており、普段のごはんをまるで料亭や旅館で味わうような美味しいごはんへと生まれ変わらせてくれる製品となっています。

ソニー DSC-RX0

SONYのDSC-RX0は驚くほど小さく、それでいて高画質と防水機能、堅牢性を兼ね備えたコンパクトカメラ。アルミ削りだしの小型ボディに1.0型イメージセンサーを内蔵し、あらゆるシチュエーションで高画質な撮影が可能な製品になっています。

サイズは59.0×40.5×29.8mmと、まさに手のひらサイズでありながら、総画素数2100万画素、240枚撮影可能と素晴らしいスペックを実現。コンパクトなボディの素材には航空機などに使われる特殊な金属を採用しており、10cmの深さに水没しても、2mの高さから落ちても、200kgの負荷がかかっても撮影が可能と言う、優れた耐久性を誇っています。激しい雨が降る野外や、細かい砂粒が舞う砂漠、切り立った山頂といった過酷な環境でも使用できますね。

また、特徴的な機能として、多視点からの撮影が可能となっています。別売りの電波式ワイヤレスコマンダーを用意することで、最大15台までの操作に対応。複数の視点による同時撮影という機能は新しい映像表現を可能にしており、クリエイターに新たな発想を提供していますね。

実際に利用しているユーザーからも、これだけコンパクトなボディでありながら、非常に高画質かつ高品質な写真が撮れると、驚きの声が上がっています。また、カメラを向けられた側はその小ささから、DSC-RX0をカメラだと思わないため相手の素の表情や自然体な姿を撮るのに適していますね。従来の「カメラ」という概念を飛び越えた、「新しい映像表現を生み出すソリューション」とよべる製品に仕上がっています。

アクションカメラについては下記にもまとめています。よろしければ合わせてどうぞ。

おすすめの最新4K撮影対応アクションカメラ7選|人気の高い代表モデルから高コスパな格安モデルまで徹底比較
通常のカメラとは違い、スポーツやアウトドアなどアクティブなシーンで大活躍するアクションカメラ。広い画角で撮れることから最近はスナップやセルフィーでの利用も増えていますね。Instagramにもアクションカメラで撮影した画像を多く見かけま...

LG Ultrawide UHD Monitor 34WK95U

LGからリリースされている34WK95Uは、4Kを越える5K表示に対応した34型ウルトラワイド液晶ディスプレイ。そのアスペクト比は21:9と非常に横長になっており、表示できる情報量が従来のディスプレイとは比べ物になりませんね。解像度も5,120×2,160ドットと非常に高く、特にクリエイティブな作業ではかなり役立ちそうです。

使用されている液晶パネルタイプはノングレア(非光沢)で、発色や視野角に優れたNano-IPSを採用。従来のディスプレイよりも鮮やかな色彩を発揮して、より実際の映像に近い表現を実現しています。背面のポートはThunderbolt 3×1とDisplayPort×1の他に、HDMI×2、2ポートのUSBハブ機能を備え、様々な機器との接続が可能ですね。

電源アダプタを内蔵しているため外に出ているケーブルが少なく、シンプルな構造で外観はよくまとまっています。820×572×230mmというディスプレイの大きさを感じさせない、非常にスリムなデザインになっている点も、評価が高いですね。

湾曲する棒のようなスタンドは質感の良い金属製で、繊細な美しさがありつつもしっかりとバランスを保つ重量感も備えています。スタンドの楕円部分には普通の大きさのキーボードならすっぽりと収まり、高さや傾きも簡単に変える事ができて使い勝手も良いですね。スタイリッシュなデザイン性と、高い機能性が融合した素晴らしいディスプレイとなっています。

ちなみに私は同じLGの27UK850-Wというモニターを、MacBook Proと接続して利用しています。こちらのモニターもデザイン性が高く高機能で、USB-Cケーブル1本でMBPに電源供給までできる使い勝手の良さが魅力的。レビューもしていますので、よろしければ合わせてどうぞ。

【レビュー】LGの4Kモニター27UK850-Wを購入|MacBook Proと ケーブル1本で繋がり電源供給もできるおすすめディスプレイ
現在私は2017年モデルの15インチMacBook Proをメインで利用しています。持ち運びもできて、特に不満に感じる部分もなく快適に利用しているのですが、自宅でゆっくり使うには、やや画面が小さく感じることもあるんですよね。 自宅には...

ソニー 4K有機ELテレビ ブラビア A9Fシリーズ

BRAVIA A9Fシリーズは、ソニー製4K有機ELテレビのフラッグシップモデル。リアルタイムでの処理能力が大幅に向上した最新映像エンジン「X1 Ultimate」を搭載し、放送やネット動画などのコンテンツの更なる高画質化を実現した製品となっています。

この製品の特徴のひとつでもあるのが、画面自体を振動させて音を鳴らす「アコースティックサーフェス オーディオプラス」を採用していること。これにより高画質な映像と高品質な音が一体化するという究極の体験を、ユーザーに届けることができます。画面を振動版とするスピーカーは3基のアクチュエータと2基のサブウーファによる3.2ch構成。画面中央からの音質を高め、サブウーファを横向きに配置した事で音を立体的に表現できるようになっています。

またスマートスピーカーと連動する事で、「テレビをつけて」という命令を音声で入力でき、電源のオンオフから音量の調整やチャンネルの変更も可能に。現在はまだGoogleアシスタントとしか連動しませんが、年内にはAlexa対応スマートスピーカーでも操作が可能になる予定です。

外観としては正面からスピーカーやスタンドの見えない一枚の板のようなミニマムなデザインを実現。背面なども含めた細部の処理まで抜かりなくデザインされています。その佇まいはまるでインテリアのような仕上がりで、まさしく「美しいテレビ」と呼べるクオリティの高さですね。映像と音が一体化する究極の体験を、美しいデザインで楽しめる製品となっています。

Panasonic 冷蔵庫 NR-F604WPX-H

パナソニックから販売されているNR-F604WPX-Hは、最近の住宅環境の変化に合わせて「目立たない冷蔵庫」を目指して開発された製品。キッチンとリビングが一体化している最近の住宅環境を踏まえて、リビングから見ても違和感のない落ち着きと高いデザイン性・質感を備えた冷蔵庫となっています。

周りの家具やインテリアに溶け込む様に、凹凸を極力減らしふくらみの無い外観を実現。反射光を抑えたフロストガラスを初採用することで、落ち着いたキッチン空間にも馴染むデザインとなっています。照明の光り方まで緻密に計算されたという適度な反射と、フロストガラスの持つ高い質感が、キッチン周りをすっきりとした空間にしてくれますね。

冷蔵庫の機能としても素晴らしく、内部は大容量設計。これまでは下部に配置されていたコンプレッサーを上部に移動させたことで、野菜室や冷凍庫が奥まで引き出せるようになり収納量や使い勝手が格段に向上しています。容量も600Lとたっぷり収納できますね。

パナソニック独自のナノイーXを発生させ、冷蔵室やチルド、野菜室内を除菌し清潔な空間を維持する機能も搭載。様々な角度から研究、開発された高いデザイン性と、野菜などを清潔勝つ新鮮な状態のまま保管できる機能性、5人家族の食べ物などを保存できる収納力を兼ね備え、他の冷蔵庫とは一線を画する優れた冷蔵庫となっています。

まとめ

さすがはグッドデザイン賞の中でも特に評価の高い100選からのピックアップということで、どれも素晴らしい製品ですね。外観などのいわゆる表面的なデザインだけでなく、機能性やコンセプト的にも魅力を感じるものが多いです。

優れたデザインというのは、人々の生活をより豊かで幸せにしてくれるもの。時代の変化や暮らしに合わせて、これからも素晴らしいデザインをしたプロダクトがどんどん登場してくることを期待したいと思います。

同じくグッドデザイン・ベスト100に選ばれた日用品・生活雑貨系はこちらにまとめています。

【日用品・生活雑貨系】2018年度グッドデザイン・ベスト100に選ばれた製品の中から気になる製品をピックアップ
優れたデザインの製品に贈られるグッドデザイン賞の中でも、特に評価の高い100件を選出したグッドデザイン・ベスト100。前回は家電・ガジェット系の製品の中から、個人的に気になるモノをピックアップして紹介しましたが、今回は日用品・生活雑貨系...

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