自宅や職場で美味しいコーヒーやエスプレッソを、簡単手軽に楽しめるということで非常に人気が高いネスレのコーヒーメーカー(エスプレッソマシン)。最近は美容室や病院、飲食店などに導入されていることも多く、見かける機会も多くなりましたね。
そんなネスレのコーヒーメーカーですが、バリスタ/ドルチェグスト/ネスプレッソとそれぞれ違った特徴を持つ3シリーズが存在しているため、どれを選べば良いかわからないという人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、この3シリーズの特徴や違いを比較し、それぞれのシリーズでのおすすめモデルを紹介していきたいと思います。
ネスカフェ バリスタ
ネスカフェ バリスタの特徴
「レギュラーソリュブルコーヒー」というインスタントコーヒーを使って、手軽に美味しいコーヒーを作ることができるネスカフェのバリスタシリーズ。エスプレッソ、ブラック、マグサイズブラックに加え、別途ネスレプライト(植物性のクリーニングパウタダー)を使えばカフェラテとカプチーノの5種類のコーヒーをワンタッチで作ることができます。
「レギュラーソリュブルコーヒー」は、ネスレ独自の「挽き豆包み」という豆の酸化の原因となる空気との接触が抑えられた製法のため、コーヒー本来の香りを味わえる、愛飲者の多い商品。それを本体内で攪拌し、最大15気圧の圧力を掛けて抽出することで、ただのインスタントコーヒーとは一線を画す、味わい深く風味の良いフォームの付いたコーヒーを淹れることが可能です。
インスタントコーヒーを使うため、1杯約20円と安く美味しいコーヒーが飲めるのも魅力的。コストパフォーマンスがよく、ランニングコストを抑えたい人にもおすすめのシリーズです。
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ネスカフェ バリスタのコーヒーメーカーおすすめモデル
ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ50
ネスカフェゴールドブレンドの発売50周年を記念したバリスタの最新モデルとなるのがバリスタ50。価格はコーヒーとセットになった特別記念セットが、ネスレの公式HPで7,980~8980円ほどとなっています。
メニューボタンが大きくなり以前のモデルよりも操作性が向上。新たに搭載されたクリーニングボタンにより、すすぎ機能がボタンだけで使えるようになったのもポイント。メンテナンスも簡単で楽にできるようになっていますね。カプチーノメニューが改良され、よりコーヒー感を感じられる味わいになったのも、以前のモデルから進化している部分です。
内容量は、800mlというシリーズの中では小さめの設定ですが、そのぶん本体のサイズが幅15.5cm高さ32.3cm奥行き30.6cmとスリムなボディ設計になっており、置き場所に困ることがありません。
本体にはBluetooth機能があり、スマホで「ネスカフェアプリ」を使うことで、メニューのカスタマイズ登録や、アラーム機能を使用可能。飲みたい時間にマシンを温める時間を待たずに抽出する事ができ、朝の目覚めの一杯を好みのオーダーで起床してすぐに飲むというようなことも可能です。また、飲むたびに貯まるポイントプログラムも用意され、プレゼントなどと交換ができるのも嬉しい機能ですね。
ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタアイ
本体が4,000円ほどからとリーズナブルなうえに、マシンの無料レンタルもやっているエントリーモデルと言えるのがこのバリスタ アイ。バリスタ50との違いは、クリーニング機能である「すすぎボタン」がないことぐらいで、他の部分ではほとんど違いはありません。
内容量は1000mlとなっておりバリスタ50より200mlほど多いですね。そのぶん本体サイズはやや大きくなりますが、複数人で使用される人や1日に複数杯の利用をする人にはおすすめと言えます。
なんと言っても本体を無料でレンタルできるのが大きな魅力。まずはコストをかけずに自宅で試してみたいという方にはバリスタ アイが始めやすいでしょう。
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ネスカフェ ドルチェグスト
ネスカフェ ドルチェグストの特徴
カプセル式と呼ばれるカプセルに密閉されたレギュラーコーヒーを使い、様々なメニューを楽しむことができるネスカフェ ドルチェグストシリーズ。ブラックやエスプレッソに加え、カプチーノやティーラテといったラテメニュー、チョコチーノや抹茶などのバラエティメニューを含む、豊富な15種類以上のメニューが楽しめます。
カプセルには厳選した香り豊かな挽きたてのコーヒー豆を、酸素を抜いた状態で密封。マシンにセットされるまで外気に触れず酸化を防ぐことができるため、焙煎したての鮮度を保った美味しいコーヒー/エスプレッソを楽しむことができます。
本格マシン並みの15気圧という高い圧力で抽出ができ、1杯当たりのコストは約60円程度(ラテ系や抹茶系、チョコ系は120円程度)。バリスタよりは単価が高くなりますが、インスタントコーヒーや缶コーヒーよりも格段においしいコーヒーを淹れることができます。ミルクフォーマーを使用することなく、ラテ系のメニューを作る事ができるのも魅力の一つですね。本格的でバラエティ豊かなカフェメニューを、比較的お得に楽しめるマシンとなっています。
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ネスカフェ ドルチェグストのコーヒーメーカーおすすめモデル
ネスカフェ ドルチェグスト ルミオ
スマートでどこか近未来を思わせるおしゃれなデザインが特徴のドルチェグストルミオ。カプセルセット時に自動で電源をオンにする機能や、マシン正面から水の残量が見えるスケルトンなデザインなど、機能面でも使いやすい仕様になっています。
本体とバラエティカプセルセット1箱のセットが5,979円ほどで販売されており、最近のドルチェグストシリーズの中で、最安値で購入できる点も魅力的。コーヒーの抽出性能に違いはないため、美味しいコーヒーを飲むことだけを考えれば、お得なモデルと言えますね。
幅17.6cm高さ36.5cm奥行き22.2cmと、横幅を抑えら縦に長いデザインで、比較的置き場所にも困りません。容量も1000mlと十分な容量のタンクを採用しています。カプセル式の本格カフェシステムを手軽に楽しみたい人におすすめのモデルだと思います。
ネスカフェ ドルチェグスト エクリプス
日食にインスピレーションを受けたとされる、神秘的で独創的なドーナツ型の形状が特徴的なドルチェ グスト エクリプス。当初はプレミアムモデルとして数量限定で販売されていた製品ですが、人気が高く完売後の問い合わせも多く寄せられたことから、2017年9月から一般販売を開始しました。
カプセルセット1箱付き18,800円というグストとしては高めの価格設定でありながら、かなりの人気を誇るこの商品。抽出時に自動で形を変形する近未来感あふれる構造や、ボタンレスのフルタッチパネルによる先進的な操作など、他のコーヒーメーカーとは一線を画すこだわりの詰まったマシンとなっています。
本体は幅27.4cm高さ32.1cm奥行き33.2cmと、幅をとるサイズ感ではありますが、やはりそのインパクトあるデザインは唯一のもの。インテリアグッズとしても使えそうな主張あるデザインで美味しいコーヒーが飲みたい人には、最高のモデルだと思います。
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NESPRESSO(ネスプレッソ)
ネスプレッソの特徴
ドルチェグスト同様にカプセル式となっており、本格的なエスプレッソを楽しむことができるネスプレッソシリーズ。名前の通りエスプレッソに特化したものになっており、味わいの強さやアロマの特徴別に多くの種類のカプセルが用意されています。
グランクリュと名付けられたカプセルには、世界のコーヒー豆総生産量の1~2%しかない希少な高品質コーヒーを密封。産地やブレンドにも一切の妥協をすることなく、プロによって選び抜かれた本格的なこだわりの1杯を楽しむことができます。味もすでに調整がされており、一般的なエスプレッソマシンのような難しい味の調整や、煩わしい粉の処理が不要なのも魅力的ですね。
エスプレッソの味を決めると言っても過言でもない圧力の強さについては、業務用のエスプレッソマシンに引けを取らない19気圧という高圧力を実現。コストは1杯あたり約70円~85円程度と、上で紹介した2シリーズよりはやや高価にはなりますが、お店で飲むような本格エスプレッソを自宅で手軽に楽しめることを考えれば、コスパは高いと言えると思います。
ネスプレッソのコーヒーメーカーおすすめモデル
NESPRESSO Essenza Mini(エッセンサミニ) C30
コンパクトなボディながら、機能と抽出するコーヒーに一切の妥協をせず作られたNESPRESSO Essenza Mini C30。ネスプレッソ史上最小・最軽量のコーヒーメーカーとなり、スタイリッシュかつ省スペースなコーヒーメーカーとなっています。
その高いデザイン性が評価され、世界三大デザイン賞のひとつでもある「iFデザインアワード2017」や「レッド・ドット・デザイン賞2017」といった国際的な賞を受賞。ミニマルでシンプルな美しさを追求したデザインで、インテリアの一部としても映えそうですね。
ポンプの最大圧力は19気圧と高く、なめらかなクレマや深い味わい、豊かなアロマなど、最高のエスプレッソを楽しむことができます。本体サイズは、幅8.4cm×高さ33cm×奥行20.4cmとスリム設計ながら、使用済みのカプセルを6個まで収納してくれる点も便利ですね。
カップサイズはエスプレッソ(約40ml)とルンゴ(約110ml)の2種類に対応。ネスプレッソのマシンとしては価格も最安クラスで、リーズナブルにネスプレッソの高品質コーヒーが楽しめるモデルです。
NESPRESSO Lattissima One(ラティシマ・ワン)
19気圧で抽出される最高のエスプレッソはもちろんのこと、カプチーノやラテマッキャートといったミルクレシピにも対応するLattissima One。ミルクタンク一体型のため、別途ミルクフォーマーを用意する必要がなく、手軽に本格的なミルクレシピを楽しめるモデルになっています。
タンクには1杯用に設計された目盛りがついた、新たなミルクシステムを搭載。ボタンを押すだけのシンプルな操作で、最適な量のフォームミルクを注ぐことができ、無駄なく牛乳を使い切ることもできます。タンクは5つのパーツに分解でき、食器洗浄機で洗う事ができるのも便利ですね。
光沢感とマット感が融合した高級感のある洗練されたデザインも魅力の一つ。モカブラウンとシルキーホワイトのカラー展開も非常にエレガントで、どんなインテリアにもフィットして部屋の雰囲気を格上げしてくれそうですね。
カフェに行かなくても、最高のミルクレシピの1杯を自宅で味わえるマシンに仕上がっています。
まとめ
バリスタやドルチェグスト、ネスプレッソといった製品の登場で、インスタント並に手軽でありながら、本格的で美味しいコーヒーを自宅で楽しめる良い時代になりましたね。無料レンタルができるモデルもありますので、コーヒー好きの人や、インスタントや缶コーヒーからランクアップしたいという人は、ぜひ導入を検討していてはいかがでしょうか。
ちなみに私自身は3シリーズ全て使ったことがありますが、現在はブラックコーヒーやバラエティ系にドルチェグストを、エスプレッソやラテメニューにはネスプレッソを使っています。こんな風に気分や用途に応じて使い分けるのもおすすめですよ。
ちなみにドリップ式のおすすめコーヒーメーカーについては、下記にまとめていますのでよければ合わせてどうぞ。
https://blog.triedge-lab.com/2018/10/12/post-6247/
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