[PR]DecokaのアクティブノイズキャンセリングイヤホンDK100レビュー 低価格なのに強力なANCが魅力の高コスパイヤホン

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電車や飛行機移動の騒音をカットしたり、作業に集中したい時に便利なグッズとしてANC(アクティブノイズキャンセリング)機能付きのイヤホンというものがあります。ANCとは周囲の騒音に逆位相の信号を重ねることで、ノイズを低減・相殺させる技術のこと。このANC付きのイヤホンですが少し前までは結構高価だったのですが、最近は価格を抑えた高コスパ品も多く登場してきていますね。

今回はそんな低価格ながらもANCの効果が抜群に良いと評判の、DK100というイヤホンをメーカーのDecoka様より提供いただきましたので、レビューしていきたいと思います。

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Decoka DK100の特徴とスペック

DK100の主な特徴は以下のようになっています。

  • 周囲の雑音を最大28dBまで低減する、強力なANC(アクティブノイズキャンセリング)を搭載
  • 音楽再生中でも周囲の音を聞くことができる外音取り込み機能を搭載
  • IPX4防水・IP5X防塵対応でスポーツやアウトドア、小雨時でも利用が可能
  • 人間工学に基づいてデザインされた快適な装着感
  • 1.5時間の充電で最大20時間の連続音楽再生が可能な薄型大容量バッテリー

これだけの機能がついて¥3,999(セール価格)というのは驚きですね。この製品の最大のウリはやはりANCだと思いますが、防水防塵に対応しているのも素晴らしいポイントだと思います

仕様・スペック

型番DK100
ノイズ低減システムアクティブノイズ消去技術℃
ノイズ消去最大28dB
再生周波数帯域10Hz-22kHz
充電コネクタMicro USB
充電電流5V 200mA
充電時間1.5時間
再生時間20時間
重量33g

この価格帯のイヤホンで再生周波数帯域が10Hzからというのも珍しい気がします。これは結構音質にも期待できるかもしれません。

外観

パッケージと同梱内容

パッケージは高級感もあってしっかりと作られている印象。

中のパッケージングもしっかりとしていて、とても¥4,000弱の製品とは思えない内容です。

同梱物は本体の他に、サイズ違い(S/M/L)3種のイヤーピース・イヤーフック、収納ポーチ、microUSB充電ケーブル、マニュアルとなっています。

イヤーピースがサイズ別に3種類付属するのも嬉しいポイント。コスパの高さがうかがえます。イヤーピースはSpinFitのような恐らくシリコン製で、しっかりと耳の奥まで入って装着感や遮音性が良さそうです。

マニュアルは多言語対応でしっかりと日本語の説明も記載されています。

本体の外観

イヤホン部分は最近のカナルタイプに多い先端が斜めになったタイプ。人間工学に基づいたデザインということで、耳に沿ってしっかりと奥まで装着できそうな形状です。

R側のケーブルには本体操作が可能なコントローラー付き。音量調整が可能なボタンに加え、MFB(マルチファンクションボタン)も搭載されていて、音楽の再生・停止・通話時の応答ができます。

ジャック近くには薄い丸型のユニット。直径約45mm程度でここにバッテリーが内蔵されています。

向かって右側には充電用のmicro USB端子とANCモード/モニターモードのオン・オフスイッチが、左側にはANC/モニターモードを切り替えるボタンが付いています。

ユニットにはLEDが内蔵されていて現在のステータスがわかるようになっています。ANCやモニターモードがアクティブな時は緑色、オフの場合は消灯状態となり、充電中はオレンジ、充電が完了すれば緑になります。当然ですが、バッテリー残量がなくANC/モニターモードの電源がオフになっている状態でも、普通の音楽再生は可能です。

実機の使用感

装着感と操作性

装着感はなかなかいいです。イヤーチップ部分に角度が付いていて、耳の奥までしっかりと刺さりますし、イヤーフックのおかげで少し動いたくらいでは全くずれることもありません。シリコン製のイヤーチップのフィット感も良く、装着するだけでもある程度遮音性があることがわかります。

1時間ほど装着していても特に耳が疲れるようなこともなく、快適に使うことができました。

音楽再生時の音質

¥4,000の有線イヤホンとしては音質は良い方だと思います。低音もまずまず出ていますね。高音に関してはなかなかブーストされていて少しシャリ感が強く、派手目な音作りの印象。若干中音や音の豊かさが物足りない感じもしますが、聞いていてなかなか楽しいイヤホンだと思います。

 

音圧や定位感、解像感に関しては、特別優れているという訳ではありませんが、過不足なく感じます。価格を考えればじゅうぶん優れていると言っていいクオリティだと思います。

強力なアクティブノイズキャンセリング機能

まずは自宅でANCの性能をチェック。テレビやエアコンを着けた状態でANCをオンにすると、見事にテレビかな流れる声以外の雑音がカットされました。不快に感じる周波数の音だけがカットされていますので、これは良いですね。再生している音楽の音質への影響もほとんどありません。

次に外に出てチェック。車の音やロードノイズが綺麗に消えます。テレビから出るような声と違い、外のガヤガヤと聞こえる声も周波数的には雑音になるためか、それも消えてくれます。

続いて音楽再生を止めて確認してみました。かすかにホワイトノイズが聞こえますが、これはANCの特性で、どのイヤホンでも発生する現象だと思います。色々と出歩いて確認した印象としては低音ノイズはうまくカットしてくれているように感じますね。逆に高周波のノイズはあまりカットできない様子です。言葉で表現すると「ゴー」という騒音はカットできますが、「シャー」という騒音は部分的に聞こえてきます。

例えば車の走行音・エンジン音の低音部分、スーパーの冷蔵庫の動作音などはカットされますが、自転車のブレーキ音、ビニール袋の擦れる音、ハイヒールの音はカットされないという感じです。とは言え、不快に感じる低音ノイズのカット具合はかなり強力で優秀だと思います。飛行機や新幹線の移動で疲れるのは、エンジンから出る低音ノイズのせいという話もありますし、これを使えば快適に過ごせそうです。

周囲の音を取り込むモニターモード

続けてモニターモードも使ってみました。再生している音楽のボリュームが下がり、周りの音が聞こえるようになります。単純に音量を下げているだけではなく、しっかりと周囲の音をマイクで拾ってミックスしている感じですね。

このイヤホンはカナル型で遮音性が高いため、音楽を再生していなくても周りの音はある程度聞こえなくなるのですが、モニターモードにすれば会話ができるくらいのレベルで音を拾ってくれます。電車での車内アナウンスや、不意に話しかけられた時にイヤホンを外さなくてすみますので便利な機能だと思います。

イヤーピースを変えてみると、、、

本体の機能・性能と直接関係はないのですが、ちょうど持っていた交換用のイヤーピースがはまるサイズだったので着けてみました。使ったのは以前BeoPlay E8のレビューでも登場したCRYSTALLINE AUDIOのクリスタルチップス。付属のシリコン製イヤーチップと違いこちらはウレタン製です。

音質の変化ですが、一気に自分好みの音になりました。好みの問題もありますが、個人的には音のクオリティもかなり上がったように感じます。中低音が豊かになり迫力が生まれ、高音を若干スポイルしてくれるため、このイヤホンとの相性は良い気がしますね。普段使っているイヤーチップがある人は、それに交換してみるのもありだと思います。

使用した感想まとめ

総評としてかなりコストパフォーマンスの高い製品だと思います。まず驚いたのはパッケージのクオリティの高さですね。こういう部分もしっかり作ってくれているのを見ると安心して使えます。ノイズキャンセルの性能も音質もこの価格としては優れていると思いますし、長時間使えるバッテリー容量も魅力的です。もしANCイヤホンを使ったことがない人がいれば、価格もお手頃ですしこのDK100で体験してみてはいかがでしょうか。

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