話題の最新自動翻訳機7種を徹底比較|超小型で多言語の音声翻訳に対応する話題のデバイス

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長らく登場が待ち望まれていた夢の機械、自動音声翻訳機。最近は精度が上がり遂に実用段階になったようで、CMなどでも見かけるようになりましたね。ドラえもんに出てくる「翻訳こんにゃく」が現実になったと、一躍話題になっています。

そんなリアル翻訳こんにゃくとも言える自動翻訳機ですが、現時点では主に7つの製品が販売されています。そこで今回は、そんな自動翻訳機の紹介と比較をしていきたいと思います。

自動翻訳機の特徴とアプリより優れている点

自動翻訳機とは

自動翻訳機とは日本語で入力された言葉を複数の言語に翻訳し再生してくれる機械の事。最近では小型化が進み、手のひらに収まるサイズで、簡単な会話から専門的な内容まで、高い精度で翻訳してくれる製品が登場しています。

そんな自動翻訳機ですが、気になるのはスマホの翻訳アプリとどこが違うのかという点。翻訳アプリは無料で使えるものが数多くありますし、精度が高いものも多いイメージがありますよね。個人的にアプリよりも優れていると感じたポイントを以下で解説していきたいと思います。

圧倒的に手軽で速い

自動翻訳機はアプリに比べて圧倒的に手軽さと速度が優れています。アプリの場合は起動して、操作して、音声を入力して、翻訳されるのを待つという一連の行動だけでも数10秒、あるいは1分以上掛かってしまいます。

一方で自動翻訳機の場合は、簡単な操作で0.3秒から3秒ほどで翻訳できる製品が多いんですよね。会話をするのに毎回そんなに時間がかかっていては、円滑なコミュニケーションとは言えませんので、これはアプリにはない自動翻訳機ならではのメリットだと思います。

スマホを他のことに使える

自動翻訳機の場合はそれに特化したデバイスであることも、ひとつのメリットになります。アプリの場合は使うためにスマホやタブレットが必要になりますが、これらのデバイスは翻訳だけに使うわけではありません。例えば地図を見たり、写真を撮影したり、電話をかけたりと、数多くのことを1台で行いますし、海外旅行となればなおさらその使用頻度は高くなりますよね。

そんな使用頻度の高いスマホに翻訳まで任せてしまうと、バッテリーを消費して本当に必要な時に使えなくなったり、他の作業ができなくなったりしてしまいます。海外旅行でスマホが使えないというのは、今ではなかなか致命的な事態ですし、なるべくなら避けたいこと。自動翻訳機ならスマホを別用途で使えますし、万が一自動翻訳機のバッテリーが切れても、スマホほど致命的にはなりませんよね。地図を見ながら、通話をしながらでも使え、スマホのバッテリー切れの心配がない点も、自動翻訳機を使うメリットと言えると思います。

盗難のリスクが低く、より正確な翻訳も可能

アプリの場合は翻訳の際に相手にスマホを渡す必要があり、特に海外では盗難のリスクが非常に高くなってしまいますが、自動翻訳機ならこれも防げますね。他にも製品によってはネット環境が不要で使えたり、言語に応じて精度が高い翻訳エンジンに自動で切り替えることで、より正確な翻訳を可能にしている点も自動翻訳機の優れたポイントではないでしょうか。

主要な自動翻訳機の紹介

POCKETALK(ポケトーク)

丸みを帯びたデザインのPOCKETALK(ポケトーク)はPCソフト関連の開発を行う日本のソースネクストの製品。メジャーな英語や中国語だけでなく、タイ語やスワヒリ語といったマイナー言語も含めて、63の言語双方向で「通訳」してくれます。

従来の自動翻訳機だとワンフレーズの翻訳だったのが、最新のクラウド技術を採用しており、これまで難しかった長文翻訳が可能に。翻訳した会話は履歴として登録されるので海外旅行のみならず、ビジネスや語学勉強のシーンにも役立ちますね。

最大の特徴は自社の翻訳エンジンは持たずに、言語ごとに他社の最適な翻訳エンジンを切り替えて使用している点。 例えば英語の場合はGoogle、中国語の場合はバイドゥという風に、それぞれの言語で最も精度が高いエンジンを使うことで、翻訳精度をより高めています。

また内蔵のデュアルマイクにはノイズキャンセリング機能が搭載されているため、聞き取り精度も高く、同じく内蔵のダイナミックスピーカーと合わせて、人混みや騒がしい場所での利用も可能にしています。

インターネット接続が必須となりますが、WiFiモデルの他に専用のグローバルSIM(2年間使い放題・3G通信)が付属するセットもあるため、日本を含めた79の国と地域で利用できます。

言葉の壁をなくすというコンセプトのもと開発された本製品は、今後も対応言語の追加が検討されており、幅広いシーンで使える自動翻訳機。翻訳がクラウドベースということもあり、製品本体側のアップデートや買い替えをすることなく進化が期待できるのも大きなポイントですね。

POCKETALK(ポケトーク)は、現在ソースネクスト公式サイトのほか、Amazonや楽天などのECサイトでも購入が可能です。ソースネクストの公式で購入する場合に限り、通常「半年間」の保証期間を「3年」に延長できるオプション(有料)が選べますので、延長保証が必要な人は公式サイトで購入するようにしましょう。

ソースネクスト公式サイトでポケトークを購入

たまの海外旅行でわざわざ自動翻訳機を買うのもちょっと、という人はグローバルWiFiのモバイルルーターレンタル時に、オプションとして800円/日でレンタル可能になっています。

グローバルWiFiの公式サイトはこちら

ili(イリー)

元SMAPの草彅剛さんのCMでもおなじみのili(イリー)は旅行・観光用に特化した自動翻訳機。スリムな長方形のシンプルなデザインは翻訳に必要な機能のみを搭載し、対応言語は英語・中国語・韓国語の3言語のみ、非常に簡単に使えることがコンセプトになっています。

メインボタンを押して話すだけで翻訳が開始されるので、手元を見る必要はありません。相手の目や反応を確かめながら会話ができ、まさにコミュニケーションツールとして機能してくれますね。

最大の特徴は翻訳が内蔵チップによりおこなわれ、インターネットへの接続が不要な点ですね。オフラインでどこでも使える上、通信にかかる時間などもないため、日本語から英語・中国語・韓国語への翻訳が僅か0.2秒という高速翻訳を実現しています。

一方で双方向(他国語から日本語への翻訳)や、長文の翻訳には非対応。ただし双方向の翻訳に関しては当初実装されていたようで、実証実験の結果あえて非搭載となっています。理由としては、「相手が翻訳機の使い方がわからず説明もできない」「相手が嫌がる」「見ず知らずの人に渡すのが不安」といったもので、確かに納得できる内容。一方向翻訳の方が簡単で使用頻度も上がり、80%の人が一方向を選んだという結果もあり、必ずしも双方向に対応していないことがデメリットではないようです。

簡単・シンプル操作・クイック利用が可能なiliは、旅行・観光用途でのワンフレーズ翻訳に最適な製品となっています。

iliもポケトーク同様、グローバルWiFiでのモバイルルーターレンタル時に、オプションとしてレンタル可能。レンタル料はポケトークよりも安い500円/日となっています。

グローバルWiFiの公式サイトはこちら

Langie(ランジー)

両面スピーカーが特徴のLangie(ランジー)はネット環境を問わずに使える、多機能な自動翻訳機。オフライン時でも12の言語を双方向翻訳が可能となっており、オンランイン翻訳の場合は52の言語に対応しています。

最大の特徴は、Blutoothを使う事でグループ翻訳が可能な点。相手も同じ製品を持っていることが条件にはなりますが、最大で5台まで接続して多言語での簡易同時翻訳ができます。学習機能という基本単語の意味や発音などを学べる機能も他の翻訳機にはない特徴ですね。

表面にはディスプレイを搭載し、どの言語を翻訳しているのかが一目でわかるように。音声入力を使って画像の検索・表示も可能です。翻訳で正確に訳せない名詞や名称を、映像という形で相手に伝えられるのは便利な機能ですね。

他にもMicroSDカードに手持ちの音楽や画像、ビデオを入れて再生するマルチメディア機能もあり、Langieは翻訳だけでなく様々な用途に使用できる自動翻訳機といえます。

Mayumi(マユミ)

Mayumi(マユミ)は発売されたばかりのAIを搭載した次世代自動翻訳機。その特徴はもちろん高精度AIによる翻訳で、次世代を名乗るに相応しい翻訳機になっています。

AIは日々学習を繰り返しており、それにより翻訳精度をどんどん高めていくことができるようになっています。それに加えて言語に応じて最適な翻訳エンジンを使うことで、精度の高い翻訳が可能になっていますね。

対応言語については発売当初は28言語対応でしたが、記事執筆時点では35言語まで増加。今後さらに対応言語は増えていくようです。大きめのディスプレイには会話の内容が文章として表示され、周りの騒音などで聞き逃しても安心ですね。

また本体そのものをWi-Fiルーターとして使用できる点もこの製品ならではの特徴。82カ国で使えるSIMカードも付属し、海外にWi-Fiルーターを持って行ったりフリーWi-Fiを探す手間が省けますね。

現在でも30秒以上の長文が翻訳可能となっておりますが、AIの改良によって更に長い時間の翻訳が可能となるのを期待される製品となっています。

Travis(トラビス)

Travis(トラビス)は2017年にクラウドファンディングサイトで出資を募った所、目標額の784%を達成した注目製品。OSにAndroidを採用し、翻訳にはGoogle翻訳を使う製品ということで、どちらかというと翻訳に特化したAndroid端末と言った方が正確かもしれません。

80ヵ国語という数多くの言語に対応していることが大きなポイント。Google翻訳を利用するためインターネット接続は必須になりますが、メジャーな日本語、英語、中国語などの発音は非常に流暢で聞き取りやすくなっています。

Android端末のため、不具合や機能改善といったバージョンアップも定期的に行われていますね。現在ではバージョン3.0がリリースされ、オフラインモードも搭載されました。現時点ではメジャー言語以外の翻訳精度はそこまで高くなく、まだ実用的とは言えません。ただ多言語翻訳に挑戦し、今後のアップデートにも期待できる意欲的な製品といえます。

ez:commu(イージーコミュ)

執筆時現在、クラウドファウンディングサイト「makuake」で限定価格で販売されているez:commu(イージーコミュ)。従来の自動翻訳機以上の高い精度の翻訳を謳った、次世代AIクラウド翻訳機になります。

特徴となるのはもちろんその翻訳精度で、4つの翻訳エンジンによる翻訳結果と、そのうちのどれが最も最適かを選択するAIによって高い精度を実現しています。従来機のように1つの翻訳エンジンだけに頼るのではなく、様々な結果から最良のものをAIが比較・判断して選び出すというのは、確かに期待できそうな仕組みだと思います。

またグループ翻訳も可能で、その数はなんと1つのチャンネルに最大で1,000人。Langie(ランジー)の場合は最大5人音声翻訳なのに対して、ez:commuは音声ではなくテキストでの表示となりますが、これは便利ですね。

対応言語は32ヶ国語と、他機種に比べやや少なめですがメジャーな国は網羅されています。Wi-Fi利用、SIM利用が可能で、SIMを使う場合はモバイルルーターとしても使え利便性が高いですね(専用SIMは付属せず各国の通信会社と契約の必要あり)。一般販売はまだですが、翻訳精度に期待できる次世代機だと思います。

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IU(アイ・ユー)

IU(アイユー)は世界最小最軽量で手のひらサイズを実現した自動翻訳機。こちらも「makuake」でのクラウドファウンディング製品ですね。他の翻訳機と比べて超小型とも言えるサイズながら、20ヵ国の言語が翻訳可能な製品です。

サイズとデザインに徹底的にこだわられており、プロトタイプの完成まで約2年もの開発期間をかけて使い心地の良さを追求。無駄を削ぎ落とし、限りなくシンプルで限りなく小さく軽い製品に仕上がっています。

内臓のマイクやスピーカーも高品質なものを採用。少し離れていても自分の声をきちんと認識し、相手にも聞こえる音量で再生してくれます。手元だけでなく机の上に置いた状態でも使える点が便利ですね。

使用にはスマホとのBluetooth接続と専用アプリの利用が必要で、単独では使えない点はやや不便かもしれません。ただしスマホアプリの操作は自分で行う形になり、相手にスマホやIU本体を渡す必要がないため、安心して使うことができそうです。

翻訳以外にもポータブルスピーカーとしても使えるので、音楽や動画などを鑑賞する時に役立ちますね。現在はオフライン時だと利用できず、翻訳のレスポンスが遅い等の問題はありますが、現在も改良が進められています。これからどれだけ改良されるのか期待されている自動翻訳機です。

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番外編:ワイヤレスイヤホン型翻訳機 WT2

クラウドファウンディングサイト「Makuake」にて、現在出資者を募集中の製品がこのワイヤレスイヤホンタイプの翻訳機となるWT2。イヤホンがペアとなっており、それぞれの耳に装着することで、会話を翻訳してくれるアイテムになります。Googleの翻訳イヤホン「Pixel Buds」(こちらは日本未上陸)のようなイメージで、まさに夢の翻訳機といった感じですね。

イヤホンとスマホアプリを連携させることで、お互いの言語での会話が可能に。モードは3つ用意されており、それぞれ「自動モード(オートモード)」「人工モード(マニュアルモード)」「質問モード(アスクモード)」となっています。

自動モードでは会話の区切りなどもイヤホン側で判別し、自然な会話が可能になります。人工モードでは会話ごとにイヤホンをクリックする必要がありますが、自動モードでは難しい騒音の中や、翻訳の正確さが求められる際に使えるということのようですね。質問モードは相手にイヤホンをしてもらう必要はなく、スマホアプリを使ってこちらの言葉を翻訳して伝え、相手の回答を翻訳したものがイヤホンから流れるというものになります。

上で紹介してきたようなハンディタイプではなくイヤホンタイプになり、使い勝手や利便性は大きく向上していますね。ただし、相手に質問モード以外はイヤホンを装着してもらう必要があるという点で、旅行先や初対面の相手に使うのは難しく、やや抵抗があるようにも感じます。

対応する言語は現在10ヶ国語。主要国はカバーしていますが、今後41ヶ国語まで対応を予定しています。一見すると完全ワイヤレスイヤホンのような感じで、ケースに入れるだけで充電が開始。バッテリー性能も満充電で2時間連続動作が可能と、比較的長時間利用が可能です。

Makuakeでは1セット19,900円で販売されており、既に目標金額を大きく上回る800万円以上もの金額を獲得しています。実施期間は6月15日(金)18時までということで、興味のあるかはぜひMakuakeで申し込んで見てはいかがでしょうか。

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比較まとめ

今回紹介した中で、翻訳精度や操作性、携帯性、コストパフォーマンス、入手性などで優れているのはポケトークとiliの2つでしょうか。中でも現時点でベストな選択と言えるのはポケトークですね。長い文章の翻訳と63言語の双方向翻訳が可能となっている本製品は使う場面を限定しません。旅行・観光はもちろん、ビジネスの場面や、語学学習にも役立つのは魅力的です。

ただシンプル操作が可能なiliや、グループ翻訳が使えるLangie、精度に期待できそうなイージーコミュや、超小型でデザインも素晴らしいアイユーなど、特定の場面・シチェーションでポケトーク以上に活躍できそうな製品もあります。

万能的に使いたいならポケトーク、特定の気になる機能がある場合はその製品を選ぶことがベストチョイスになると思います。

最後に

長い間待ち望まれていた夢の機械、自動翻訳機。続々と新機種がリリースされていることからも、今後かなり注目を浴びる製品であることは間違いありません。今でも十分便利に使うことができますが、これからの精度向上や小型化、多機能化など、進化していくのも楽しみですね。

近い将来、自動翻訳機は旅行の必需品となるかもしれませんし、未来を先取りしたい人はぜひ次の海外旅行のタイミングにでも購入してみてはいかがでしょうか。試しに使ってみたいという人は、グローバルWiFiのレンタルサービスを利用してみるのもいいですね。

またこれは余談ですが、英語だけは自動翻訳機に頼らない語学力を身に付けた方が、これからのグローバル化には良いと思います。海外旅行で英語を喋れるというのはかっこいいですしね。無料体験ができるオンライン英会話やアプリもありますので、英語習得に興味がある人はぜひこちらも試してみたくださいね。

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