おすすめの最新AVアンプを価格帯別に10選|コスパに優れたモデルから高音質・多機能なハイエンド高級モデルまで厳選紹介

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家で映画や音楽を大迫力で楽しもうと思った場合、ホームシアターのシステムが必要ですよね。そんなホームシアターの中で中核となるのがAVアンプです。AVアンプというとセットアップが難しそう、設置場所がない、値段が高いなどのイメージが強く、どちらかと言うとマニア向けの機器のように感じる人が多いかもしれません。

しかし最近は、初心者でも扱いやすいモデルが登場したことにより、AVアンプ導入のハードルがずいぶんと低くなりました。接続できる機器が意外と多いので、入出力の端子が合えば手持ちのデバイスと繋ぐことも可能。つまり映画だけでなく、ゲームやネット動画などのコンテンツを、映画館のような音響で楽しめるというわけですね。

今回は、そんなAVアンプのおすすめ最新機種を10製品まとめてピックアップ。選ぶときに知っておきたい基礎知識や専門用語についても解説しているので、初めてのAVアンプを探している人もチェックしてみてください。

AVアンプの特徴

AVアンプのAVは「Audio(音声)」「Visual(映像)」、アンプは「Amplifier(増幅器)」という意味になり、その目的は再生機器から送られてきた音声と映像の信号を増幅させ、音声はスピーカーへ、映像はTVやプロジェクターへ送り出すことになります。AVアンプ側で接続した機器の入出力が切替えできる「セレクター機能」付きなので、ケーブルを抜き差しする手間はありません。

最大の特徴は、DVDやBDに圧縮されている「Dolby Digital」「DTSデジタルサラウンド」などの音声フォーマットを解凍し、5.1chや7.1chといった複数のスピーカーに振り分ける「デコード機能」。このあたりの話については後ほど説明しますが、端的にいうと四方八方から音が立体的に聞こえ、まるで音に包まれているような音響効果が得られるということです。

また部屋の大きさ、形状、壁の材質などで生じる聴こえ方の違いを調整する「音場(音が鳴る範囲)補正機能」もAVアンプならではでしょう。専用マイクを使って部屋の音響特性を測定するため、環境に合わせて理想的な音場をつくり出せるというわけですね。メーカーによって名称は異なりますが、基本的にどのAVアンプにも搭載されています。

ちなみにAM/FMチューナー機能がついたものを「AVレシーバー」と呼ぶことがありますが、基本的に同じAVアンプとして認識しておいて問題ないでしょう。

AVアンプにまつわる専門用語

チャンネル(ch)

音声の入出力信号を表す単位のことで、収録されている音声信号が1つなら1ch(モノラル)、2つなら2ch(ステレオ)となります。数字が大きくなると「サラウンド」という方式になり、5.1chや7.1chもこれに該当しますね。

5.1chを例に挙げると、前方左右にステレオ音声のスピーカー2台(2ch)、正面にセンタースピーカー1台(1ch)、後方左右にリアスピーカー2台(2ch)、サブウーファーのスピーカー1台(1ch)の計6台構成。サブウーファーは他のスピーカーと異なり低音専用スピーカーなので、区別するために「.(ピリオド)」で区切って表記されています。

音声フォーマット(Dolby / DTS)

サラウンドの音声フォーマットにはいくつか種類があり、代表的なのは5.1chサラウンド対応の「Dolby Digital」と「DTSデジタルサラウンド」です。各chごとにミキシングする「チャンネルベース」方式が用いられており、圧縮してデータ量を減らす点が特徴で、圧縮率の低いDTSデジタルサラウンドの方が高音質とされています。

この2つの上位規格となる「Dolby TrueHD」と「DTS HD Master Audio」では、音質を劣化させずに記録できるロスレス圧縮を採用。マスターデータと同等の音質で収録された音源を、最大7.1chサラウンドで楽しむことが可能です。

またここ数年で注目を集めているのが、「イマーシブサウンド」と呼ばれる次世代のサラウンドシステム。天井に設置したスピーカーにより音場を3次元的につくり出し、音のつながりが自然になるだけでなく、反射音や効果音がリアルに聞こえるというわけですね。

「イマーシブサウンド」の規格としては「Dolby Atmos」や「DTS:X」、「Auro-3D」などが存在。違いは音声信号の処理方式がチャンネルベースかオブジェクトベースか、ということですね。「Dolby Atmos」と「DTS:X」は音声データに位置やタイミングなどの情報を組み込むオブジェクトベース方式となっており、再生するときにスピーカーレイアウトや数に応じてレンダリングするので、思うようにスピーカーが配置できなくても正確に再現できるというメリットがあります。

一方の「Auro-3D」はチャンネルベース方式となっており、最大13.1chをサポートすると同時に、全chがハイレゾに対応。さらにモノラルやステレオ音源を自動的に3Dサウンドへ変換する、「Auro-matic」という画期的な技術を取り入れているところも特筆すべきポイントと言えます。

インピーダンス

インピーダンスとは電気信号の流れを阻害するものの総称で、「Ω(オーム)」という単位で表記します。電流、電圧、抵抗の関係を示す「オームの法則」のオームですね。

値が高いほど抵抗が大きく電流が流れにくくなるため、出力と入力のインピーダンス値を同じにするか、出力側を低くして入力側を高くする接続方法しなければなりません。電子音響業界ではこれを「ロー出しハイ受け」と言って、インピーダンスのマッチングを重視しています。

そのためAVアンプのインピーダンスがスピーカーよりも高いと、音量を上げた際に音が歪んだり、負荷がかかり過ぎて突然電源が切れることも。4ΩのAVアンプであれば、4~8Ω程度のスピーカーが適しているということです。

とは言え、スペックとして明記されているインピーダンスは、最大ボリュームで稼働し続けたときの保証値。アンプとスピーカーで一般家庭で使用する程度であれば、心配する必要はありません。あくまで基礎知識として覚えておくといいでしょう。

映像伝送(4K / HDR)

AVアンプは音の増幅だけでなく、映像を中継する役割もあるため、高画質で出力できるかどうかもチェックしておきたいところです。

まず「4K」についての説明ですが、厳密には放送用の「4K UHD(3,840×2,160px)」と、デジタルシネマ用の「DIC 4K(4,096×2,160px)」の2種類あり、一般的に4Kと言うときは前者の4K UHDを示します。

4Kのデータを伝送するには様々な条件があり、高フレームレートの「4K/60P」や、4Kコンテンツにおけるコピーガードの「HDCP2.2」などに対応する「パススルー機能」を搭載していなければなりません。つまり4Kの高画質を満喫するなら、AVアンプも4Kの映像信号に対応する必要があるということです。

また「HDR」という言葉もよく見かけるようになりましたが、これは逆光や直射光など明暗差の大きい映像を補正する機能のことです。人間が目で見たときのコントラスト感を再現するため、白とびや黒つぶれなく表示できるというわけですね。なおHDR以前の映像表現はSDRと呼ばれています。

HDRの方式は、明暗差を10bit(1024階調)で表現する「HDR10」、12bit(4096階調)で表現する「Dolby Vision」、放送用に開発されSDRとの汎用性が高い「HLG」の3つが一般的ですが、最近ではHDR10の拡張版として「HDR10+」が最新のHDRフォーマットとして展開されています。

30,000円以下の低価格帯おすすめAVアンプ

DENON AVR-X550BT

DENONが手がけるAVアンプのエントリーモデルとなる「AVR-X550BT」。Dolby TrueHDやDTS HDなどのロスレス音源に加え、5.2chのスピーカー構成に対応しています。サブウーファーの2台設置も可能なため、広い部屋でもより迫力のある低音再生も可能ですね。

最大出力は140W(6Ω)。入力5系統、出力1系統のHDMI端子を装備しており、うち3系統は4K UHDパススルー機能を備えています。HDR 10やDolby Vision、HLGなどのHDR規格にも準拠し、4K・8Kの映像で採用される色域規格「BT.2020」も伝送できるので、鮮やかな色彩もそのまま出力可能です。

BluetoothやFM/AMラジオチューナーを搭載するほか、MP3、WMA、AACなどの圧縮音源もクリアに復元する「リストアラー」機能など、エントリー機でありながらも充実のスペック。スピーカー用の端子が色分けされていたり、接続手順が画面表示されるなど、AVアンプのネックとなるスピーカーレイアウトの難しさについて配慮されている点も評価すべきポイントではないでしょうか。

ヤマハ RX-V385

ヤマハ独自の音響技術「シネマDSP」により、優れた音場効果が楽しめる「RX-V385」。フロントスピーカーのみでも擬似的にサラウンド化できるため、本格的なホームシアターも手軽に実現することが可能です。映画、音楽、ゲームといった多彩なプログラムが用意されているため、コンテンツに合わせて最適な音響効果を楽しめる点も嬉しいですね。AVアンプ初心者でも使いやすいモデルと言えると思います。

最大出力は135W(6Ω)で、5.1ch対応。入力5系統と出力1系統のHDMIに、HDR10、Dolby Vision、HLGなどのHDR映像伝送や、4K/60pパススルー機能もついています。また地上デジタルやフルHD映像を、4Kに近い画質に変換する「4Kアップスケーリング」機能により、普段見ているドラマやスポーツも高精細に表示することも。音声フォーマットは、Dolby TrueHDやDTS HDなどに対応したデコーダーを搭載しています。

スピーカーの設置については、「YPAO(Yamaha Parametric room Acoustic Optimizer)」システムを導入することにより、正確かつ簡単なセッティングを実現。それぞれのスピーカーの距離や音圧、周波数特性などを自動補正することで、どんな部屋にもマッチしたサラウンド空間を再現できるというわけです。またBluetoothによりスマホやタブレットと連携するワイヤレス再生もでき、使い勝手も抜群なAVアンプとなっています。

SONY STR-DH590

上記の2機種と同じく、こちらの「STR-DH590」も価格を抑えた入門向けのAVアンプです。5.1chに対応しつつ、Dolby TrueHDやDTS HDといった音声規格もカバー。約30秒で音場を自動補正する「D.C.A.C(Digital Cinema Auto Calibration)」機能に、フロントスピーカーだけでも臨場感ある音響空間を演出する「S-Force PRO フロントサラウンド」など、初めてAVアンプを利用する人でも比較的使いやすい仕様になっています。

最大出力は145W(6Ω)で、入力4系統と出力1系統のHDMI端子を搭載。4Kパススルー機能に加えてHDR10、Dolby Vision、HLGなどのHDR信号にも対応しているので、最新のコンテンツをHDRの美しい映像で堪能できますね。またノイズの原因となる振動を抑えるため、基盤部分を頑丈な素材にしたり、シャーシ部分を耐震性に秀でたデザインにするなど、細部からも音質へのこだわりが見える製品となっています。

30,000〜60,000円前後の中価格帯おすすめAVアンプ

ヤマハ RX-V585

3DサラウンドのDolby AtmosとDTS:Xに対応した、7chパワーアンプとなる「RX-V585」。スピーカーを5.1.2ch構成にすることも可能で、上方壁面設置の「フロントハイト」、天井設置の「オーバーヘッド」、天井に反射させる「イネーブルドスピーカー」の3つから設置方法が選べます。また高さ方向の音場を生み出す「シネマDSP 3D」や、設置環境問わずに最適なリスニング空間が体験できる「デュアル7.1chシステム」など、多彩な機能が魅力的ですね。

最大出力は135W(6Ω)。HDMIは入力4系統、出力1系統となっており、いずれも4K(4K/60P、HDCP2.2)やHDR(HDR10、Dolby Vision、HLG)信号が伝送できます。またWi-Fi接続による「Music Cast」機能では、スマホやPCに保存した曲が飛ばせるだけでなく、SpotifyやDEEZERといった音楽配信サービスを視聴することも。スマホ経由でなくAVアンプのネイティブ再生なので、音声の乱れもありません。AIFFやWAVファイルを最高192kHz/32bitで再生できるのも、Wi-Fi接続によるメリットと言えますね。

本格的なホームシアター利用はもちろん、手軽なネットワーク音楽再生をより高音質に楽しみたいという人にもおすすめのAVアンプとなっています。

マランツ NR1609

分厚くて大きいAVアンプが多い中、高さ10.5cmと非常にスリムな筐体を実現しているのが、このマランツの「NR1609」。奥行きも37.8cmとコンパクトなため、TVラックにも収まりやすいサイズとなっています。7chのアンプを内蔵しており、その見た目からは想像できないほど、パワフルで高音質なサウンドを奏でることができる点が最大の特徴と言えますね。

最大出力は100W(6Ω)、HDMIは入力8系統と出力1系統を備え、4KやHDRのパススルーにも対応しています。音声フォーマットについては、Dolby AtmosとDTS:Xに対応するとともに「DTS Virtual:X」を採用。ステレオや5.1chでも頭上からの音声を再現するので、限られたスペースでも迫力あるサラウンドが楽しめますね。なお2.2chプリアウトにも搭載しているため、サブウーファー2台接続して低音に厚みをもたせたり、外部アンプを追加して音質アップを狙うことも可能です。

さらに注目したいのが音楽再生機能の充実度。BluetoothやWi-Fiとの接続が可能なので、iTunesはもちろん、ネットラジオもすぐに再生できます。またレコードプレーヤーと接続できるMMフォノ入力に対応しているところもポイントですね。ネットワークモジュール「HEOS(ヒオス)」もサポートしており、HEOS対応機器と連携させればマルチルーム再生も楽しめます。

DENON AVR-X2500H

Dolby Atmos、DTS:Xといった最新のサラウンド技術を取り入れたDENONの「AVR-X2500H」。DENONの中ではミドルクラスにあたる7.2ch対応機種で、擬似的にイマーシブサウンド環境をつくるDTS Virtual:Xにも対応しています。つまり2chで収録された音源も立体的に聴くことができるというわけですね。

最大出力は185W(6Ω)。入力8系統、出力2系統と、同等クラスの中で最多のHDMI端子を搭載。4KおよびHDR(60p / HDCP 2.2 / HDR10 /Dolby Vision / HLG)信号のパススルーにも対応しているので、高画質4K動画も問題なく視聴できますね。DSDファイルやハイレゾの再生だけでなく、Wi-FiやBluetoothといったネットワーク接続も可能で、HEOSやAirPlay2を利用すれば、高音質の音源を対応機器間でシェアするなど、さらに多様な楽しみ方ができるAVアンプとなっています。

また各所パーツのクオリティを上げた点も、AVR-X2500Hの強みと言えるでしょう。電源部に12,000uFのカスタムコンデンサーを2つ搭載したり、D/Aコンバーターに最新世代となる32bit対応プレミアムDACを採用するなど、上位モデルと同等のパーツを用いることで音質を高めることに成功しています。上位グレードのパーツを使用しながらも中級機の価格帯に抑えているということで、コスパに優れたAVアンプと言えそうです。

ONKYO TX-NR686

7.2chサラウンドのほか、Dolby AtmosやDTS:Xにも対応するONKYOの「TX-NR686」。5.2.2chまでのスピーカー構成が可能で、3Dサウンド非対応の音源もアップミックス処理によって臨場感のある音場で楽しむことができます。またイネーブルドスピーカーの実力を引出す「AccuReflex(アキュリフレックス)」を採用している点も特徴でしょう。特性上の弱点とも言える、反射音による高音域と低音域の位相のズレを減らすことで、クリアな音場をつくりあげています。

最大出力は190W(6Ω)。HDMIは入力7系統、出力2系統で、4K/60Pに対応しています。もちろんHDR10やDolby Vision、HLGも伝送可能なので、互換性のある機器と繋いで4K HDRコンテンツが楽しめますね。劇場やホームシアター機器の世界基準となる「THX Certified Select」をクリアしているので、音質についてもお墨付きとなっています。

ONKYOでは、回路の抵抗を抑えて大きな電流を送れるようにする「Dynamic Audio Amplification」をコンセプトにしており、TX-NR686もその考えを元に開発されました。厳選したトランス、コンデンサーを使用した「ハイカレントアンプ設計」や、音が減衰するポイントを聞こえなくする「ノンフェーズシフトアンプ」、さらにデジタルノイズを減らすフィルター回路「VLSC」など、細部に至るまで高音質のこだわりを追求することで、原音に忠実なサウンドをダイナミックに再現しているAVアンプとなっています。

100,000円前後の高価格帯おすすめAVアンプ

ヤマハ AVENTAGE RX-A1080

ヤマハのハイクラスAVアンプ「AVENTAGE(アベンタージュ)」の第8世代となる7.1ch対応の「RX-A1080」。まず特筆すべきは「SURROUND:AI」を搭載している点でしょう。従来より採用していたシネマDSPは1つの作品に対して1つのプログラムが適用されていましたが、この機能はAIがシーンに応じて最適な音場効果をリアルタイムでつくり出します。もちろんDolby AtmosやDTS:Xにも対応しているため、これらのフォーマットと掛け合わせることもでき、幅広い音響体験が可能になっています。

最大出力は170W(6Ω)で、4K HDRパススルーに対応する入力7系統、出力3系統のHDMI端子を装備。技術面では、D/Aコンバーターに384kHz/32bit対応の「ES9007S SABRE DAC」を採用したり、ウルトラロージッターPLL回路を装備することで、音の静寂性と新次元の音質を実現しています。またWAV、AIFF、FLAC、Apple Losslessなどの音源を、96kHz/24bit分解能まで拡張するミュージックエンハンサーを搭載しているので、手持ちのオーディオソースに奥行きを与えることができるところも嬉しいポイントですね

ハイクラスの名に恥じない機能面・音質面共に優れたAVアンプとなっています。

DENON AVR-X4500H

9chのアンプを内蔵しつつ、11.2chのプリアウトを搭載するDENONの「AVR-X4500H」。今回ピックアップした中で唯一Auro-3Dフォーマットに対応する機種で、さらにDolby AtmosやDTS:Xもサポートしています。イマーシブサウンドのフォーマットに全対応ということで、様々なコンテンツを頭上も含む全方位サラウンドで楽しむことができ、まるで映画の世界に迷い込んだような感覚を実現してくれる製品です。

最大出力は235W(6Ω)を確保しており、HDMIは入力8系統、出力3系統を備え、4K/60p、HDCP2.2、HDRに準拠しています。「IMAX Enhanced」認定機種でもあるため、IMAXとDTSによりデジタルリマスターされた「IMAX DTS」や「IMAX DTS:X 」の利用が可能に。つまりIMAXシアターのクオリティーが家庭でも体験できるというわけですね。

またサラウンド回路には、全chを32bitにアップコンバートする「D.D.S.C -HD32」や、独自のアナログ波形を再生する「AL32 Processing Multi Cannel」を搭載するなどして、サウンドの精度を高めている点も注目すべきポイントではないでしょうか。

Dolby AtmosやDTS:X以上に自然で臨場感のある3Dサウンドと言われるAuro-3Dフォーマット対応アンプということで、Auro-3D対応コンテンツを持っている人にはぜひ試してほしい製品となっています。

ONKYO TX-RZ830

ONKYOの「TX-RZ830」は9chアンプを搭載し、オブジェクトオーディオのDolby AtmosとDTS:Xに対応、2chプリアウト使用で7.2.4chまで拡張できる製品。Dolby Atmosイネーブルドスピーカーに対応する「AccuReflex」と、「THX Certified Select」に準拠したサウンドで、高水準かつ正確なサラウンド空間を演出する実力派のAVアンプですね。自動で音場を設定する「AccuEQ Room Calibration Advance」により、リスニング環境の最適化も可能にしています。

最大出力は215W(6Ω)、入力7系統、出力2系統のHDMIを搭載しており、4K HDR信号のパススルーが可能に。また384kHz/32bitのDACを3基内蔵することで、ハイレゾ音源のDA変換もでき、DSD11.2MHzやFLAC、WAV、Apple Losslessの192kHz/24bit音源も再生できます。Wi-FiやBluetoothに加え、「Chromecast built-in」対応なので、Googleアシスタント対応のスマートスピーカーやスマホを使って音声操作もできるという優れた製品になっています。

まとめ

モノラルからステレオ、そしてサラウンド、さらにイマーシブと、音響技術は年々進化し、どんどん自然でより臨場感のある体験ができるようになってきていますね。擬似的なサラウンドの再現やネットワーク対応、他の機器との連携など、ホームシアターの中核を担うAVアンプは、どんどん多機能化している印象です。

AVアンプには簡単手軽にホームシアター環境が構築できるモデルや、パーツまで含めて音質に非常にこだわったハイエンドなモデルもあり、機能面でも様々なものが用意されているため、用途や予算に応じてぜひ最適なモデルを購入するようにしてくださいね。