【2019最新】おすすめのサウンドバー(シアターバー)10選|高コスパな製品からハイエンドモデルまで価格別に厳選紹介&徹底比較

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4Kや8K対応などでテレビの高画質が進み、自宅でもハイクオリティな映像が堪能できるようになりましたね。しかしテレビは薄型になると内蔵スピーカーもその分小さくなるため、音質に物足りなさを感じるのも現状。せっかく高画質の映像を楽しむなら、音にもこだわりたいところです。

そんなときに活躍するのが、テレビの音質を格段にアップさせるサウンドバー(シアターバー)。1つのキャビネット内にアンプやスピーカーを内蔵しているため、複数のスピーカーやアンプを別々に配置するホームシアターよりも比較的リーズナブルに置けるところが魅力ですね。細長い形状なので、テレビの前や壁掛けできる設置性の高さも大きなメリットです。

今回はそんなサウンドバーのおすすめ機種を価格帯別にご紹介。エントリーモデル、スタンダードモデル、ハイエンドモデルの3つに分けて10機種ピックアップしました。選び方のポイントについても解説しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。

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サウンドバー選びのポイント

4K / HDRパススルー

サウンドバーを選ぶ際に確認するスペックとしては、「4K/60P」や「HDCP2.2」といった4K信号を伝送するときに必要な「4Kパススルー」がまず最初に挙げられます。この機能により、プレイヤー→サウンドバー→テレビの順で繋いだ際も、4K高画質が出力できるというわけですね。また、リアルな映像を表示するために欠かせない「HDRパススルー」も重要な機能。UHD BDプレーヤーや最新のゲーム機と組み合わせて使用する場合は、もっとも重視すべきポイントでしょう。

対応音声フォーマット

次に、再生できる音声フォーマットにも注目しましょう。とくに映画や音楽の臨場感を高めたいときにおすすめなのが、「Dolby Atmos」や「DTS:X」に対応したモデルです。3次元的な立体音響の再現を可能にした「オブジェクト・オーディオ」と呼ばれる最新の音声フォーマット。音が縦横無尽に動き回ることで、映像の中に入りこんだような感覚が体験できるため、手軽に3Dサラウンドが味わいたいときに便利ですね。

サイズ・高さ

サウンドバーの特性上、設置場所は主にテレビ前になるため、テレビの幅より短いものを選ぶとバランスよく見えますね。画面やリモコン受光部が隠れてしまわないよう、高さも確認しておくと安心です。またサウンドバーは2種類あり、サウンドバー本体(バースピーカー)のみの「ワンボディ型」と、バースピーカーとサブウーハー(低音専用スピーカー)がセットになった「2ユニット型」があります。2ユニット型の場合、サブウーハーの設置スペースも別に確保しなければならないので、その点注意しましょう。

エントリーモデル(3万円以下)のおすすめのサウンドバー

JBL BAR STUDIO

ツイーターとウーハーを左右にそれぞれ配置した、ワンボディの「BAR STUDIO」。最大30Wと、他のモデルと比べると出力がやや低く感じるかもしれませんが、低音を増幅させるための穴が開いたバスレフ型の構造により力強い音を実現しています。JBLが手掛けるサウンドバーとしては入門機となりますが、発売されてから2年経った今もなお非常に人気の高いモデルですね。

Bluetooth接続(SBC)が可能で、スマホやノートPCからワイヤレス接続が可能。さらに有線用の端子にHDMI×1、光デジタル×1、AUX×1、USB×1を備えており、様々な機器に対応します。音声データが対応機器間で双方向に伝送できる「ARC(Audio Return Channel)」対応のHDMI端子なので、テレビのリモコンで電源や音量の操作も可能に。また5種類のサウンドモードや、音量を下げたときに聴きやすく自動調整する夜間モードなど、機能面も充実していますね。

サイズは幅61.4×高さ5.8×奥行8.6cm、重さ約1.4kg。天面に操作ボタン、背面にインターフェースを搭載しており、スピーカー部分にパンチングメタルを使用したシンプルなデザインにまとめています。光デジタルケーブル、3.5mmステレオミニプラグ付きケーブル、リモコン、壁掛用取り付けブラケット、電源アダプタが付属して、12,000円前後という値段の安さも嬉しいですね。テレビの音をグレードアップしたいけど価格は抑えたい、といった要望に応えてくれる1台です。

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SONY HT-S350

バースピーカー65W×2、サブウーハー100W×1を合わせた、高出力230Wに対応する「HT-S350」。水平方向に仮想的な音場をつくり出すSONY独自の「S-Force PRO フロントサラウンド」を搭載することで、部屋の広さや形状に左右されないサラウンド再生を可能にしています。また、キャビネットが閉じた密閉型バースピーカーと、ワイヤレス接続のサブウーハーの2ユニットにより、すっきりしたキレのある低音を奏でます。

接続端子は、HDMI(ARC)×1、光デジタル×1、USB×1を装備。Bluetooth(SBC)対応機器とペアリングすれば、部屋のどこからでも音楽を聴くことができます。また6種類のサウンドモードのほか、おすすめのモードに自動で切り替わる「オートサウンド」や、映画のセリフをクリアに補正する「ボイスモード」、深夜の映画鑑賞に便利な「ナイトモード」、低音のみの音量調整ができる「サブウーハーボリューム」を搭載しており、シチュエーションに応じて多様な使い方ができる点も嬉しいですね。

サイズと重さは、バースピーカー幅90×高さ6.4×奥行8.8cm/約2.4kg、サブウーハー幅19×高38.2×奥行39cm/約7.8kg。天面の操作部にはタッチセンサーを採用しており、凹凸のないフラットな見た目が印象的ですね。背面はインタフェースを右側にまとめることで配線をコンパクトにし、代わりにリモコンの信号を中継するIRリピーターを中央に配置しています。付属品は光デジタルケーブル、リモコン、壁掛ガイド、価格は30,000円前後です。

ヤマハ YAS-109

大ヒットを記録したYAS-108の後継機となる、ヤマハのバスレフ型サウンドバー「YAS-109」。フルレンジ、ツイーター、サブウーハーの3ユニット構成に加え、最大出力120Wのパワーアンプを内蔵したワンボディタイプです。高さ方向の音をバーチャルで再現する「DTS Virtual:X」や、、4K/HDRパススルー対応など、基本的なスペックを従来モデルから継承しつつも、機能面・音質面ともに大幅にブラッシュアップしているところも魅力的ですね。

最大の特徴となるのが、Wi-Fi接続と音声コントロールマイクを内蔵した点。Amazon Alexa対応のスマートスピーカーとしても使えるため、話しかけるだけで操作することができます。またSpotifyやAmazon Musicといったストリーミングサービスの再生もでき、専用アプリを使うことでスムーズな操作も可能に。入力用HDMI×1、出力用HDMI(ARC)×1、光デジタル×1、LAN×1、USB×1、別売りのサブウーハーが接続できる端子1つを装備し、Bluetooth(SBC/AAC)にも対応しています。

サイズは幅89×高さ5.3×奥行13.1cm、重さ約3.4kg。丸みのあるフォルムとファブリックカバーで、リビングにもしっくり馴染みそうですね。光デジタルケーブル、電源コード、リモコン、壁掛取付用のテンプレートとスペーサーが同梱されており、価格は25,000円程度です。一通りの機能が揃っていることを考慮すると、かなりお買い得なサウンドバーと言えるでしょう。

なお、このモデルの上位機種となる「YAS-209」は、無線で接続できるサブウーハーがセットになっており、搭載するスピーカーユニットが異なります。機能面で大きな違いはありませんが、臨場感を重視する場合はYAS-209の方が良さそうですね。バースピーカー幅10.9×奥行6.2cm/約2.7kg、サブウーハー幅19.1×高42×奥行40.6cm/約7.9kg。価格は約40,000円前後となっています。

DENON DHT-S316

2ウェイ4スピーカー内蔵のバースピーカーと、ワイヤレスで繋がるサブウーハーの2ユニットバスレフ型「DHT-S316」。ワイヤレス接続に発生しやすい音ズレがほぼゼロとなるように設計しており、高音質を追求するDENONらしいサウンドバーに仕上がっています。ペアリングされた状態で届くので、箱を開けてすぐにセッティングできるところもポイントですね。最大出力80W(40W+40W)とパワーも十分です。

Bluetooth(SBC)とWi-Fiで無線接続できるほか、HDMI(ARC)×1、光デジタル×1、AUX×1の端子を装備。またDolby Digital、DTS、AACのサラウンド音声のデコードに対応しているため、迫力あるサウンドが楽しめますね。サウンドモードは「ミュージック」「ムービー」に加え、深夜の視聴に最適な「ナイトモード」を搭載しているので、コンテンツや状況に応じてモードの選択が可能な点も魅力と言えるでしょう。

サイズと重さは、バースピーカー幅90×高さ5.4×奥行8.3cm/約1.84kg、サブウーハー幅17.1×高34.2×奥行31.8cm/約5.2kg。バースピーカーの天面には操作ボタン、背面にインターフェースを配置し、付属品としてHDMIケーブル、光デジタルケーブル、電源コード、リモコン、壁掛取付用のテンプレートとスペーサーが付いています。価格は25,000円前後と、手が届きやすい値段も魅力のひとつですね。

スタンダードモデル(3万円〜6万円程度)のおすすめサウンドバー

SONY HT-X8500

「HT-X8500」はサブウーハーを中央に2基、フルレンジスピーカーを両サイドに1基ずつ搭載したワンボディタイプのサウンドバー。最大出力はバースピーカー40W×2、サブウーハー80Wの合計160Wとなっており非常にパワフルです。アンプにはノイズを最小限に抑える「S-Master」を採用し、さらにスピーカー間を仕切る「独立チャンバー構造」により音干渉を軽減しているため、歪みのないクリアな音質を実現しています。また音声フォーマットは、最新のDolby AtmosやDTS:X対応しており、これ1台で音に包まれるサラウンド感が味わえますね。

また「S-Force PRO フロント サラウンド」や、頭上からの音響効果をプラスする「Vertical Surround Engine(バーティカル サラウンド エンジン)」といった技術により、2ch音声でも3次元サラウンド化が可能に。普段見ているテレビ番組も高音質で楽しめますね。HDMI端子は4K/HDRパススルーと、非圧縮オーディオやオブジェクト・オーディオも伝送できる「eARC」をサポート。光デジタル×1、USB×1の端子を備えるほか、Bluetooth(SBC/AAC)にも対応しています。

サイズは幅89×高さ6.4×奥行9.6cm、重さ約3.1kg。色味はグレーがかったブラックなので、BRAVIAとも調和しやすいカラーですね。前面と側面には音抜けの良いパンチングメタルを、天面から背面にかけては反射を抑えるマット加工です。HDMIケーブル、リモコン、電源アダプタ、壁掛テンプレートが付属しており、3万円台後半で販売されています。

パナソニック シアターバー SC-HTB01

コンパクトさとパワフルさを両立させた、パナソニックの「SC-HTB01」。厚みのある中音域を再現するフルレンジと、50Hzまでの超高音も表現できるハイレゾ対応のツイーターを左右に各1基ずつ(最大出力25W×2)備え、上面に重低音を生み出すサブウーハー1基(最大出力30W)、上下対向に低音を増幅させるパッシブラジエーター1基を配置した、ワンボディタイプの本格的なスピーカー構造となっています。

さらに特筆すべきは、スクウェア・エニックスと共同開発したゲームモードを実装していること。「ファイナルファンタジーXIV」のサウンドチームが音づくりの監修を行い、FF XIVの推奨認定を取得しています。大迫力の臨場感が得られる「RPG」、シューティングゲームなどで正確な音の位置を把握しやすい「FPS」、キャラクターの会話が聞きやすい「ボイス強調」と、ジャンルによって3つのモードから選択することが可能で、まさに様々なゲームプレイに最適なサウンドバーと言えますね。

音声フォーマットについては、Dolby Atmos、DTS:Xといった3Dサラウンドに加えて、DTS Virtual:Xにも対応。ステレオや5.1chなどの音源から立体音響を再現できるので、天井からも音の広がりが感じられます。接続端子は入力用HDMI×1、出力用HDMI(ARC)×1、光デジタル×1、USB×1を備え、4K/HDRパススルー機能付き。スマホと接続できるBluetooth(SBC)が搭載され、多彩な入力ソースも魅力でしょう。

サイズは幅43×高さ5.2×奥行13cm、重さ約1.8kg。ゲームプレイを想定して開発されているため、小型テレビやPC用モニターともマッチしますね。ボディは樹脂製ではあるものの強度の高いつくりになっており、左側面に操作ボタンを、背面右側にインターフェースを配置しています。付属品はリモコンと電源アダプターのみですが、これだけのスペックを備えながら実売価格35,000円前後と、コストパフォーマンスも良好。「ゲームに特化したモデル」と言うとニッチな需要かもしれませんが、ゲームの没入感を高めるアイテムとして強くおすすめしたいサウンドバーです。

Sonos Beam

つい最近、待望の日本上陸を果たしたアメリカのオーディオブランドSONOS(ソノス)。スマートスピーカーなど数多くの人気製品を販売していますが、その音質は折り紙つきで「WIRED」US版でも最高評価を受けるほどです。そんなワイヤレスオーディオ業界を牽引する同社の「Beam」は、Amazon AlexaとGoogleアシスタントという2台音声アシスタントを搭載(日本ではAlexaのみ。Googleアシスタントは近日中に対応予定)したサウンドバーですね。音声操作はもちろん、ニュースや天気予報を聞いたり、スマートリモコンを利用すれば家電の管理も可能になります。

スピーカーの仕様については、中~低音域を忠実に再現するフルレンジ4基、高音域をクリアに表現するツイーター1基、低音に深みを与えるパッシブラジエーター3基を搭載したワンボディ型。AirPlay 2対応なので、iPhoneやiPadからWi-Fi経由での音楽再生をしたり、Macで作業しながらスピーカーをBeamに切り替える、なんて使い方もできますね。

またApple MusicやAmazon Musicなど、世界中のストリーミングサービスが利用できる点も特徴のひとつ。アプリを使って各サービスを横断できるため、お気に入りの曲を集めたプレイリストを作成することも可能ですね。接続端子は、ARC対応のHDMIとLANが1つずつのシンプル設計です。

サイズは幅65.1×高さ6.8×奥行10cm、重さ約2.8kg。天面にタッチ式の操作部を設け、背面中央にインターフェースを配置しています。ブラックとホワイトの2色展開で、インテリア性の高い曲線を活かしたデザインもポイントですね。付属品はHDMIケーブル、光オーディオアダプター、電源アダプターで、価格は約50,000円。Sonosシリーズの他のスピーカーをリアスピーカーとして使うこともできるため、今後サラウンドシステムを構築したい人も選びやすいモデルではないでしょうか。

ハイエンドモデル(6万円以上)のおすすめサウンドバー

SONY HT-Z9F

フロントに2基、センターに1基備えた3.1ch構成で、サブウーハーを合わせた合計400Wの圧倒的なハイパワーサウンドを提供するSONYの「HT-Z9F1」。アンプにはハイレゾ対応の「S-Master HX」を採用しており、低ノイズ化と高解像度化を実現しています。さらに圧縮音源をアップスケーリングする「DSEE HX」も搭載しているので、Bluetooth(SBC/AAC/LDAC)経由の配信サービス音声もハイレゾ相当の高音質で聴くことができますね。

Dolby Atmos、DTS:Xといった3Dサラウンドフォーマットに対応するのに加え、バーチャルサラウンドの「S-Force PRO フロント サラウンド」や「Vertical Surround Engine」を搭載。吹き抜けの環境下でも立体音響を再現し、自然に広がる音場を作り出します。また専用アプリやホームネットワークを利用したマルチルーム再生や、Alexa搭載機器での音声操作も可能。接続端子は入力用HDMI×2、出力用HDMI(ARC)×1、光デジタル×1、LAN×1、USB×1、AUX×1を装備しており、4K/HDRパススルー機能をサポートしています。

サイズと重さは、バースピーカー幅100×高さ6.4×奥行9.8cm/約3.1kg、サブウーハー幅19×高38.2×奥行38.6cm/約8.1kg。ソファの後ろや部屋の隅などのデッドスペースにも配置できるワイヤレスサブウーハーなので、美観を損なうこともありませんね。HDMIケーブル、リモコン、壁掛け用ブラケットなどが付属して、価格は70,000円前後となっています。なお別売りのリアスピーカー「SA-Z9R」が用意されているので、カスタマイズにより高音質化をはかることも可能です。

Bose Soundbar 700

BOSEのサウンドバーとして最上位クラスに位置付けられている「Soundbar 700」。独自開発による楕円形の振動板をもつフルレンジスピーカーを4基、その中央にツイーターを1基配置したユニークな構成が特徴の製品ですね。メッシュ状の穴から音を拡散させる「Phase Guide」アレイや、ノイズを低減する「Quiet Port」といったBOSEならではの音響技術を盛り込むことで、ワンボディとは思えないほどに重厚感があるサウンドを楽しむことができます。

機能面で注目したいのが、Alexaを搭載している点。音声操作だけでなく、タイマーのセットやスケジュールの確認、さらにスマートホームデバイスの管理も可能になります。アプリを使えば、Alexaやサウンドバーの設定、ストリーミング再生、音楽サービスの追加などのセットアップがスマホやタブレットからできる点も便利ですね。また自動音場補正機能「ADAPTiQ」もアプリで設定できるので、部屋に合わせたサウンド空間を簡単につくり出すことが可能です。

接続方法としては、Bluetooth(SBC)やWi-Fiの無線通信に対応するほか、HDMI(eARC)×1、光デジタル×1、USB×1、LAN×1、IR×1、さらにADAPTiQ設定時に使用するヘッドセット接続用の端子と、オプションで追加できるサブウーハー「BASS MODULE 700」用端子を装備。サポートするオーディオ形式は、Dolby DigitaltとDTSとなっています。

サイズは幅97.8×高さ5.72×奥行10.8cm、重さ約4.76kg。ガラストップとメタルグリルのボディが目をひくデザインで、カラーはブラックとホワイトから選べます。付属品にはHDMIケーブル、光デジタルケーブル、電源コード、リモコン、ADAPTiQ用ヘッドセットとなっており、価格は約100,000円。音質にこだわったハイエンドサウンドバーが欲しいという人にぜひおすすめしたいモデルとなっています。

ちなみに下位機種となる「Soundbar 500」も用意されており、こちらはセンターに3基、サイドに各1基の、合計5基のフルレンジスピーカーを搭載したモデルです。Phase Guideアレイは搭載していませんが、左右側面に配置したスピーカーユニットにより、リアルなサラウンド感を再現していますね。サイズは幅80×高さ4.44×奥行10.16cm、重さ約3.18kgとさらにコンパクトになり、カラーはブラックのみ。Alexaに対応していながら、Soundbar 700よりも手頃な70,000円前後という価格も評価すべきポイントでしょう。

パナソニック シアターバー SC-HTB900

パナソニックのオーディオ機器ブランドTechnicsの技術を採用した、2ユニット型の「SC-HTB900」。スピーカーユニットを各ch2基、さらに左右のフロントスピーカーにツイーターを1基ずつ搭載し、最大505Wもの高出力を可能にした3.1ch構成となっており、回路設計からチューニングに至るまで、Technicsの思想を余すことなく取り入れています。ハイレゾ音源も忠実に再生できるフルデジタルアンプ「JENO Engine」を搭載するなど、音質に対するこだわりが随所に見られるところも特徴的ですね。

音声フォーマットは、Dolby Atmos、DTS:X、DTS Virtual:Xに対応。トップスピーカーを設置せずとも、高さ方向も含んだシームレスなサラウンド空間が体験できるようになっています。視聴しているシーンに最適な音場効果をつくる6種類のサウンドモードや、急な音量差を抑える音量オート機能(AGC)、人の声が聴きやすくなるボイス機能なども標準搭載。あの世界的に有名なフィルハーモニーホールの音場を再現したモードも搭載(後日ファームアップ予定)するなど、他では見られない機能も楽しめますね。

端子は入力用HDMI×2、出力用HDMI(ARC)×1、光デジタル×1、LAN×1、IR×1。HDMI入力が2系統なので、ゲーム機やチューナーなども同時接続が可能です。テレビを経由しないので、より優れた音質が楽しめますね。ワイヤレス通信は、Bluetooth(SBC/AAC)とWi-Fiをサポートしています。

サイズと重さは、バースピーカー幅105×高さ8.9×奥行13.3cm/約6kg、サブウーハー幅18×高40.8×奥行30.6cm/約5.4kg。HDMIケーブル、IRシステムケーブル、電源コード、リモコン、壁掛け用金具とねじなど、付属品も一通り揃ってしており、販売価格は95,000円前後です。音声アシスタントは非搭載であるものの、その分潔く高音質化に特化させたモデルと言えますね。

まとめ

サウンドバーは上を見ればきりがないものですが、単純にテレビの音を聴きやすくしたいというのであれば、「BAR STUDIO」や「DHT-S316」のような低コストモデルがおすすめです。Bluetoothスピーカーとしても使えるので、初めてのサウンドバーとしてもハードルが低く感じられますね。

またスマートホーム化を視野に入れているなら、AIアシスタント対応の「YAS-109」「HT-Z9F」などが使いやすいですし、将来的にさらに音質を高めたいと考えているなら、オプションが用意されている「Sonos Beam」や「Soundbar 700」あたりがマッチするでしょう。サウンドバーは一見すると同じように見えるかもしれませんが、それぞれ個性や特徴が異なるため、自分のライフスタイルと照らし合わせて選ぶことが大切ですね。

サウンドバーがあるだけで、映画や音楽がより身近な存在になります。今まで聴き逃していた音も聞こえるようになるので、繰り返し見たコンテンツを見直してみるのも楽しいかもしれません。家庭で日々耳にする音の質が良くなるというのは、非常に生活を豊かにしますので、ぜひサウンドバーの導入を検討してみてください。

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