紙を入れるだけで、自動で細断してくれる電動シュレッダー。一般家庭であれば個人情報が書かれた郵便書類、オフィスであれば社内書類などを、簡単に処分できて便利ですよね。またゴミを出す際も、紙を丸めて捨てるよりもシュレッダーで細断した方が体積は小さくなるので、まさに一石二鳥のアイテムと言えます。
ただ、一言にシュレッダーと言っても、近年は各メーカーから様々な製品が販売されており、同時細断可能な枚数やダストボックスの容量、本体の大きさや付加機能などは様々。目的や用途、利用環境に応じて、最適な製品というのは変わってきます。
そこで今回は、そんな数あるシュレッダーの中から、同時細断枚数をポイントにおすすめの製品を厳選。同時細断枚数10枚以下の一般家庭向けと、20枚以上のオフィス向けの製品を、それぞれ分けて紹介していきたいと思います。
一般家庭向けのおすすめシュレッダー(同時細断枚数10枚以下)
アスカ クロスカットシュレッダー B03
アスカが販売する「クロスカットシュレッダー B03」は、卓上に置けるコンパクトなデザインが特徴。9.5cm ×37.5cm×18.4cmというサイズ感は、卓上に置いても邪魔になりませんね。
同時細断枚数は3枚と少なめですが、郵便書類やちょっとした書類を処分する程度の用途であれば十分。ダストボックの容量は4Lで、A4用紙30枚分まで溜めることができます。クロスカット方式で紙を細かく細断してくれるので、個人情報が記載された書類でも安心してゴミに出せますね。
従来製品よりも連続使用可能時間が増え、最大で10分間シュレッダーを駆動させておくことが可能になりました。家に置いておいても邪魔にならず、最低限のスペックを持ったシュレッダーを1台用意しておきたいという人にぴったりの製品と言えるのではないでしょうか。
より大容量な製品として、同時細断枚数3枚・ダストボックス容量15Lの「クロスカットシュレッダーS39C」という製品もあります。容量の割にコンパクトな製品であり、もう少し容量が大きなシュレッダーが欲しいという人はこちらも選択肢に入ってきますね。
アイリスオーヤマ シュレッダー P3GM-C
家電やオフィス製品に力を入れるアイリスオーヤマが販売するのが「シュレッダー P3GM-C」です。家庭用のコンパクトなシュレッダーでありながら、マイクロカットに対応しているのが特徴ですね。先ほどの「クロスカットシュレッダー B03」よりも更に細かく紙が細断され、セキリュティ対策もばっちり。また細かく細断した分、紙の体積も小さくなるので、ゴミ捨ての回数も減らせるという点も魅力的ではないでしょうか。
同時細断枚数は3枚で、ダストボックス容量は8.9L。A4コピー用紙120枚分を溜めることができます。またダストボックスにはゴミの量を確認することができるのぞき窓がついているので、ゴミ捨てタイミングも一目で分かりますね。サイズもコンパクトなので、机の足元に置いておくシュレッダーとしてもおすすめの製品です。
商品ラインナップとしては、同時細断枚数が5枚となる「シュレッダー P5GC」という製品もあります。同時細断枚数が3枚では少なすぎるという人は、こちらの製品を選びましょう。
コクヨ シュレッダー AMKPS-MX100
文房具やオフィス用品でお馴染みのコクヨが販売するのが、「シュレッダー AMKPS-MX100」。コンパクトでありながらハイパワーモーターを搭載しているのが特徴で、CDやカードなども細断できます。個人情報の入ったCDやカードは一般家庭だと処分に困るゴミの1つなので、シュレッダーで処理できるのはありがたいですね。
同時細断枚数は6枚、ダストボックス容量は10Lと、家庭用としては十分なスペック。ダストボックスは引き出し式なので、ゴミ捨ても簡単です。また静音・防振設計がなされているのも特徴で、深夜のシュレッダーの利用も心配ありません。家庭用とは言えそれなりにスペックの高いシュレッダーが欲しい、という人におすすめです。
GBC マイクロカットシュレッダGSHA25MS
コンパクトでありながらシュレダーへ付加機能を詰め込んだのがGBCの「マイクロカットシュレッダGSHA25MS」。用紙を投入すると自動的に作動し、細断が終わると自動的に停止するオートスタート&ストップ機能は、電源のON・OFFを切り替える手間が省けます。またマイクロカット方式を採用し、2×14mmの細かさまで紙を細断してくれるのも特徴ですね。
34cm×19cm×32.4 cmというコンパクトなサイズでありながら、同時細断枚数は7枚というハイパワー。ダストボックスは9Lで、A4用紙120枚を溜めることができます。小型でハイスペックなシュレッターが欲しいという人にはぴったりではないでしょうか。
同時細断枚数が6枚となる前モデル「マイクロカットシュレッダ GSHA20M」も評判の高い製品。前モデルということで値段も安くなるので、予算次第ではこちらの製品も選択肢に入りますね。
オフィス向けのおすすめシュレッダー(同時細断枚数20枚以上)
アイリスオーヤマ シュレッダー OF23
アイリスの「シュレッダー OF23」は、オフィス向けとしてはコンパクトなシュレッダーです。38cm×29cm×60cmというデスクの下にも収納できるサイズで、オフィスのどこに置いても邪魔になりません。またキャスターも付属するので、移動も容易です。
同時細断枚数は23枚と、一度にまとめて書類を細断したい時でも不便な思いをしません。ダストボックスの容量は30L(A4用紙700枚分)と、複数人でシュレッダーを共有するのにもぴったりのサイズです。またコンパクトなシュレッダーでありながらホチキス留めした書類にも対応しているのも便利なポイント。オフィスで邪魔にならないサイズのシュレッダーが欲しいという人におすすめです。
容量違いの製品として、同時細断枚数18枚の「シュレッダー OF18」、同時細断枚数16枚の「シュレッダー OF16J」という製品もあります。同時細断枚数が少ない製品ほど価格は安くなるので、予算との兼ね合いで選びましょう。
サンワダイレクト シュレッダー 400-PSD054
独立型ダストボックスで、ゴミ捨ての手間を省いたのがサンワダイレクトの「シュレッダー 400-PSD054」。シュレッダーからダストボックスがそのまま取り外せるので、ダストボックスにたくさんゴミが溜まっている際も便利ですね。ダストボックスの重さは985gと、ゴミ捨て場まで持っていくのも苦になりません。またダストボックスにゴミ袋を取り付ければ、よりゴミ捨てが楽になります。
同時細断枚数は20枚、ダストボックス容量は60L。A4用紙1125枚分が溜められる大容量なシュレッダーとなります。連続可能時間も30分と長く、複数人がシュレッダーを利用するオフィスに置いても便利ですね。シュレッダーの手入れの手間を少しでも減らしたいという人にぴったりの製品です。
一回り容量の小さい製品として、「シュレッダー 400-PSD029」という製品もあります。こちらはダストボックスの容量が40Lであり、「シュレッダー 400-PSD054」よりもコンパクトな製品となります。
フェローズ 100Mオートフィードシュレッダー
フェローズが販売する「100Mオートフィードシュレッダー」は、用紙をセットしておけば自動で細断してくれるオートフィード機能が特徴。最大200枚の紙をストックしておくことができ、順次紙を細断してくれます。本体上部のストック部分に細断したい紙を挿しておくだけなので、前の紙の細断が終わるのを待つ必要がありません。
ダストボックスの容量は23Lで、A4コピー用紙280枚分を溜められます。オフィス用のシュレッダーとしても、申し分ない容量ですね。またゴミが一定以上溜まるとセンサーで廃棄のタイミングを教えてくれる機能もあるので、ゴミ捨てのタイミングを逃すこともありません。大人数で1台のシュレッダーを共有したい時などに役立つ製品です。
より容量が大きいモデルとして、最大200枚がストックしておける「200C-2オートフィードシュレッダー」、250枚がストックしておける「250M-2オートフィードシュレッダー」という製品もあります。必要な容量に応じて、最適なモデルを選びましょう。
GBC オートフィードシュレッダ GCS200AFX
GBCの「オートフィードシュレッダ GCS200AFX」も、オートフィード機能に対応したモデルです。こちらのモデルには自動で電源をON・OFFしてくれる機能も備わっており、紙をセットすれば電源がON、細断が終わればOFFとなります。
ストックしておける紙の量は200枚で、オフィス用としても十分な容量。ダストボックスの容量は32Lで、A4用紙250枚が溜められます。ダストボックスにはゴミ袋が留められる仕様となっているので、ゴミ捨ての手間も省けて便利ですね。オフィス用に大容量で高機能なシュレッダーが欲しいという人におすすめの製品です。
製品ラインナップとしては、「スマートシュレッダ マイクロGCS300AFM」という製品もあります。こちらは最大300枚の紙がストックしておけるのに加え、スマホやタブレットでシュレッダーの状況が確認可能です。「オートフィードシュレッダ GCS200AFX」の上位機種という位置付けですね。
まとめ
そのままゴミ箱に捨てられない書類などを細断してくれるシュレッダーは、オフィスにおいて必須アイテムであるのはもちろん、一般家庭においても1台用意しておいて損はないアイテムです。またゴミの容量が減るので、ゴミ捨ても楽になりますね。
そんなシュレッダーですが、細断可能枚数やダストボックスの容量によって最適な製品は異なります。各製品の特徴を比較して、ぜひ最適な1台の購入を検討してみてください。
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