パソコンでの作業に必須となるマウス。様々な種類のものが販売されていますが、やはり便利なのは無線で接続できるワイヤレスタイプですよね。ケーブルがないためストレスフリーで作業の邪魔にならず、ノートPCで使う場合は持ち運ぶ際にも便利です。
そこで今回はそんな便利なワイヤレスマウスの中から最新のおすすめ製品を紹介。価格帯別に人気が高く使いやすいものをピックアップしてお伝えしていきたいと思います。
¥5,000以下のワイヤレスマウス
ナカバヤシ Digio2 Z
5000円以下という圧倒的なコスパで手に入るナカバヤシのDigio2 Z。一見標準的な5ボタン式のワイヤレスマウスのように見えますが、掴んでみると手にフィットしやすい構造になっています。
ロジクールやバッファロー・マイクロソフトに比べるとブランド力で比較されがちですが、ストレスなくペアリングできて使い勝手も良いですね。マウス単体でも65gと軽い設計のため、使う際のストレスも少ないです。電池1本で1年間もつため、省エネ・省電力なマウスとしても注目の製品です。
ロジクール M590 MULTI-DEVICE SILENT Mouse
マウスと言えばロジクールというくらい、製品数もユーザー数も多い人気のメーカー。そんなロジクールのM590は自社製品比較で、90%のクリックノイズリダクションに成功した、静音設計のマウスです。
その製品名の通り、特徴的なのが2台のパソコン間でシームレスな接続ができること。別のパソコンにもカーソルを移動させることができ、コピー&ペーストなどもできてしまいます。複数端末を使う場合に便利ですね。
パソコンごとに複数のマウスを用意する必要がなく、デスク周辺の整理整頓にも役立ちます。さらにスクロールホイールはラバーホイールを採用しており、正確なスクロールにも期待できる製品です。
バッファロー BSMBW518
PC周辺機器の製造開発で有名なバッファロー。そのバッファローのBSNBW518Mは持ちやすさを追求したマウス。
マウスを持つ人の手の大きさに違いがあるのと同様、マウスの持ち方も人それぞれで異なりますよね。そのため、このマウスでは様々な持ち方に対応出来る形状を採用。かぶせ持ち・爪たて持ち・つまみ持ちといった、3種類の代表的なマウスの持ち方に対応し、万人に持ちやすいマウスになっています。
省エネ性にも優れており、単三電池1本で3年間もつという脅威の持続時間を実現。操作時のマウス音やスクロール音も静で、自分自身はもちろん周囲の人にも不快感を与えにくいです。高感度BlueLEDセンサーを搭載し、机の上だけでなくガラスの上やソファーの上でも、マウスを動かせる点もポイントですね。
¥5,000〜¥10,000
Razer Atheris
ゲーミングマウスとして高い評価を受けているRazerのマウス。このRazer Atherisはモバイルゲーミングマウスという位置づけの製品になります。持ち運びがしやすいようコンパクトさを追求し、バッグの中にもスッキリと納まる小型設計のマウスですね。
連続使用可能時間が350時間と、そのコンパクトな形状からは想像できない長さを実現。単三乾電池が2本必要になるため、多少重く感じるかもしれませんが、非常に持ちやすいエルゴノミクス設計になっていて長時間の使用でも疲れを感じません。
ゲーミングマウスとはなっていますが、もちろん通常の作業にも向いています。7200dpiの高解像度オプティカルセンサーや複数ボタン割り当て、デュアル接続機能による複数デバイスへの接続にも対応し、ゲームだけでなく仕事や作業時にも便利に使える製品になっています。
ロジクール MX Anywhere 2S Wireless Mobile Mouse
この価格帯でもやはりロジクールの製品は外せません。MX Anywher 2Sはその名前の通り「Anywhere=どこでも使える」と名前が付いているだけあって、携帯性の良さと環境に左右されず使えることが特徴のマウス。
高精度なDarkfieldトラッキングによって、カフェや機内・ホテルや会議室など場所を問わずに使え、ガラス面でも誤作動なく動くようになっています。デバイスに最大3台まで接続してボタンタッチで切り替えが可能な他、Logicool Flow機能によりデバイス間でカーソルを移動させて、シームレスに使うこともできます。高速スクロールや7つのボタンを装備し、機能性も優れています。
出先で緊急でマウスの電池がなくなってしまった場合や充電が必要になった場合にも安心です。3分間という短い充電時間で、ほぼ1日使用できるほどの高速充電が可能です。1回のフル充電で約70日間利用できるという、バッテリー持続の強さもポイントですね。
ナカバヤシ Digio2 Q
ナカバヤシ Digio 2 Qは親指操作可能な34mmのトラックボールが印象的なワイヤレスマウス。親指トラックボール搭載機としては世界最小(発売時点)を実現しており、モバイル性にも優れています。
指の操作だけでカーソルを動かせる親指トラックボールは、腕を動かさずに作業ができて非常に楽ですよね。極小サイズということで、手の小さい人でも使いやすく、デスクスペースの節約にも貢献します。
トラックボールは静音仕様で操作音も気になりません。約21ヵ月間電池交換が不要ということで省エネ性にも優れ、5ボタンを搭載し機能面でも満足のいくマウスになっています。
¥10,000以上
ロジクール MX MASTER 2S Wireless Mouse
MX MASTER 2Sは上で紹介したMX Anywher 2Sと兄弟機になるモデル。MX Anywher 2Sがモバイル性を重視したマウスだったことに比べ、こちらは据え置き用途として作られています。
基本的な性能はMX Anywher 2Sと同様。一番の違いはその形状ですね。操作時に手が疲れないように、しっかりとグリップできる形をしています。また親指部分にはMX Anywher 2Sにはない横向きのサムホイールも搭載。デフォルトでは水平スクロールが割り当てられ、カスタマイズも可能と非常に便利に使える機能になっています。
もちろんLogicool Flowにより複数デバイスでの利用にも対応し、デバイスごとにマウスを用意する必要もありません。高精度なトラッキング、高速充電なども搭載する、ロジクールのハイエンドマウスとなっています。
ロジクール Wireless Trackball MX ERGO MXTB1s
MX ERGOはMX Anywher 2SやMX MASTER 2S同様、ロジクールのハイエンドシリーズ「MX」で展開されるトラックボール式のワイヤレスマウス。今までのトラックボール式マウスと決定的に異なる点が、手に対するトラックボールの角度を2パターンで変更できることです。
通常であればトラックボールの位置や角度は固定されており、それに手を合わせる形になるのですが、MX ERGOの場合調整式のヒンジを採用し、0度と20度で角度を変えることが可能になっています。手にフィットするほうを選んで、より使いやすく疲れにくい、快適な操作が可能になるというわけですね。
一般的なマウスと比較して、20%筋緊張を軽減するというエルゴノミクスデザインも注目のポイント。ボタンひとつでスクロールやその速度変更も可能で、Logicool Flowによるデバイス間移動にも対応します。フル充電で4か月間使用できるという省エネ設計もありがたいですね。ひたすら快適性を求めたトラックボールマウスとなっていて、普段のマウス使用が疲れるという人にはぜひ一度試してほしいマウスです。
Razer Lancehead
Razerのゲーミングマウス、Lanceheadの特徴は独自の新技術「Adaptive Frequency Technology」により、ワイヤレスマウスでありながらデータ転送を正確で高速に行うことができる点。他のワイヤレス製品との干渉を避けることができ、ラグの発生を極限まで抑えています。
読み取りセンサーはレーザー方式で、解像度は16000DPI、スピード性能(IPS)が210インチ/秒、加速性能が50Gと、まさにゲームを快適にプレイするための性能が詰まっています。5000万回のクリック耐久試験をクリアしたオムロン製のスイッチパーツを採用したということで、ヘビーに使用することが多いゲーミングマウスでも、安心して使えますね。
マウスボタンの割当やマクロなどのプロファイルを、クラウドや内蔵メモリに保存して呼び出すことができるのも嬉しいポイント。まさに快適にゲームをすることに特化したマウスと言えると思います。
番外編:Apple Magic Mouse 2
機能面やコスパの悪さで批判されることも多いMagic Mouse 2ですが、Apple製品と使う場合はやはりこちらも候補に入ってきます。純正品ということでデザイン面/操作面共に、Macとの相性は抜群。特にマウス表面を使ったマルチタッチやスクロールの反応の良さは、やみつきになるくらい気持ちいい操作性を実現しています。
最近単体販売が開始されたスペースグレイのMagic Mouse 2について、別でレビューしていますので、よろしければこちらもどうぞ。
まとめ
今回は便利な最新ワイヤレスマウスの紹介でした。モバイル性や、快適性、耐久性など、マウス選びの基準は様々で、用途によっても最適な製品というのは変わってきますよね。マウスの買い替えを検討している人や、有線から無線への切り替えを検討している人は、ぜひ購入の際の参考にしていただければと思います。
コメント