Anker(アンカー)から既存のポータブルスピーカー「SoundCore」シリーズや、完全ワイヤレスイヤホンの「Zolo」シリーズを統合し、新たに「Soundcore」としてオーディオブランドを1本化することが発表されました。
合わせて今後発売予定の新製品も大量に発表。新ブランドとなる「Soundcore」では今まで以上にオーディオ関連の製品開発が強化されることになり、新しいテクノロジーを取り入れた人気シリーズの後継機や、音質を追求したプレミアシリーズのスピーカーなどが発売されることになります。
そこで今回は新たに発表されたSoundcoreブランドの発売予定製品12機種を一挙に紹介。Ankerというメーカーの紹介なども合わせてお伝えしていきたいと思います。
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Ankerについて
Ankerは2011年にGoogle出身のスティーブン・ヤン氏を中心とした若者たちによって設立された、スマホ/タブレット関連機器のハードウェアブランド。代表製品は言わずと知れたモバイルバッテリーで、その品質の高さは有名ですよね。バッテリー機器以外にもワイヤレススピーカーやイヤホンなど、様々な製品をリリースしており、そのデザインや性能の高さ、優れたコストパフォーマンスで人気を博しています。
最近はさらなるブランドの拡大を目指し、Alexa搭載スマートスピーカーや掃除機などのスマートホームブランド「Eufy」や完全ワイヤレスイヤホンの「Zolo」といった複数の事業も展開。モバイルライフをサポートする「Mobile Charging Company(モバイルチャージング カンパニー)」から、生活をより幅広いシーンでサポートする「Life Empowerment Company(ライフエンパワーメント カンパニー)」への成長を目指しています。
日本でも人気を獲得しており、家電量販店ではAnkerブランドの特設コーナーが置かれるほど。2017年のAmazonランキング大賞において【バッテリー・充電器】部門では「PowerCore 10000」が、【ポータブルスピーカー】部門では「SoundCore」がそれぞれ一位を獲得していますね。他にも二部門で一位を獲得し、合計で四部門を獲得した、いま最も人気のあるメーカーと言われています。
そんな破竹の勢いのAnkerですが、4月27日にオーディオ分野の強化を発表。「Zolo」ブランドや今までSoundCoreという製品名で展開されていたポータブルスピーカーなどが、新たに「Soundcore」ブランドとして統合されることになりました。
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Soundcore Bluetoothスピーカー
Soundcore Flare
「Soundcore Flare」は360°、どこからでも音楽が聞ける円柱型のスピーカー。底面のライトはアプリと連動して発光するLEDライトを搭載しています。
最大で12時間連続再生が可能となっていますが、最大の特徴は防水性ですね。IPX7防水規格のため、水に沈んでも内部に浸水しません。水に沈めた直後に再生してもクリアな音楽が再生されます。どんな場所でも気兼ねなく使えるスピーカーになっています。
2018年夏頃の発売予定で販売想定価格は5,999円となっています。
追記:2018/7/16から開催されるAmazonプライムデーにて先行販売されることが決定しました。新製品をいち早く手に入れるチャンスですね。プライムデーは年に一度プライム会員向けに開催されるAmazon最大のセール。他のAnker製品も今回は過去最大の出品数となる計52製品がセールに登場し、最大50%OFFで販売されるようですよ。
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Soundcore Flare+
「Soundcore Flare+」は「Soundcore Flare」の上位機種。「Soundcore Flare」の出力が6W×2であることに比べ、こちらは25W出力によるパワフルな音質を実現しています。連続再生時間も約20時間にアップし、USB接続で他の機器を充電する事も可能となっています。
こちらの発売時期も同じく2018年夏頃、販売想定価格は12,150円となっています。
Soundcore Mini 2
「Soundcore Mini 2」は掌に収まるほどのサイズなのに連続で15時間も再生可能なパワフルなBluetoothスピーカー。前モデル「SoundCore mini」の長所を継承して、防水性能や音質などを強化しています。
2台使えばステレオでの再生が可能になる、完全ワイヤレスステレオペアリング機能が最大の特徴。完全ワイヤレスイヤホンの「Zolo」ブランドを統合しただけあって、そちらで培われた技術も惜しみなく投入しているという感じですね。
2018年5月2日に発売済みの製品となり、価格は3,999円。執筆現在、Amazonで2台同時購入すると1,000円の割引が受けられるようです。2台購入して早速ワイヤレスでのステレオペアリング/ステレオ再生を楽しんでみるというのもアリですね。
Soundcore Motion B
Amazonランキング大賞2017年【ポータブルスピーカー】部門で一位を取った商品の後継、「Soundcore Motion B」。従来のデザインはそのままに、進化した防水性能や、電圧を変更して無駄なバッテリー消費を防ぐAnker独自のテクノロジーが搭載されています。
出力は5W×2、バッテリーで最大16時間という長時間の連続再生が可能。発売は夏頃で想定価格は3,299円とコスパの高さが魅力です。
Soundcore Motion Q
「Soundcore Motion Q」はコンパクトながら360°、全方位にクリアでパワフルな音を響かせられるBluetoothスピーカー。2,600mAhのバッテリを内蔵し、最大で10時間連続再生が可能となっています。
スピーカー面ではフルレンジスピーカーとパッシブラジエーターを2つずつ搭載。置く場所を選ばず、全方向に奥行きのあるサウンドが広がるようになっています。「Soundcore Mini 2」同様、2台をワイヤレスでペアリングして、臨場感のあるステレオサウンドを楽しむことも可能。ストラップも付けられ、IPX7相当の防水性を搭載しているのも特徴ですね。鞄に付けて外で音楽を掛けるなんて使い方も面白いかもしれませんね。
出力は8W×2とMotion Bよりもパワフル。2018年5月22日より発売開始で価格は4,999円、現在Amazonにて個数限定で1000円OFFで購入できるキャンペーンを実施中です。
Soundcore Model Zero
「Soundcore Model Zero」はその特徴的なデザインから注目を集めるスピーカー。デザイン性の高い独特の形状をしており、高音質を追求したプレミアムスピーカーという位置付けの製品になります。
プレミアムモデルらしく出力は60Wと非常にパワフル。SCANSPEAK製ドライバーを採用し、有線接続時はハイレゾ再生も可能となります。インテリアとしても使えそうで、部屋に置いてあるとオシャレな雰囲気になるかもしれませんね。
最上位モデルということで価格は19,800円、夏頃に発売予定です。
Soundcore イヤホン・ヘッドホン
Soundcore Spirit
「Soundcore Spirit」はカナル型のイヤホン。ランニング時に好まれるカナル型ですが、汗によって故障しやすいという欠点もありました。そこでSoundcore Spiritは耐汗性に特化し、水に沈めても壊れにくく、快適な付け心地を追求したイヤホンになっています。
最新のナノコーティングを施すことで、落としたり、ぶつけて変形した場合でも、耐汗性を損なうことがないように作られています。スポーツをする人にとって非常に魅力的なこの製品、価格は2,999円で6月12日発売です。
Soundcore Spirit X
「SoundCore Spirit X」も同じように耐汗性に特化したイヤホン。「Soundcore Spirit」との違いは本体部分がイヤーフック型になっていることですね。カナル型と違い、耳に掛けて使用するため、安定度は高く、激しい運動でも落としにくいのが特徴です。
「Soundcore Spirit」同様に耐汗性も耐久性も優れています。連続で12時間再生が可能で、想定価格も「Soundcore Spirit」と同じ2,999円。5月8日発売です。
Soundcore Life NC
「Soundcore Life NC」は首に掛けるネックバンド型のBluetoothイヤホン。最大の特徴は製品名にもあるように、NC=高水準なノイズキャンセリング機能を搭載していることですね。複数のマイクを搭載することで、音を聞く際の環境音ノイズだけでなく、通話時の自分の声に混ざった雑音もカットして、クリアな音声を相手に届けることができるようになっています。
aptXコーデックにも対応しており、高品質/低遅延な再生が可能。想定価格は1万4300円で夏頃に発売予定となっています。
Soundcore Vortex
最大20時間という長時間の連続再生が可能なヘッドホン「Soundcore Vortex」。耐衝撃性に優れ、コンパクトに折りたたむこともできます。付け心地の良さも追求された製品で、ポータブル性と快適性に優れたヘッドホンと言えそうですね。
aptXコーデックにも対応し、想定価格は5999円というコスパの高さも注目。2018年5月22日より販売が開始され、現在Amazonで1000円OFFの300個限定キャンペーンが実施されています。
Soundcore Space NC
「Soundcore Space NC」はアクティブノイズキャンセリング技術を搭載したBluetoothオーバーイヤーヘッドホン。周りの雑音をシャットアウトして、透明感のある音楽を楽しむ事が出来ます。
耳や頭に触れる部分にはクッションが配置され、人間工学に基づいたデザインということでかけ心地も良さそうです。40mmのダイナミックドライバを搭載しており、ワイヤレス時は連続20時間再生可能。通話用のマイクを内蔵しているため、スマホと繋げれば側面にあるボタンで通話もできます。
高音質と抜群の着け心地を追求し、高級感のあるデザインのプレミアムヘッドホンという位置付けの本製品。2018年5月22日より発売で価格は14,980円。Soundcore Vortex同様、現在Amazonにて300個限定で3000円OFFのキャンペーンを実施中です。
Soundcore Liberty Lite
「Soundcore Liberty Lite」は指でつまめるほどの大きさしかない、左右分離型の完全ワイヤレスイヤフォン。Liteという名前から考えると、「Zolo」ブランドで展開していたLibertyシリーズの廉価モデルという位置付けのようですね。
バッテリーで最大3.5時間連続再生可能で、コンタクトケースサイズの充電ケースと併用すると最大で12時間連続再生が可能となっています。想定価格は6,599円と低めに設定され、完全ワイヤレスイヤホンとしては、非常にコスパに優れた製品ではないでしょうか。夏頃の発売を予定しています。
2018/7/5追記:2018年7月16日から開始するAmazonプライムデーの、先行発売商品の写真に含まれていましたので、恐らくそのタイミングで最初に販売されることになりそうです。Amazon最大のビッグセール、2018年Amazonプライムデーについては下記にまとめていますのでよろしければどうぞ。

現段階で上位機種に当たる「Zolo」ブランドのLiberty/Liberty+はこちらでも紹介しています。

番外編:Anker Nebula Capsule
Soundcoreシリーズではありませんが、新製品としてAnkerのプロジェクターも発表されていますので、番外編として紹介しておきたいと思います。「Anker Nebula Capsule」は円形のデザインが特徴の小型プロジェクター。そのサイズは350ml缶と同じというコンパクトさながら、100型という大型サイズの映像を投影できるようになっています。
最大の特徴はOSとしてAndroidを搭載していることで、Netflixなどの動画配信サービスを単体で視聴可能となっている点。360°スピーカーを内蔵し全方位に音を届けることができるため、設置場所に左右されることなく、どこにこのプロジェクターを設置しても楽しむ事が出来ることもポイントです。
大容量バッテリーにより動画は最大約4時間、音楽なら最大約30時間の連続稼働が可能で、そのコンパクトサイズと合わせて持ち運びがしやすく、設置場所の自由度も高いプロジェクター。発売は2018年5月29日で、価格は39,800円となっています。
まとめ
Ankerの新オーディオブランド「Soundcore」シリーズを紹介してきましたが、立ち上げで一気に12製品の発表ということで、今後にもかなり期待ができますね。今までのリーズナブルな製品群に加えて、プレミアムモデルなどを揃えてきたところに、Ankerのオーディオ機器への力の入れ具合が相当なものであることを感じます。
将来的にはAI機能の実現も視野に入れているようで、秋頃には初のAI搭載製品を発表するという楽しみな発表もありました。今後はAnker公式オンラインストアを開始し、量販店での展開を拡充、東京と大阪にリアルショップを出店する計画もあるということで、これからますますAnker製品を見かける機会も増えそうですね。
2018年の目標としては売上100億円を目指すということで、これからのAnkerの快進撃に期待をしたいと思います。
2018/5/31追記:発表通りAnker公式オンラインストアがオープンしました。オープン記念として。6月6日23時59分までの限定で、無料会員登録者に500ポイントをプレゼントしています!
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