IFA2017にて正式発表され先日こちらで購入検討候補に上げていたSONYのトゥルーワイヤレスイヤホン(完全ワイヤレスイヤホン)WF-1000Xの国内発売が正式に発表されました。現在検討しているワイヤレスイヤホンの購入候補No1のこの新製品ですが、国内発表で色々と情報も更新されていますので再度詳細をまとめて置きたいと思います。
ソニー初の完全分離型ワイヤレスイヤホン
WF-1000Xはソニーとしては初となる完全ワイヤレスイヤホンです。完全ワイヤレスイヤホンといえばiPhoneユーザには馴染み深いApple純正のAirPodsはじめ、ERATOやEARIN
等海外メーカーが先行して市場を開拓しているイメージですが、国内大手メーカーのソニーから発表されたことでより市場競争が激化しそうです。
現在市場ではAirPodsが圧倒的なシェアを持っているという報告がありましたし、実際に街を歩いていてもAirPods利用者が日々増えてきているように感じますがこのWF-1000Xの登場でどうなっていくのか非常に楽しみです。
発売日と価格
国内での発売日は2017年10月7日、販売価格は税込2万68700円(税抜き24,880 円:ソニーストア価格)と正式に発表されました。大手家電量販店のヨドバシカメラや通販最大手のAmazonでも同じ価格で現在予約を受け付けています。
WF-1000Xの主な特徴
市場最高クラスのノイズキャンセリング性能
この製品の最大の特徴は何と言ってもこのノイズキャンセリング機能だと思います。「* 左右独立型ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン市場において。2017年8月31日時点、ソニー調べ、電子情報技術産業協会(JEITA)基準」という但し書きはありますが、現在販売されている完全ワイヤレスイヤホン自体ノイズキャンセル機能が付いている物の方が珍しいと思いますので、それだけで価値があると思います。さらに「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」の搭載でノイズだけをカットし音楽を聞きつつ周囲の音も聞くということも可能になっています。
ノイズキャンセリングイヤホンを使ったことのある人はわかると思いますが、この機能かなりすごいです。外を歩くと車の走行音や雑音は聞こえないのに人と会話ができたりしますし、新幹線や飛行機内の嫌な音もカットされてすごく快適になります。バスや電車、飛行機等の乗り物疲れというのは実は体の疲れよりも長期間の雑音によるものの方が大きいという話もありますので、この音をカットしてくれるというのは素晴らしい機能です。
完全ワイヤレス、ノイズキャンセリングという完全ストレスフリーの視聴環境は長距離移動が多い人には特にありがたいのではないでしょうか。
Bluetoothと本体操作
ワイヤレスイヤホンなので当然Bluetoothが搭載されています。こちらはマルチペアリング対応で最大8台まで機器登録が可能なようで、ペアリング済みであれば次回以降の接続が簡単になるようです。
操作は本体に付いているボタンでおこなうようですね。音楽の再生/停止/早送り等はもちろんSiriやGoogleアプリのような音声アシスタント昨日の起動も可能となっています。ノイズキャンセリングの操作もできるようですね。
個人的には物理ボタンよりもジェスチャー対応の方がスマートかなという気もするのですが、そこは好みが別れそうです。
カラーと専用ケース
カラーはブラックとシャンパンゴールドの2色展開です。
専用ケースにはNFCが搭載されているため対応端末であればワンタッチでBluetooth接続が可能なようです。またケースから取り出すだけでイヤホン本体が起動するためペアリング作業はスマートにおこなえそうですね。
またこの専用ケースは充電器も兼ねており2回分の本体充電が可能です。本体の最長再生時間が約3時間ですのでケース併用で計9時間使用できることになります。
快適な視聴環境を実現
視聴環境をさらに快適にするという意味では専用アプリとイヤーピースの存在も大きいように感じます。
専用アプリは「Headphones Connect」という名称で前述したノイズキャンセリングや外音取り込みの切り替えが可能で、さらにアダプティブサウンドコントロールという「歩く」や「乗り物」という行動に応じて設定を自動で切り替えてくれる機能も搭載されています。
イヤーピースは高い遮音性と長時間の快適な装着性を実現するというトリプルコンフォートイヤーピースが付属しており、より快適な視聴環境を実現してくれるアイテムだと思います。
まとめ
国内発売が思っていたよりも早くて期待が高まります。ノイズキャンセリング機能がかなり魅力的ですので、現時点ではやはりこの製品が購入候補No1ですが、他にも気になる新製品があるのでもう少し悩むことになりそうです。
他にも魅力的な発売予定の完全ワイヤレスイヤホンの比較を過去にまとめていますので、よければそちらも読んでみてください。

SONY WF-1000X スペック表
ドライバーユニット | 6mmダイナミック型ネオジウムドライバー |
再生周波数 | 20Hz~20000Hz |
対応コーデック | SBC/AAC |
バッテリー駆動時間 | 最大3時間(ケース使用で9時間) |
重量 | 本体:6.8g/充電ケース:70g |
Bluetooth | 4.1 |
参照元:SONY「WF-1000X」
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