おすすめのEMS腹筋ベルト6選|最新機種の比較から選び方、使用する上での注意点も解説

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年齢を重ねるごとに気になるお腹周り。運動すれば脂肪が落ちると分かっていても、仕事や家事が忙しいと定期的な運動は難しいですよね。特にウエストの脂肪が落ちるにはある程度の時間を要するため、効果を実感する前にやめてしまう場合もあるでしょう。

そこでおすすめしたいのが、自宅で気軽に筋トレできるEMS機器。EMS(Electronic muscle stimulation)とは、微弱な電気刺激を与えて筋肉を強化する技術で、もともとリハビリ用に開発されました。通常の運動では使いきれない部分までアプローチでき、自己流のトレーニングより効率的に鍛えられるというわけです。

使用部位や目的によって様々な種類のEMS機器がある中、今回は「ながら腹筋」ができるベルト(パッド)タイプをご紹介。Amazonや楽天といったECサイトの売れ筋ランキングをもとに、信頼性の高いレビューが多い商品を6つピックアップしています。初めて購入する方も分かりやすいよう、選び方のポイントや注意点についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

EMS腹筋ベルトの失敗しない選び方

形状の種類

EMS機器には大きく分けて「ベルト型」と「パッド型」の2種類があり、鍛えられる部位や装着方法が異なります。

お腹に巻きつけて装着するベルト型は、正面から側面まで幅広い範囲の筋肉に有効です。日常生活で使われにくい腹斜筋にも働きかけるため、しなやかな「くびれ」作りに最適ですね。ズレにくく安定した装着感で、作業しながら付けられます。ただし巻き付けて固定する特性上、圧迫感は否めないのでその点注意しましょう。

鍛えたい部分に直接貼り付けるパッド型は、最新モデルの主流にもなっており、今回ご紹介する機種もすべてパッド型です。ベルト型のような締め付けはありませんが、粘着力が弱まると効果も落ちるので、定期的にパッドを交換しなければいけません。ランニングコストを考慮して、本体と一緒に交換用パッドの値段も確認しておくと安心ですね。なお、使用回数30回を交換目安としているケースがほとんどとなっています。

電源の種類

現在販売されている腹筋ベルトの大半は「充電式」ですが、安価で入手できるものの中には「電池式」を採用している場合があります。コイン電池や乾電池など、対応する電池は機種ごとに異なりますが、いずれも電池残量が減るとパワーも低下するため、こまめな電池交換が必要です。逆に言えば、電池交換さえすれば使い続けられるので、使用する環境や頻度によっては電池式の方が便利な場合もあるでしょう。

対する充電式は、ケーブルにつなぐだけで何度も使用でき、バッテリー残量に関わらず、一定のパワーで稼働します。充電時間はかかりますが、電池式にかかる手間と費用がカットできるというわけです。USB端子対応ならPC経由で充電したり、スマホの充電器を流用することも可能ですね。

操作性の高さ

電気刺激は、体質や使用する部位によって感じ方が変わります。段階的に刺激を強くすることで筋トレの効率アップにもつながるため、強度の微調整が可能なものがおすすめです。その日の体調や筋肉痛の度合いに応じて選択できるので、無理なく続けられますね。

また操作性の高さも長く愛用するためのポイント。とくに三日坊主になりやすい人は、使いにくい点があると使用頻度が減ってしまうので、できるだけ使いやすい機種を選ぶことが大切です。アプリと連動するフォローアップ機能や、プログラムを自動的にレベルアップする機能を備えたモデルもあるので、自分の性格やライフスタイルに合ったものを選びましょう。

おすすめのEMS腹筋ベルト(パッド)6選

SIXPAD Abs Fit2(アブズフィット2)

多種多様なEMS機器を手掛けるSIXPADの「アブズフィット2」。世界的サッカー選手であるクリスティアーノ・ロナウドのCMでもお馴染みのメーカーですね。

アブズフィット2では腹直筋に合わせて装着できる6極パッドと、1回23分のオートプログラムで腹筋を効率よくトレーニングできます。周波数は20Hzと低いものの、独自開発した波形「CMMパルス」や、電気抵抗を軽減する「高電導ジェルシート」を採用し、低周波特有のピリピリ感が抑えられているところもポイントでしょう。

強度レベルは20段階。USB充電に対応しており、約5時間のチャージで30回(レベル8の場合)使用できます。アプリと連動するとスマホからのリモート操作が可能になり、日々のトレーニングを記録することも。可視化されることでモチベーションが高まりますね。なお最大6台まで同期できるので、対応機種と組み合わせれば、腹筋以外の部位も同時に鍛えられます。

サイズ173×198mm、重さ約90g。付けたまま外出してもバレにくい3mmの薄さで、しっかり装着したいときは付属のベルトで固定できます。価格は28,380円、交換用ジェルシート(6枚セット)は約4,000円です。互換性のある他社製のシートも販売されているようですが、一度でも使用すると1年保障の対象外になるので注意しましょう。

ちなみにアブズフィット2以外にも、お腹周りに特化したモデルが2つ存在します。「アブズベルト」は腹筋4極+脇腹2極の計6極で、正面と側面の筋肉に効果的(S/M/L 43,780円、LL/3L 47,300円、交換シート約5,000円)。2極タイプの「ボディフィット2」はウエスト以外にも利用できます(21,780円、交換シート約2,000円)。アプローチできる部位や価格は異なりますが、周波数、強度レベルなどの基本スペックがアブズフィット2と同じなので、3機種で迷ったときは鍛えたい部分とランニングコストから選ぶといいですね。

Shop Japan スレンダートーン コネクト

Shop Japanが正規代理店として輸入販売する「スレンダートーン」シリーズからは、IoTに対応した最上位モデル「コネクト」をご紹介。性別、年齢、目的などに応じたパーソナルトレーニングが可能になるとともに、スマホで操作や進捗状況のチェックができたり、リマインダー通知でやり忘れを防ぐなど、まるで専属トレーナーのように手厚くサポートしてくれます。

導電パッドを中央と左右の3か所に配置したベルト一体型で、100段階の強度調整、5種類のプログラム、60~80HZの周波数により、お腹周りをまとめてシェイプアップ。「基本」「上級」「フィットネス」のほか、イベント用や産後向けといったプログラムも用意されているのが特徴的ですね。電源はUSB充電式で、2~3時間でフル充電され、約5時間の利用が可能です。

サイズ70×50×15mm、重さ約200g、61~107cmのウエストに対応。17,000~27,280円と価格幅が広くAmazonが最も安価ですが、公式ショップで購入すると24時間対応の問合せ窓口や39日間の返品保証が利用できるだけでなく、交換用パッドが20%オフ(3,600円)で購入可能になるので、安心感を重視したい場合はこちらがおすすめです。

スレンダートーンシリーズには、コネクト以外に「コア」と「フィットプラス」の2機種があり、いずれもベルト一体型の3極タイプで共通のパッドを使用します。ミドル機種のコアは10種のプログラムと100段階の強度調節機能を搭載しており、コネクトと同じUSB充電に対応(17,000~21,780円)。エントリー機種にあたるフィットプラスは、10種のプログラムと130段階の強度調節で、単4アルカリ電池(3本)で駆動する電池式です(10,000円前後)。

TBC スレンダーパッド2 PRO(ボディ・ヒップ用)

エステティックTBCの人気メニュー・ボディシェイプコースの理論をもとに誕生した「スレンダーパッド2 PRO(ボディ・ヒップ用)」。筋繊維に沿ってパッドに配置した8つの電極や、刺激とリラックスを交互に繰り返すパルスパターンなど、長年の実績で培われたTBC独自のノウハウが盛り込まれており、1日20分の使用で引き締まったボディラインを目指します。

腹部専用の「Aモード」に加え、ヒップラインを整える「Hモード」や、ヒップアップに有効な「Uモード」の3モードを搭載。お尻にも装着可能な2WAY仕様で、ウェストとヒップの両方を引き締められるというわけですね。筋収縮が起きやすいモーターポイント(運動点)をとらえることで、電気刺激が苦手な人も利用しやすい設計になっています。USB経由で2時間充電すれば約15回使用可能で、強度は15段階から選べます。コントローラーとは別に付属のリモコンでも操作が可能です。

サイズ370×192×19mm、重さ約122g。価格は29,480円、交換用パッド(8枚1組で)は4,070円で、現在のところこの値段で統一されているようです。安価というわけではないですが、消耗品となるパッドが、同クラスの他機種よりも若干安く購入できますね。

さらにスレンダーパッドシリーズには、腹部とヒップのほか腰部モードも搭載する「スレンダーパッド2 DX(ボディ・ヒップ用)」(29,480円)と、腹部に特化した「スレンダーパッド2(ボディ用)」(27,280円)と、リモコンが付属しないエントリー機種の「スレンダーパッド」(28,380円)の3種類があります。旧式のスレンダーパッドが他のモデルとほぼ同額というのが気になりますが、Amazonだと10,000円ほど安く購入できるようです。

Prime direct バタフライアブス DT

その名の通り、蝶々が羽を広げたようなデザインのPrime Direct「バタフライアブス DT(ディープテック)」。4極タイプのパッドで、二の腕や太ももなど腹筋以外のパーツにも使いやすいですね。薄型コンパクトではありますが、1分間に最大60,000回も振動することでパワフルに筋肉を刺激します。

最大の特徴は、1,000Hzと20Hzの2種類の異なる周波数を流す「ディープモード」を搭載している点。体内で発生した「うねり」が筋肉の奥深くまで届くというわけです。80Hzの低周波でアウターマッスルを鍛える「ウェーブモード」と組み合わせれば、外と内の両筋肉のトレーニングが可能になりますね。強さは10段階で切り替えられ、USB充電に対応しています(2時間充電で約10回使用可能)。

サイズ215×125mm、重さ約46g。価格は10,000円前後で、約30回使えるパッドが2枚付属します。交換用パッドも2枚セットで約5,000円と、優れたコストパフォーマンスです。とはいえ、一度に使用できる範囲は限られるため、腹筋全体を鍛えるというよりも、ピンポイントで刺激するといった使い方になるでしょう。公式サイトで購入すると、使用した状態でも30日の返品保証が受けられます。

また2極タイプの「バタフライアブス」という機種もあり、性能面ではやや劣るものの、USB充電や強弱の10段階調整など、使い勝手の面では大差なさそうです。ちなみに、公式サイトではバタフライアブス DTと同額の約10,000円で販売されているのに対し、Amazonや楽天だと4,000円台で手に入るため、返品保証がいらない場合はAmazonなどで購入するのも一つの方法でしょう。

MYTREX Angel EMSシェイプアップマシーン

天使の羽根をイメージしたデザインが印象的な、MYTREX「Angel EMSシェイプアップマシーン」。2極タイプのパッドを2台一緒に使える仕様で、それぞれ異なる強さに設定可能です。さらに、6種の波形を組み合わせて効果的に刺激を与える「リラックススタイル」と、40秒の有酸素運動と20秒の電気刺激を繰り返す「ヒットスタイル」の2モードを搭載し、見た目だけでなく機能面にもこだわった本格仕様となっています。

強さは20段階で調整。「レベル5でも十分」というレビューが多く見られたので、刺激が低すぎるといった懸念はないでしょう。USB充電式で、1回のチャージ(約2時間半)で連続3時間利用できるほか、2台同時充電に対応していて使いやすさ抜群ですね。またパッド中央でカットしてカスタマイズすると、大胸筋を刺激してバストラインをケアすることも可能です。

しかしながら、心臓付近での使用になるため、誰でもこの使い方ができるわけではなりません。メーカーに問い合わせてみたところ、注意事項を確認した上で正しく使用すれば基本的に問題ないそうなので、説明書をしっかり読み、弱い刺激から徐々に慣らすようにしましょう。

サイズ79×210×9mm、重さ約24g。7,590円で2台セットというお得な価格設定ということもあり、リピート買いして複数台使い分ける人も多いようです。4色展開の交換用パッドも2枚で1,620円なので使い続けやすいですね。注意点としては、パッドとコントローラーの接続部がマグネットで外れやすいようなので、その点に気をつけて使用しましょう。

SLOTRE EMS 腹筋パッド

4極タイプの腹筋用と、2極タイプの両腕用の3つのパッドがセットになった、SLOTREのEMS腹筋パッド。今回ご紹介する中で最も安価でありながら、口コミの評価が非常に高い実力派で、楽天市場のEMS部門のランキング上位に入るほどの人気商品となっています。販売元がフィットネスクラブという点も、製品に対する信頼感につながりますね。

20Hz~60Hzの低周波をベースにしており、1セット20分の使用で腹筋30分相当の運動量に。強度レベル9段階、トレーニングモード6種類から選択でき、自分のペースで無理なく続けられます。USB充電対応で、チャージ時間や使用時間などの情報は未公表ですが、2~3時間の充電で約60分使用できたというレビューがあったため、使い勝手に関しても他社製品とほぼ同等といえるでしょう。ただし付属のコントローラーが2個なので、パッド3枚同時に使用したいときは買い足す必要があります。

サイズと重さは、腹筋用パッド190×175mm / 約40g、腕用パッド180×80mm / 約25g(2枚)。価格は3,000円前後で、交換用パッドは3枚1組で1,299円と、お手頃な価格設定が嬉しいですね。なおAmazonでは取扱いがないようですが、楽天の公式ショップではブラックに加えてピンクもあります。コントローラーも899円で販売しているので、本体と一緒に買っておくのもいいですね。商品到着から30日以内なら無条件で返品交換(返金は開封済みの場合50%)してくれるというのも評価すべきポイントでしょう。

また脇腹も含めた広範囲をカバーするベルトタイプもおすすめです。基本性能は同じですが、こちらのモデルには腕用パッドが付属せず、腹筋用パッドの電極が4極から6極に増えています。価格も若干安くなっているので、お腹周りだけを集中して刺激したい人にぴったりですね。

使用上の注意点

日によって使用部位を変える

激しい運動をすると「筋繊維」と呼ばれる細胞が傷つき、修復する過程を経て強い筋肉に成長するといわれています。しかし修復しないうちに過度な刺激を加えると、損傷がさらに大きくなるため、EMS腹筋ベルトを毎日使用する場合は少しズラして装着しましょう。

また通常は運動し続けると、脳から運動を制御する指令が出るわけですが、EMS腹筋ベルトでは制御指令が働かないため、気づかないうちに筋肉に負担をかけ過ぎてしまうことも。たくさん使えば早く効果が出るように思うかもしれませんが、間違った使い方で逆効果になります。時間や回数を守って使用してください。

ダイエット目的なら運動も必要

EMS腹筋ベルトは、あくまで筋肉の収縮作用をサポートするための器具なので、筋肉の引き締め効果は期待できても、ただ巻いたからといって体型に劇的な変化は訪れません。

とはいえ、自分の意思では動かせない筋肉にも働きかけられるのは、EMSならではの特徴。筋肉量の増加に比例して基礎代謝もアップするので、エクササイズや食事管理などを並行すれば、さらに効果的に脂肪燃焼できるというわけです。

説明書をしっかり読んでおく

家庭でも使えるように開発されてはいても、身体に電流を流すという特性上、誰でも使用できるわけではありません。とくにペースメーカーなどの電子装置を使用しているときや、妊娠中は禁忌となっています。安全に使うためにも、使用前に必ず説明書を読んでおきましょう。

まとめ

機種によって特徴も様々なEMS腹筋ベルトですが、共通しているのは目に見える形で結果が出るまでに時間がかかるということです。各製品をレビュー内容を調査した際、「効果がなかった」という声を数多く見かけましたが、正しい方法を意識して使い続けることが何より重要。数ヶ月単位で取り組むことを前提に、操作性や装着性がマッチするものを選んで、焦らずじっくり自分の筋肉と向き合ってみましょう。