Microsoftが新型Surfaceシリーズを発表!周辺機器や新サービスなどと合わせて一挙紹介

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デスクトップOSとして最大のシェアを誇る、Windowsをリリースしているマイクロソフト。その謹製ハードウェアであるSurfaceは人気も非常に高く、つい最近日本でも販売が開始されたタブレットPC「Surface Go」も、iPad Proの対抗馬として話題になりましたね。

そんなSurfaceシリーズですが、新たなモデルがマイクロソフトより発表になりました。そこで今回は、発表されたSurface新モデルと注目の周辺機器、サービスを一挙に紹介していきたいと思います。

Surface Pro 6

軽量でビジネス向けタブレット/ノートPCとして人気が高いSurface Proシリーズ。今回新たに発表されたのは第6世代となるSurface Pro 6です。基本的なサイズや重量、デザインなどは一つ前のSurface Pro(第5世代)と大きな変化はありませんが、スペックは順当に進化を遂げていますね。

まずCPUは第8世代のCore i5 / i7を搭載。旧モデルの第7世代Core m3 / i5 / i7と比較して、最大67%高速化したリフレッシュモデルですね。メモリは旧モデルにあった4GBを廃止し、8GB/16GBの構成に。このように低スペック構成を廃止したのは、おそらくSurface Goの存在があるためでしょう。スペック面でSurface Goとの差別化を計ることで、住み分けを考えたものと思います。

ストレージはSSD方式なのは変わらず、容量は128GB/256GB/512GB/1TBから選択可能。キーボードやペンは従来の物を引き継げるため、旧モデルで慣れ親しんだ物をそのまま使う事も出来ます。インタフェースも旧モデルから変わらず、USB3.0、ヘッドセットジャック、microSDカードリーダー、Mini DisplayPortの構成となっていますね。

旧モデルとの最大の違いとも言えるのが色展開。従来のプラチナカラーに加え、Surface Pro 6ではブラックカラーがラインナップに追加されました。シックな雰囲気で高級感がありますね。ただブラックカラーの場合、容量128GB/1TBの構成は選択できませんので、その点だけ注意が必要です。

価格は最小構成で税込12万9384円。これは全モデルの同等スペック構成と比較して安くなっています。性能を上げつつ価格も下がっているSurface Pro 6はコスパが向上した新モデルと言えますね。日本では2018年10月16日に発売で、現在マイクロソフトの公式オンラインショップでは予約を受け付けています。

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Surface Laptop 2

クラシックなクラムシェルタイプを採用したノートPC、Surface Laptop。昨年登場したこのシリーズも、第2世代となる新しいモデルSurface Laptop 2が発表されました。こちらも旧モデルと比べ、本体サイズや重量、デザイン、各種機能に大きな変化はありません。その分、スペックがアップデートされています。

Surface Pro 6同様にCPUが第8世代 のCore i5 / i7に変更。これによってパフォーマンスが最大85%も向上しています。メモリも4GBは廃止され、8GB/16GBの構成からのみの選択に。ポート類にも変更はなく、SSDストレージの容量は、128GB/256GB/512GB/1TBの中から選べるようになっています。

OSは旧モデルのWindows 10(Sモード)からWindows 10 Homeに変更されていますね。Sモードは機能が幾つか制限される代わりに、安全で高速な動作を可能にしたと言われるOS。機能制限の内容は例えば、既定ブラウザをEdge(マイクロソフト製のWindows 10の標準ブラウザ)から変更できなかったり、検索プロバイダーがBingに固定されていたりですね。これらを制限することでセキュリティ面を向上していたというわけです。どちらにもメリットがありますが、個人的には自由度の高いWindows 10 Homeになったのは、良い変更点だと思います。

他にも旧モデルからの変更点として、熱管理システムも改良されています。旧モデルに比べて、同じ作業量でも冷却ファンの稼働頻度が抑えられるので、静音性が高くなっているようですね。作業に集中している時に聞こえる冷却ファンの音というのは、意外に気になるものですので、これも良い改良点ではないでしょうか。

こちらもSurface Pro 6同様、カラーによってメモリやCPUの組み合わせが制限されている点には注意。従来のバーガンディー、コバルトブルー、そして新しく増えたブラックでは、ストレージ容量128GB/1TBの構成は選択できません。最小構成での価格は税込13万6944円で、日本では2018年10月16日に発売。マイクロソフトの公式オンラインショップで予約受付中となっています。

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Surface Studio 2

高精細なディスプレイ一体型で、クリエイター向けのプロフェッショナル仕様PCとして存在していたSurface Studioも、新モデルも発表されました。前モデルから2年の時を経て、第2世代となるSurface Studio 2へアップグレード。日本での発売日や価格はまだ未定ですが、新モデルを待ち望んでいたクリエイターも多いのではないでしょうか。

Surface Studio 2でもその基本テーマは抑えつつ、新たに「いままで一番速いSurface」といううたい文句が加わりました。外形やディスプレイサイズ、重量、そしてディスプレイを20度まで倒してタブレットのように使えるといった特徴は変わらず、内部スペックが旧モデルに比べ向上。旧モデルが第6世代 Core i5 / i7だったのが、新モデルでは第7世代Core i7に変更となっています。またGPUもGeForce GTX 965M/980MからGeForce GTX 1060/1070へと変わり、50%の高速化に成功。クリエイティブ向けの場合GPU性能は非常に重要ですので、これは大きな進化ポイントですね。

加えてディスプレイの明るさが38%、コントラストも22%アップ。画面はより滑らかで美しくなっています。その美しく大きいディスプレイには1350万ものピクセルが敷き詰められており、筆圧検知4096段階に対応するSurface Penを使用すれば、あらゆるクリエイティブ作業を効率的にこなすことができそうですね。巨大なディスプレイに直接書き込みをして作品を仕上げるというのは、非常に気持ち良さそうです。

メモリは16GBと32GBから選択、ストレージは1TBの他に2TBが追加されました。ただ1点だけ疑問なのはCPUが最新の第8世代では無く第7世代という事。今回発表された他の新モデルではCPUを第8世代にした事を強調していただけに、今回の採用に疑問の声も上がっていますね。最小構成で価格は3,499ドル、アメリカでは11月15日に出荷予定、日本では2019年1月からの展開が予定されています。

マイクロソフト公式オンラインショップでSurface Studio(第1世代)の詳細を確認

Surface Headphones

パソコンの新モデルが発表される中、魅力的な周辺機器も同時に発表され注目を集めました。今回発表されたSurface Headphonesは、ノイズキャンセリング機能を搭載した大型のヘッドホン。ノイズキャンセリング機能搭載のヘッドホンと言えば、Boseやソニーの製品が有名ですが、このSurface Headphonesも多数のデザイナーやエンジニアで構成される社内チームが3年以上かけて設計したと言うだけあって、それに匹敵する出来栄えのようですね。

ノイズキャンセリングは13段階に変更ができ、ハウジング部分を回転するだけで強度調整が可能。ダイアルの回転は非常に滑らかで気持ちよく操作できるようですね。左右それぞれにこのダイヤルは搭載されており、左耳側ではノイズキャンセリングを、右耳側では音量を調節できるようになっています。

ヘッドホンとして肝心の音質については、40mmフリーエッジドライバーを採用し高音質を実現。頭にちょうどよくフィットするヘッドバンドに耳あて部分はビロード素材が使われており、装着感も非常に良いようです。音質、操作性、装着性共に、まさに高級ヘッドホンそのものと言ったところでしょうか。

接続はBluetoothによる無線接続と、3.5mmアナログ端子/USB Type-Cの有線接続に対応。有線でも無線でも対応しているため、使い方や利用シーンに合わせた幅広い使い方ができますね。バッテリ持続時間は15時間のようですが、万が一使用中にバッテリー切れになっても有線で引き続き使えるというのは嬉しいポイントかもしれません。

最近のヘッドホンに多く採用される音声アシスタントも搭載。他の製品ではAmazonのAlexaやGoogleアシスタント搭載/対応機が多いですが、そこはやはりマイクロソフト製と言うことで、同じマイクロソフトの音声アシスタントCortana(コルタナ)を搭載しています。Windows 10 PCと組み合わせて使えば、スケジュールの確認やタスクのリマインドなどの操作をハンズフリーで行えて便利ですね。イヤーカップ内部に4つのビームフォーミングマイクと搭載しているため、音声認識も優れているようです。

他にも、ヘッドホンを外すと自動で音楽がストップする機能も搭載。Swift Pair機能により、箱から出してすぐにWindows 10搭載PCに接続ができるなど、高機能で使い勝手も良いですね。もちろんiOS、Android、macOSなど、他のOSで使うこともできます。

まだ具体的な内容は明記はされていませんが、Surfaceシリーズのコンピューターとペアリングして使うことで、想像を超える体験ができるとも紹介されており、Apple製品で言うiPhone/MacとAirPodsの関係のように、SurfaceシリーズとSurface Headphonesは最高の組み合わせになりそうです。Surfaceシリーズを使っている人には、様々な面で非常に快適に使用できるヘッドホンになりそうですね。

価格は350ドルでアメリカでは11月15日に先行予約開始、11月19日に出荷予定。日本での展開は2019年の早い時期とアナウンスされています。

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Surface ALL Access

こちらは製品ではありませんが、新たなサービスも発表になりました。「Surface All Access」は月額支払いでSurfaceデバイスとOffice 365が利用できる新しい購入プラン。Xbox One本体とゲーム遊び放題が提供されるXbox Accessというサービスがすでに提供されていますが、それのSurface版という位置付けですね。

2年間の割賦契約&サブスクリプション契約のような形になっており、割引も行われます。もちろん2年間の支払い完了後はマシンは自分のものへとなりますし、お得にSurfaceシリーズが使えるようになっていますね。

Surface All Accessの対象となるデバイスは「Surface Go(Type Cover付属)」「Surface Pro」「Surface Book 2」「Surface Laptop」「Surface Studio」など。製品によって月額料金は異なっており、Surface Goの24.99ドルからSurface Studioの150.79ドルまで様々です。例えばSurface Go+Office 365の組み合わせであれば、通常購入で670ドルとなるところ600ドルで入手できるというわけですね。日本でのサービス提供予定はアナウンスされていませんが、開始されれば利用する人も多いように思います。

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まとめ

シンプルでスタイリッシュな外観と使い勝手の良さで日本でも人気の高いSurfaceシリーズですが、今回発表になった新モデルは主には内部のスペックアップという感じですね。しかしヘッドホンや新サービスなど、新たなデバイスや試みも発表されており、ますます人気が出そうな気がします。

Apple製品にも言えることですが、ハードウェアとソフトウェアを同じメーカーが作るというのは、親和性が最も高いプロダクトになるということからメリットも大きく、ユーザー体験の向上をもたらしてくれます。今後マイクロソフトがどんな形でSurfaceシリーズを進化させて行くのか、非常に楽しみですね。