トレーニングやダイエットを更に効率化してくれるウェアラブル活動量計。身に着けるだけで心拍数や消費カロリーが分かるため、ランニングやウォーキング、筋トレなど、あらゆるシチュエーションで活躍してくれます。また運動時に限らず、日常生活の中で常に着用し、日々の健康状態をチェックする使い方をしてもいいでしょう。
本記事では、おすすめのウェアラブル活動量計を厳選して紹介します。ウェアラブル活動量計の購入で迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
ウェアラブル活動量計とは
ウェアラブル活動量計とは、体に身に着けることで、さまざまな運動データを計測できるアイテムです。計測できるデータには、例えば以下のようなものがあります。
- 心拍数
- 消費カロリー
- 移動距離
- 歩数
スマホにデータを転送できる製品も多く、トレーニングやダイエットをサポートするアイテムとして活躍してくれます。
スマートウォッチではなくウェアラブル活動量計を使うメリット
ウェアラブル活動量計と似たアイテムとして、「Apple Watch」を始めとするスマートウォッチがあります。スマートウォッチは運動データの計測に加え、音楽再生や電子マネー決済なども可能です。機能の多さに関しては、ウェアラブル活動量計よりもスマートウォッチの方が優れています。
ではなぜスマートウォッチではなく、わざわざウェアラブル活動量計を使う必要があるのでしょうか。ウェアラブル活動量計には、スマートウォッチと比較して以下のようなメリットがあります。
バッテリー持ちが良い
スマートウォッチは毎日の充電がほぼ必須なのに対し、ウェアラブル活動量計は毎日充電をせずとも使い続けられます。製品によっては、2週間以上の連続使用も可能。毎日運動をする人や、常にウェアラブル活動量計を身に着けていたい人にとって、バッテリー持ちの良さは大きなメリットです。
操作がシンプル
ウェアラブル活動量計はスマートウォッチのように多数の機能が盛り込まれていない分、操作が非常にシンプルです。細かい設定や機械の操作が苦手な人も、ウェアラブル活動量計なら抵抗なく使えるでしょう。
小型・軽量な製品が多い
搭載されている機能が少ない分、ウェアラブル活動量計はスマートウォッチと比較して、小型・軽量な製品が多いです。リストバンドのような感覚で身に着けられる製品もあり、運動時の邪魔にもなりません。
価格帯が安い
一部のハイエンドモデルを除き、ウェアラブル活動量計は1〜2万円以下で購入できます。一方でスマートウォッチは多機能である分、本体価格は高くなる傾向があり、例えば「Apple Watch Series 5」であれば最低でも4万円はします。「なるべく予算を抑え、運動データを計測できる製品が欲しい」という人に、ウェアラブル活動量計はぴったりです。
おすすめのウェアラブル活動量計
Xiaomi Mi Smart Band 4
中国の総合家電メーカーXiamioが販売するウェアラブル活動量計が「Mi Smart Band 4」。本製品は4,000円前後で購入できる安価な価格設定でありながら、ハイスペックを持ち合わせているのが魅力です。
バッテリー持ちは最大20日間と、充電なしでも毎日使い続けられます。24時間運動データを計測し続けたい人や、睡眠状態をモニタリングしたい人にもぴったりですね。加えて0.95インチのフルAMOLEDタッチカラーディスプレイを搭載し、1600万色を超える色彩を再現。小さなディスプレイでも、文字や映像を鮮明に映し出してくれます。
心拍数や消費カロリーの計測を始めとするウェアラブル活動量計の基本機能に加え、スマホへの通知を表示する機能も搭載。普段使いの時計として使ってもいいですね。
安価でありながらも、コスパに優れたウェアラブル活動量計です。
HUAWEI Band 4 Pro
近年スマホやタブレット開発で日本でも定着し始めたHUAWEIが販売するのが、「Band 4 Pro」です。GPSを搭載した本製品は、ランニングやウォーキング、サイクリングなどとの相性が抜群。トレーニング後にスマホから走行ルートを確認できるので、今後のトレーニング計画も立てやすいですね。
高精度の加速度センサーも搭載されているため、トレーニングの細かい動作もモニタリング可能。例えば水泳時のストローク数やローイングマシンの往復回数なども測定できます。複数種類のトレーニングを行なっている人も使いやすいですね。また専用アプリと連動させれば、トレーニング結果に基づいたプロのアドバイスを受けられます。
本格的なトレーニングに取り組む人にもおすすめできる製品です。
なお下位モデルとして、GPSが搭載されていない「Band 4」という製品もあります。予算を抑えたい場合は、こちらの製品を検討してもいいでしょう。
Galaxy Fit SM-R370
「Fit SM-R37010」は、スマホでもお馴染みのGalaxyが販売するウェアラブル活動量計です。本製品はスポーツ時だけでなく、日常における健康状態のチェックにも役立ちます。睡眠時は4段階でステージをトラッキングし、睡眠サイクルを分析。より良い睡眠習慣を手助けしてくれます。加えてストレス状態を管理する機能も搭載。心拍数を計測し、ストレスレベルが高いときは深呼吸を促してくれます。
本製品はワイヤレス充電にも対応しています。わざわざコードに繋ぐ必要がないので、充電の煩わしさがありませんね。
多機能でありながら、わずか23gの軽量設計も魅力。スポーツ時はもちろん、1日中着用していても違和感がありません。デザインもシンプルでスタイリッシュなので、どんな服装にでも合わせやすいですね。
用途が幅広く、誰にでも使いやすいウェアラブル活動量計です。
Fitbit Inspire FB412
アメリカのサンフランシスコに本社を置くFitbitが販売するウェアラブル活動量計が、「Inspire FB412」です。本製品はスマホとの連動機能に優れるのが特徴。測定したデータをスマホに転送できるだけでなく、専用アプリでデータを分析し、毎日の行動を効率化してくれます。またコミュニティー機能を使えば、友達や家族と励まし合いながら運動が可能。楽しくトレーニングをしたい人にもぴったりですね。
また本製品は、女性の体調管理機能にも定評があります。生理周期や排卵日の記録ができるので、日常的に身に着けてもいいでしょう。
カラーラインナップは定番のブラックに加え、女性も身に付けやすいサングリア(ワインレッド)の2色展開。男女問わず使いやすいのが魅力的な製品ですね。
Fitbit Flex2 FB403
「Flex2 FB403」もFitbitが販売するウェアラブル活動量計です。ディスプレイが搭載されていない本製品は、リストバンド感覚で身に付けられるのが魅力。一見活動量計には見えず、ファッション性も高いです。ディスプレイがない分バンド幅も細いため、長時間着用していても違和感がありません。
測定したデータについては、スマホやPCに接続して確認します。無料のfitbitアプリケーションを利用すればBMIや体重も一緒に記録でき、健康管理にも便利です。またディスプレイがないものの、スマホの通知を受信可能。着信やカレンダーのイベントを、LEDやバイブレーションで知られてくれます。
ウェアラブル活動量計をファッション感覚で身に付けたい人におすすめです。
POLAR IGNITE
POLARが販売する「IGNITE」は、ウォッチタイプのウェアラブル活動量計です。他のウェアラブル活動量計と比べてディスプレイが大きい分、さまざまなデータを手元で確認可能。心拍数や消費カロリー、運動時間などが一目で分かります。
心拍数計測の精度の高さも本製品の魅力。9つのLEDが搭載されており、激しい運動中も正確に心拍数を計測できます。また睡眠分析にも優れており、睡眠量や睡眠サイクルを日々正確に記録してくれます。スポーツ時と日常生活時、どちらで使ってもいいでしょう。
またディスプレイが大きくても、約35gという軽量設計を実現。一般的な腕時計よりも、はるかに軽量ですね。ウェアラブル活動量計に扱いやすいさを求めている人に最適です。
GARMIN ForeAthlete 245 Music
アメリカのGPS・GNSS機器メーカーGARMINが販売するのが「ForeAthlete 245 Music」。ウェアラブル活動量計の中でもハイエンドモデルに位置する本製品は、音楽再生にも対応しているのが特徴です。Amazon Musicとも連動し、会員であればさまざまな音楽を端末へと保存可能。スポーツをしながら音楽を聴く人には最適ですね。
加速度センサーの精度の高さも魅力で、ランニング中の上下運動や地面に接地した時間まで計測可能です。計測したデータは後から専用アプリで確認できるので、ランニングフォームの改善にも役立ちます。
またセーフィティー機能も搭載しており、事故を検知すると、設定した連絡先へと現在地が共有されます。登山や屋外スイミングの際にも活用できますね。
高機能で便利なウェアラブル活動量計を探している人にぴったりです。
まとめ
スポーツを日常的にしている人にとって、ウェアラブル活動量計は非常に便利なアイテムです。心拍数や消費カロリーをモニタリングすることで、トレーニングやダイエットは更に捗るでしょう。また日常的に着用して、健康状態や睡眠状態を管理する使い方もおすすめです。
そんなウェアラブル活動量計ですが、各社から新しい製品が続々と登場しています。ウェアラブル活動量計をフル活用するためには、自分に合った製品を購入することも大切です。各製品の仕様や特徴を把握したうえで、最適な1台の購入を検討しましょう。
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