マウスを長時間使っていると、手首や肩が疲れてきませんか?
結論から言ってしまうと、マウスの使い過ぎで疲れを感じる際は、マウスを使わないのが1番です。しかし仕事柄、1日中マウスを使わなければいけないという人も多いでしょう。
マウスの使い過ぎで疲れを感じる人におすすめなのが、エルゴノミクスマウスです。本記事では、おすすめのエルゴノミクスマウスを厳選して紹介します。長時間使っても疲れにくいマウスを探している人は、ぜひ参考にしてみてください。
エルゴノミクスマウスとは
エルゴノミクスマウスとは、人間工学に基づいて設計されたマウスのことです。長時間使っていても、手首や肩が疲れない形状になっています。
具体的には、手首を動かさずとも操作ができるマウスや、握った手にピタッとフィットして負担を減らすマウスなどがあります。マウス本来の操作性を保ちつつも、手首や肩に負担をかけずに使えるのが特徴です。
おすすめのエルゴノミクスマウス
Logicool アドバンス エルゴノミックマウス MX VERTICAL
コンピュータ周辺機器でお馴染みのLogicoolが販売するのが、「アドバンス エルゴノミックマウス MX VERTICAL」。本製品の表面には57°の傾斜角が設けられており、手首への圧力を軽減しているのが特徴です。自然な位置でマウスを握ることで、筋緊張を約10%も軽減する効果があります。加えてテクスチャード加工のラバー表面は、スムーズな握り心地を実現。操作時の滑りをなくし、ストレスを軽減してくれます。
カーソル速度の切り替えは、本体上部にあるボタンを押すだけでOK。4000DPIの高精度センサーを搭載し、最小限の手の動きでカーソルを操作できます。
高速充電に対応しているのも特徴の1つ。フル充電で最大4ヶ月連続使用ができるので、充電の手間がありません。またわずか1分間充電するだけでも、約3時間の使用が可能です。突然の電池切れの際も安心ですね。
デバイスへの接続は同時に3台まで可能です。専用アプリケーション「Logicool Flow」を使えば、カーソルを画面端まで移動させるだけで、接続デバイスが切り替わります。パソコンを複数台使っている人も使いやすいですね。
疲れにくさを追及しつつも、マウス本来の機能性も高い製品です。
Logicool トラックボールマウス SW-M570 Unifying
Logicoolの「トラックボールマウス SW-M570 Unifying」は、トラックボールを採用したエルゴノミクスマウスです。カーソルを親指だけで操作できるため、手首に負担がかからないのが特徴。トラックボールを弾くようにして転がせば、カーソルを高速移動できるため、大きなディスプレイを使っている人にも最適です。
手のひらにフィットするよう、緩やかにカーブした本体形状も特徴。マウスを握るというよりかは、手を被せるような感覚で使えるため、腕にも負担がかかりません。
無線接続に対応する本製品には、Logicool独自の「アドバンス2.4GHZワイヤレステクノロジー」が採用されています。低周波数電波による接続妨害をなくし、遅延やデータ欠損を防ぎます。無線接続式のマウスを初めて使う人でも、快適に使えるでしょう。
バッテリーは充電式ではなく、単三乾電池を採用しています。付属の電池でも最大18ヶ月間使い続けられるので、電池交換の手間がかかりませんね。
トラックボール式のマウスを使って、とにかく手首への負担を減らしたい人におすすめの製品です。
サンワダイレクト エルゴノミクスマウス 400-MA127
岡山県に本社を置くコンピュータ周辺機器メーカー、サンワダイレクトが販売するのが「エルゴノミクスマウス 400-MA127」。本製品は握り心地にとにかくこだわっているのが特徴です。マウス全体を傾けた構造を採用することで、手首を捻らずに握ることができます。
親指スポットは、通常のマウスよりも深い位置に搭載。親指がしっかりとフィットし、ホールド感がアップします。加えて小指を支えるためのエルゴエッジ構造も採用。小指が机に触れないため、マウスを激しく動かしても指が擦れるストレスがありません。
進む・戻る用ボタンが大きめに設計されているのも本製品の特徴です。押し間違いが低減されるのに加え、手の小さな女性でも使いやすいですね。
握りやすさを追及しつつも、静音設計がなされているのも魅力。マウスをクリックしても響き渡らないため、例えば会議中や深夜のパソコン操作の際も安心です。
バッテリーは充電式を採用しており、3〜4時間の充電で最大約114日間使えます。握りやすくて、かつマウスとしてのスペックも優秀な製品ですね。
サンワダイレクト エルゴノミクスマウス 400-MA084
サンワダイレクトの「エルゴノミクスマウス 400-MA084」は、「ペンギン型」と呼ばれる形状のマウスです。本製品は他のエルゴノミクスマウスとは違い、左右対象な形状が採用されています。右利きと左利きどちらの人でも、問題なくマウスを使えますね。
グリップのような形状を採用した本製品は、本体を握り込むようにして使います。握ったままの位置にボタンがあるため、直感的な操作が可能です。左クリック・右クリックボタンが上下で配置されている点に、最初は戸惑うかもしれませんが、使っていくうちに慣れます。
高性能レーザーセンサーを搭載しているのも本製品の特徴。机の材質を問わず、快適な操作ができます。またカーソル速度は400・600・800・1000の4段階で切り替えられるので、ディスプレイの大きさや用途に応じて柔軟に使い分けられますね。
使う人やシチュエーションを選ばない、汎用性の高いエルゴノミクスマウスです。
なお商品ラインナップとして、ひと回りサイズが大きい「エルゴノミクスマウス 400-MA085」という製品もあります。手が大きい人は、こちらの製品も検討しましょう。
HAVIT エルゴノミクスマウス HV-MS764
HAVITが販売する「エルゴノミクスマウス HV-MS764」は、PCゲームにも対応したエルゴノミクスマウスです。PCゲームはついつい長時間続けてプレイしてしまいがちですが、自然に握り込めるマウス形状を採用することで、腕や肩の疲労を軽減してくれます。加えてパームレストにはゴム素材を採用。PCゲームにおける激しい動作でも、手が滑りません。
PCゲーム対応ということで、カーソル速度は最大6400DPIまで対応しています。シューティングゲームやアクションゲームなどの動作が激しいゲームをプレイする際も、しっかりと対応できますね。なおカーソル速度は親指の位置にあるDPIボタンで簡単に変更可能。状況に応じて、素早くカーソル速度を変更したいときに便利です。
ゲーミングマウスらしい煌びやかなライト演出も魅力。7種類のRBGバックライト効果を搭載し、気分に応じて変更ができます。ゲームプレイ時は、さらなる没入感が得られますね。
普段からゲームをする機会が多い人にぴったりなエルゴノミクスマウスです。
Jelly Comb ワイヤレスマウス MV021
「ワイヤレスマウス MV021」は、Jelly Combが販売するトラックボール式のマウスです。サイドボールデザインを採用しており、親指だけでカーソルを動かすことができます。トラックボールは小さめですが、その分自然な親指位置で操作できるのが魅力です。手が小さい女性でも、問題なく使えるでしょう。また本製品は、2ボタンのみの非常にシンプルな設計です。マウスに無駄な機能はいらないという人にはぴったりですね。
本体表面にはウォータープルーフ(防水素材)が採用されています。指紋が付きづらい仕様なので、頻繁に触っていてもマウスが汚れません。加えてトラックボールが簡単に取り外せるので、メンテナンス性もばっちりです。
本体カラーは「ブラック」と「ブラック+ゴールド」の2色展開。好きなデザインを選べるのも魅力ですね。
本体価格は1,000円前後と、非常に安価に設定されています。コスパの良いエルゴノミクスマウスを探している人に最適です。
ぺリックス エルゴノミクスマウス PERIMICE-519
ぺリックスが販売するのが「エルゴノミクスマウス PERIMICE-519」。本製品はエルゴノミクスマウスでありながらも、持ち運びも想定して設計されているのが特徴です。105mmx67mmx58 mmという小型設計で、カバンの内ポケットやポーチにもスッポリと収まります。外出先でマウスを使いたい際にぴったりですね。
もちろんエルゴノミクスマウス本来の目的である、疲労軽減効果もばっちり。マウス表面に傾斜が設けられており、長時間使っていても手首や肩に負担がかかりません。加えて本体表面には、ラバー加工が施されています。手のひらにぴったりフィットするだけでなく、心地良い握り心地も魅力です。
外出先でも疲れにくいマウスを使いたいという人に最適ですね。
商品ラインナップとして、ひと回りサイズが大きい「エルゴノミクスマウス PERIMICE-508」や、無線接続型の「エルゴノミクスマウス PERIMICE-719」という製品もあります。好みの使用感に応じて、最適な製品を選びましょう。
まとめ
デスクワークでマウスを長時間使うなら、エルゴノミクスマウスはぜひとも用意しておきたいアイテムです。これまで普通のマウスで手首の疲れや肩こりに悩まされていたなら、エルゴノミクスマウスがその悩みを解決してくれるでしょう。
そんなエルゴノミクスマウスですが、各社からさまざまな製品が販売されています。各製品の特徴や使用感を踏まえたうえで、ぜひ最適な1台の購入を検討してください。
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