身体に良く健康促進に繋がると話題の炭酸水。腸内環境の改善や疲労回復、肩こり解消に加え、ダイエット効果もあると非常に注目を集めていますね。
そんな炭酸水ですが、今は自宅で手軽に作ることができるのをご存知でしょうか。ソーダメーカー(炭酸水メーカー)と呼ばれる製品で、炭酸の強弱を変えたりジュースに炭酸を混ぜたりと、コストを抑えて様々な炭酸飲料を楽しむことができます。
そこで今回はソーダメーカーの紹介。最もメジャーなソーダストリームの人気4製品と、その対抗馬になる4製品の特徴などを比較・お伝えしていきたいと思います。
ソーダストリームのソーダメーカー(炭酸水メーカー)
ソーダストリーム Genesis Deluxe v2(ジェネシス デラックス v2)
ソーダストリームのジェネシス デラックス v2は、ソーダメーカーを一躍世に広めたベーシックモデル。500mlペットボトル1本相当の炭酸水を、わずか18円からという非常に安いコストで作れ、気軽に炭酸を楽しめる製品になっています。
サイズは幅13.5×高さ42×奥行23.5cmとコンパクト。ボタン一つで炭酸の強さの調整が可能なため、初めての方でも直感的に操作できるのがうれしいですね。
ガスシリンダー60ℓと専用1000mlボトルが付属なので、届いたその日に使用する事ができます。ガスシリンダーを一度取り付けたら中身がなくなるまで繰り返し利用できるため、都度のセット作業が不要なのも便利なポイントではないでしょうか。
カラーはホワイトとレッドの2色展開、スタイリッシュなデザインのスタンドタイプで、どんなキッチンにもマッチします。価格も12,000円と購入しやすい値段で、コストパフォーマンスのバランスがとれた一台になっています。
ソーダストーム公式サイトでGenesis Deluxe v2を見る
ソーダストリーム SPIRIT (スピリット)
ソーダストリーム スピリットは手軽さと優れたコストパフォーマンスはそのままに、新機能を加え、シリーズ最小設置サイズを実現したモデルです。ジェネシス デラックス同様500mlあたり18円と低コストで、ボタンを押す回数で炭酸の強弱の調整が可能。余分なガスの抜ける音で炭酸の強弱がわかるようになっています。
機能面では、ドライアイスができにくい「メタル式炭酸注入ノズル」を搭載。さらに、「スナップロック機能」でボトルの着脱がワンタッチで行えるのがうれしいですね。
ボトルは、スタイリッシュな「ヒューズボトル」を採用。1000mlと持ち運びに便利な500mlもセットなので、自宅はもちろん外出先でも重宝しますね。ジェネシス デラックス v2より機能面で充実した上位モデルと言えそうですね。
価格14,000円で幅13×高さ42×奥行5cm。カラーは、ホワイト・レッドに加えブラックの3色展開で、部屋のテイストの合わせて選ぶことができますね。
ソーダストリーム Source v3(ソース v3)
プラダの香水ボトルのデザインを手掛ける「イヴ・ベアール」との共同開発モデルのソーダストリーム ソース v3。おしゃれでスタイリッシュ、高級感もあるデザインが特徴のモデルですね。
機能面も既存モデルから一新されています。スピリットに搭載されている「メタル式炭酸注入ノズル」と「スナップロック機能」に加え、「自動ガス抜き機能」を搭載。今までうるさくて耳障りに感じていた、炭酸水を作って取り外す際のガス抜き音がしないようになっています。
パネル型のボタンを押し込む構造で1回~3回の炭酸調整が可能。表示パネルのLEDランプが充填回数に応じて光るため、炭酸の強弱が一目で分かるのも便利ですね。LEDライトが搭載されているにも関わらず、電気を使うこともないため、置き場所を選ばないのも嬉しいポイントです。
サイズは、幅12.4×高さ42.3×奥行21.5cm。スタイリッシュなヒューズボトル1Lとガスシリンダー60リットルがセットになって価格は19,000円。ソーダストリーム社の新機能を余すことなく搭載した、プレミアムモデルと言えますね。
ソーダストリーム Source Power(ソースパワー)
ソーダストリームシリーズで最高グレードとなる、全自動プレミアムモデルのソースパワー。
ソース v3では、炭酸充填を強さに応じた回数パネルボタンをグッと押し込む必要がありましたが、ソースパワーは、弱から強の3つのボタンを選んで押すだけ。ボタンひとつで好みの強さの炭酸を自動で生成してくれます。
上で紹介した他のモデルに搭載されている「メタル式炭酸注入ノズル」や「自動ガス抜き機能」、「スナップロック機能」はもちろん搭載。高齢な方など、炭酸充填の作業が不安を思う方やできるだけオートメーション化されたモデルが欲しい方にもオススメできますね。ただし他のモデルと違い、AC電源を接続する必要がある点は注意が必要です。
価格29,000円で、サイズは幅7×高さ37×奥行6cm。ソース v3と同じく「イヴ・ベアール」共同開発のスタイリッシュなデザインで、カラーはホワイトとブラックの2色展開。最新機能はもちろん、全自動でスタイリッシュなプレミアムモデルを求めるならこの一台と言えそうです。
ソーダストーム公式サイトでSource Powerの詳細を見る
ソーダストリーム以外のソーダメーカー
A.I.C ソーダミニ 炭酸水メーカー
ソーダストリーム Source v3を一回り小さくしたようなイメージのA.I.C ソーダミニ。専用ボトルは、全体がアルミで覆われたおしゃれなデザインです。350mlで1本あたり16円とコストパフォーマンスも高めですね。1人で飲むのにちょうどいいサイズの炭酸水が作れます。
本体価格は6,500円前後とソーダストリームの最廉価モデルであるジェネシス デラックス v2よりもリーズナブル。サイズは35.6 ×31.4 ×15.4 cm、ホワイトとレッドの2色展開となっています。炭酸充填後シロップや果汁を入れれば、フレッシュな炭酸飲料を楽しむ事も出来きて、活用の幅が広がりますね。
電源が不要で本体の高さも低いため、シリンダー式(スタンドタイプ)では最も置き場所に困らないソーダメーカーではないでしょうか。
グリーンハウス ツイスパソーダ
専用ボトルにノズルを取り付けることで、炭酸を充填できる「ボトルタイプ(カートリッジ式)」のソーダメーカーとなるツイスパソーダ。これまでのシリンダー式(スタンドタイプ)とは違い、ノズルそのものにカートリッジをセットして、ボトル内の水に充填するモデルとなります。場所をとりがちなソーダメーカーですが、このタイプであれば置き場所も不要で、使用後には収納したいというニーズに応えた製品ですね。
「独自の充填構想」で、水以外のお酒やジュースに直接炭酸を充填できるのも大きな利点。少量でノズルに達していない量でも問題ありません。オリジナルソーダやハイボールなど工夫次第でレシピは無限大、家でもアウトドアでもオリジナルレシピを楽しむことができます。ソーダストリーム製品や、上記ソーダミニのようなシリンダー式のソーダメーカーでは、まず水で炭酸水を作ってから、果汁やお酒を混ぜる必要があるため、炭酸ジュースなどを良く飲む人には非常に大きなメリットではないでしょうか。
カートリッジは一回ごとの使い切りタイプで、25個50個100個等のロットで注文する形。950ml あたりおよそ77円ほどとなり、シリンダー式よりもランニングコストはやや高めになります。ただ市販の炭酸水の値段を考えれば十分にメリットと言える範囲ですね。
本体と炭酸カートリッジ6個がセットになって7,000円程度と安いのも嬉しいポイント。充填用のノズルはブラックのシンプルなデザインで、サイズは幅18×奥行き18×高さ65mmとコンパクトです。キャップが付属しているので、ボトルは冷蔵庫で冷やしておくこともできますね。重さも450mlと軽量なため、持ち運びもしやすい製品となっています。
ソーダスパークル SodaSparkle Multi
SodaSparkle Multiもグリーンハウスのツイスパソーダと同様に、専用ボトルに充填機能「チャージユニット」を搭載した、カートリッジ式(ボトルタイプ)のソーダメーカー。こちらも同じく水以外のジュースやワインに充填する事が出来きる製品になっています。
価格は7,000円前後で、使い切りタイプのカートリッジは一回あたりのコスト77円程度。本体サイズは幅41×奥行49×高さ45cmとコンパクトで、携帯性にも優れています。カラーはパールホワイト、パールピンク、パールブルーの3色展開。充填時間は35秒で、充填後は5回振る必要があります。ツイスパソーダと操作性には若干の違いがありますが、基本的にできることはほぼ同じため、ボトルタイプのソーダメーカーを検討している人は、デザインなどの好みや価格に応じてどちらかを選ぶということになると思います。
ドリンクメイト
シリンダー式(スタンドタイプ)でありながら、水以外のジュースやお酒にも炭酸を直接入れることができるdrinkmate DRM1002。ソーダストリームは水しか使わないためインフューザーが固定されていますが、水以外にも使えるドリンクメイトはインフューザーが取り外して水洗いが可能なため、衛生面でも安心ですね。
ガスシリンダーの価格やほんの少しですが、ソーダストリームより安く、ランニングコストも抑えることが可能。炭酸水であれば一度に850ml、水以外のジュースやお酒では一度に350mlまで作ることが可能です。シリンダー式のコストの安さと、カートリッジ式の水以外に使える用途の広さを併せもった、非常に便利なソーダメーカーですね。
ガス抜きが自動でおこなわれるソーダストリーム製品と違い、手動でおこなう必要があるのはやや残念なポイントでしょうか。価格は18,000円程度でサイズは幅20×奥行12高さ×41cmとコンパクト。スタイリッシュなデザインでホワイトとレッドの2色展開となっています。
本体価格はやや高めですが、シリンダー式でランニングコストを安く抑え、かつジュースやお酒にも使いたいという人にオススメの製品となっています。
まとめ
自宅でいつでも炭酸水や炭酸ジュースを楽しめるソーダメーカーは非常に便利な製品です。大きくはランニングコストに優れたシリンダー式(スタンドタイプ)と、水以外にも使えるカートリッジ式(ボトルタイプ)に大別されますが、その両方のメリットを実現したタイプも存在しますね。
本体価格やランニングコスト、使用用途やデザインなど、重要視するポイントにより最適な製品も変わってくると思いますので、各製品の特長をしっかり把握して、ぜひお気に入りのソーダメーカーで炭酸水を楽しんでください。
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