少し前から高機能なトースターが話題になっていますね。人気の秘密は従来のトースターから大幅な進化を遂げた製品が増えていることです。またデザイン性が高い製品が多いこともポイントですね。
そこで今回はオシャレなオーブントースターの紹介。人気の火付け役であるスチームトースター4機種と、機能性をデザイン性を両立した5機種の計9機種をそれぞれ紹介していきたいと思います。
スチームトースター
バルミューダ ザ トースター
トースター人気の火付け役でもあるバルミューダの「The Toaster」。比較的高価でありながらも、その高いデザイン性とスチームを使ったトースターということで、かなり話題になった製品ですね。この製品がトースターブームを作ったと言っても過言ではありません。
特徴はやはり、スチームを使うことで生まれる最高の香りと食感で、究極のトーストを焼き上げることができる点。その仕組みは食材の表面にスチームによる膜を作りだすことにあります。水分は気体よりも早く加熱されるという特性を利用し、スチームが付着した表面はカリカリに、中は水分をキープしてふっくらと焼き上げることができるというわけですね。
外観のオシャレさもあり、もはや説明不要の人気商品。トースター選びに迷ったら、これを買っておけば間違いないと言えるほど完成度の高いトースターです。
The Toasterなどのバルミューダ製品はこちらのページでも特集しています。
シャープ ヘルシオグリエ
過熱水蒸気による調理が話題になり、大ヒットしたシャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」。食材をしっとりと仕上げることができ、脂も落とすことができると非常に人気が高い調理家電ですね。
そんなヘルシオの技術をトースターへと応用したのがこの「ヘルシオグリエ」。ヘルシオで培った「ウォーターヒート技術」を使ってトースターを仕上げます。
バルミューダ製品との違いは、本当に水で焼いている点ですね。「ザ トースター」はあくまでも表面に水分をつけるためにスチームを使いますが、「ヘルシオグリエ」は水を100度以上に加熱して気体化した、過熱水蒸気そのもので食材の中から加熱します。
その仕組みの違いからもわかるように、「ザ トースター」は表面がカリカリで中がしっとりとしたトースターになりますが、「ヘルシオグリエ」は全体的にしっとりとしたトースターに仕上がるという感じですね。
ただヘルシオグリエの魅力はトースターに限らず、様々な食材にも対応できる点があげられます。本家ヘルシオ同様、ノンフライ調理や食材の温め直しも得意ですね。トースターという面ではパンを焼くことに特化したバルミューダに及ばない部分がありながらも、こちらはより幅広く対応できる調理家電になっています。
ヒロコーポレーション スチームトースター
シンプルでミニマルな外観が特徴のヒロコーポレーションのスチームトースター。本体下部にある吸水口から水を注いでスチームトースターとして使用でき、焼き立てのようなパンを楽しむことができます。スチームを使っているため、温め直しの場合でも、外側はカリっと、内側はモチモチに仕上げることができますね。
ダイヤルで焼き上がりを選ぶことができ、その種類はなんと7種類。トーストモードからクロワッサンモード、またチーズトーストモード、フランスパンモードなどがあるので、さまざま種類のパンを最も美味しい状態で楽しめますね。
何よりもこの製品の魅力はコスパの高さにあります。6000円前後の価格でありながら、スチーム機能を搭載。焼き網やパンくずトレイが取り外せるので、綺麗にお手入れすることができるのも嬉しいポイントではないでしょうか。
デザイン面では窓が小さく、角の丸いシルエットが非常にオシャレで可愛いです。場所を選ばないモダンなデザインなので、置く場所を選びません。ナチュラルな雰囲気のホワイト、シックなブラック、アクセントカラーのレッドの3色展開となります。
ドウシシャ Pieria BIG オーブントースター
ドウシシャのPieria オーブントースターもスチームで美味しくふっくらとトーストを焼き上げることができる製品。BIGオーブントースターという名前が付いているだけあって庫内は広く、4枚のトーストや25cmのピザまでも焼けるサイズになっています。
スチームトースターとしての操作は非常に簡単で、扉の内側にあるスチーム用の給水口に水を注ぐだけ。あとはスチームタイマーを使ってパンを加熱すれば中はふっくら、外側はパリッと焼き上がります。スチームの膜によって焦げにくくなっているので、クロワッサンなど焦げやすいパンも安心してトーストできますね。
こちらも1万円をきる価格でかなりコスパの良い製品ですね。オーブン機能もあり庫内の広さのおかげで様々な調理にも対応できます。付属のレシピブックでは、ローストポークや白身魚のパイ包み焼きと言った料理も紹介されていますね。
デザインとしては重厚感があり、温度調整などのダイヤル3種類が良いアクセントに。色は落ち着いたシャンパンゴールドとレッドの2色で、キッチンをシックに彩ってくれそうです。
オーブントースター
アラジン グリル&トースター
アラジンと言えば上から遠赤グラファイトで加熱することで、煙や臭いを抑えてお肉などを焼くことができるグラファイトグリラーでも有名なメーカーですね。そんなアラジンのグリル&トースターは海外のレトロさが感じられるデザインで、キッチンに置きたくなるスタイリッシュさが特徴。
こちらのトースターもグラファイトグリラー同様、遠赤グラファイトを採用し、0.2秒で庫内温度を高めて一気に焼き上げることが可能。イタリアのピザ窯を目指したトースターということで、短時間で水分を逃さず焼き上げることができ、外側をカリっと焼いて、中をもっちりと仕上げることが可能です。
トースターだけでなくグリルとして使うことも可能。遠赤グラファイトは熱伝導率が高く、食材の旨みを閉じ込めて美味しくグリルすることができます。庫内を高温度を保ち、均一な加熱ができるため、フライやグリルなどもヘルシーに美味しく仕上げてくれますね。
オリーブグリーンとマットブラックの2色となっており、キッチンをお洒落に明るくしてくれるアイテム。上部が楕円形になっているのも可愛いですね。
グラファイトグリラーについてはこちらでも紹介しています。
デロンギ ディスティンタコレクション オーブン&トースター
オイルヒーターで有名なイタリアの家電ブランド、デロンギ。実は調理系の家電も数多くリリースしており、こちらのディスティンタコレクションは同社の技術とスキルを結集し「スタイル、未来、エレガンス」をコンセプトにした、デロンギのニュークラシックシリーズ。
そんなディスティンタコレクションで展開されるオーブン&トースターは本格的なオーブン機能も搭載されているトースター。表面をさっと焼き上げる必要があるトースター機能とじっくり加熱する必要があるオーブン機能を、1台で実現しています。
従来モデルと比較して、最高設定温度までの到達時間が41秒早くなったので、よりスピーディーな調理も可能に。気軽で楽に使えるトースターならではの便利さに加え、細かく温度設定ができるオーブン機能が兼ね備えられています。オーブンからグリル、保温まで幅広く対応できるため、これ一つで調理の幅が広がりますね。
外観はマットメタリックな質感で、コレクションのコンセプト通りエレガンスで未来を感じるデザイン。シックな雰囲気、レトロな雰囲気、さまざまなテイストのキッチに合いそうです。カラーは4色で、オレンジ系のブラウン・ブロンズ・ブラック・ホワイトと幅広い展開。どんなキッチンにも合い、周りの家電と合わせたカラーを選べます。高さのないデザインなので、置くスペースにも困りませんね。
ラッセルホブス オーブントースター 7740JP
ラッセルホブスと言えば電気カフェケトルで有名なイギリスの家電ブランド。この製品はそんな英国ブランドであるラッセルホブスならではの重厚感あるオーブントースターです。
特徴は庫内の構造から計算される最適な位置に、3種類の異なるワット数を持つヒーターを搭載していること。効率的に庫内を均一の温度にできることに加え、ヒーターの複雑な熱反射をコントロールをすることで、美味しく理想的な焼き上がりを実現しています。
タイマーが30分まで設定できるので、トースターだけでなくオーブンとしてじっくりと焼き上げることも出来ますね。扉が取り外せるので、庫内の掃除も楽です。
デザインは重厚感あるものの、実際はコンパクトで広い庫内を持ち合わせています。シンプルで無駄を取り除いたデザインに、高級感のある質感を併せ持った落ち着いた雰囲気ですね。シルバーとマットブラックの2色で、生活に合わせたカラーを選べます。
ラッセルホブスの代表製品、電気カフェケトルについてはこちらで紹介しています。
BRUNO トースターグリル
インテリアショップなどでも多く扱われているホットプレートでも有名なブルーノ。インテリアをファッションの一部に変えるという考えからデザインされたこのトースターグリルは、レトロでスタイリッシュ、一目でブルーノの製品とわかるデザインが特徴的ですね。
他の一般的なオーブントースターとの大きな違いは、扉が上に大きく開くトップオープン式になっていること。焼き立てをシェアしたり、バーベキューのようにみんなでグリルを囲んだりと、調理後の楽しみもある製品になっています。庫内のヒーターは上下それぞれオンとオフができ、利用シーンによって変えることできるため、さまざまな料理を楽しめますね。
デザイン面ではコロンと可愛いシルエットで、ブルーノのロゴがアクセントになっています。一見してトースターグリルにはみえないデザインで、日々の生活をスタイリッシュに楽しくしてくれますね。お洒落なトースターを探している人にもおすすめで、キッチンだけでなく卓上に置いてもインテリアのように楽しめると思います。
トップオープン式ではないダブルヒータートースターという製品もあり、こちらもかなりオシャレなデザインに仕上がっていますね。
アイリスオーヤマ ミラーオーブントースター
アイリスオーヤマのミラーオーブントースターは、その名前の通りミラーガラスのようなオープンドア部分が特徴的な製品。
1300Wで上下2本ずつ計4本のヒーターが付いているため、スピーディーに調理できるだけでなく、ムラなく仕上げることができます。庫内が広く、トーストを4枚、25cmのピザまで置ける広さになっていることも魅力ですね。
ダイヤルを回すだけで80~240℃まで無段階に温度を変えることができます。シンプルな操作で料理に合わせて、より細かい温度調節が可能ですね。お手入れも簡単手軽で、下にあるトレイを引き出せば、底に溜まったパンくずなどを取り出せるのも嬉しいポイントです。
黒を基調としたツヤのある本体に、ミラー調のオープンドア部分が映える高級感あるデザインになっていて、キッチンをスタイリッシュでお洒落に飾ってくれます。トースターを使用している時は赤くヒーターが付いて庫内が見え、焼き具合が一目で分かるのも便利ですね。
まとめ
トーストを焼くことを重視したスチーム系の製品や過熱水蒸気を使った万能機、多機能な製品やデザインが特徴的なものなど、様々なトースターを紹介してきました。使用用途によりベストな製品は変わってくると思いますが、オーブントースターも着実に進化していますね。
どの製品もデザインが良くキッチンを飾ってくれる便利アイテムだと思いますので、購入の際の参考になればと思います。
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