人気のおすすめドライブレコーダー10選|広視野角モデルや前後カメラタイプ、駐車監視機能付きなど価格帯別に厳選紹介

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追突や当て逃げなど自動車の事故・トラブルの際にその原因究明目的で使われることが多いドライブレコーダー。最近ではニュースにも良くでるようなアオリ運転への対策や、録画機能を使って走行時の景色をSNSで発信したりと、使い途も様々でかなり需要が高まっています。

そんなドライブレコーダーですが製品の種類も多くどれを選べば良いかわからない、という人も多いのではないでしょうか。そこで今回はドライブレコーダーを選ぶポイントの解説と合わせて、おすすめのモデルを価格帯別に紹介していきたいと思います。

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ドライブレコーダーを選ぶポイント

災難というものは思いがけず訪れるもの。もしもの時に備えてドライブレコーダーを購入するのは、運転者のマナーとなってきました。ですが、いざドライブレコーダーを購入しようとしても、様々な情報があって何を重要視すれば良いかわかりにくいですよね。

そこで着目したいのがカメラ性能。カメラはドライブレコーダーの核とも言える部分で、特に画素数・画角・フレームレートは録画映像のクオリティーを左右する重要なポイントになります。加えてドライブレコーダーならではの録画機能である、駐車監視録画機能も注目のポイント。ドライブレコーダー選びにはこれら4点のスペックを確認しておく必要があります。

画素数

デジカメやスマホのカメラでもお馴染の画素数ですが、ドライブレコーダーでも重要な性能となっています。ドライブレコーダーの目的は事後に何があったかを確認することがほとんどですので、やはり映像の鮮明さは重要ですよね。画素数が少ないと事故やトラブルが起きた時の周囲の情報、標識やナンバーなどが確認し難くなってしまいます。

現在のドライブレコーダーの主流は200万画素。200万画素があれば、前の車のナンバープレートや、標識などがくっきりと映るため、事故の時に重要な証拠となります。もちろん、画素数は多いほど映像は鮮明になるため、200万画素以上の製品もおすすめです。

画角

画角とはカメラの視野角のこと。もちろん画角が広いほど映る範囲は広くなり、何かあった場合にしっかりと周囲の状況を確認することができます。画角が狭いと大事な事故の瞬間が映っていない事ということにもなりかねませんので、これも重要なポイントですね。

画角は水平(横幅)・垂直(縦幅)・対角(斜め)の三つがありますが、最も重要なのが水平画角。メーカーによって数字は異なりますが、安心を求めるのであれば108°以上がおすすめですね。さらに高スペックなもので120°以上の製品も存在しますので、なるべく広いものを選ぶようにしましょう。

フレームレート

動画・映像というものは、一枚一枚撮影した静止画の写真を繋ぎ合わせて構成されています。その静止画が1秒あたり何枚使われているかを表すのがフレームレート。フレームレートが高いほど滑らかな映像になり、フレームレートが低いと写真と写真の間が広がってしまい、事故の瞬間が映っていないという事もありえます。

ただドライブレコーダーの場合、フレームレートが高ければ良いかというとそういう訳でもなく、特に25fpsや30fpsの製品は問題になることがあります。これはLED信号機の点滅周期(常時点灯しているように見えて実際は超高速で点滅しています)が東日本で秒間50回、西日本で秒間60回となっているため。25fpsや30fpsではその周期と重なってしまい信号が常に消えている状態で録画される可能性があるというわけです。

そのためおすすめなのは27.5fpsに対応している製品。このフレームレートであれば信号機の点滅周期ともずれていて、なおかつ滑らかな映像が録画・再生できます。

録画機能

ドライブレコーダーの録画機能は従来大きく分けて2つありました。車のオンオフに合わせて録画のオンオフが切り替わる常時録画と、Gセンサー(加速度センサー)により衝撃や速度の上昇を感知して、その前後を録画するイベント(シーン)録画ですね。

最近ではそれに加えて駐車監視という機能が搭載される製品が増えています。買い物中に駐車している時や、自宅の駐車場においてある時にも録画をする機能ですね。これは車上荒らしやいたずらにも効果的です。

駐車監視機能としては、停車中も常に録画し続けるタイプから、Gセンサーにより衝撃を検知して録画するタイプ、人や物の動きを感知する動体検知タイプがあります。常時録画は常に録画されていることで安心感がありおすすめですが、そのぶんメモリを多く消費しますので、この辺りは好みに応じて選ぶようにしましょう。

10,000円前後で買えるおすすめのドライブレコーダー

ユピテル DRY-SV1050c

ユピテルのDRY-SV1050は基本を押さえたドライブレコーダー。200万画素のカメラはナンバープレートの小さな文字まではっきりと映し、水平画角も110°と視界も十分に確保されています。

WDR/HDR(ワイドダイナミックレンジ/ハイダイナミックレンジ)撮影を搭載し、トンネルなどの暗い場所から明るい場所に飛び出た際の黒つぶれや白とびを防止。常に明瞭で鮮明な映像を記録してくれます。フレームレートは3段階から選ぶことができ、最高で27.5fpsを設定可能。事故やトラブルの瞬間を逃すことなく滑らかで、信号との干渉もない映像を録画することができますね。

録画機能はエンジンのオンオフに合わせて起動する常時録画の他に、手動操作のマニュアル録画、事故の衝撃を感知して起動するイベント録画を搭載。オプションになりますが駐車場監視機能もありますね。動きを検知して録画を開始する動体検知では、30秒間動きがなかった時点で録画を停止するため、SDカードの消耗軽減ができますね。もちろん常時録画やGセンサー記録といった録画にも対応します。

価格も手頃でスペック的にも十分な性能ですので、初めてのドライブレコーダー選びでどの製品にするか迷っているという人には、オススメのベーシックな製品と言えます。

ケンウッド DRV-230

ケンウッドのDRV-230は200万画素のカメラに加えて、WDR/HDRを搭載し鮮明な映像の記録が可能なドライブレコーダー。購入時に16GBのSDカードが付属し、デフォルトの設定では2時間以上連続して録画することが可能です。水平画角は100°でフレームレートは27.5fpsの1種類のみに対応。事故検証としては十分なクオリティの映像が録画できますね。

録画機能は常時録画・イベント記録・駐車監視録画の3つを搭載。常時録画ではエンジンのオンオフに合わせて録画がオンオフされます。一方でイベント記録は走行中に起きた、急な衝撃や速度に反応して前後の映像を録画してくれます。手動でも操作は出来ますが、咄嗟の時に手を伸ばせる余裕があるか不明なため安心な機能ですね。容量が一杯になれば、どちらも古いファイルから上書きしていくので、容量不足で録画できないという心配はありません。

駐車場監視録画は人や車が横切ったり、衝撃を感知すると10秒間だけ録画を開始します。ただし、デフォルトのままだと本体の電源がオフになってから25分間のみと制限あり。24時間監視が必要な場合は別売りの電源ケーブルを用意する必要があります。

スペックの面では上記のユピテルの製品にやや劣る部分もありますが、駐車監視機能が標準で装備されており、価格面を考えるとお買い得なモデルだと思います。

パイオニア ND-DVR40

スマートなデザインが特徴のパイオニアのドライブレコーダーND-DVR40。設置や配線がシンプルで本体も非常にコンパクトなため、運転者の視野を邪魔しませんね。この製品も200万画素のカメラにWDR/HDR搭載と、鮮明な映像記録と急な光量変化への対応も可能なモデルです。

フレームレートは27.5fpsのため、LED信号にも対応し事故の際の検証にも十分な映像品質。ただし、水平画角が95°のため、やや映像の範囲が狭くなるのが気になるところでしょうか。別売りで偏光フィルターが用意されており、こちらを装着することでフロントガラスの気になる映り込みが低減されるのは嬉しいポイントです。

録画機能は連続録画・イベント録画を搭載。8GBマイクロSDが付属し、最大で1時間以上連続録画が可能です。容量が一杯でも古い記録から上書きされていくため、わざわざ削除する必要もなく便利ですね。

デフォルトで駐車監視機能も搭載。振動や動体に反応して録画を開始します。ただし、本体内蔵バッテリーがフル充電されていても、稼働するのは停止してから最大で50分間のみとなっています。

小型ボディでフロントガラスに貼り付けるだけのシンプル設置が可能なため、気軽に導入しやすい製品と言えそうですね。車内をごちゃごちゃさせたくないという人にもおすすめのモデルとなっています。

15,000円前後で買えるおすすめのドライブレコーダー

ケンウッド DRV-630

ケンウッドのドライブレコーダーDRV-630の最大の特徴は高解像度の映像を記録できること。400万画素のカメラを搭載し、フルハイビジョンの約1.8倍となるWQHD(2560×1440)という高精細な撮影が可能です。WDR/HDR搭載で光量の急な変化にも対応しており、事故やトラブルの検証だけでなく、ドライブ中の景色を綺麗に記録するという目的にも使えそうですね。

付属の16GBmicroSDカードを使えばWQHDモードで1時間以上の撮影が可能。フレームレートは27.5fpsのみで、水平画角は102°となっています。

録画機能は常時録画とイベント記録の両方に対応。また別売りの電源ケーブルを使用すれば、24時間作動する駐車監視機能も搭載されています。

ドライバーを助ける運転支援機能が搭載されている点も特徴ですね。前方との距離を計測し、安全でない時は画面に表示と警告音を鳴らす前方衝突警告機能や、一定速度以上の時に現在の車線からはみ出た事を知らせる車線逸脱警告機能などで、安全運転を支援してくれます。

高解像度の映像記録や運転支援機能を備えていながら、価格的にもリーズナブルで非常にコスパの高いドライブレコーダーだと思います。

パイオニア ND-DVR20

パイオニアのND-DVR20は滑らかな映像を撮影できるドライブレコーダー。上で紹介したND-DVR40では別売りとなっていた偏光フィルターを標準装備し、フロントガラスへの映り込みが極力抑えられたモデルとなっています。

300万画素のカメラを搭載し、フルHDでの録画が可能。もちろんWDR/HDRも搭載しているため、光量の急な変化にも影響を受けない、クリアな画像を録画できます。フレームレートは27.5fps、画角はND-DVR40よりも優秀な110°と、広い範囲の撮影が可能ですね。

録画機能は連続録画とイベント録画の両方を完備。デフォルトで駐車監視機能も搭載しており、フル充電時で動作するのは最大で50分のみと、この辺りの性能は性能はND-DVR40と同じですね。

ND-DVR40と同じようにコンパクトなボディながら、ND-DVR40以上に高製能な製品と言えますね。

20,000円前後で買えるおすすめドライブレコーダー

ケンウッド DRV-830

ケンウッドのDRV-830は高品質な映像を長時間残せるドライブレコーダー。DRV-630と同じく400万画素のカメラを搭載し、WDR/HDRにも対応、WQHD(2560×1440)解像度での撮影が可能です。特徴はSDカードを挿入するスロットが2つあること。128GBのmicroSDXCを2枚使えば、最高画質WQHDモードでも最長10時間も保存できてしまいます。画質をHDモードにすることで53時間もの撮影が可能なため、長時間録画が必要な人には嬉しいポイントですね。

クラス最大の大きさとなるモニターを採用し、走行映像も見やすくなっています。フレームレートは最大で27fps、水平画角はかなり広い132°となっており、ドライバーにとって見難い死角からの衝突や事故も録画できますね。

録画機能は常時録画・イベント記録の他に、任意で撮影できる手動録画が搭載。内部の会話を録音するマイク搭載され、任意でオンオフ切り替えられるため、プライベートな時間を守ってくれます。別売りのケーブルを用意すれば、駐車録画機能にも対応。ただし動体感知センサーが無いため、車に振動があった時しか録画はされません。

DRV-630同様ドライバーを助けてくれる運転支援機能も搭載。ドライブレコーダーで美しい風景や、誰かとドライブした時の映像を残したい人にもオススメの製品となっています。

パイオニア VREC-DZ500-C

パイオニアのドライブレコーダーVREC-DZ500-Cの最大の特徴は、暗い夜中でも撮影が可能なこと。従来のドライブレコーダーに比べて100分の1以下の光量でも、まるでライトを付けたかのような映像を録画できるナイトサイトを搭載。夜間の走行時はもちろん、駐車場に停めてある時でもくっきりと映ります。

もうひとつの大きな特徴はWi-Fiを使ったスマートフォンとの連携機能。撮影中のリアルタイム映像やレコーダーに録画されている映像の確認、さらにファイルを転送したり、本体の設定もできたりと、かなり便利に使えます。

録画機能は連続録画とイベント録画の2種類を搭載。1つは従来の駐車監視機能で、衝撃を感知すると、内臓のバッテリーによって稼働します。こちらはフル充電状態で、最大90分稼働ですね。そしてもう1つがセキュリティモード。こちらは衝撃を感知した際に、車のバッテリーによって稼働し録画を開始してくれる機能。車のバッテリーを使用するため、24時間365日、いつでも稼働するのが魅力的ですね。

高性能で便利な代わりに、カメラの画素数は130万画素と、これまで紹介した製品の中ではやや低め。ただ、WDR/HDR搭載にフレームレートは27.5fps、水平画角は109°と、使用に十分な性能となっています。夜間走行が多い人や、常に監視機能をつけておきたい人にオススメのモデルとなっています。

コムテック HDR-751G

コムテックのHDR-751Gは、超広角な映像を撮影できるドライブレコーダー。水平画角が 136°と非常に広く、従来のドライブレコーダーでは撮りきれなかった周辺部分まで録画することができます。カメラは200万画素でフルHDの録画に対応。HDR/WDRの両方を搭載しているため、光量の急激な変化にも影響を受けにくいですね。フレームレートは29fpsで、全国のLED信号機に対応しています

便利な機能として速度監視路線警報機能を搭載。GPSにより自動速度取締機(オービス)の位置を把握し、手前に接近すると警報で知らせてくれます。レーダー探知機との相互通信機能も搭載し、対応機と接続することで電源供給のほか、映像/音声信号や操作信号、GPS情報などの通信ができるのも便利ですね。

録画機能は常時録画の他に、事故に遭った時の衝撃を感知して起動する衝撃録画、任意のタイミングでオンオフが切り替えられるマニュアル録画を搭載。オプションとして別売りのコードを用意すれば、駐車監視機能も使用することができます。こちらには様々な機能が用意され、最大で12時間連続録画の他に、衝撃を感知した時だけ起動するタイムラプス録画や、設定した電圧以下になった時に停止する車両バッテリー保護などありますね。

超広角な画角の広さと、GPSやレーダー探知機連携が魅力のモデルとなっています。

25,000円前後で買えるおすすめドライブレコーダー

コムテック ZDR-015

コムテックのZDR-015は、フロントカメラとリアカメラがセットになった前後カメラタイプのドライブレコーダー。カメラ性能はどちらも200万画素で、フロントのみにHDR/WDRを搭載、フレームレートは最大で29.1fps(信号機対応)となっています。視野角はフロントカメラで115°、リアカメラで112°と広いため、ほぼ車の周り全域の映像を録画することができますね。

ドライバーをサポートする安全運転支援機能が搭載されていることも特徴のひとつ。先行している車が発信したことを知らせたり、逆に接近している事を知らせたりする機能など、全部で6つの機能がしっかりと安全運転をサポートしてくれます。

録画機能は常時録画の他に、事故に遭った時に作動する衝撃録画と、任意でオンオフ切り替え可能なマニュアル録画を搭載。別売りのコードを使えば、駐車監視機能も使うことができます。

ドライブレコーダーとしてはやや高価な価格帯のモデルですが、フロント/リアがセットになった前後カメラで、さらに安全運転支援機能も搭載しているため、それを考えればコストパフォーマンスに優れたドライブレコーダーと言えるのではないでしょうか。

コムテック HDR-951GW

コムテックのHDR-951GWはフロントカメラだけでなく、車内を録画できるカメラも搭載してあるドライブレコーダー。フロントカメラは200万画素のカメラWDR/HDR搭載。車内を撮影するサブカメラは100万画素と画素数は少ないですが、赤外線LEDを搭載し光量の少ない夜間でも、撮影が可能になっています。

フレームレートは29fpsで、LED信号機にも対応。視野角も120°と十分な広さになっていますね。ドライバーをサポートする5つの安全運転支援機能が搭載しているのも魅力のひとつです。

撮影機能は常時録画の他に、衝撃を感知した時に作動する衝撃録画と、任意のタイミングでオンオフが切り替えられるマニュアル録画が搭載。別売りのコードを購入すれば駐車監視機能も使用できます。

室内撮影可能なサブカメラは、いざという時に自分に過失がないことの証明にも役立ち便利ですね。またドライブの際などの思い出作りにも最適なモデルとなっています。

まとめ

ドライブレコーダーも年々進化していて、フルHDを超えた高解像度なモデルや、広い範囲と捉えることができる超広角モデル、さらには安全運転支援もついたモデルまで、様々な製品があります。利用シチュエーションに応じて最適な1台を選びたいものですね。

車のトラブルや事故というものは本当に予期せず起きるもの。そんな時にドライブレコーダーは非常に役立ちますので、まだ持っていない人はぜひ購入して、安心安全なカーライフを楽しむようにしましょう。後からドライブ中の景色映像を見返したり、編集してみるのも楽しいですよ。

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