B&O PLAY 「Beoplay P6」レビュー|インテリアとも調和するデザイン性の高い高音質プレミアムBluetoothスピーカー

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最近のオーディオシステムの主流と言えばBluetoothスピーカーですよね。サイズからデザイン、機能まで多種多様な製品が数多く販売されていてます。

そんな中、今回B&O PLAY様よりデザインの美しさと驚きのサウンドを併せ持つニューコンセプトBluetoothスピーカー「Beoplay P6」を提供していただきましたので、実際に数日使用したレビューをしたいと思います。

B&O PLAY Beoplay P6について

B&O PLAYはハイエンドオーディオブランドであるBang & Olufsen(バングアンドオルフセン)のカジュアルラインという位置付けで2012年に誕生したブランドです。本家Bang & Olufsen譲りのデザイン性の高さや音質の良さに定評がありますね。

最近では完全ワイヤレスイヤホン「Beoplay E8」など話題の製品も数多くリリースしており、多くの人がそのシンプルな機能美デザインに魅了されています。ちなみに私もそんなBeoplay製品のファンのひとりで、実際にBeoplay E8を発売直後から愛用しており、レビューも記載しています。

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そんなB&O PLAYから2018年4月に発売された新たなBluetoothスピーカーが、今回レビューする「Beoplay P6」です。このスピーカーは前後両面にユニットを配置して全方位に音を拡散する360度スピーカー。独自設計の音響アルゴリズムと高度なDSPにより、360度全方向にわたってスムーズでパワフルな音を届けるTrue360°BANG & OLUFSENサウンドが採用されています。

ウーファー用には出力36W×1基、フルレンジ用には出力30W×2基のクラスDアンプ搭載し、それぞれ4インチウーファーと1.5インチフルレンジのユニットを駆動。リッチでパワフルなサウンドを実現しています。本体にはマットなパールブラスト加工が施されたアルミニウムが採用され、その上品な曲線は立体感を高める革新的な形成技術によって製作。インテリアとしても使えそうなほど上質なデザインと質感に仕上がっています。「音響/デザイン性/クラフトマンシップ」の3つの要素を兼ね備えた、プレミアムなBluetoothスピーカーとなっています。

実機レビュー

パッケージ内容

まずはパッケージ内容です。Beoplay製品らしく非常に上質で丁寧なパッケージで、開封のワクワク感を楽しめる仕上がりですね。

中にはBeoplay P6が緩衝用の梱包スポンジにしっかりと守られて鎮座しています。

同梱品も非常にシンプルで簡単なマニュアルと充電用のUSB-A–USB-Cケーブルが1本だけ。余計なものが何一つないシンプルな構成で、個人的には非常に好きです。

外観デザイン/サイズ感

外観のデザインは文句なしにかっこいいですね。丸みを帯びた形状は非常に滑らかで、表面のパールブラスト加工がされたアルミニウムは高級感のあるプレミアムな仕上がりです。プラスチックにようなチープな光沢感もなく触り心地も滑らか、まさに上質という言葉がぴったりの質感ですね。Beoplay P6にはカラーがブラックとナチュラルの2色存在しますが、ナチュラルの方がよりアルミニウムの質感を感じられると思います。

二重になったストラップは本革製。持ってみた感じではかなり強くて丈夫で、本体のアルミに対してレザーの質感が良いアクセントになっています。

重さは約1Kgで、持つと比較的ずっしりと重量は感じます。この点はメリットにもデメリットにもなり得ると思いますが、個人的にはこれくらいの重厚感がある方が安っぽさを感じずに好きですね。

サイズはわかりやすいようにMacBook(12インチ)やMagicMouseと並べてみました。最近のBluetoothスピーカーは様々なサイズの製品が販売されていますが、外に持ち運ぶことを前提にした超小型製品を除けば、バッテリー式の製品としては標準的なサイズでしょうか。それにしてもMacBookが横にあっても一切見劣りしないこの質感の高さは、改めて素晴らしいと感じますね。

本体背面下部には充電用のUSB-Cポートが配置。USB-Cの採用はMacBookユーザーの私としては大歓迎です。USB-Cは次期iPhoneでも搭載の噂がありますし、採用製品もどんどん増えてきていますので、こういう風にいち早く採用してくるのは素晴らしいですね。

本体上部には操作用のボタンが配置されています。電源/Bluetooth/マルチファンクションボタン(機能割り当て可能)/音量(+)/音量(-)の5つですね。押してみるといわゆるボタン感というものはなく、本体とシームレスに繋がったクリック感のあるボタンという感じです。この辺りも使っていて気持ちいいと感じる部分のひとつで、B&O PLAYのクラフトマンシップが感じられますね。

設定

本体の設定にはスマホ用のアプリが必要になります。このアプリはBeoplay製品共通のアプリで、複数の製品を一括で管理できるようになっています。

Beoplay

Beoplay
開発元:B&O PLAY
無料
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操作は非常にシンプルで本体の電源を入れた後にBluetoothボタンをクリック、アプリを起動すればBeoplay P6が表示されます。アプリ上でBeoplay P6を選択すればカラー選択になり、その後スマホ本体の設定からBluetoothでのP6への接続を指示されます。

接続後はアプリに戻り、画面の指示通りに動作確認用に何度かボタンを押せば設定は完了。1分とかからずに設定が終わり、いつでも音楽再生ができるようなります。私の場合はE8も所有していますので、アプリを起動するとE8とP6が登録されているのが確認できます。

音質

音質は過度な低音や派手な高音はなく、非常にナチュラルでクリアです。音量をあげても歪みのない音を再生してくれますね。一聴すると派手さがないため、そういう音に慣れているとインパクトには欠けるかもしれませんが、長時間聴いていても疲れない音だと思います。

響くような重低音はないものの中低域が非常にパワフルで、ベースラインやドラム音がもしっかりと響かせてくれます。ボーカルの表現も素晴らしいですね。明瞭で繊細、解像感のあるすっきりとした綺麗な音という感じがぴったりです。

360度スピーカーということで、自然な音の広がりも素晴らしいですね。スピーカーの向きを変えたり、置き場所を変えたりと色々と試しましたが、本当に全方位に綺麗に音が拡散している感じで、リスニングポジションに関係なく楽しめます。今は360度スピーカーも色々と販売されていますが、この自然な音空間はトップクラスではないでしょうか。

ちなみに音の味付けについては後述するアプリ側のイコライザー設定により、比較的自由に調整が可能です。素の状態でも素晴らしい音を奏でてくれますが、より好みの音に近づけることもできるようになっています。

使用感/操作性/機能性

Beoplay P6は充電式のバッテリーを搭載し、持ち運びもできるスピーカーです。充電にかかる時間はおよそ3時間で、最大16時間の再生が可能ということですが、ボリュームをやや大きめに設定して実際に15時間程度の再生が可能でした。バッテリー式でありながら、このパワフルな音をここまで長時間再生ができるのはすごいですね、

操作に関しては本体側でできることは限られており、ほぼアプリを使うことになります。再生や停止、音量調整はもちろんBeoplay純正アプリでも再生しているアプリでもどちらでも調整可能。この辺りは一般的なBluetoothスピーカーと同じですね。

純正アプリではそれ以外に、ステレオペアリングの設定やイコライザーの調整、あとは本体にあるマルチファンクションボタンへの機能割り当てが可能です。ステレオペアリングは同じP6を2台揃えてステレオ再生を可能にする機能。残念ながら私は試せていませんが、より広範囲音を響かせたい時やステレオ感を出したい時に使える機能ですね。

イコライザーはBeoplayシリーズではおなじみの、WARM/EXCITED/BRIGHT/RELAXEDの4傾向の音色エリアに対して、円を大きくしたり小さくしたり、移動させたりして調整する方式です。視覚的にわかりやすく直感操作も可能で、WARMとEXCITEDの中間のような音など、様々な音を試して自分に合った音色を探すということもできますね。

あとは本体にあるマルチファンクションボタンにどのような機能を割り当てるかを決めることができます。デフォルトの再生や曲送りのほか、TONE TOUCHというイコライザプリセットへの変更、LAST PLAYEDという最後に再生した曲の再生、VOICEというSiriやGoogleアシスタント等の起動が用意されていますね。よく使う機能を割り当てておけば、本体のマルチファンクションボタンをクリックするだけでその操作が可能になります。

ちなみにこのマルチファンクションボタンはハンズフリー通話をする際にも使用します。短く押して応答、長押しで終了ですね。本体には無指向性のマイクが搭載されており、どんな場所からでもハンズフリー通話ができて便利ですね。VOICEを使った音声アシスタントの起動もスムーズです。

機能面で他に見逃せないポイントはIP56クラスの防滴防塵対応。これによりちょっとした水回りでも使えますし、屋内だけでなく外に持ち出す場合でも安心して使えますね。余談ですがデザイン面でMacとの相性もぴったりで、普段はMacBookの外付けスピーカーとして使うのもありだと思います。

まとめ

Beoplay P6はBlutoothスピーカーとして考えた場合、比較的高価な部類の製品になります。しかしその価格以上の価値をしっかりと感じられるデバイスですね。まずは何よりも、さすがB&O PLAYと思えるデザインと質感の秀逸さ。ただのスピーカーやオーディオ機器という存在を超えて、インテリアとしても使えて部屋をおしゃれに演出してくれる、素晴らしいプロダクトに仕上がっています。

音質面でもバッテリー駆動のポータブル機としては素晴らしいですね。音が非常にクリアで綺麗な上、音の広がりも抜群に自然です。歪みのない澄んだ空気感のある音を、ゆっくりとくつろぎながら聴くは最高ですね。

今はかなり低価格でBluetoothスピーカーが手に入る時代です。本当に多くの製品が販売されており、ただ実用面だけを考えればそれらの機種でも満足はできるかもしれません。しかしこのBeoplay P6はそれらとは一線を画す製品で、最高に所有欲を満たしてくれる存在だと思います。

同じB&O PLAYの完全ワイヤレスイヤホン「Beoplay E8」のレビューもよろしければ合わせてどうぞ。こちらもかなり完成度の高い製品に仕上がっています。

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