毎回、ハワイに来るたびにワイキキ界隈や、アラモアナショッピングセンターなどが中心の観光になってしまう、そんなあなたにお勧めのスポットはオアフ島東部に位置するカネオヘの街。ホノルルから車でパリハイウェイからカメハメハハイウェイを約40分ほど走ると、コオラウ山脈の麓に抱かれた住宅街が広がります。その街やそこに住む人たちを知る一番の方法がそれぞれに特徴を持った地域独自のショッピングセンターを回ってみることです。そこで、カネオヘ最大のウィンドワードモールをその魅力と共にご紹介します。
子供も大人も楽しめるアクティビティが充実
海の生き物を真似て作られた遊具や滑り台のあるキッズコーナーは、子供を危険から守る心遣いが至る所に感じられます。子どもたちが外に飛び出さないように、キッズコーナーの周囲はぐるりと柵で囲まれているんです。その内側には、遊ぶ子どもたちを見守る親のための座席スペースまで用意されています。子どもたちが遊ぶ間、親同士の交流の場としても役に立っているようです。
また、ゲーム感覚で楽しめる室内のミニゴルフは暗闇の中で行うグロウパットミニゴルフ。夜光塗料の怪しい光りが子どもも大人も夢中にさせます。モールでお勧めは、若いお兄さんやお姉さんが車掌の子ども電車です。幼い子ども連れでしたら、親も乗車ができます。1階のモール内をジグザグに、それでも器用に走り抜ける子ども電車は、大人気のアトラクションとなっています。
イベントが盛りだくさん
毎週水曜日と日曜日に開かれるファーマーズマーケットは、自然の恩恵を受けたカネオヘならではの果物や各種野菜を始め、ブレッド、手作りの惣菜やデザート、ジャム、ポケなど、山のものから海のものまで殆ど手に入ります。一時期から比べると、規模は徐々に縮小傾向ですが、一度は訪れてみる価値はありそうです。他にはモールの中心に設けられたステージでフラダンス観賞やウクレレの演奏、ミスハワイの候補者紹介、ファッションショー、乳がんの啓発イベント、またイースター、メモリアルデー、ハロウィン、独立記念日、感謝祭、クリスマスなど、その時期のイベントによってモール内の飾りつけが大きく変わったり、テレビ局の顔ともいわれる人気キャスターを呼んで司会をさせるなど、趣向を凝らした様々な演出は訪れる人を魅了し続けています。
美味しい食事処が目白押し
ラーメンや餃子、ピザ、おにぎり、サンドイッチ、バーベキューやステーキなどの異文化料理が豊富で、リラックスできる雰囲気のフードコートは、美味しいのはもちろん、価格もリーズナブルなんです。広い場内は地域住民たちの憩いの場にもなっており、いつ行っても子どもから大人まで大勢の人たちで賑わっています。ちらほら日本人カップルを見掛けることもありますが、日本人観光客には殆ど知られていない穴場といっても過言ではありません。
フードコート以外にも牛角、ルビーチューズデー、バッファローウィング、忍者寿司、カレーのお店や、ちょっとしたスナック菓子、アイスクリームを販売するお店等も並んでいます。野球やバレーボール、フットボールなどのスポーツを観戦しながら食事ができる大型のパノラマテレビを設置しているお店が多いのも、このショッピングモールの特徴の一つです。居心地の良さと飽きさせないメニューに、夕食をここで済ませてしまう家族もいるほどです。
まとめ
カネオヘには他にもウィンドワードシティショッピングセンター、カネオヘベイショッピングセンター、またコオラウショッピングセンターなどがあります。周辺にはもちろん食事場所や、宇治の平等院鳳凰堂のレプリカがある観光の名所など、買って、食べて、楽しむことが全てできるようになっています。
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