PhotoshopCCを使って人の髪の毛や犬の毛を綺麗に素早く切り抜く方法

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LINEスタンプの自作やInstagramの普及から自分で写真加工をする機会が最近とても増えてきましたね。アプリなんかでも画像加工系のものがたくさん出ていますのでだいぶ写真の修正や加工が身近になってきたように思います。最近のアプリは高性能なものが多くてだいたいのことはできてしまいますが、より品質の高い加工を求めてPhotoshopを使っている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回はPhotoshopを使ったお手軽高品質な切り抜き方法を紹介したいと思います。切り抜きというとだいたい人の髪の毛がサンプルになることが多いのですが、私が犬好きなので愛犬のモカをサンプルにしちゃいます。

パワーアップした「選択とマスク」機能

PhotoshopCCはバージョンアップも多くフィルター名や機能が変わることがよくあります。CC2015.5までは「境界線を調整」という機能で選択範囲の調整をしていたのですが、最新のCC2017ではそれがパワーアップして「選択とマスク」という機能になり選択範囲の選択から境界線の調整まで一括でできるようになりました。(急に使ってた機能がなくなるとディスコンになったのかとちょっと焦るよね)

処理手順

という訳で早速メニューの選択範囲の中から「選択とマスク」を選びます。

表示モードをお好きな見え方に変えて(サンプルはオーバーレイ)まずはざっくりと切り抜きたい対象を選択していきます。使うツールは左にまとまっており上から「クイック選択」「境界線調整」「ブラシ」「投げ縄(多角形選択)」と並んでいますのでブラシか投げ縄のお好きな方法でいいと思います。境界がわかりやすいものだとクイックでいけますが毛のような複雑で繊細なものはだいたい失敗します。

次に境界線調整を選択して切り抜き対象の輪郭をなぞっていきます。一通りなぞった後の結果がこちら

この時点でもう結構綺麗にできています。(切り抜き後の結果が想像しやすいように表示はオニオンスキンかレイヤー上に変えておきましょう)所要時間だいたい5分くらいでしょうか。かなり素早くできました。

この時点で綺麗に切り抜けていれば完成してもいいですが背景が複雑な場合はゴミが残っていたりすると思うのでここから微調整に入っていきます。

表示モードの「境界線を表示」にチェックを入れると境界が見えますのでこの状態でブラシサイズを変えたりして少しシビアに境界を狭めていきます。狭め終わったら一度チェックを外し結果画像の確認です。

ここまでくればほぼ境界部分は綺麗になっていてあとはちょっとしたゴミが残っているだけだと思いますのでブラシツールで少しずつ決していきます。(白黒表示にするとシルエットがよくわかるのでやりやすいです)

はい、これでほぼ完成ですね。さらに微調整が必要であれば右側のグローバル調整を行いましょう。若干ですが切り抜いた部分が浮いて見えることが多いので少しぼかしをいれて境界線をマイナス方向に調整するのがおすすめです。

これで選択範囲の作成が完了しました。あとはマスクに保存するなり選択レイヤー複製(Command(Ctrl)+J)で切り抜いたレイヤーを作成するなりして使用してください。微調整をいれてもだいたいトータルで10分かからないくらいでしょうか。かなり早く簡単で綺麗に切り抜きができたと思います。

まとめ

少し前まではこの手の切り抜き作業は画像を目一杯拡大して手作業で細かいブラシで調整していたのですが、やはり技術の進化というは素晴らしいです。これからもっともっと手軽にできるようになってより画像加工が身近になればと思います。(画像加工で飯を食ってる私のような人間にとってはあまり身近になって誰でも高品質なものが作れちゃうと実はちょっと困るんですけどね(笑))

記事作成者からのお知らせ

私が運営しているTRIEDGEでは高品質な画像加工やレタッチ作業の他、画像処理エンジンの開発等を承っております。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。