自宅で簡単に生搾りジュースが楽しめるジューサー。ジューサーで搾った生搾りジュースは野菜や果物の本来の味を楽しめるのはもちろん、栄養もたっぷり摂取できます。また生搾りジュースは専門店で飲もうとするとそこそこお値段が高かったりもするので、毎日生搾りジュースを飲みたいという人にとってジューサーは心強い味方ですね。
また近年はジューサーの機能が多様化し、工夫次第では1台のジューサーで様々なものが作れるようになりました。生搾りジュース以外にも、ジューサーがあればフローズンカクテルやスムージーなんていうドリンクメニューにもチャレンジできます。
そんなジューサーですが、ここ数年で様々な製品が登場し、どの製品がどんな特徴を持っているのかわからないという人も多いのではないでしょうか。そこで今回は数あるジューサーの中から特におすすめの製品を厳選。それぞれの製品の特徴や機能を詳しく紹介していきたいと思います。
ジューサーとスロージューサーの違い
ジューサーは通常の「ジューサー」と「スロージューサー」の2種類に大別されます。野菜や果物からジュースを作るという部分はどちらも共通していますが、ジュースを作る工程がそれぞれ異なります。
ジューサーの特徴
通常のジューサーは「高速ジューサー」とも呼ばれ、野菜や果物を高速回転するカッターで摩りおろしていきます。生搾りジュースを一瞬で作れるのが特徴で、手軽にジューサーを使いたいという人におすすめですね。
またスロージューサーよりも本体価格は安い傾向にあるので、あまりお金をかけたくないという人は通常のジューサーが選択肢に入ってきますね。
通常のジューサーのメリット
・ジュースの仕上がりが早い
・価格が安い
・パーツ数が少なく、手入れが楽
通常のジューサーのデメリット
・調理時に野菜や果物が酸化し、栄養素が失われる可能性がある
・音が大きい
・刃が付いているので、清掃時には注意が必要
スロージューサーの特徴
最近流行りのスロージューサーはカッターを使わないジューサーで、スクリューで野菜や果物をゆっくり押し潰し、ジュースを作っていきます。また搾りカスがジュースと分離され、別で設けられた出口から出てくるのも特徴の1つですね。
通常のジューサーよりも値段は高くなりますが、野菜や果物の栄養素を破壊せず、より体に良いジュースを作ることができます。少しでも栄養価の高い生搾りジュースが飲みたいという人は、ジューサーよりもスロージューサーがおすすめです。
スロージューサーのメリット
・野菜や果物の栄養素を壊さずにジュースが作れる
・音が静か
・刃が付いていないので安全
スロージューサーのデメリット
・値段が高い
・ジュースの仕上がりに時間がかかる
・パーツ数が多く、手入れが大変
おすすめのジューサー
ティファール ミックス&ドリンク BL1301JP/BL1325JP
コンパクトでありながら300Wのハイパワーを誇るティファールの「BL1301JP/BL1325JP」。氷や冷凍フルーツも砕くことができ、フローズンカクテルやスムージーといったドリンクメニューにも対応します。また様々なメニューに対応するにも関わらず、コンパクトで扱いやすいのが嬉しいポイントですね。
通常のジューサーはカッター部分に野菜や果物のカスが溜まりがちですが、「BL1301JP/BL1325JP」はカッター部分を取り外すことができます。そのまま丸洗いできるので、手入れも簡単ですね。また、カッターの回転速度は2段階で調整可能です。野菜や果物の食感を残したい時は低速モード、サラサラのジュースが飲みたい時は高速モードという形で使い分けることができます。
本体カラーはホワイトとルビーレッドの2色展開。ティファールらしいオシャレでスタイリッシュなデザインは、キッチンのどこに置いても馴染みそうですね。
Vitantonio ミニボトルブレンダー VBL-6
Vitantonioの「VBL-6」は本体が携帯ボトルと一体化したジューサーで、出来上がったジュースをコップに移すことなく、そのまま飲めるのが特徴です。携帯ボトルには専用のキャップも付属しているので、作ったジュースを水筒などに移さずに持ち運ぶこともできます。コップや水筒が不要になる分、洗い物も減りますね。携帯ボトルは280mlと飲みきりサイズになっています。
人気の高かった旧モデル「VBL-5」との違いは、ミル容器が付属しコーヒー豆が挽けるようになった点。ミル容器を使えば、ふりかけやドレッシングを作ることもできます。小さなジューサーですが、工夫次第で様々なことに使えそうですね
日立 パーソナルブレンダー HX-C2000
日立の「HX-C2000」も、本体と携帯ボトルが一体化したジューサーです。こちらのモデルの特徴はボトル内の空気を抜くことで、真空環境を作り出せる点。通常のジューサーはかくはん時に野菜や果物を酸化させてしまいがちですが、真空環境内でかくはんを行うことで酸化を抑えることができ、より新鮮で栄養価の高いジュースを飲むことができます。
携帯ボトルには通常のキャップに加え、飲み口付きキャップも付属。容量が600mlと大きいため、朝にジュースを作って職場や学校などに持っていくという使い方をしても便利ではないでしょうか。
Panasonic 高速ジューサー MJ-H600
短時間でたっぷりの野菜や果物を搾れるのがPanasonicの「MJ-H600」。りんご5個分を一度に搾れるほどの大容量で、家族みんなのジュースを作りたい時にも重宝しますね。
搾ったジュースが注ぎ口からそのまま出てくるタイプとなっており、専用カップにジュースを溜めるだけでなく、そのままコップにジュースを出すことも可能です。また独自の遠心分離機能により、野菜や果物の搾りカスは受け皿に自動で溜まる構造に。お手入れも楽に済ませることができます。
商品ラインナップとして「MJ-H200」という製品もあります。こちらはタンブラーミキサーやドライミルといった付属品が付かず、その分値段は少し安くなるため、予算次第ではこちらを検討しても良いですね。
おすすめのスロージューサー
Panasonic ビタミンサーバー MJ-L600
フィルターを使い分け、様々なドリンクメニューに対応できるPanasonicの「MJ-L600」。フィルターの種類としては、飲みやすい仕上がりが特徴の「さらさらフィルター」、濃厚でとろみのある仕上がりが特徴の「あらごしフィルター」、フローズンスイーツに対応する「フローズンアタッチメント」の3つが付属。同じ食材でも、フィルターを変えることで様々な味や食感が楽しめるようになっています。
スペック面では45回転/分の低速でゆっくり丁寧に搾る「低速圧縮搾り方式」を採用。野菜や果物の栄養を逃さず体に良いジュースを作ることができます。
下位モデルとして「さらさらフィルター」のみが付属した「MJ-L400」という製品もラインナップ。用途と予算に応じて最適な商品を選ぶことができるようになっています。
HUROM スロージューサー アドバンスド100
スロージューサーとしての使い勝手を追求したHUROMの「アドバンスド100」。スロージューサーはフィルターのメッシュ部分に搾りカスが溜まりがちですが、「アドバンスド100」はフィルターにメッシュを設けない独自の構造を採用しており、水でさっと洗い流すだけで汚れを落とすことができます。スロージューサー特有の面倒な後片付けを時短できるのは嬉しいですね。
また野菜や果物の水分を最後まで搾り切る「リフトレバー」を採用しているのも特徴の1つ。最後の最後まで食材を使い切ることができるので、無駄がありません。またリフトレバーを上にあげれば、中に残った搾りカスも簡単に掃除することができ、メンテナンス性も高い製品となっています。
SHARP ヘルシオグリーンプレッソ EJ-GP1
SHARPの「EJ-GP1」は葉物野菜を刻まずにそのまま投入できることが特徴のスロージューサー。特に小松菜やセロリといった繊維の多い野菜は包丁で刻むことで繊維を壊してしまうので、野菜の栄養をしっかり摂りたい人にとっては嬉しい機能のひとつではないでしょうか。
もちろん果物類についても、低速でじっくり搾って酸化を抑えることが可能。栄養価の高いジュースが楽しめます。またフローズン用アタッチメントも付属するため、フローズンドリンクにも対応可能で、活用の幅も広がりますね。
商品ラインナップとしては、「ジュースプレッソ EJ-CP1」という製品もあります。こちらは基本スペックは同じものの、搾りカス出口が小さく、葉物野菜はやや詰まりやすくなっています。葉物野菜をよく絞るという人はグリーンプレッソを、それ以外がメインの人はジュースプレッソを選ぶのがおすすめです。
siroca スロージューサー SSJ-201
最近調理家電や生活家電でヒット作の多いsirocaの「SSJ-201」は、コスパの高さが特徴のスロージューサー。スロージューサーとしては低価格でありながら、スペック面は他社製品に劣るということもありません。低予算でスロージューサーを購入したいのであれば、このモデルがかなりおすすめです。
サイズもコンパクトなため、取り扱いも非常に楽ちん。シンプルでスマートなフォルムをしているため、収納時はもちろんキッチンに出したままでもすっきりとしていて邪魔になりません。ただひとつ注意が必要なのは、他社のスロージューサーのように食洗機に対応していない点ですね。その部分以外は価格も含めて非常に優秀なスロージューサーとなっています。
まとめ
美味しくて体にも良い生搾りジュースが手軽に作れるジューサー。生搾りジュースが好きな人はもちろん、健康のために野菜や果物を毎日摂取したという人にもジューサーは重宝するはずです。また暑い時期はフローズンカクテルやスムージーを楽しんでも良いですね。
ジューサーは通常のジューサーとスロージューサーのどちらを選ぶかで予算や機能面が変わってくるのはもちろん、用途によっても最適な製品は異なります。各商品を比較して、ぜひ最適な1台の購入を検討してみてくださいね。
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