パナソニックの食洗機6製品を徹底比較!据え置き型で工事不要、おすすめポイントや紹介他社製品との比較も

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ロボット掃除機、全自動洗濯乾燥機と並んで「現代の三種の神器」と称される食洗機。キッチンに備え付けのビルトインタイプの他に、工事不要な据え置き型の製品もあり、こちらは手軽で賃貸住宅などにも導入ができると、非常に人気が高いですね。

そんな食洗機を日本で初めて販売したメーカーが実はパナソニックです。1960年の発売から改良に改良を重ねた結果、2017年には生産累計1,000万台を突破。現在も国内の食洗機市場において高いシェアを獲得しており、据え置き型の製品はほぼパナソニック製品しか存在しないという状況ですね。

そこで今回は、そんなパナソニック製の据え置き型食洗機のうち、最新の人気6モデルを徹底比較。それぞれの特徴や設置場所の注意点、またどんな人におすすめかなども紹介していきたいと思います。合わせてパナソニック製品以外の食洗機についてもおまけで解説していますので、購入を検討している人はぜひそちらもチェックしてみてください。

パナソニックの据え置き型食洗機の種類と選び方のポイント

パナソニックの据え置き型食洗機には「レギュラーサイズ」と「プチ食洗シリーズ」の2種類があります。「レギュラーサイズ」はいずれも庫内容積が約50Lで、一度に約40点の食器が収納できるファミリー層向けのモデルですね。サイズは幅55×奥行35×高さ60cmとやや大きめになりますが、およそ5人分の食器をまとめて洗える点が非常に便利です。

もうひとつの「プチ食洗シリーズ」は、庫内容積約24L、食器点数18点となっており一人暮らしの単身者や少人数世帯におすすめですね。大きさも幅47×奥行30×高さ46cmと、レギュラーサイズよりも二回りほど小さいので、狭いキッチンでも置きやすくなっています。ただし大きな器や鍋を洗いたい場合は、レギュラーサイズを選んだ方がいいでしょう。

また今回紹介する据え置き型食洗機はすべて「前開き式」のため、手前に十分なスペースがないと全開できません。とくにシンク横に設置すると蛇口に当たる恐れも。レギュラーサイズの設置場所は壁から57cm以上、プチ食洗シリーズは60.3cm以上の幅が必要になります。コンセントの位置も併せて確認しておくと安心ですね。

パナソニック レギュラーサイズ据え置き型食洗機

パナソニック NP-TA2

真四角のフォルムに真っ白なカラーが特徴の「NP-TA2」は、見た目も機能も非常にシンプルな食洗機。旧型のNP-TA1の機能性を引き継ぎつつ、シリコンカップやクッキー型などがセットできる「ちょこっとホルダー」が新搭載されました。小さくて軽いものが食洗機の中で行方不明、なんてこともなくなるので、より一層使いやすくなっています。

汚れ具合に応じてレベル1~3まで選べるコースに加えて、「スピーディーコース」「乾燥のみコース」「お手入れコース」の計6種類のコースを内蔵。さらに4時間後に開始できるタイマーも付いているため、電気代がお得になる時間帯にセットすれば節約にもつながりますね。ちょっとした機能ですが、長く使うからこそ注目しておきたいポイントです。

洗浄方法は、洗剤に含まれる酵素を温めて効果を高める「酵素活性洗浄」を採用。高濃度の洗浄液を噴きかけるため、汚れを素早く分解できるようになっていますね。さらに4つの洗浄ノズルからは、高さ2mにまで飛ぶ強力な水流が扇状に噴射されます。ため洗いで効率よく洗うことができるため、使用する水の量は約11Lと非常に少なく、経済的に使える食洗機と言えます。

レギュラータイプの中では最も廉価版の立ち位置となっており、洗う食器が比較的多く、さらになるべく安く食洗機を導入したいという人におすすめのモデルです。

パナソニック NP-TH2

NP-TA2の上位機種となる「NP-TH2」。基本スペックはそのままに、より使いやすい製品に仕上がっています。まず特筆すべきは、約80℃のお湯ですすぐ「高温除菌」機能ですね。除菌効果が得られるだけでなく、ギトギト油を一掃できて洗いあがりもスッキリ。食器自体が熱を持って水滴が蒸発するため、乾燥を早めることもできます。

熱に弱いプラスチック容器を洗いたい場合は、耐熱温度60~90℃の食器に対応している「低温ソフトコース」が便利ですね。スポンジが入りにくいフォークやパッキンの汚れもキッチリ落とせるので、子供がいる家庭はとくに重宝するのではないでしょうか。また水や電力を最大約20%も節約できる「エコナビ」センサーを内蔵。食器の量や汚れ具合、室温など庫内の状況に合わせて運転を制御して、ランニングコスト軽減に一役買ってくれます。

カラーはホワイトとシャンパンゴールドの2色。上部に配置された窓は動作確認のしやすさだけでなく、デザインのアクセントにもなっています。気になる運転音も、37~39dBと静音設計なので心配ありません。図書館内のレベルが40dBとされているので、どれほどの静かさか想像できるのではないでしょうか。

「低音ソフトコース」搭載で、プラスチック製の食器やお弁当箱などを使うことが多い、子供がいるファミリー層におすすめのモデルと言えますね。「高温除菌」で普段使う食器を衛生的に保つこともできるため、赤ちゃんがいる家庭にもおすすめです。

パナソニック NP-TZ100

レギュラータイプの食洗機のうち、ハイグレードモデルに位置づけされる「NP-TZ100」。このモデルの最大の特徴は、「ナノイーX」を搭載している点ですね。ナノイーとは、分子レベルで除菌するパナソニック独自の技術。その10倍の威力を持つナノイーXを含んだ風を送ることで、庫内を清潔に保ちます。食洗機に対応していない食器の除菌だけでなく、脱臭効果にも優れているので、朝食後の食器を入れて送風しておけば、夕食分の食器とまとめて洗うことも可能ですね。

洗浄コースはレベル1〜5の5段階から選択でき、前述の2機種よりもさらに細かく設定できます。ゴミはすべて「残さいフィルター」に溜まるので、掃除は週に1回でOK。庫内の洗浄をしたい時は、2倍の洗剤を投入して食器を入れず「レベル3」で運転するだけの簡単お手入れです。もちろん「低温ソフトコース」や「エコナビ」などの機能も充実しており、家事の負担を減らしながら節約できますね。

操作部には静電式のタッチパネルを採用し、電源を入れるとディスプレイが浮かび上がります。ドアも軽く触れるだけで自動的に開くので、食器の出し入れもスムーズにおこなえますね。ボディの色味は清潔感あるホワイトに加えて、高級感漂うシルバーを用意。最上位機種にふさわしい佇まいと、優れた機能性を兼ね備えたモデルと言えるでしょう。

最上位モデルということで、機能面でもデザイン面でも非常に優れており、キッチンのインテリアや道具にこだわりのある人におすすめのモデルとなっています。

パナソニック プチ食洗シリーズ据え置き型食洗機

パナソニック プチ食洗 NP-TCB4

「NP-TCB4」は洗うことのみに特化した据え置き型食洗機ですね。乾燥機能がないため、食洗機で乾燥まで終わらせたいという場合には使えませんが、代わりに20,000円台と非常にリーズナブルな価格となっています。「食器を代わりに洗って欲しい」という食洗機の単純かつ本質的なニーズに答えてくれる製品と言えますね。

運転時間は67〜72分で、洗浄約30分、すすぎ3回で約42分。約70℃の高温の水で洗浄するため、汚れもしっかりと落としてくれます。洗浄ノズルはブーメラン型が左右に1つずつ装備されており、庫内に満遍なく水を噴射。少ない水を強力な水流に変えることができるため、1回あたりわずか9Lの水量でまかなえるところも嬉しいですね。

ボディはホワイトを基調としつつ、ブルーをアクセントに効かせたデザイン。本体中央にドア開ボタン、下部に操作部を配置しています。操作ボタンも「入」「切」「スタート/一時停止」の3つだけなので簡単シンプルに使えるところもポイントですね。

洗う食器の量がそこまで多くなく、手軽に食洗機を導入したい、洗うことだけやってくれればいいという人におすすめのモデルと言えます。

パナソニック プチ食洗 NP-TCM4

こちらはパナソニック製据え置き型食洗機のうち、乾燥機能が付いたモデルとしては最も安価な「NP-TCM4」。洗浄後の乾燥ができるので、カビや雑菌の繁殖が心配な人におすすめですね。運転内容は「標準コース」「スピーディーコース」「乾燥コース」の3種類で、用途に合わせて乾燥コースを組み合わせることが可能。軽い汚れならスピーディーコースで対応できるので、使い勝手も良くなっています。

少人数の家庭向け食洗機のため、容量はレギュラーシリーズよりも当然劣りますが、庫内の対角を取れば、直径26cmのフライパンを入れることも可能です。持ち手が取れるタイプの鍋ならさらに容易に収納でき、「プチ食洗」とは言えその収納力はあなどれませんね。

見た目は下位機種「NP-TCB4」とほぼ同じですが、コースを選択するためのためのボタンが1つ増えます。残さいフィルターやカゴもすぐに取り外せるので、庫内のお手入れもあっという間。掃除のしやすさも十分考えられているといますね。

洗う量はそこまで多くないけれど食洗機は乾燥機能付きが良い、という人におすすめのモデルではないでしょうか。

パナソニック プチ食洗 NP-TCR4

サイズや容量は上記2機種とまったく同じですが、カゴの左右に長いピンを設置することで収納性を高めているのが、この「NP-TCR4」。大きなどんぶりなども安定して入れられるので、よりたくさんの食器が入るようになっています。約20cmの高さまで対応しているので、背の高いタンブラーや水筒も洗えますね。

もうひとつ特徴とも言えるのがプレ洗浄として行う「バイオパワー除菌」。これはレギュラーシリーズで採用している「酵素活性洗浄」と同じ仕組みで、酵素や漂白剤の効果を高めた洗浄液を直接食器に噴射してガンコな汚れを落とします。さらに自動で節電してくれる「エコナビ」や、耐熱温度60℃以下の食器も洗える「低温ソフトコース」などの機能もプラス。レギュラーシリーズ顔負けの高性能な食洗機となっています。

レギュラーシリーズほどの収納量は不要で、コンパクトかつ多機能な食洗機を探している人におすすめのモデルと言えますね。

おまけ:パナソニック以外の据え置き型食洗機 

SKジャパン jaime(ジェイム) SDW-J5L

丸みのあるフォルムが可愛い「SDW-J5L」は業界初のタンク式食洗機。設置工事や水道の分岐作業が不要で、どこでもすぐに使えるところがこの食洗機のメリットですね。収納点数は食器12、小物12の計24点と、2人分なら余裕を持って入れることができます。

コースは「標準」「スピーディー」「強力」「ソフト」「乾燥」の計5種類。給水タンクヒーターで約60℃まで温めて洗うことで、しつこい汚れもスルっと剥がします。使用する水の量は約6Lと非常に少なく、エコな運転が可能。手洗いと比べて約17Lもの節水ができるということで、ランニングコストも安くつきそうですね。

工事も水道の分岐も不要、タンクに水を入れればあとは電源さえあれば使える設置自由度の高さから、手軽に食洗機を導入したい人や、食洗機を使いたいけど置き場所に困っているという人に非常におすすめのモデルです。

AQUA(アクア)食器洗い機 ADW-GM1

共働き3人家族をターゲットとしたAQUAの食洗機「ADW-GM1」。ガラストップに強化ガラスを使用することで、あえて見える化したデザインが特徴の製品ですね。中が把握できるので、家事のタイミングが計算しやすくなり、汚れの落ち具合が確認できるところも注目すべきポイントではないでしょうか。

洗浄機能は4つのノズルによる高圧水流「クアトロシャワー」を採用し、様々な形の食器に対応。容量34Lで、食器24点を一度に洗えます。「標準」「おいそぎ」「念入り」「低温」の4つのコースに加え、「強モード」「高温すすぎモード」「乾燥」のオプション設定も可能で、かなりの高機能と言えますね。さらに「予約」や「おそうじ」といった機能も備えているため、家事の効率化にかなり役立つと思います。

ガラストップでカーブを描いた前面の形状は圧迫感のないデザインに仕上がっており、スタイリッシュなキッチンにも合いそうな食洗機となっています。

まとめ

まだまだ贅沢品のイメージが強い据え置き型食洗機ですが、除菌や消臭だけでなく、節水、手荒れの改善など様々なメリットがありますね。何より食器洗いの時間が短縮できるのは大きなプラスではないでしょうか。今まで食器洗いに使っていた時間を、例えば家族や子供との時間、自分のための時間として使うことで、心にもゆとりが生まれるはずです。

まだ食洗機を持っていない、欲しいけどビルトインタイプは高いし工事も大変と思っている人は、ぜひ据え置き型の食洗機の導入を検討してみてくださいね。毎日の食器洗いから解放されて、きっとその便利さを実感できると思います。

より導入が手軽で乾燥機能だけを備えた据え置き型の食器乾燥機については下記で紹介していますので、よろしければ合わせてどうぞ。

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