アウトドアガイドが選ぶおすすめのバーベキューコンロ・グリル8選|人気のステンレス製やガス式、コンパクトタイプなど価格帯別に厳選紹介

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屋外レジャーやアウトドアでの定番イベントといえばやはりバーベキューですよね。家族や友人達と外でコンロを囲んで焼くお肉は、別格の美味しさと楽しさがあります。

そんなバーベキューに必要不可欠なものといえば、当然バーベキューコンロ(バーベキューグリル)。ホームセンターやコストコのような場所でも販売されていますが、いざ購入しようと思っても、様々な種類があってどれを選べばいいのか迷いますよね。

そこで今回は、持ち運びが容易なコンパクトタイプや、長持ちするステンレスタイプ、火起こしや後片付けが簡単で便利なガス式など、アウトドアガイド経験者が選ぶおすすめのコンロ(グリル)を、価格帯/方式別に厳選して紹介したいと思います。

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1万円以下のおすすめ炭式バーベキューコンロ

キャプテンスタッグ ヘキサステンレスファイアグリル M-6500

5000円代とリーズナブルな価格ながら、バーベキューコンロ、焚火台、ダッチオーブンを1台で3役こなしてくれる、キャプテンスタッグのヘキサステンレスファイアグリル。名前の通り、錆びにくく頑丈なステンレス素材を採用し、長く使えるコンロになります。

ダッチオーブン25cmがスッポリと収まるサイズながら、コンパクトに折りたたみが可能。専用バックも付いており、収納サイズは57×47×6cm、重さ約4kgと持ち運びが非常に楽なのもポイントのひとつです。

本体、スタンド、底板、目皿の4パーツで構成されており、組み立てもとても簡単。専用網ですが、古くなったら単体630円で購入ができるようになっています。ロースタイルで六角形のデザインは、みんなで囲みながらBBQや焚き火をするのにうってつけのコンロと言えると思います。

UNIFLAME(ユニフレーム) ファイアグリル/683040

7000円前後の価格ながら、焚き火・ダッチオーブン・バーベキューコンロが楽しめて、価格と性能のバランスが良いユニフレームのファイアグリル。本体はステンレス製で、本体のゆがみが少なく10年以上使用している愛用者もいるくらい耐久性に優れています。収納サイズは38×38×7cmと非常にコンパクトで、重量2.7kgと軽量な点も魅力ですね。

脚はツメ金具で炉をしっかりとささえるため、見た目より非常に安定感のある構造。また、炉に網をクロスさせて使用するため、炭がいじりしやすく、網の四隅は焼きあがった食材を置くスペースとして活用できるのもうれしいポイントではないでしょうか。

専用ケースをはじめ、別売りのオプションが充実していて、こだわりのファイアグリル環境をカスタマイズして楽しむこともできるコンロになっています。

1万円以上のおすすめ炭式バーベキューコンロ

コールマン クールスパイダープロ/L 2000010394

普遍的ともいえる王道バーベキュースタイルのコンロで、扱いやすく機能性抜群なコールマンのクールスパイダープロL。価格は10,000円前後で、重さは6kg、オールステンレス製で耐久性に優れた製品になっています。

サイズは80×60×高さ40/70 cmと高さ調整が可能で、ロースタイル、ハイスタイルどちらにも対応。引き出し式のロストル(炭を置く網)を採用しているため、炭の継ぎ足しがしやすく、使用後の灰を簡単に処理することもできて非常に便利です。

燃焼率の高いメッシュボディーで、焼き網の高さも3〜10cmアップまで4段階で調整可能。高さを変えることで火力を細かく調整できるのも魅力ですね。前述の引き出し式ロストルと合わせて、この価格帯では「炭の扱いやすさ」で頭ひとつ抜きんでる印象です。設営も簡単で、初心者からバーベキューヘビーユザーまで幅広くおすすめできる1台となっています。

ロゴス the ピラミッドグリル TAKIBI

スクエアデザインで、焚き火から、バーベキューコンロ、ダッチオーブンの3役をこなしてくれるロゴスのthe ピラミッドグリル TAKIBI。人気を博したピラミッドグリル EVOの後継製品となり、M/L/XLサイズの3種類のサイズで展開されています。

最も大きなXLサイズで価格は14000円前後、サイズは53.5×52.5×32cmで総重量はおよそ5.4kg。本体、スタンド、ロストル、灰受けなど主要パーツ6個で構成されており、重ねるだけで約10秒で組み立て可能という、設置の簡単さも魅力です。収納バッグが付属し、収納時には53×35×8cmと薄型コンパクトで、持ち運びが楽な点も嬉しいですね。

炭を置くロストルと焼き網の高さが絶妙なので、焚き火だけでなくバーベキューコンロ、ダッチオーブンの料理もしっかりと楽しむことができます。

ヘキサステンレスファイアグリルと価格、デザイン面で悩むところですが、使用するダッチオーブンのサイズや囲む人数など用途で選んでもよさそうです。バーベキューやダッチオーブンでの調理はもちろん、ロースタイルでの焚き火も楽しみたい人におすすめの製品といえます。

weber(ウェーバー) オリジナルケトル チャコールグリル

球体のオシャレなデザインが特徴で、デザイン的にも非常に人気が高いウェーバーのチャコールグリル。コストコなどで見たことがある人も多いのではないでしょうか。独自の本体形状と構造により、大きな塊肉でも低温でゆっくり蒸し焼きにできる機能性に優れたバーベキューグリルになっています。

その特徴的な球体形状はケトルグリルと呼ばれ、陶材ホーローによりコーティングされています。これにより炭の熱を逃がさず素材の内部まで熱を加える事ができるため、お肉の表面だけ焦げて中は生焼けなんてことも防ぐことができ、ムラのない調理を可能にしているというわけですね。温度計が付いているので燻製なども手軽に作れ、空気穴の調整で火力調整ができ炭が長持ちするのもうれしいポイントです。

ハンドルを回すと灰を受け皿に落とすワンタッチクリーニングシステムを搭載。お手入れが楽であることに加えて灰の蓄積を防ぎ、より長時間の調理が可能です。使用後に蓋を閉めれば、水を使わなくても火を消せる安全設計も魅力ですね。

サイズは56×52× 91 cmで重量8.26 Kgと、持ち運びの面では他のコンパクト収納可能な製品に劣るものの、この製品にしかできない調理や高い機能性を重視したい方におすすめのグリルといえます。

同じチャコールグリルシリーズの中でサイズ違いのほか、より小型なコンパクトケトルや、ロータイプのスモーキージョー(ジャンボジョー)といったラインナップも展開されています。

おすすめのガス式バーベキューコンロ

ニチネン カセットガス式バーベキューグリル クイックリー

三脚を開くだけで準備でき、カセットガス式なのですぐに使う事ができるニチネンのバーベキューグリルQUICKLY(クイックリー)。カッセットガス式というお手軽さに加え、片付けも、鉄板、受け皿を洗うだけの非常に便利な製品になっています。

圧力を感知する安全装置が付いているため、使用時の危険性もありません。クッキングトップも約49×31cmと大きく、大人数でのバーベキューにも対応できますね。組立てや折りたたみも簡単ワンタッチででき、タイヤ付きで移動や持ち運びも楽にできます。

バーベキューは準備に片付けにと、色々と手間がかかりますが、設営が楽でガス式により即スタート/即撤収が可能なこちらの製品。最大火力2,100kcal/hで火力の調整も可能で、価格は20000円台ですがそれに見合った価値が十分にあるコンロではないでしょうか。サイズは99×44×72cmで重さは10kg、屋外BBQだけでなく、週末のちょっとした楽しみとしてガーデンBBQを気軽に楽しみたい方にもおすすめのモデルだと思います。

コールマン ロードトリップ グリル LXE-J2

真っ赤なボディが目を引く、アメリカのバーベキューをイメージさせるコールマンのロードトリップグリル。ガス式でアクセサリー類も充実しており、手軽に多彩な調理が楽しめる人気の本格的ガスバーベキューグリルとなっています。

電子式イグナイターにより簡単に着火でき、ツーバーナー5000kcal/hの大火力を実現。スイッチをひねるだけで火力の調整をすることが可能で、左右の火力の使い分けもできます。ホイール付きで移動も楽にでき、クックトップも幅が広いため、大人数で調理する際にも便利ですね。

蓋は熱や蒸気を逃がさないようホーロー加工が施され、便利な温度計もついているため、お肉をジューシーに焼き上げることはもちろん、蒸し焼きからピザまで幅広い料理を楽しめます。使わない時はしまっておける、スライド式のアルミボード付きサイドテーブルも優れもの。サイズは118×46×112cmで重量18kgですが、折りたたんでキャリーケースのように持ち運べるため、ガーデンバーベキューだけでなく、キャンプやアウトドアでも使えるコンロだと思います。

weber(ウェーバー) Qグリル 1200ガスグリル

先に紹介したウェーバー チャコールグリルと同じく、外を焦がすことなく、内部までしっかりと焼きあげることができ、さらにガス式でボタンを押すだけの簡単着火が可能なQグリル。この1200シリーズはガスボンベ1本とともに、小型車にも積めて持ち運べるコンパクトサイズのポータブルグリルとなっています。

鋳造アルミニウム製の蓋とボディは、耐久性と耐熱性に優れ、熱効率も良く、メンテナンス性にも優れています。さらに食材の周りで熱が適切に循環する独自形状により、ムラのない調理が可能というわけですね。クッキング用網は陶材ホーロー加工の鋳鉄製となっており、取扱の簡単さと熱の保持力を両立したつくりになっています。

ワンバーナーで最大火力が2143kcal/hと、小型ながら非常に強い火力も魅力のひとつ。油脂がサイドに流れてグリーストレイに落ちる油脂マネジメントシステムにより、バーナーチューブから油脂が取り除かれ、不要な燃え上がりを防ぐことができる点も便利ですね。

サイズは37×104×42cmで重さ15kg、高級感のあるデザインで、簡単に多彩な調理が可能なこの製品。庭やベランダでのバーベキューはもちろん、屋外キャンプや山/海でのアウトドアなど、あらゆる場面で大活躍間違いなしの万能グリルになっていますね。

Qグリルはさらにコンパクトな1000シリーズや中型の2000シリーズ、大型の3000シリーズなど、様々なサイズがラインナップされています。

まとめ

今回は数あるバーベキューコンロの中から、人気が高く機能性やデザイン性にも優れたモデルをピックアップしてみました。方式については基本は炭式で問題ありませんが、より簡単かつ調理の質やバリエーションにこだわりたい人には、やや価格が高くなりますがガス式がおすすめですね。

また炭式の場合は、本体がステンレス製のものを選ベば、丈夫で長く使うことが可能です。バーベキューコンロはアウトドア調理の必需品ですので、ぜひ良い製品を選んでバーベキューを楽しんでくださいね。

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