スマホやAmazon Echo(Alexa)のようなスマートスピーカーから、家電操作を可能にするスマートリモコンが今話題になっています。スマートリモコンとは既存の家電を簡単にIoT化でき、ネットワーク経由での操作を可能にするデバイスのことですね。
本来はネットワーク対応の家電への買い換えや設備改修など、導入コストがかかる家のスマートホーム化ですが、スマートリモコンであれば簡易的ながら手軽に家電をIoT化してスマートホームを作ることができます。
私も現在自宅のスマートホーム化を進めていることもあり、いくつかのスマートリモコンを試している最中で、以前はsRemo-Rをレビューしました。今回は同じくスマートリモコンNature RemoがAlexaスマートホームスキルに対応したということで、早速入手してみましたので、レビューしていきたいと思います。
2018/6/11追記:
Nature Remoをより小型化/低価格化した「Nature Remo mini」も発表されました。基本的な機能はここに記載している内容とほぼ同等で、Nature Remoに搭載されている温度、湿度、照度、人感センサーのうち、温度センサー以外を省いた機種のようですね。6月11日から先行予約を受付中で、通常価格8,980円のところ、数量限定で6,980円の特別価格で販売。正式発売は6月下旬から7月上旬の予定となっています。
Nature Remoの優れたポイント
Nature RemoはAlexaスマートホームスキルに対応
sRemo-Rのレビューでも触れましたが、現在のAlexa対応スマートリモコンには2種類あります。詳細は以前書いたこちらの内容を参考にしていただければと思いますが、Nature Remoは複雑な操作が可能な代わりに呼び出し名が必要(アレクサ、〇〇で××して)なカスタムスキルの他、簡潔な命令だけで操作可能なスマートホームスキルにも最近アップデートで対応しました。
これはスマートスピーカーとしてメインでAlexaを使っている私には見逃せないポイント。余計な呼び出し名をつけないと家電操作ができないのは全くスマートではないですからね。
温度や湿度などのセンサー搭載
家電、特にエアコンなどを外出先や自動設定で操作をする場合、温度や湿度といった情報は非常に重要になります。そういう意味で、センサーが内蔵している機種の方がやはり便利に使えますよね。
今販売されているスマートリモコンの中にはセンサーが内蔵されていなかったり、別売りになっている製品がありますが、Nature Remoには温度・湿度・照度・人感・ノイズの5種の環境センサーが内蔵されています。
現状使えるものは温度・湿度だけですが、今後他のセンサーを使ってより便利な使い方ができるようになると思います。
※2018/6月下旬ごろにリリース予定のアプリのアップデート(iOS版のみ、Android版は7月中旬予定)により、遂にルールを使用した設定が可能になるようです!これで「温度が25度を超えたら冷房をつける」「部屋の照度が暗くなったら照明をつける」といった設定が可能になりますね。マクロ操作のように複数の家電を一括で操作可能な、シーン機能も追加予定ということで、ますます便利になりそうです。
デザインがシンプルでおしゃれ
意外と重要なのが本体のデザイン。スマートリモコンは各家電に付属のリモコンを置き換えるもので、赤外線を使って操作します。そのためどの家電にも赤外線が届くよう、比較的目立つ位置に設置することが多いんですよね。
そうなるとやはり部屋の雰囲気やインテリアと調和するデザイン性も大事になってくると思います。Nature Remoはシンプルでミニマルな白い筐体で、部屋に違和感なく馴染む秀逸なデザインになっています。
他のスマートリモコンとの比較
こちらも以前記載した内容を参考にしてもらいたいと思いますが、最近Nature RemoがAlexaのスマートホームスキルに対応したことで、デザイン性と機能性を両立した現時点で最高のスマートリモコンになったと個人的には考えています。
アップデートで対応というのも、まだ発展途上のこういうデバイスを選ぶ上では非常に重要なポイントですよね。このようにしっかりと機能を拡張してくれるメーカーは信頼ができますし、開発が進んで今後もより便利な機能が追加される可能性にも期待できます。
以前レビューしたスマートリモコン最強候補のひとつだったsRemo-Rとの比較も終盤に記載しています。
外観
パッケージはApple製品を思わせるようなシンプルな白い外箱とナチュラルなクラフト系の内箱の組み合わせ。個人的には好きなパッケージデザインです。
中はNature Remo本体の他に、ACアダプタ、USBケーブル、マニュアル、貼り付け用の両面テープが同梱されています。
本体も非常にシンプル。表面はやや丸みがあり艶のある質感で完成度の高いデザインです。
大きさはスマートリモコンとしてはやや大きめですが、厚みはないため存在感はそこまでありません。本体は想像以上に軽く、これなら両面テープで壁や家具に貼り付けても落ちてくることはなさそうです。
設定
Narure Remoの設定には専用のスマホアプリが必要になります。ストアから検索してアプリを手持ちのiPhone/Androidにインストールしておきます。
アプリを起動するとアカウント登録が求められ、登録後にセットアップへ進みます。(ここでGoogleアカウントで登録した方が後述のAlexa連携/GoogleHome連携が楽になります。)
アプリの指示に従い、Nature Remoを電源に接続するとリング状のLEDライトが薄い黄色に点灯。
次にNature RemoへのWiFi接続を促されます。iPhone(スマホ)からWiFi設定を開き、アプリに記載されたパスワードを使って接続します。(パスワードを間違えた場合はアプリ再起動と本体の電源OFF/ONが必要)
接続が完了すれば次はNature Remoを家のネットワークに接続する作業。接続したいネットワークとパスワードをアプリから入力し、Nature Remo本体の中央をタッチすれば設定が転送され、完了です。
ちなみにNature Remoが対応している無線規格は802.11b/g/nです。最新のacには対応していませんので、家庭内ネットワークをacのみで運用している人は、ルーターの設定を変更して対応規格の追加が必要です。
温度センサー以外を省いて低価格化したNature Remo miniが、7月31日まで1000円引きで販売中。
第2世代となるNature Remo(REMO1W2)も発売となっています。機能面では特に変化はありませんが、背面の出っ張りがなくフラット化、さらに厚さが2mmほど薄くなったことでよりスタイリッシュに仕上だっていますね。他にも筐体の接合強度アップや、Wi-Fiの安定性向上、タッチセンサーが省かれて、タッチ不要で簡単セットアップが可能になるなど、マイナーアップデートとはいえ利便性が向上しています。
操作性と使用感
アプリを使ってリモコンを登録
設定が完了すれば、まずは家電を操作するためにリモコンの信号を登録していきます。アプリの下部メニューからコントロールを選び、右下の+ボタンを押すと信号登録のモードに。操作したい家電のリモコンからNature Remoに向かって登録したいボタンを押します。
ここでエアコンの場合は自動登録に、エアコン以外の機器の場合は確認画面が出てOKを押せば、新しい家電追加に遷移します。機器のアイコンを選び名前を入力、そしてボタンの名前入力とアイコンを選べば追加が完了。一度家電を追加すれば次回からは、その家電のリモコン画面から新たにボタン追加ができるようになります。
アイコンについてはしっかりと登録機器にリンクするものを選ぶようにしておきましょう。あとでスマートスピーカーと連携する時に、このアイコンが非常に重要な意味を持ちます。
エアコンの登録は非常に簡単
テレビや照明は上記の方法でひとつひとつボタンを登録していく必要がありますが、エアコンがメーカー/機種別にプリセットが用意され、自動で判別をしてくれます。登録モードにしてエアコンのリモコンからRemoに向かって電源ボタンを押せば、メーカーを特定して自動で登録をしてくれます。
アプリを使った家電操作
登録が完了すればアプリから家電をコントロールできるようになります。特別な操作をしなくても違うネットワークや外出先(モバイル回線)から操作できるのは非常に手軽で便利ですね。
アプリのUIも非常にわかりやすく、登録時にアイコンを設定していることもあってかなり使いやすい印象です。スマートリモコンのアプリと言えばごちゃごちゃとした煩雑なイメージがありますが、Nature Remoのアプリはシンプルでよく考えられたデザインだと思います。
赤外線信号の強さもまずまずの印象。マニュアルにはエアコン近くの設置が推奨されていますが、家具や壁に遮られない限り部屋のどこに置いても問題なく家電操作が可能でした。
またエアコンでは現在の室温/湿度に加え、設定温度や運転モード(冷房か暖房か)、風量をアプリから確認・操作できる点は素晴らしいの一言。照明機器などと違いエアコンは設定を変える頻度も高いので、これは非常に便利だと思います。ちなみに設定画面からも現在の室温や湿度の確認ができます。
ルールによる操作が非常に便利
Nature Remoのアプリにはルールというものが用意されています。これは特定の条件でボタン操作をおこなうもの。例えば位置情報をもとに特定のエリア外に行くとエアコンをオフ、エリア内に入るとオンというような使い方ですね。他のリモコンでも後述するIFTTTを使ったアプレット作成で同じような操作は可能でしたが、これがアプリ単体で設定できるのは非常に便利です。
現在は位置情報を使ったロケーションと、タイマー(曜日時間)しか条件に設定できませんが、今後は特定の温度以下(以上)でエアコンを自動操作というような、ルールも追加されることを期待したいです。
Alexa(Amazon Echoなど)との連携による操作
Nature RemoにはAlexa用のスキルとしてカスタムスキルとスマートホームスキルが用意されています。スマートホームスキルは「アレクサ、テレビの電源をつけて」という感じで簡潔に命令ができますが、対応している動作は電源のオンとオフのみ。
カスタムスキルは「アレクサ、リモでエアコンの温度を24°に変更して」と、呼び出し名をつける必要がありますが、電源以外にも例えばテレビであれば、音量やチャンネル変更、エアコンであれば温度設定の変更など、幅広い操作に対応します(ただしエアコン/テレビ/照明のみ)。
現時点での各スキルの対応状況は下図の通り。
連携方法 | スマートホームスキル | カスタムスキル |
使用例 | アレクサ、エアコンをつけて | アレクサ、リモでエアコンをつけて |
対応機器 | 登録済み機器全て | エアコン/テレビ/照明 |
操作対象 | 電源ON/OFF | エアコン:電源ON/OFF、運転モード変更、設定温度変更 テレビ:電源ON/OFF、チャンネル変更、音量変更 照明:電源ON/OFF |
台数制限 | なし | エアコン×1 テレビ×1 照明×1 |
各スキルとの連携は非常に簡単。スマートホームスキルで操作する場合は、各機器の電源ONとOFFをRemo側に登録し、カスタムスキルで操作する場合は下記のような設定でボタンを登録しておきます(名称は自由/エアコンは自動登録のままでOK)。
あとはAlexaアプリから各スキルを有効にする際に、Nature Remoの登録に使ったGoogleアカウントでサインインしてアクセスを許可するだけです。もしGoogleアカウント以外でアカウント登録をしている場合は、ログイン画面からブラウザを開き、メールアドレスを入力して届くログインメールのURLをクリックすれば完了します。
ちなみ連携時の認証にはNature Remoアプリ側のサインイン情報が必要なようで、PCブラウザのAlexaアプリや他のスマホ(アプリがインストールされていない)からおこなうと失敗します。スキルを有効にする際は、Nature Remoの設定済みアプリが入っている端末からおこなう必要があるようです。
カスタムスキルはこの状態で操作可能に、スマートホームスキルはAlexaアプリからデバイスを検出すれば操作できるようになります。
早速Alexaに呼びかけてエアコンをオフにしたり、テレビの電源をつけたりしてみましたが、問題なく操作できました。やや言葉が長くなってしまいますが、カスタムスキルを使えばテレビのチャンネルを変えたり、エアコンの運転モードを変更できるのも便利です。カスタムスキルでエアコンを付けると、設定温度や運転モードもAlexaが教えてくれるのでわかりやすいですね。
カスタムスキルでは命令の際にデバイスの名称とそれぞれのアイコンのどちらでも使用できます。例えばテレビの1チャンネルを「アイコン=1」、「名前=NHK」としている場合は「1チャンネルにして」でも「NHKをつけて」でも通じるので便利です。
スマートホームスキルも同様に、「テレビ(=アイコン)をつけて」でも「リビングのテレビ(=名称)をつけて」でも反応してくれます。また機種に制限なく、登録されている機器の電源オンオフ操作も可能。例えばアイコンが用意されていない加湿器や空気清浄機のようなものでも、照明として登録して名前を「加湿器/空気清浄機」のようにしておけば、そのデバイス名で操作することができます。
その他、少し手間はかかりますが、特定の動作を家電として登録すれば、その動作もスマートホームスキルから操作可能になります。例えば「番組表」という家電をアプリ側で作成し、そこにテレビの番組表ボタンを「電源ON」、戻るボタンを「電源OFF」として登録すれば、Alexa側で「アレクサ、番組表をつけて(消して)」で操作ができます。
スマートホームスキルを複数組み合わせて、好きな呼びかけで一括操作できる定型アクションでも問題なく操作することができました。「アレクサ、おやすみ」でテレビ・エアコン・照明全てを一気にオフにすることもできて便利です。
Google Homeとの連携による操作
Google Homeとの連携ではActions on Googleを使って、エアコン、テレビ、照明各1台ずつを操作できます。操作の内容はAlexaのカスタムスキルと同等の内容。発話は「OK Google、ネイチャーリモを使ってエアコンをつけて」というように、デバイス名が必要になります。
連携はまずGoogle Homeに「OK Google、ネイチャーリモに繋いで」と話しかけます。Google Homeアプリに「Nature Remoにリンク」画面が表示されるため、リンクを選択してアカウントをリンクして完了。
このままでも使用できますが、長い発話を短くしてより便利に利用しやすくしてくれるのがショートカット機能。Google Homeアプリから呼びかけたい言葉と、操作内容を登録しておけば、短い発話で操作が可能になります。例えば、呼びかけたい言葉→エアコンをつけて/操作→ネイチャーリモを使ってエアコンをつけて、と登録しておけば、「OK Google、エアコンをつけて」でエアコン操作ができるということですね。
スマートスピーカーとの連携については公式サイトにも詳細な設定方法が公開されていてわかりやすいです。
2018/3/15追記 Google HomeのDirect Actionsに対応
Nature RemoがActions on GoogleのDirect Actionsに対応しました。これによって上で説明していたような、”ネイチャーリモを使って”というデバイス名の指定が不要になりましたね。
ショートカット機能を使わなくても、「OK Google、エアコンをつけて」というようなシンプルな呼びかけで家電を操作できるようになりました。これでGoogle Homeとの連携はかなり完璧なものに近づき非常に便利になったのではないでしょうか。
Direct Actionsの詳しい設定方法は公式サイトに記載されています。
Nature Remoの現状のスマートリモコンとの連携状況は下記写真のような状態。
他のスマートリモコンと比較してかなり対応が進んでいるように感じます。
IFTTTを使った操作
IFTTTとは「IF This,Then That」の略で、様々なWebサービスを組み合わせて連携動作させることができるサービス。特定の条件で何かを動作させることができ、Thisがトリガー(条件)に、Thatが動作になります。
これ使えばAlexaやGoogle Homeを使ってより幅広い連携操作が可能。AlexaやGoogle HomeはIFTTTのトリガーとなるthisの部分、Nature Remoは動作対象となるthatの部分にそれぞれサービスを用意しています。連携設定もAlexaやGoogle Homeと連携した時のように、IFTTTアプリからサービスを選んでログインと認証をするだけです。
thisでAlexaと呼び出し文言を設定し、thatでNature Remoの動作を選択すれば、Alexaに設定した言葉を呼びかけることで、Nature Remoの特定の操作を発生させることができます。(ただし言葉の最後に”〜をトリガー”とつける必要あり)
またIFTTTには様々なサービスが用意されているので、それを条件とすることでNature Remoを操作することも可能。特定エリア内に入る/出るを条件とすることができるロケーションなど、照明やエアコンなどの家電操作と相性が良いサービスを連携させることができます。
IFTTT連携についても公式サイトに詳しく記載されています。
2018/6/28追記 アプリのアップデートでセンサー利用が可能に
本体にセンサーは搭載されているものの、今まで使うことができなかったセンサー類ですが、ついにアプリのアップデートによりセンサーを使った自動制御が可能になりました(執筆時点でiOS版のみ/Android版は7月中旬リリース予定)。使えるセンサーは温度・湿度・照度・人感センサーの4種類ですね。
これにより「室温が26度の温度を上回ったら、エアコンを冷房25度設定でつける」や、「1時間以上人感センサーに反応がなければ、照明とエアコンを消す」というような操作が可能になっています。
また合わせて「家電の一括制御」にも対応。複数の家電をまとめて操作できるシーン機能、いわゆるマクロ操作により、起床時や外出時、また帰宅時などに一挙に家電の電源を入れる/消すということができるようになっています。
Nature RemoとsRemo-Rの比較
まず機能面、価格面ではsRemo-Rのほうがやや優れていると思います。sRemo-Rのほうが値段が安く、さらにマクロ機能というリモコンボタンを複数組み合わせて使う機能や、IFTTTを使って本体センサーの温度や湿度が特定の条件を上回る(下回る)とメールで通知する、というような機能がサポートされています。
ただし高機能で自由度が高すぎるため、設定やアプリのUIがやや複雑という面もあり、この辺りはNature Remoの方が使いやすく感じるのではないでしょうか。sRemo-Rは違うネットワークや外出先からの操作にポートの開放が必要なため、人によっては少々ハードルも高くなりそうです。
エアコンに関しては、機能面でもややNature Remoのほうが優れていますね。sRemo-Rにもセンサーは内蔵されているので、室温などの情報は確認できるのですが、ただのボタンなので自由に設定を変えることが難しいです。
その点Nature Remoはアプリ上に設定が記憶・反映されますので(物理的なリモコンで操作した設定は不可)、ある程度自由な操作が可能です。アプリのUIも洗練されていて、視覚的なわかりやすさではNature Remoの圧勝だと思います。
また定型アクションを使って複数機器を操作する機能については、sRemo-Rでは1デバイスしかサポートされていませんが、Nature Remoでは複数デバイスの操作が可能です。定型アクションはかなり便利な機能ですので、これがサポートされているのは非常に大きいですね。
操作が多少複雑でも自由に様々なことをしたいという人はsRemo-Rを、逆に多少機能に制限があっても、なるべくシンプルに使いたいという人はNature Remoがおすすめでしょうか。個人的にはエアコンの件や定型アクションの件から総合的に判断して、今の段階ではNature Remoの方が優秀だと感じています。
Nature Remoを使った感想まとめ
電源しか操作できないなど制限がありますが、スマートホームスキルに対応したことで、Alexaで使う上では最も使いやすいスマートリモコンに現時点ではなっているのではないでしょうか。筐体デザインにしてもアプリのUIにしても、見る頻度や使う頻度が高ければ高いほど、そのデザイン性やシンプルさが重要な意味を持つと思っています。
そういう意味で、より高機能で自由度の高い製品よりも、私としてはNature Remoの方が自分に合った製品だと感じています。
今回のAlexaスマートホームスキル対応をはじめ、今後もアップデートでより便利に機能拡張される可能性があるNature Remo。ルールで設定できる内容に制限があったり、まだまだ発展途上な面はありますが、温度・湿度のほか人感センサーなども搭載されているので、将来的にはこの辺りを組み合わせた機能にも期待したいです。(追記:センサーから取得した情報をルールに組み込めるようになりました!特定の温度でエアコンをつける、といった操作も可能になります)
APIも公開され、自作ソフトによる制御も可能にもなっていますし、スマートリモコン市場を牽引する存在になると思える期待のスマートデバイスです。
2018/6/11追記:
より小型化/低価格化した「Nature Remo mini」も、現在公式サイトで予約受付中。センサー以外の部分はNature Remoと同等ということで、かなりお買い得な製品ではないでしょうか。通常価格8,980円のところ、数量限定で6,980円の特別価格で販売中で、正式発売は6月下旬から7月上旬の予定となっています。
2018/7/13追記:
Nature Remo miniの正式販売が開始されました。7月31日まで1000円引きで販売中です。
よりスタイリッシュな仕上がりになったマイナーアップデートモデル、Nature Remo 第2世代(REMO1W2)も発売となっています。
Nature Remoのほか主要なスマートリモコン複数機種の比較は下記にまとめてあります。
2019年最新版のおすすめスマートリモコンについてはこちらで紹介しています。
スマートホーム関連については他にも色々とレビューやまとめをしていますので、よろしければこちらもどうぞ。
2018/4/7追記:Amazon EchoやAlexa搭載スマートスピーカーが招待制から一般販売に切り替わり、かなり入手しやすくなりましたね。スマートスピーカーは本当に便利ですし、Echo Dotなど安く入手できる製品もありますので、まだ持っていない人はぜひ一台購入を検討してみてください。
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