スマート照明Philips Hue(ヒュー) レビュー。Amazon Echo(Alexa)やApple Homekit(Siri)に対応したIoT電球で灯りを操作

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以前、Amazon Echoと同じAlexa(音声アシスタント)を搭載したスマートスピーカーAllureの導入レビューをしましたが、やはりAlexaが来るとそれに対応した製品が欲しくなりますよね。というわけで早々にAlexa対応のスマートデバイスを導入しました。いくつか候補はあったのですが第一弾として購入したのは、PhilipsのスマートIoT照明Hue(ヒュー)。

実は以前からHueは使用していたのですが、旧型のブリッジのためAppleのHomekitやAmazon Alexaには非対応でした。しかしブリッジを交換すれば対応可能になることがわかったため、新型ブリッジに買い替えをおこない、早速Alexaとの連携(Homekit連携も)をしてみましたのでレビューしていきたいと思います。

Philips Hue(ヒュー)とは

Hue(ヒュー)はフィリップスが2013年に発売した、ネット接続とスマホでの操作が可能なスマートLED電球。ランプの明るさや色については1,600万通り以上の設定が可能で、好きな色/明るさにワイヤレス操作で変更ができると、当時話題になりました。まだIoTという言葉も一般的ではない時代に登場した、スマートデバイスの牽引役のような存在ですね。

その後、対応電球の種類を増やすなどの展開を広げ、2016年にはApple Homekitに対応しSiriでの音声操作を可能にしたV2を発売。そして2017年11月8日、Amazon Alexaの日本語対応の発表があった同日に、HueのAlexa対応もアナウンスされました。

外観

私はすでに旧型をスターターパックで購入していて電球も所持していますので、今回購入したのはブリッジ単体になります。パッケージ内容は非常にシンプル。本体と電源ケーブル、LANケーブルとマニュアルのみです。

本体サイズは90mm四方の正方形で、かなり軽いです。旧型と比較するとこんな感じですね。

旧型が円形でツヤありだったのですが、新型は正方形でマットな質感となっています。個人的には新型の質感の方が好きです。ブリッジなので目立たない場所に置いてもいいのですが、このデザインと質感ならデスク上のような見える場所に置いても良さそうです。Macとの相性も良さそうですしね。

設定

旧型からの移行

早速設定していきますが、まずは旧型から情報(登録しているライトやシーン、タイマーなど)を転送する必要があります。新旧どちらのブリッジも電源・同一ネットワークに繋がっていないと転送ができませんので、旧型を残したまま、新型の電源を入れLANケーブルを繋ぎます。

その状態でHueアプリを起動して少し待つと、「新しいHueブリッジを検出されました。設定を新しいブリッジに転送してください」とメッセージが出現。

転送をタップしてあとは画面の指示に従います。まず旧型のブリッジのボタンを押して、次に新型のボタンを押すと転送の準備が完了。転送が開始されます。

転送が完了したら旧型のブリッジの設定をリセットする必要があります。これをしないとブリッジ間で干渉する可能性があるので、必ずおこなう必要があるようです。方法は簡単でブリッジの裏にあるリセットボタンを3秒間押すだけ。

ボタンを押してしばらく待てば新しいブリッジの使用準備ができたメッセージが出て転送完了です。

アプリの設定

今回は設定を旧型からそのまま転送したため、特にアプリ側での設定の必要はありませんでした。ちなみに旧型からの移行ではなく新規でセットアップする場合も、ブリッジのボタンを押すだけでリンクされますので非常に簡単です。

あとはGPS情報を使った帰宅/外出時のルーチン設定や外からのインターネット経由によるHueの操作、AlexaやHomekitとの連携をするためにMy Hueにログインorアカウントがない場合は新規作成しておきます。Googleアカウントがあればそちらでサインインすることも可能で、私はGoogleアカウントでログインするようにしています。

連携と音声操作

Amazon Alexaとの連携設定

Alexaとの連携にはAlexa側に用意されているスキルを使います。スマホからAlexaアプリを使うか、PC/Macのブラウザからスキルの追加と設定ができます。私はブラウザでおこないました。

まずスキルの画面からHueを検索して、そちらを有効にします。

My Hueにログインしていない場合はここでログインをして、認証画面でAlexaからのアクセス要求を信用するようにします。

認証が完了し正常にリンクができれば、早速Alexaへ話しかけてみます。指示通り「Alexa、デバイスを探して」と言えば、「新しいライトとシーンが見つかりました」と返ってきます。

Alexaのアプリからスマートホームを見てみるとしっかりとライトとシーンが登録されています。これでもう音声を使ってAlexaからHueを操作できるようになっており、非常に簡単に設定できました。

Amazon Alexaを使った音声コントロール

音声コントロールですが基本としては「”登録されているデバイス名“を”〇〇して“」という形になります。例えば「”全てのHueライト“を”つけて/消して/暗くして/オレンジにして“」という感じですね。全てのライト、ルーム別、ランプ別に操作が可能で、登録されているシーンへの切り替えも可能です。

ただAlexa側では、デバイス名として初期登録される”Hue”を、うまく”ヒュー”という読みとして認識していないようなのでデバイス名の変更が必要になります。(何度ヒューと言ってもわかりませんと言われます) デバイス名の変更はブラウザからできませんでしたので、スマホのAlexaアプリからスマートホーム>デバイスを選択>編集から名前を編集を選択しておこなうことができます。

デバイス名以外にルーム名での操作も可能。デバイス名同様、「Alexa、リビングルームの明るさを60%に」と言えばリビングルームのライトだけを操作できます。ルーム名の変更も同様に可能です。

複数のスマートホーム対応デバイスがある場合は、グループを作成して一括でオン/オフもできます。また定型アクションを使うことで、任意の音声で複数端末を操作することもできます。私はまだHueしか持っていませんが、「Alexa、おはよう」と言えば天気とニュースを読み上げながら照明とエアコンを付ける、というようなことも可能になります。

Apple Homekit & Siriとの連携設定

Homekitとの連携はHueアプリからもiPhoneの純正ホームアプリからも可能なようでしたが、私はHueアプリからおこないました。まずアプリの設定からHomekit & Siriを選択してペアリングをおこないます。カメラが起動するので、ブリッジの裏にあるHomekitコードを枠内に入れるとペアリング完了。試しに「Siri、照明をつけて」と言えばHueが点灯します。

Apple Homekit & Siriを使った音声コントロール

iPhoneのHomeアプリを起動すると、こちらでもしっかりとHueが登録されていることがわかります。

こちらもAlexa同様、一括操作や個別、ルーム別に音声操作ができ、シーンの切り替えも可能。Homeアプリからシーンの追加・カスタマイズができるのですが、Hue単体のシーンとは異なり、Homekit対応デバイスを一括で操作ができます。Alexaで言うところの「定型アクション」のようなものですね。

AlexaとHomekitの使用感比較

設定についてはiOS端末で使う上ではHomekitのほうが簡単でした。これはHomeアプリ自体がiOSのネイティブアプリであることが大きいと思います。ただAlexaも手順としてはスキルの有効化くらいなので、非常に簡単なセッティングであることは間違いありません。

使い勝手に関しては現状ほぼ同じくらいです。Hueの操作だけでなくスマートホームのハブとして考えた場合は、若干ですがAlexaのほうが便利かもしれません。豊富なスキルが用意され、定型アクションでHueの操作だけでなく天気やニュースの読み上げができる点は魅力的です。

ただ音声認識については、ややSiriのほうが賢いかなという印象。照明という単語だけでなくライト/電球/灯りなど他の言い方をした場合、Alexaよりも意味を把握してくれやすかったように思います。Alexaはややワードに対しての柔軟性が足りないと感じました。

使用感まとめ

後半はAlexaとHomekitについての話になってしまいましたが、Hueに関しては流石にスマートデバイスの牽引役ということで、非常によくできています。設定もシンプルで簡単、できることの幅も広くカスタマイズ性もあるため、使い方次第では本当に便利に使うことができます。現在我が家ではリビングの半分にしかHueを導入していないため、これから徐々にHueに交換していこうと思っています。

新規購入の場合は電球3つがセットになったスターターパックも販売されています。

持ち運び可能で間接照明に使える電球も販売されています。リボンタイプはテレビ上やソファ下に配置するとおしゃれになりそうです。

Hueとの連携に使ったAlexa搭載スマートスピーカーHarman Kardon Allureのレビューはこちらからどうぞ。

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