定額制で聴き放題の音楽ストリーミングサービスを楽曲ジャンル別に8選。料金プランや各サービスの特徴もまとめて解説

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スマホの普及や外での通信環境が整ったことで、最近は音楽もストリーミングサービスを利用することが多くなりましたね。私も今は複数のストリーミングサービスを利用しているのですが、どのサービスも同じくらいの曲数や音質でどれを利用するか迷った経験があります。そこで今回は、扱っている楽曲ジャンルの傾向をもとに視聴スタイル別に各サービスの特徴をまとめてみました。あくまでも私感ですが、どのサービスを利用するか迷っている人の参考になればと思います。

音楽ストリーミングサービス同様、最近流行りの動画配信サービス(VOD)の比較はこちらをどうぞ。

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洋楽を中心に聴く人向け

Amazon Music Unlimited

まずはみんな大好きAmazonの最近国内展開が始まったストリーミングサービス、Amazon Music Unlimitedです。最近のAmazonは対話型人工知能Alexaを搭載したスマートスピーカー「Echo」の国内展開を決めたり、ECサイト以外にも積極的なサービス展開をおこなっています。

そんなAmazonですが音楽のストリーミング配信を2015年から「Prime Music」として行っていました。しかしサブスクリプション(定額制)の音楽ストリーミング配信の流行を受けて、米国では2016年に「Amazon Music Unlimited」サービスを開始。2017年11月から日本においても提供開始しました。Prime Musicはプライム会員向けに提供される100万曲以上の楽曲が聴き放題となるサービスでしたが、Amazon Music Unlimitedでは一気に4,000万曲以上聴けるようになります。いわばPrime Musicのアップグレード版ですね。

「新曲から名盤まで、4,000万曲以上が聴き放題」を謳っていて、プレイリストやラジオ、再生の履歴にしたがっておすすめの曲をレコメンドしてくれる機能が充実しています。楽曲間に広告が流れないことから、存分に音楽を楽しめます。また、オフラインでの再生も可能です。

Amazon Musicアプリを使って、iPhoneやAndroidのスマートフォン、iPadやFireタブレットそしてAndroidのタブレット、PC、Fire TVなど、さまざまな機器を利用することができます。もちろん、Echoシリーズのスマートスピーカーなら「ジャズをかけて」など音声で指示することで選曲してくれます。

料金プランは3種類あり、基本的には個人の場合は月額980円です。ただし、プライム会員の場合は月額780円で、さらに年間契約の場合、年額7,800円で2ヵ月分だけ安くなります。ファミリープランも用意され、6つのアカウントまで登録可能。月額1,400円で、やはりプライム会員は優遇されています。

さらに「Echo」プランもあります。こちらは月額380円で大幅にディスカウントされています。Echoの販売促進を目的としたセットです。ふだんから本や雑貨のオンライン通販はAmazonを利用することが多く、プライム会員になっている人には、おすすめの定額音楽配信サービスといえそうですね。

ちなみに私は現在Apple Musicを利用しながらAmazon Music Unlimitedも無料体験中で、どちらのサービスを継続するか悩み中です。Amazon Music Unlimitedの登録や使用感、Apple Musicとの比較レビューはこちらをどうぞ。

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プライム会員の30日間の無料体験と同様、Amazon Music Unlimitedも30日間無料体験が可能です。

プライム会員ならFire TVでのPrimeビデオ視聴や音楽再生もおすすめですよ。

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運営会社アマゾンジャパン合同会社
月額料金・プラン(税込)

【個人プラン】980円

Amazonプライム会員は月額780円、年額は7,800円

登録可能アカウント数1

【ファミリープラン】1,480円

Amazonプライム会員は月額1,480円、年額は14,800円

登録可能アカウント数6

【Echoプラン】380円

登録アカウント数1

無料試用期間30日間
楽曲数約4,000万曲
音質(ビットレート)256kbps
プレイリストあり
オフライン再生あり(無制限)

Amazon Music Unlimitedの30日間無料体験はこちら

Apple Music

Appleの音楽ダウンロード販売はiTunesによって行われていましたが、日本国内では2015年7月に定額ストリーミングサービスを始めました。その後10月には、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ビクターエンタテインメントなど、国内のレーベルが楽曲提供を開始しました。

当初は洋楽が中心で邦楽の楽曲数が少ないと言われていましたが、現在では楽曲が充実しています。70年代などのレコードで廃盤になっていた名盤の音源が復活されるなどによって、音楽マニアに注目されるようになりました。ICT総研の「2017年 定額制音楽配信サービス利用動向に関する調査」によると、利用者数と満足度ともにApple Musicが首位。日本国内では人気の高いサービスです。(日本ではiPhoneユーザーが多いので、使用デバイスとの相性が良いApple Musicが選ばれるのは当然の結果かもしれませんが)

登録すると、4,000万曲がストリーミングでもダウンロードしても聴けるようになります。好きな曲をダウンロードしてオフラインで聴けることは使い勝手がよく、大きなメリットです。音楽業界のエキスパートが選曲した注目アーティストの特集などの「プレイリスト」、好みの楽曲やアーティストによる「ステーション」の2つで構成され、新たな音楽に触れる機会があります。有料ですが、ネットラジオの「Best 1」だけは無料で聴くことができます。

Apple Musicの最大の強みと魅力はMacやiPhone(iOSデバイス)との相性の良さ。自分の持っている音楽を最大10万曲までiCloudにアップロードして、ストリーミングやダウンロードして再生できる「iCloudミュージックライブラリー」が使えたり、Appleユーザーであれば手持ちの曲も購入した曲もストリーミングサービスも特に意識することなく管理・再生ができて便利です。このあたりはハードウェア、ソフトウェア、サービスを統合して提供しているAppleならではの利便性だと思います。

料金プランは3種類。学生は優遇され、利用資格の確認が必要になりますが、月額料金が半額になります。このプランの恩恵は、ぜひ学生のうちに利用しておきたいですね。年払いにも対応しておりこちらのプランの場合は2か月分が無料になります。サービス開始当初はコンビニなどで販売しているプリペイドカード(Apple Musicギフトカード)のみで使える裏技のような存在でしたが、現在はクレジットカードでの支払いにも対応。無料試用期間が3か月あり、他のサービスと比較して長いこともメリットです。

運営会社Apple Japan合同会社
月額料金・プラン(税込)【学生】480円
【個人(1ヶ月)】980円/【個人(1年)】9,800円
【ファミリー】1,480円 6アカウントまで
無料試用期間3か月
楽曲数4,000万曲
音質(ビットレート)256kbps
プレイリストあり
オフライン再生あり(無制限)

Apple Musicを無料体験

邦楽を中心に聴きたい人向け

レコチョクBest

邦楽好きにおすすめしたいのは国内音楽配信大手のレコチョクが運営するレコチョクBEST。レコチョクは国内主要レコードレーベルが合同で運営しているということもあり、邦楽やJ-POPに非常に強いです。独占配信のアーティストもいますし、レコチョク以外では聞けない曲というのも多くある印象。逆にトータルの楽曲数は600万曲と、他の大手ストリーミングサービスよりも少な目です。

 

レコチョクBestの最大のメリットは完全に日本国内向けのサービスである点。特にプレイリストにそれが表れており、なかなか他のサービスではないようなプロが編成したプレイリストが数多く(1000以上)あります。邦楽に限って言えば年代別やジャンル分けの精度も他サービスよりも圧倒的に優れていると思います。

料金プランは全部で3種類。制限なしの聴き放題プラン(\980)に加え、公開中のプレイリストのみが聴き放題となるライトプラン(\324/ただしこのプランの対応デバイスはAndroid4.4以降のスマートフォンのみ)が用意されています。最後1つのプランがなかなかおもしろく、自分が選んだ特定のアーティストの楽曲だけが聴き放題となるアーティストプランというものになります。1か月最大で3プランまで登録でき1プランあたりの料金が月額324円。特定のアーティストの曲だけを聴きたい人にとってはリーズナブルに聴き放題サービスが利用できます。

ちなみに初月無料の特典がありますが、これを受けるためには、公式サイトで会員登録と支払い方法登録をおこなう必要があります。支払い方法を登録しない場合は3日間の無料体験が可能です。

運営会社株式会社レコチョク
月額料金・プラン(税込)【無制限】980円
【ライトプラン】324円
【アーティストプラン】324円
無料試用期間最大1か月
楽曲数600万曲
音質(ビットレート)最大320kbps
プレイリストあり
オフライン再生キャッシュ利用で最大4,000曲

レコチョク Bestを無料体験

LINE Music

LINE Musicはメッセージングアプリとして圧倒的な人気を誇るLINEの定額音楽配信サービスです。LINE株式会社、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント、エイベックス・デジタルの3社が中心となり、2014年12月にLINE MUSIC株式会社を設立して運営しています。

季節や気分に合わせたプレイリストが用意され、検索機能もあります。オフライン再生も可能で、歌詞表示にも対応。楽曲数はやや少なめでしたが、増やしつつあります。LINE RECORDSというデジタル・ネイティブの音楽レーベルも立ち上げ、オーディションを行って新人アーティストの発掘にも積極的です。

お気に入りの曲は、LINEの友だちとシェアできるSNSとの連携もLINEならでは。友達とシェアした曲、アルバム、プレイリストは、LINEのトーク画面やタイムラインから聴けます。LINE MUSICコインを利用してダウンロードで購入し、LINE MUSICで楽しむこともできます。好きな楽曲をLINEのプロフィールのBGMや、無料通話の着信音などに設定できるので、LINEユーザーにとっては利用価値が高いでしょう。

スマートスピーカーの分野では日本国内で、AmazonやGoogle、Appleといった世界的IT企業よりも先に音声対話型人工知能のClovaを搭載した「Clova WAVE」を発売したLINEですが、第2弾「Clova Friends」も発表しました。本体価格は8,640円(税込)ですが、「LINE MUSIC」(月額960円)を6カ月間セットにした「Clova Friends + LINE MUSICセット」は6,750円(税込)で発売されます。

運営会社LINE MUSIC株式会社
月額料金・プラン(税込)無料
【プレミアムプラン(学割)】480円
【プレミアムプラン】960円
無料試用期間1か月
楽曲数4,000万曲以上
音質(ビットレート)最大320kbps
プレイリストあり
オフライン再生あり(無制限)

LINE MUSICを無料体験

洋楽も邦楽もバランス良く聴きたい人向け

AWA

AWA(アワ)は、インターネット広告代理業務やAbemaTVなどを展開する株式会社サイバーエージェントと、音楽事業のエイベックス・グループが設立した音楽配信サービス。2015年5月にサービスを開始しました。1,400万人以上のユーザーが利用しています。

特長は、ユーザーが作ったこだわりのプレイリストです。自分のプレイリストを公開してSNSのような使い方ができます。また、一部の楽曲では歌詞を表示して、リアルタイムで再生中の歌詞がハイライトで表示されるカラオケのような機能があります。音楽の盛り上がる90秒だけをメドレーのようにクロスフェードで連続再生することもできます。

Spotifyと同様に無料と有料のサービスを用意したフリーミアムモデルですが、Spotifyと異なるポイントは、無料でも広告が再生されないこと。また、楽曲をダウンロードしてオフラインで再生可能です。したがって、通信費用を抑えられるだけでなく、お気に入りの曲をあらかじめダウンロードしておけば、電波の届かない場所でも音楽を楽しめます。

ユーザーインターフェースが美しく、Windows PC用のデスクトップ版アプリも配信されています。直感的に操作できる使いやすさがあり、ブラックを基調とした視差効果などを使ったクールなデザインです。この洗練されたインターフェースが高く評価されています。複数のデバイスで同期できるので、パソコンで作業中に聴いていた楽曲をスマートフォンで聴くこともできます。

運営会社AWA株式会社
月額料金・プラン(税込)【Freeプラン】無料
【Standardプラン】960円
無料試用期間3か月
楽曲数4,000万曲以上
音質(ビットレート)最大320kbps
プレイリストあり
オフライン再生あり(無制限)

2018/5/12追記:現在AWAでは3周年記念のキャンペーンを実施中。なんとStandardプラン新規加入者の中から抽選で、今話題の、ながら聞きができる耳を塞がないイヤホン「ambie wireless earcuff」がプレゼントされるようです!キャンペーン期間は2018年6月28日(木)15:00まで。興味のある人は新規加入してみましょう。

ambie wireless earcuffについてはこちらで詳しく紹介しています。

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AWAを無料体験

Google Play Music

クラウド上のあらゆるサービスを展開するGoogleによる音楽配信サービスです。最大のメリットは、クラウド上に自分のライブラリから最大50,000曲をアップロードして、あらゆる端末でストリーミング再生が可能なこと。iCloudを利用したApple Musicは有料ですが、Google Play Musicは無料で使えます。

Googleドライブなども提供しているGoogleらしい発想ですね。自分専用の音楽再生ストレージが無料で利用できることになり、スマートフォンなどの容量が足りない場合には便利です。通信さえ十分に確保できれば、クラウド上にあるお気に入りの曲を聴くことができます。

ラジオも無料で配信しています。このラジオは、ライブラリの曲や好きなアーティストからおすすめの曲を選んで流してくれます。Google Cloud Platformでは最近は人工知能の分野で注目されつつありますが、機械学習によるレコメンドで、端末の位置情報や天気などの情報をマッチングさせて、おすすめの音楽をセレクトしてプレイリスト表示するような機能もあります。

料金体系は、個人と家族の2種類。日本では実施されていないとはいえ、アメリカなどでは「YouTube Red」というYouTubeの会員サービスと共通のサブスクリプション(定額制度)になっています。YouTube Redでは、動画を広告なしで視聴することが可能になります。加えてオフライン再生、オリジナル動画のサービスも用意。Google Play MusicとYouTube Redを統合するという報道もあり、今後に期待が高まります。

運営会社Google Japan Inc.
月額料金・プラン(税込)無料
【個人】980円
【家族】1,480円 最大6人まで
無料試用期間30日間
楽曲数4,000万曲以上
音質(ビットレート)最大320kbps
プレイリストあり
オフライン再生あり(無制限)

Google Play Musicを無料体験

マイナー楽曲やアジア系中心の楽曲を聴きたい人向け

Spotify

Spotifyは2008年にスウェーデンの企業がスタートさせた定額音楽配信サービスです。約1億4000万人のユーザーを抱える世界最大手のサービスで月間アクティブユーザーは8,000万人ともいわれています。Spotifyの登場で音楽ビジネスが一変したと言われるくらい、ストリーミングサービスの元祖的な存在で、日本での展開が長く待望されていましたが、2016年にようやく上陸しました。

世界最大規模のユーザー数を誇る理由は、無料でフルバージョンを聴き放題なこと。いくつかの制限があるとはいえ、4,000万曲をフルで聴くことができます。まさに聴き放題のストリーミング音楽配信サービスの王者ともいえる圧倒的な存在で、それが大きな魅力になっています。

有料配信では無量時に挿入される15~30秒ほどの広告がなくなり、1時間に6回までのスキップの制限の解除によって自由度が増します。また、無料時は160kbpsですが、最高音質の320kbpsで再生できるようになります。さらに有料にした場合、オンデマンド再生、オフライン再生も可能になります。有料会員の費用と広告によりアーティストへの印税が支払われる、いわゆるフリーミアムのビジネスモデルです。

洋楽も邦楽もバランス良く取り揃えており他のサービスと遜色はないのですが、この項目に入れたのはバイラルチャートの存在があったため。通常のランキングやチャートというのは純粋な再生回数から求められることが多いですが、バイラルチャートではいかに共有共感されたかが分析されます。そのためメジャーなアーティストを抑えて聞いたことのないマイナーなアーティストがランクインすることも多いです。これはストリーミングサービスに新しい音楽との出会いを求めている人にはまさに最高の環境ですね。

さらにもうひとつの魅力としては、アプリの使いやすさ。スタイリッシュなメニューで気分やパーティーなどシーンに合わせたジャンルのプレイリストが用意され、ヒットチャートや新しく追加された曲のリストもあります。自分でプレイリストを作ることも可能です。プレイリストやアーティストはフォローすることができ、次々と新曲が追加されていきます。したがって、お気に入りのジャンルやアーティストの最先端の音楽をキャッチでき、音楽業界の関係者にも好まれています。楽曲の再生中に歌詞を表示させられることも、洋楽を聴くときには便利です。

ラジオステーションでは、アーティストやジャンルを選択すると、音楽の検索機能が充実しているだけでなく、再生履歴からのレコメンド機能もあります。2017年12月31日までにPremiumに登録すると、3ヶ月間100円のキャンペーンも実施されました。

運営会社スポティファイジャパン株式会社
月額料金・プラン(税込)無料
【学割プラン】480円
【Premium】980円
無料試用期間
楽曲数4,000万曲以上
音質(ビットレート)最大320kbps
プレイリストあり
オフライン再生あり(3,333曲まで)

Spotifyを無料体験

KKBOX

KKBOXは台湾発の音楽配信サービスで、国内では2013年よりサービスを開始しています。(前身となる「LISOMO unlimited」は2010年に開始し、現在はKDDI子会社が運営)。台湾発のサービスということもあり、C-POPやK-POPなど、アジア圏の楽曲の取り扱いが非常に多いのが特徴。アジア系の音楽が好きな人はこのサービスが最もおすすめです。

KKBOXは他のサービスにはない独自機能がたくさんあることも特徴のひとつ。オンラインの友だちやアーティストと一緒に、リアルタイムで同じ音楽を聴きながらチャットができる「Listen with」という新感覚の音楽ソーシャルサービスがあります。またリアルタイムのライブ中継や過去に配信されたライブを視聴できる「KKBOX LIVE」という機能もサービスも実施しています。過去にはSEKAI NO OWARIの台湾特別講演をライブ配信したこともあります。

他にもアプリのデザインを変えられる着せ替え機能や細かいイコライザー機能(ただの周波数調整ではなく音響設定も可能)、曲に合わせてスクロールしていく歌詞表示機能など音楽を楽しむための仕掛けがたくさん良いされています。もちろんキャッシュを使ったオフライン再生にも対応。

似たような内容になりがちなストリーミングサービスに、独自機能や楽曲のチョイスでしっかり差別化を図っており、KKBOXでしか聴けない/体験できないものが多くありますので、一度使ってみるとファンになるかもしれません。メールアドレスかFacebookアカウント、au IDを使った登録で1カ月の無料試用が可能になりますので、アジア系にあまり興味がなくても一度試してみる価値はあると思います。

運営会社KKBOX JAPAN合同会社
月額料金・プラン(税込)【自動更新】980円
【iOS/Androidから】1,080円
【90日パッケージ】2,940円
無料試用期間 1ヶ月
楽曲数3,500万曲以上
音質(ビットレート)最大320kbps
プレイリストあり
オフライン再生あり(キャッシュ利用で4,000曲まで)

KKBOXを無料体験

まとめ

今回は各サービスで配信している楽曲ジャンル別にストリーミングサービスを紹介しましたが、こういうサービスを使う上で一番大事なのは自分の視聴スタイルで選ぶことだと思います。私の場合は好きな曲は購入することが多く、ストリーミングサービスはどちらかというと新しい曲との出会いやBGM代わりに使用するという位置づけです。さらに洋楽が好きなこともあり、現在はAmazon Music UnlimitedとAppleMusicに登録しています。(いずれどちらかに絞りますが) 好きなアーティストの曲もストリーミングサービスで聞きたいという人は、そのアーティストの曲が一番豊富なサービスを選択したほうが良いと思いますし、使い勝手や相性を重視する人は、自分が普段よく使うデバイスやサービスの提供会社を合わせておけば便利に利用できるのではないでしょうか。

 

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